JPS5933701Y2 - トラクタ−回行時の作業機制御装置 - Google Patents
トラクタ−回行時の作業機制御装置Info
- Publication number
- JPS5933701Y2 JPS5933701Y2 JP16567378U JP16567378U JPS5933701Y2 JP S5933701 Y2 JPS5933701 Y2 JP S5933701Y2 JP 16567378 U JP16567378 U JP 16567378U JP 16567378 U JP16567378 U JP 16567378U JP S5933701 Y2 JPS5933701 Y2 JP S5933701Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- tractor
- shaft
- work equipment
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トラクターに対して昇降可能に連結されこ
のトラクターの動力を受ける被動部を有する作業機のト
ラクター回行時における制御装置に関する。
のトラクターの動力を受ける被動部を有する作業機のト
ラクター回行時における制御装置に関する。
作業中畔際等での回行の際、従来はトラクター機体の方
向変向のためのステアリング操作、片側ブレーキペダル
踏込操作、作業機上昇のための油圧レバー操作を必要と
し非常に煩わしい。
向変向のためのステアリング操作、片側ブレーキペダル
踏込操作、作業機上昇のための油圧レバー操作を必要と
し非常に煩わしい。
この考案は上記欠点を解消しようとするもので次の技術
的手段を講じた。
的手段を講じた。
即ち、踏込操作によってトラクター1の左右車輪2,3
を夫々独立して制御する左右対のブレーキペダル4,5
を機体に設けたブレーキ軸25に枢着し、このブレーキ
ペダル4,5のいずれからも同時に足踏操作しつる位置
に、これらブレーキペダル4,5の制動方向イと同方向
(こ移動してトラクター14こ連結牽引する作業機6の
昇降装置7を上昇連動しかつ当該作業機6への動力伝達
経路中に介在するPTOクラッチ8を「断」に連動する
足踏ペダル9をブレーキ軸25に平行な軸31に設けて
なる作業機制御装置の構成とする。
を夫々独立して制御する左右対のブレーキペダル4,5
を機体に設けたブレーキ軸25に枢着し、このブレーキ
ペダル4,5のいずれからも同時に足踏操作しつる位置
に、これらブレーキペダル4,5の制動方向イと同方向
(こ移動してトラクター14こ連結牽引する作業機6の
昇降装置7を上昇連動しかつ当該作業機6への動力伝達
経路中に介在するPTOクラッチ8を「断」に連動する
足踏ペダル9をブレーキ軸25に平行な軸31に設けて
なる作業機制御装置の構成とする。
この考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1はトラクターで、前部エンジン10の動力は主クラッ
チ11.入力軸12、ミッションケース13内主変速機
構14、ドライブ軸15を介(7て左右後輪2,3に伝
達されるように構成している。
チ11.入力軸12、ミッションケース13内主変速機
構14、ドライブ軸15を介(7て左右後輪2,3に伝
達されるように構成している。
上記ミッションケース13内にはPTO軸16をその後
端を突出させて軸架し、上記エンジン10動力がPTO
用変速機構17を介して伝達されるべく構成している。
端を突出させて軸架し、上記エンジン10動力がPTO
用変速機構17を介して伝達されるべく構成している。
8は上記PTO軸16中間部Oこあって常時は内部ばね
の弾発力によって前後PTO軸1軸部6部繋し作動油の
供給によってはこれらの連繋を断つPTOクラッチであ
る。
の弾発力によって前後PTO軸1軸部6部繋し作動油の
供給によってはこれらの連繋を断つPTOクラッチであ
る。
又、上記PTO軸16の前後突出端(こは自在接手軸(
図示せず)一端を嵌合し、この自在接手軸性端をトラク
タ−1後部にトップリンク18、ロアリンク19.19
を介して昇降可能に装着する作業機(図例では耕耘作業
機としている)6の入力軸(図示せず)に嵌合してトラ
クター1側動力を耕耘作業機6に伝達する構成としてい
る。
図示せず)一端を嵌合し、この自在接手軸性端をトラク
タ−1後部にトップリンク18、ロアリンク19.19
を介して昇降可能に装着する作業機(図例では耕耘作業
機としている)6の入力軸(図示せず)に嵌合してトラ
クター1側動力を耕耘作業機6に伝達する構成としてい
る。
この耕耘作業機6の昇降装置7は、ミッションケース1
3上側(こ位置する油圧シリンダー20機構、このシリ
ンダー20への作動油給排(こよって上下回動するリフ
トアーム21.21.これらリフトアーム21,21に
対して耕耘作業機6を吊持するリフトアーム22.22
とからなり、シリンダー20への作動油供給によって耕
耘作業機6を上昇させ、このシリンダー20から作動油
をタンクへ還流すれば耕耘作業機6は自重で降下する。
3上側(こ位置する油圧シリンダー20機構、このシリ
ンダー20への作動油給排(こよって上下回動するリフ
トアーム21.21.これらリフトアーム21,21に
対して耕耘作業機6を吊持するリフトアーム22.22
とからなり、シリンダー20への作動油供給によって耕
耘作業機6を上昇させ、このシリンダー20から作動油
をタンクへ還流すれば耕耘作業機6は自重で降下する。
上記トラクター1の後輪2,3部を支架する車軸23.
