JPS6111051Y2 - - Google Patents

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JPS6111051Y2
JPS6111051Y2 JP6204880U JP6204880U JPS6111051Y2 JP S6111051 Y2 JPS6111051 Y2 JP S6111051Y2 JP 6204880 U JP6204880 U JP 6204880U JP 6204880 U JP6204880 U JP 6204880U JP S6111051 Y2 JPS6111051 Y2 JP S6111051Y2
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JP
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door
guard bar
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panel
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JP6204880U
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JPS56163013U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアの改良に関する。
自動車用ドアは周知のように、プレス成形した
板金製のドアアウタパネルとドアインナパネルと
を結合してボツクス断面構造とし、ドア内にドア
ガラス、ドアロツク装置、ドアロツク操作機構、
ウインドレギユレータ等の各種機能部品を格納す
るようにしてある。(山海堂版自動車工学全書第
13巻乗用車の車体125頁4.1ドアの項参照)ドアア
ウタ、インナ両パネルの結合に際しては第2図に
示すように専ら巻締結合手段が採られており、ド
アアウタパネル2の前後および下部側縁を対応す
るドアインナパネル3の前後、下部側縁に巻込ん
で圧縮、結合するようにしている。またドア本体
1の底部となるドアインナパネル3の底部には複
数個の水抜孔4を形成し、ドアウエスト開口部5
から侵入する雨水、洗車水等を該水抜孔4より車
外に排出できるようにしてある。
ところが、このようにドア本体1底部に水抜孔
4を形成してあつても、ドア本体1内に侵入した
水は全てが水抜孔4より排水されることはなく、
ドア本体1の車外側でドア本体底部より垂下する
巻締部6の隙間に入り込んで滞溜し、該巻締部6
より発錆してしまう不具合があつた。
また、ドア本体1内にはドアアウタパネル2に
略沿つて前後方向にドアガードバー7を配設し、
車両の側面衝突時に該ドアガードバー7によつて
ドア本体1の車室側への大きな変形を抑え、車室
の生存空間を確保できるようにしてある。しか
し、このようにドア本体1内に前述のドア機能部
品の他にドアガードバー7を組込むと、該ドアガ
ードバー7の占有スペースを大きくとつてしま
い、ドア本体1の厚みを拡大せざるを得ず、この
結果、車室の居住空間を狭めてしまうものであつ
た。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、ドア本体下
側部からの発錆をなくし、かつドアガードバーを
ドア設計上並に組付上有利に配設し得る自動車用
ドアを提供するもので、以下その実施例を図面と
共に詳述する。
即ち、本考案にあつては第3,4図に例示する
ように、ドアアウタパネル2の下側部2bと、ド
アインナパネル3の下側部3bとを適宜の樹脂材
を以つて一体成形し、この樹脂製ドア下側部構成
体1Bの上部に板金製のドアアウタパネル2aと
ドアインナパネル3bとからなるドア上側部構成
体1Aを組付けてある。このドア下側部構成体1
Bのアウタパネル2b上縁およびインナパネル3
b上縁には接続溝8を形成してあり、この接続溝
8にドア上側部構成体1Aのアウタパネル2aお
よびインナパネル3a端を嵌合して適宜の接着材
で接着固定してある。また、ドア下側部構成体1
Bのインナパネル3bの底部には複数個の水抜孔
9を形成して、ドアウエスト開口部5よりドア本
体1内に侵入した水を該水抜孔9より車外へ排出
できるようにしてある。そして、該ドア下側部構
成体1Bのアウタパネル2bの外側面上部には、
断面チヤンネル状の金属板からなるドアガードバ
ー7を埋設したサイドガードモール10を前後方
向に一体に突出成形して、ドアガードバー10を
ドアアウタパネル2の車外側に配設してある。前
記ドアガードバー7はドア上側部構成体1Aの下
側縁とオーバーラツプした状態でサイドガードモ
ール10の内部に埋設されている。
以上のように本考案によれば、ドアアウタパネ
ルの下側部とドアインナパネルの下側部とを樹脂
材を以つて一体成形し、この樹脂製ドア下側部構
成体の上部に板金製ドア上側部構成体を組付けて
あるため、ドア本体全体の剛性に支障を招くこと
なく、ドアウエスト開口部より侵入した雨水、洗
車水等が滞溜しがちなドア本体底部の発錆を皆無
とすることができ、ドア防錆上非常に有利となる
ばかりでなく、該ドア下側部のアウタパネル外側
面にドアガードバーを埋設したサイドガードモー
ルを一体に突出成形してドアガードバーを板金製
ドア上側部の下側縁とオーバーラツプさせた状態
で車外側に配設してあるため、ドア本体内のドア
ガードバー占有スペースをなくすことができ、そ
の分ドア本体の厚みを薄く設計できるためドア重
量の軽減はもとより車室の居住空間を拡大できる
うえ、サイドガードモールが横荷重を受けた場合
に、該横荷重をドアガードバーと、このドアガー
ドバーにオーバーラツプした板金製ドア上側部構
成体とで負担して、横荷重の支持剛性を向上でき
るのである。また、従来ドアガードバーをドア本
体内に組込む煩しい作業を省略することができる
ためドアの組付作業性を著しく向上することもで
きるという優れた実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用ドアの側面外観図、第
2図は第1図の−線に沿う拡大断面図、第3
図は本考案自動車用ドアの側面外観図、第4図は
第3図の−線に沿う拡大断面図である。 1……ドア本体、2……ドアアウタパネル、2
b……ドアアウタパネル下側部、3……ドアイン
ナパネル、3b……ドアインナパネル下側部、7
……ドアガードバー、10……サイドガードモー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアアウタパネルの下側部とドアインナパネル
    の下側部とを樹脂材を以つて一体成形し、この樹
    脂製ドア下側部構成体のアウタパネルの外側面
    に、内部にドアガードバーを有し、該ドア下側部
    構成体の上部に組付けられる板金製ドア上側部構
    成体の下側縁と前記ドアガードバーとがオーバラ
    ツプした状態で埋設されたサイドガードモールを
    前後方向に一体に突出成形したことを特徴とする
    自動車用ドア。
JP6204880U 1980-05-07 1980-05-07 Expired JPS6111051Y2 (ja)

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JP6204880U JPS6111051Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JP6204880U JPS6111051Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JPS56163013U JPS56163013U (ja) 1981-12-03
JPS6111051Y2 true JPS6111051Y2 (ja) 1986-04-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058178Y2 (ja) * 1986-08-28 1993-03-02
JP2008254660A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Toyota Motor Corp ドアインパクトビーム

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JPS56163013U (ja) 1981-12-03

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