JPH01196606A - トラクタの遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクタの遠隔操作装置に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 トラクタ車体の走行を遠隔操作の操作盤によって行う操
作形態では（特開昭６１−２３５２２７号公報）、耕耘
装置等の作業装置を装着して実作業を行う場合には、こ
の遠隔操作が、単なる車体の前後進の切換と変速とのみ
であるから、利用し難い操作となる。

問題点を解決するための手段 この発明は、車体ｆｌ）の適宜位置に設ける操作カプラ
（２）に対して着脱自在の操作盤（３）に、前車輪（４
）の操向制御を行う操向操作器（５）、車体ｆｉｌに対
する作業装置（６）の昇降を行うリフトアーム（７１の
昇降操作器（８）、作業装置（６）を伝動する動力取出
軸（９）の動力取出クラッチ（１０）を入切操作する作
業クラッチ操作器（１１）、この動力取出軸（９）の変
速を行う変速操作器（１シ、走行制御を行う制動操作器
（１３）、及びエンジン（搏のスロットル操作を行うス
ロットル操作器（１５）等を配設してなるトラクタの遠
隔操作装置の構成とする。

発明の作用、および効果、 車体（１）の操作カプラ（２）に遠隔操作用の操作盤（
３）を連結して、この操作盤（３）を手に持って車体に
伴走乃至追打しながらトラクタ作業の操作を行う。

トラクタのエンジン（１４の回転数はスロットル操作器
（１５）を操作することによって、適宜設定することが
でき、操向制御は操向操作器（５）を操作して前車輪（
４）の操向を行う。又、走行の制動は制動操作器（１■
を操作することによって行う。

このように車体（１）の操縦操作を遠隔操作すると共に
、作業装置（６）による作業を行うときは、昇降操作器
（８）を操作することによってリフトアーム（７）が昇
降されるために、このリフトアーム（７）を適当作業位
置へ下降させて作業装置（６）を接地の作業姿勢に設定
することができる。又、作業を一旦終って旋回操作する
とき等にはこのリフトアーム（７）を上昇操作して作業
装置を一旦非作業姿勢にする。

又、作業装置（６）の伝動は作業クラッチ操作器（１１
）の操作によって動力取出軸（９）の動力取出クラッチ
（１０の入切操作によって行われる。更にこの動力取出
軸（９）の変速も変速操作器（１乙によって操作され、
作業に適した伝動回転を設定できる。

従って、作業者は作業条件に応じて直接トラクタ車体（
１）に搭乗しないで単一の操作盤（３）を持って適当距
離の間隔位置を追打しながら、この車体（１）に装着せ
る作業装置（６）による作業を自在に行うことができる
。

実施例 なお、回倒において、トラクタ車体［１）は、前後中央
部の操向ハンドル（ＩＧＩに対して、前方にはエンジン
（１４１を搭載し、この操向ハンドル（旧によって操向
される前車軸（４）を設け、後方には操縦席（１７）、
後車輪ｆｌ［Ｉ、ミッションケース（１５））、及びリ
フトアーム（７）等を配設し、エンジン（１４１の駆動
によって、前車軸（４）、後車軸（１ｅ、リフトアーム
（７）を昇降する油圧ポンプ及びこの油圧回路、更には
、車体（１）の前側、又は後側部に設ける動力取出軸（
９）等を伝動する構成としている。

操作カブラ（２）は、操作盤（３）のハーネス（２［１
先端の差込力ブラシ１）を差込んで制御接続できるもの
で。

操作盤（３）の各操作器の操作によって操作目的個所を
作動するように電気的に制御連動する構成としている。

又、この各操作器による操作同操作はトラクタ車体（１
１に搭乗した姿勢で操作盤（３）によらないで直接操作
できる構成としている。

この車体（１）等の伝動系統は、エンジン０４から主ク
ラッチ（２のを経てミッションケース（１翅内の変速装
置＠に連動し、更に差動装置ｃ！４を経て左右の後車＠
　ｆ１５）を伝動する構成とし、この左右の後車輪（１
１を伝動する車軸にブレーキ（１３１を設け、各後車輪
（Ｉｌｌを制動させて操向性を良くしたり、停車、駐車
させることができる。操縦フロアにはこのブレーキ（１
３１を制動操作する左右一対のプレーキペタル（資）を
設け、上記制動操作器（１３１を押釦形態として、各別
に操作自在に構成している。