24には夫々ブレーキ(図示せず)を設け、機体−側に
並設するブレーキペダル4,5をもって左右後輪2,3
を夫々独立的に制動すべく構成する。
24には夫々ブレーキ(図示せず)を設け、機体−側に
並設するブレーキペダル4,5をもって左右後輪2,3
を夫々独立的に制動すべく構成する。
即ち、左右のブレーキペダル4,5はトラクター1機体
下部に横架するブレーキ軸25の一側部に並設して設け
られ夫々独立してこの軸25回りに回動イでき、このう
ち右側ブレーキペダル4は右側ブレーキロッド26を介
して右後輪2ブレーキを制動操作し、左側ブレーキペダ
ル5はブレーキ軸25を一体に回動して左側ブレーキロ
ッド27を引き左後輪3ブレーキを制動操作するもので
ある。
下部に横架するブレーキ軸25の一側部に並設して設け
られ夫々独立してこの軸25回りに回動イでき、このう
ち右側ブレーキペダル4は右側ブレーキロッド26を介
して右後輪2ブレーキを制動操作し、左側ブレーキペダ
ル5はブレーキ軸25を一体に回動して左側ブレーキロ
ッド27を引き左後輪3ブレーキを制動操作するもので
ある。
28は前記PTOクラッチ8及び昇降装置7のシリンダ
ー20部への作動油給排を制御するコントロールバルブ
で、このコントロールバルブ28からPTOクラッチ8
に至る管路29を分岐してシリンダー機構20に至る管
路30が設けてありこのコントロールバルブ28の切替
Iこよって同時に両者に作動油を供給しうる。
ー20部への作動油給排を制御するコントロールバルブ
で、このコントロールバルブ28からPTOクラッチ8
に至る管路29を分岐してシリンダー機構20に至る管
路30が設けてありこのコントロールバルブ28の切替
Iこよって同時に両者に作動油を供給しうる。
上記コントロールバルブ28は、ブレーキ軸25に平行
な軸31の回動によって流路を切替える構成であり、該
軸31の回動はこれと一体の足踏ヘタル9の操作による
。
な軸31の回動によって流路を切替える構成であり、該
軸31の回動はこれと一体の足踏ヘタル9の操作による
。
この足踏ペダル9の足踏面は前記ブレーキペダル4,5
の足踏面近傍にあっていずれのブレーキペダル4又は5
を踏込操作する際も同時に足踏ペダル9を踏込できる。
の足踏面近傍にあっていずれのブレーキペダル4又は5
を踏込操作する際も同時に足踏ペダル9を踏込できる。
尚足踏ペダル9の矢印イ方向の回動によってコントロー
ルバルブ28は作動油を油圧クラッチ8、シリンダー2
0に供給する位置に切替えられる構成である。
ルバルブ28は作動油を油圧クラッチ8、シリンダー2
0に供給する位置に切替えられる構成である。
32は軸31&こ連設する手動レバー 33はステアリ
ングハンドルである。
ングハンドルである。
上記の作用について説明する。
トラクター1を前進しながら耕耘作業するが、作業開始
の際上昇位置にある耕耘作業機を接地姿勢に降下するに
は手動レバー32を操作してコントロールバルブ28を
下げ側に切替え適正な位置Oこ降下すれば中立位置(第
3図示)に戻す。
の際上昇位置にある耕耘作業機を接地姿勢に降下するに
は手動レバー32を操作してコントロールバルブ28を
下げ側に切替え適正な位置Oこ降下すれば中立位置(第
3図示)に戻す。
尚、この場合PTOクラッチ8は動力伝動状態にある。
畔際回行の際は、変向しようとする側にステアリングハ
ンドル33をきりその側のブレーキペダル4又は5を踏
込む。
ンドル33をきりその側のブレーキペダル4又は5を踏
込む。
これによってトラクター1機体は変向するものである。
このときブレーキペダル4又は5と同時に足踏ペダル9
を踏込すれば、コントロールバルブ28は切替わり、作
動油をシリンダー20内へ供給して耕耘作業機6を上昇
しかつPTOクラッチ8を「断」としてPTO軸16の
回転並びに耕耘作業機6の被動部の回転を停止させる。
を踏込すれば、コントロールバルブ28は切替わり、作
動油をシリンダー20内へ供給して耕耘作業機6を上昇
しかつPTOクラッチ8を「断」としてPTO軸16の
回転並びに耕耘作業機6の被動部の回転を停止させる。
機体回行後再び耕耘作業を開始する場合、コントロール
バルブ28の切替は前記と同様手動レバー32によるも
のである。
バルブ28の切替は前記と同様手動レバー32によるも
のである。
尚、同行の向きが上記とは逆の場合はブレーキペダル5
又は4を踏込操作するものであるが、このときも足踏ペ
ダ’/l/9は同時踏込可能で、耕耘作業機6の上昇並
びにPTO軸16の回転停止が行なえる。
又は4を踏込操作するものであるが、このときも足踏ペ
ダ’/l/9は同時踏込可能で、耕耘作業機6の上昇並
びにPTO軸16の回転停止が行なえる。
尚、軸31には適宜の制動機構を設けて手動レバー32
、足踏ヘタル9の操作によるコントロールバルブ28の
中立位置、作動油供給切替側、作動油還流切替側に夫々
維持する形態とすれば、ブレーキペダル4又は5の繰り
返し踏込操作にあっても足踏ペダル9はこれに応動せず
継続してコントロールバルブ28を作動油供給切替側に
維持できる。
、足踏ヘタル9の操作によるコントロールバルブ28の
中立位置、作動油供給切替側、作動油還流切替側に夫々
