JPS5933730Y2 - フ−ドの水抜き構造 - Google Patents
フ−ドの水抜き構造Info
- Publication number
- JPS5933730Y2 JPS5933730Y2 JP1895278U JP1895278U JPS5933730Y2 JP S5933730 Y2 JPS5933730 Y2 JP S5933730Y2 JP 1895278 U JP1895278 U JP 1895278U JP 1895278 U JP1895278 U JP 1895278U JP S5933730 Y2 JPS5933730 Y2 JP S5933730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- reinforcement
- bead
- water
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等におけるフードにエンジンルームの熱
気を車外に放出する熱気放出装置を備えると共に衝突時
にフードが車室内に突入しないようにフードを中間で折
れ曲がりやすくすべく折れ曲リピートを施したフードに
おいて前記熱気放出装置から侵入した水を効果的に抜く
ようにしたフードの水抜き構造に関する。
気を車外に放出する熱気放出装置を備えると共に衝突時
にフードが車室内に突入しないようにフードを中間で折
れ曲がりやすくすべく折れ曲リピートを施したフードに
おいて前記熱気放出装置から侵入した水を効果的に抜く
ようにしたフードの水抜き構造に関する。
従来この種の装置は、第1図ないし第3図において、1
はエンジンフードで外板を構成するフードパネル10と
、レインフォース12とからなっている。
はエンジンフードで外板を構成するフードパネル10と
、レインフォース12とからなっている。
2はエンジンルームRの側壁を構成するフードレッジパ
ネル、3はエンジンルームの前壁を構成するラジェター
コアサポートパネル、4はフード1に形成された熱気放
出装置で、フードパネル10に開設された熱気放出用グ
リル孔40と、レインホース12に開設され、エンジン
ルームRとグリル孔40とを連通させる連通孔42とか
ら成っている。
ネル、3はエンジンルームの前壁を構成するラジェター
コアサポートパネル、4はフード1に形成された熱気放
出装置で、フードパネル10に開設された熱気放出用グ
リル孔40と、レインホース12に開設され、エンジン
ルームRとグリル孔40とを連通させる連通孔42とか
ら成っている。
5はレインホース12の車両長手方向中間部に形成され
、衝突時にフード1を折り曲げてフード1が車室内に突
出するのを防止するためのビードで、車幅方向に延出し
、かつフードパネル10側に凸となすように形成されて
いる。
、衝突時にフード1を折り曲げてフード1が車室内に突
出するのを防止するためのビードで、車幅方向に延出し
、かつフードパネル10側に凸となすように形成されて
いる。
しかして、ビード5は第3図に示すようにチャンネル状
へj状)に形成されたレインフォース12の空間部14
を横切っているため、雨天時、洗車時に熱気放出装置4
から雨水・洗車水が浸入した場合、連通孔42からエン
ジンルームR内にすべて水が落下すれば問題ないが、落
下せずにレインフォース12の空間部14に沿ってフー
ド前方側に流れる(一般に)−ド1は水平より若干前方
が低くなるように傾いているため、水は自然にフード前
方側に流れていく)と、ビード5によって水Wの流れが
せき止められ、溜ってしまうため、確実にレインフォー
ス12の前端部に形成された水抜き部16(第2図)に
まで至らずレインフォース12が発錆し、発錆が進行す
る恐れがあり好ましくないO 本考案はかかる実状に鑑みてなされたもので、熱気放出
装置と衝突対策用ビードとを備えたフードにおいて、ビ
ードをオフセット成形により並設し、浸入した水をオフ
セットしたビード間を蛇行して流下させ、確実に水抜き
部から排出するようにした水抜き構造を提供するもので
ある。
へj状)に形成されたレインフォース12の空間部14
を横切っているため、雨天時、洗車時に熱気放出装置4
から雨水・洗車水が浸入した場合、連通孔42からエン
ジンルームR内にすべて水が落下すれば問題ないが、落
下せずにレインフォース12の空間部14に沿ってフー
ド前方側に流れる(一般に)−ド1は水平より若干前方
が低くなるように傾いているため、水は自然にフード前
方側に流れていく)と、ビード5によって水Wの流れが
せき止められ、溜ってしまうため、確実にレインフォー
ス12の前端部に形成された水抜き部16(第2図)に
まで至らずレインフォース12が発錆し、発錆が進行す
る恐れがあり好ましくないO 本考案はかかる実状に鑑みてなされたもので、熱気放出
装置と衝突対策用ビードとを備えたフードにおいて、ビ
ードをオフセット成形により並設し、浸入した水をオフ
セットしたビード間を蛇行して流下させ、確実に水抜き
部から排出するようにした水抜き構造を提供するもので
ある。
以下図面に示す実施例により従来と全く同一構造部分に
は同一符号を付して説明すると、第4図、第5図に於て
、ビード6はレインフォース12におけるチャンネル状
部の一側壁120から底壁140のなかばに至る第1の
ビード部60と、この第1のビード部60とレインフォ
ース12の車両長手方向に並設され、前記レインフォー
スチャンネル状部の他側壁160から底壁140のなか
ばに至る第2のビード部62とから成っており、レイン
フォース12の前端部には従来同様水抜き部16が形成
されている。
は同一符号を付して説明すると、第4図、第5図に於て
、ビード6はレインフォース12におけるチャンネル状
部の一側壁120から底壁140のなかばに至る第1の
ビード部60と、この第1のビード部60とレインフォ