又、変速装置（２）の一部からは、前輪クラッチ＋２５
１゜差動装置ｃｅ等を経て左右の前車軸（４）を伝動構
成している。

動力取出軸（９）は、主クラッチＩ２δから動力取出ク
ラッチ（１ａ）、変速装置（５）等を経て連動し、この
動力取出軸（９）に連結する作業装置（６）を伝動する
構成としている。この動力取出クラッチ（１ωは、操作
盤（３）の作業クラッチ操作器（１１）の押釦によって
入、切操作するように制御連動している。又、変速装Ｗ
（５）は操作盤（３）の変速操作器（ＩＺの押釦の選択
操作によって制御連動している。

リフトアーム（７）はミッションケース（１ｇ１の後端
上部にあって、油圧装置の昇降制御によって昇降操作さ
れ、操作盤（３）の昇降操作器（８）の押釦の選択操作
によって上昇、下降作動される。１２Ｂは車体（１）に
設けた昇降レバーで、該昇降操作器（８）によるとは別
操作によって昇降させることができる。

前車輪（４）は左右に操向ハンドルＴｌｅによって操舵
自在であるが、操作盤（３）の操向操作器（５）の押釦
によって油圧装置等によって操向操作する連動構成であ
る。

このような操作盤（３）の各操作器（５）、（８）、（
１υ、（ＩＸ５、ｆ１３）、及び（１５１等の操作連動
には、電磁機構やこれによって作動される油圧制御弁等
を用いる。

回倒の作業装置（６）は、耕耘装置とし、左右一対のロ
アリンク四、トップリンクＧＱ等によって車体（１）に
対して昇降自在に連結し、該ロアリンクＣ！とリフトア
ーム（７）とをリフトロッド０ωで連結して、リフトア
ーム（７）の昇降で作業装置（６）を昇降制御連動する
。ＯＱは動力取出軸（９）と作業袋Ｎ（６）の入力軸（
資）とを連結する伝動軸である。Ｇ３は耕耘装置の耕耘
爪である。（２）は変速袋＠（至）を変速する変速レバ
ー、ＯＱは変速装置（５）の変速を行う変速レバーであ
る６ なお、操作盤（３）には、主クラッチ（２シを入切操作
する主クラッチ操作帰国、及び車体（ｆ）の前後進切換
操作を行う前後進切換操作器（至）等を配設している。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図、第３図は一部の斜面図、第４図はその一部の
拡大平面図、第５図は伝動経路のブロック図である。 図中、符号ｆｉ＋は車体、（２）は操作カプラ、（３）
は操作盤、（４）は前車輪、（５）は操向操作器、（６
）は作業装置、（７）はリフトアーム、（８）は昇降操
作器、（９）は動力取出軸、（ｌωは動力取出クラッチ
、（１１）は作業クラッチ操作器、０７Ｊは変速操作器
、（Ｉ旧士制動操作器、（１４１はエンジン、１１１５
１はスロットル操作器を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体（１）の適宜位置に設ける操作カプラ（２）に対し
   て着脱自在の操作盤（３）に、前車輪（４）の操向制御
   を行う操向操作器（５）、車体（１）に対する作業装置
   （６）の昇降を行うリフトアーム（７）の昇降操作器（
   ８）、作業装置（６）を伝動する動力取出軸（９）の動
   力取出クラッチ（１０）を入切操作する作業クラッチ操
   作器（１１）、この動力取出軸（９）の変速を行う変速
   操作器（１２）、走行制御を行う制動操作器（１３）、
   及びエンジン（１４）のスロットル操作を行うスロット
   ル操作器（１５）等を配設してなるトラクタの遠隔操作
   装置。