維持する形態とすれば、ブレーキペダル4又は5の繰り
返し踏込操作にあっても足踏ペダル9はこれに応動せず
継続してコントロールバルブ28を作動油供給切替側に
維持できる。
この考案は前記の構成としたから次の技術的効果を有す
る。
る。
即ち、作業中畔際等においてトラクターを任意に回行す
る場合、手ではステアリングハンドル操作し足ではブレ
ーキ軸に枢着したブレーキペダルのうち回行変向側のブ
レーキペダルとこれの近傍にブレーキ軸に平行な軸に設
けた足踏ペダルを同方向に踏込すれば機体は回行しなが
ら作業機は上昇するとともに、PTOクラッチを「断」
に連動して上昇する作業機の被動部の回転を停止するも
のであり、踏込操作の過程でのブレーキペダルと踏込ペ
ダルの左右横方向に対する相対角度の変化がなくて、操
縦者の足を横滑りさせるようなことが生ぜず、操縦者は
ブレーキペダルと踏込ペダルとを容易Oこ、かつ安心し
て踏込むことができ、トラクター回行時における操作の
煩雑さを解消することができる。
る場合、手ではステアリングハンドル操作し足ではブレ
ーキ軸に枢着したブレーキペダルのうち回行変向側のブ
レーキペダルとこれの近傍にブレーキ軸に平行な軸に設
けた足踏ペダルを同方向に踏込すれば機体は回行しなが
ら作業機は上昇するとともに、PTOクラッチを「断」
に連動して上昇する作業機の被動部の回転を停止するも
のであり、踏込操作の過程でのブレーキペダルと踏込ペ
ダルの左右横方向に対する相対角度の変化がなくて、操
縦者の足を横滑りさせるようなことが生ぜず、操縦者は
ブレーキペダルと踏込ペダルとを容易Oこ、かつ安心し
て踏込むことができ、トラクター回行時における操作の
煩雑さを解消することができる。
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図はその一部平面図、第3図は油圧回路図である
。 図中、1はトラクター 2,3は車輪(後輪)、4.5
はブレーキペダル、6は作業機、Iは昇降装置、8はP
TOクラッチ、9は足踏ペダルを示す。
、第2図はその一部平面図、第3図は油圧回路図である
。 図中、1はトラクター 2,3は車輪(後輪)、4.5
はブレーキペダル、6は作業機、Iは昇降装置、8はP
TOクラッチ、9は足踏ペダルを示す。
Claims (1)
- 踏込操作(こよってトラクターの左右車輪を夫々独立し
て制動する左右対のブレーキペダルヲ機体に設けたブレ
ーキ軸に枢着し、このブレーキペダルのいずれからも同
時0こ足踏操作しつる位置に、これらブレーキペダルの
制動方向と同方向に移動してトラクター(こ連結牽引す
る作業機の昇降装置を上昇連動しかつ当該作業機への動
力伝達経路中に介在するPTOクラッチを「断」に連動
する足踏ペダルをブレーキ軸に平行な軸に設けてなるト
ラクター回行時の作業機制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16567378U JPS5933701Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | トラクタ−回行時の作業機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16567378U JPS5933701Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | トラクタ−回行時の作業機制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5581421U JPS5581421U (ja) | 1980-06-05 |
JPS5933701Y2 true JPS5933701Y2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=29164262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16567378U Expired JPS5933701Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | トラクタ−回行時の作業機制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933701Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58104775U (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-16 | 三菱農機株式会社 | 乗用型移動農機の操向操作装置 |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP16567378U patent/JPS5933701Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5581421U (ja) | 1980-06-05 |
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