ース12の車両長手方向に並設され、前記レインフォー
スチャンネル状部の他側壁160から底壁140のなか
ばに至る第2のビード部62とから成っており、レイン
フォース12の前端部には従来同様水抜き部16が形成
されている。
かかる構成により、熱気放出装置4から浸入した水のう
ち連通孔42から落下せずにレインフォース空間部14
によって流下した水は、第5図矢印で示すように第1の
ビード部60の形成部分ではレインフォース他側壁16
0側の底壁140に沿って流れ、第2のビード部62の
形成部分ではレインフォース−側壁120側の底壁14
0に沿って流れ、蛇行して水抜き部16に至り、フード
の1の外に排出されるのである。
ち連通孔42から落下せずにレインフォース空間部14
によって流下した水は、第5図矢印で示すように第1の
ビード部60の形成部分ではレインフォース他側壁16
0側の底壁140に沿って流れ、第2のビード部62の
形成部分ではレインフォース−側壁120側の底壁14
0に沿って流れ、蛇行して水抜き部16に至り、フード
の1の外に排出されるのである。
従って、従来のような浸入水がビードでせき止められ、
溜り発錆することなく、確実に水抜きが出来るのである
。
溜り発錆することなく、確実に水抜きが出来るのである
。
また衝突時にあっては第1、第2の両ビード部60,6
2からレインフォース12は確実に折れ曲ることかでき
、フード1が車室内に突入することなく、衝突対策用ビ
ードとして効果が損われることがない。
2からレインフォース12は確実に折れ曲ることかでき
、フード1が車室内に突入することなく、衝突対策用ビ
ードとして効果が損われることがない。
更にビード6はレインフォース成形時に成形できるので
、製造上問題はなく、また孔あけ等を施さないのでフー
ド1の剛性を低下させることもなく、実用上の効果は犬
である。
、製造上問題はなく、また孔あけ等を施さないのでフー
ド1の剛性を低下させることもなく、実用上の効果は犬
である。
第1図は後開き型フードの斜視図、第2図、第3図は従
来例を示すそれぞれ第1図■−■線、■■線に沿う断面
図、第4図、第5図は本考案の一例を示す。 それぞれ第2図と同様の断面図及び第3図と同様のレイ
ンフォース平面図を含む断面図である。 1・・・・・・フード、4・・・・・・蒸気放出装置、
6・・・・・・ビード、10・・・・・・フードパネル
、12・・・・・・レインフォース、60・・・・・・
第1のビード部、62・・・・・・第2のビード部、1
20・・・・・・レインフォース−側壁、140・・・
・・・レインフォース底側壁、160・・・・・・レイ
ンフォース他側壁。
来例を示すそれぞれ第1図■−■線、■■線に沿う断面
図、第4図、第5図は本考案の一例を示す。 それぞれ第2図と同様の断面図及び第3図と同様のレイ
ンフォース平面図を含む断面図である。 1・・・・・・フード、4・・・・・・蒸気放出装置、
6・・・・・・ビード、10・・・・・・フードパネル
、12・・・・・・レインフォース、60・・・・・・
第1のビード部、62・・・・・・第2のビード部、1
20・・・・・・レインフォース−側壁、140・・・
・・・レインフォース底側壁、160・・・・・・レイ
ンフォース他側壁。
Claims (1)
- 外板の内側に−U−形状部を有するレインフォースを固
定してフードとなし、該フードに熱気放出装置を備える
と共に、前記レインフォースに外板側に凸となすビード
を形成して衝突時にフードの車室内侵入を防止するよう
にした構成において、前記ビードは、レインフォースに
おける一〇°形状部の一側壁から底壁のなかばに至る第
1のビード部と、当該第1のビード部と車両長手方向に
並設され、前記U形状部の他側壁から底壁のなかばに至
る第2のビード部とからなるフードの水抜き構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1895278U JPS5933730Y2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | フ−ドの水抜き構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1895278U JPS5933730Y2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | フ−ドの水抜き構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54122519U JPS54122519U (ja) | 1979-08-27 |
JPS5933730Y2 true JPS5933730Y2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=28847153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1895278U Expired JPS5933730Y2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | フ−ドの水抜き構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933730Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP1895278U patent/JPS5933730Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54122519U (ja) | 1979-08-27 |
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