JPS593359Y2 - パネル枠材 - Google Patents
パネル枠材Info
- Publication number
- JPS593359Y2 JPS593359Y2 JP6860778U JP6860778U JPS593359Y2 JP S593359 Y2 JPS593359 Y2 JP S593359Y2 JP 6860778 U JP6860778 U JP 6860778U JP 6860778 U JP6860778 U JP 6860778U JP S593359 Y2 JPS593359 Y2 JP S593359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- frame material
- panel frame
- surface portion
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパネル枠材に係わり、特に芯材が比較的脆弱で
、パネル厚さ方向の作用力を受けるパネル枠材の改良に
関する。
、パネル厚さ方向の作用力を受けるパネル枠材の改良に
関する。
プレハブ式冷蔵庫等を構成するパネルは、一般に発泡物
質例えば硬質ポリウレタンのような断熱芯材が使用され
ている。
質例えば硬質ポリウレタンのような断熱芯材が使用され
ている。
この種のパネルにおいては特に床パネルの場合に顕著と
なる如く、パネル厚さ方向の作用力による枠材の変形が
問題となって来た。
なる如く、パネル厚さ方向の作用力による枠材の変形が
問題となって来た。
例えば第1図に示す如き床パネル1の枠材2上に壁パネ
ル3を載せて結合するプレハブ式構造においては、枠材
2自体の構造が単に断熱芯材4を包囲する平面状の両側
面部分2Aと端面部分2Bからなる箱形の殻体構造であ
ることから、壁パネル3等の荷重を受けて第2図に示す
如く変形することが見出されている。
ル3を載せて結合するプレハブ式構造においては、枠材
2自体の構造が単に断熱芯材4を包囲する平面状の両側
面部分2Aと端面部分2Bからなる箱形の殻体構造であ
ることから、壁パネル3等の荷重を受けて第2図に示す
如く変形することが見出されている。
このように端面部分2Bが外方へ膨れを起すと、芯材4
との間に隙間5が生じ、この隙間から水分が侵入して芯
材の2次発泡や劣化を早めるうえ、端面部分2B自体の
破損を生じてしまう等の不具合が発生する。
との間に隙間5が生じ、この隙間から水分が侵入して芯
材の2次発泡や劣化を早めるうえ、端面部分2B自体の
破損を生じてしまう等の不具合が発生する。
この対策として従来は主に肉厚を増すことが行われて来
たが必ずしも有効とは言えず、材料、コストを高めるこ
とになる欠点を有している。
たが必ずしも有効とは言えず、材料、コストを高めるこ
とになる欠点を有している。
本考案の目的はパネル厚さ方向の作用力に対して強く、
従来のような変形およびそれに原因する不具合を発生し
ない構造の薄肉化を可能となすパネル枠材を提供するこ
とにある。
従来のような変形およびそれに原因する不具合を発生し
ない構造の薄肉化を可能となすパネル枠材を提供するこ
とにある。
すなわち、本考案は特に端面部分の外方への膨みを防止
するためにトラス構造を採用し、且つ端面部分がパネル
内方へ凹むように彎曲させ、これにより膨みを防止する
とともに芯材によるへこみ防止効果をも発揮させたこと
を特徴とする。
するためにトラス構造を採用し、且つ端面部分がパネル
内方へ凹むように彎曲させ、これにより膨みを防止する
とともに芯材によるへこみ防止効果をも発揮させたこと
を特徴とする。
以下に本考案の実施例につき第3図〜第5図を参照して
説明する。
説明する。
第3図は第一の実施例を示しており、このパネル枠材2
は端面部分2Bの各線に沿って各側面部分2Aとの間を
斜めの補強壁部2Cで連結してあり、且つ上下の補強壁
部2Cと端面部分2Bとの結合位置の間の端面部分2B
’がパネル内方へ多少彎曲されている。
は端面部分2Bの各線に沿って各側面部分2Aとの間を
斜めの補強壁部2Cで連結してあり、且つ上下の補強壁
部2Cと端面部分2Bとの結合位置の間の端面部分2B
’がパネル内方へ多少彎曲されている。
これ以外に関しては前述の従来構造と同じである。
このように補強部材2Cによって補強されているので、
周知の通りパネル厚さ方向の作用力による端面部分2B
の矢符X方向の変形は抑止出来る。
周知の通りパネル厚さ方向の作用力による端面部分2B
の矢符X方向の変形は抑止出来る。
又端面部分2B’がパネル内方へ彎曲されていることか
ら、パネル厚さ方向の作用力は端面部分2B’を矢符Y
方向へ押す、すなわちへこませるように働く。
ら、パネル厚さ方向の作用力は端面部分2B’を矢符Y
方向へ押す、すなわちへこませるように働く。
従って第2図にて示した如く隙間を生じることはなく、
又端面部分2B′の矢符Y方向へのへこみ自体は芯材4
の存在により殆んど抑止出来る。
又端面部分2B′の矢符Y方向へのへこみ自体は芯材4
の存在により殆んど抑止出来る。
勿論この彎曲程度は、枠材2およびパネル1に作用する
荷重により芯材4および端面部分2Bが外方へ膨む力に
抗して内方へへこむに充分な力を得られる程度に適止に
設定されるのである。
荷重により芯材4および端面部分2Bが外方へ膨む力に
抗して内方へへこむに充分な力を得られる程度に適止に
設定されるのである。
第4図に示す第二の実施例は第一の実施例に対し更に端
面部分2Bの略々中央位置にそれと直角方向に芯材4の
内部へ延在せる壁部2Dを形成し、且つこの壁部2Dの
先端縁に沿ってパネル厚さ方向へ突起せる引掛り部2E
を形成したものである。
面部分2Bの略々中央位置にそれと直角方向に芯材4の
内部へ延在せる壁部2Dを形成し、且つこの壁部2Dの
先端縁に沿ってパネル厚さ方向へ突起せる引掛り部2E
を形成したものである。
このように引掛り部2Eを形成することにより、端面部
分2に対して膨み方向の作用力が働いたとしても、端面
部分2Bが芯材4がら離れて隙間を生じることは更に防
止される。
分2に対して膨み方向の作用力が働いたとしても、端面
部分2Bが芯材4がら離れて隙間を生じることは更に防
止される。
従って第一の実施例より更に有利な構造である。
勿論この引掛り部2Eの形状はこれに限られることはな
く、例えば壁部2Dの肉厚を内部側はど厚くする楔形状
とすることにより引掛り部2Eの機能を兼ね備えるよう
になすことも可能である。
く、例えば壁部2Dの肉厚を内部側はど厚くする楔形状
とすることにより引掛り部2Eの機能を兼ね備えるよう
になすことも可能である。
第5図に示す第三の実施例は第二の実施例の端面部分2
Bを全体的にパネル内方へ彎曲させたものである。
Bを全体的にパネル内方へ彎曲させたものである。
この構造においても前述と同様の効果を得ることが出来
る。
る。
以上説明した通り、本考案によるパネル枠材は補強壁部
と端面部分の少くとも一部分の彎曲との組合せ、さらに
引掛り部の形成を特徴とし、これにより端面部分の膨み
および隙間の発生が阻止出来るので、前述したこれらに
起因するすきま発生、芯材の2次発泡や劣化を解消出来
る。
と端面部分の少くとも一部分の彎曲との組合せ、さらに
引掛り部の形成を特徴とし、これにより端面部分の膨み
および隙間の発生が阻止出来るので、前述したこれらに
起因するすきま発生、芯材の2次発泡や劣化を解消出来
る。
更に又、構造強度を増すものであるから、各部分の肉厚
の薄肉化が可能となる等の効果が得られる。
の薄肉化が可能となる等の効果が得られる。
第1図は従来のパネル構造を組立状態にて示す断面図、
第2図は第1図の組立状態における変形状態を示す断面
図、第3図は本考案の第一の実施例とせるパネル枠材を
示す断面図、第4図は本考案の第二の実施例とせるパネ
ル枠材を示す断面図、第5図は本考案の第三の実施例と
せるパネル枠材を示す断面図。 1・・・・・・床パネル、2・・・・・・パネル枠材、
2A・・・・・・側面部分、2B、28’・・・・・・
端面部分、2C・・・・・・補強壁部、2D・・・・・
・壁部、2E・・・・・・引掛り部、4・・・・・・芯
材。
第2図は第1図の組立状態における変形状態を示す断面
図、第3図は本考案の第一の実施例とせるパネル枠材を
示す断面図、第4図は本考案の第二の実施例とせるパネ
ル枠材を示す断面図、第5図は本考案の第三の実施例と
せるパネル枠材を示す断面図。 1・・・・・・床パネル、2・・・・・・パネル枠材、
2A・・・・・・側面部分、2B、28’・・・・・・
端面部分、2C・・・・・・補強壁部、2D・・・・・
・壁部、2E・・・・・・引掛り部、4・・・・・・芯
材。
Claims (4)
- (1)厚さ方向の作用力を受けるパネルの枠材であって
、端面部分とその両縁の側面部分とからなる全体をほぼ
断面コ形状とし、端面部分の長手方向の各線に沿って端
面部分と各側面部分との間を斜めに連結する補強壁部を
形成すると共に、前記端面部分の少なくとも中央部分が
パネル内方へ彎曲していることを特徴とするパネル枠材
。 - (2)前記端面部分の彎曲部の略々中央位置に芯材内部
へ延在する壁部が形成され、この壁部にパネル厚さ方向
へ突起する引掛り部が形成されていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のパネル枠材。 - (3)端面部分全体がパネル内方へ彎曲していることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)又は(2)
項記載のパネル枠材。 - (4)側面部分の一方又は両方に他のパネルとの結合の
ための嵌合溝が形成されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第(1)〜(3)項の何れかに記載の
パネル枠材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860778U JPS593359Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パネル枠材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860778U JPS593359Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パネル枠材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54170464U JPS54170464U (ja) | 1979-12-01 |
JPS593359Y2 true JPS593359Y2 (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=28976643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6860778U Expired JPS593359Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | パネル枠材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593359Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015021695A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 日軽パネルシステム株式会社 | 断熱パネル |
-
1978
- 1978-05-23 JP JP6860778U patent/JPS593359Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54170464U (ja) | 1979-12-01 |
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