JP2972157B2 - 耐力パネル - Google Patents
耐力パネルInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁の一部を
構成するための耐力パネルに関するものである。
構成するための耐力パネルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】建物の壁を構成するにあたって、耐力フ
レームを建て込むことが行われているが、壁パネルを建
て込んで壁を構成する際にその一部に壁パネルに代えて
耐力フレームを建て込んだ場合、耐力フレームを建て込
んだ部分においては、耐力フレームの建て込み後に、壁
パネルと連続させる状態とするために縁材を取付けた
り、面板４を取付けたりする必要がある。
レームを建て込むことが行われているが、壁パネルを建
て込んで壁を構成する際にその一部に壁パネルに代えて
耐力フレームを建て込んだ場合、耐力フレームを建て込
んだ部分においては、耐力フレームの建て込み後に、壁
パネルと連続させる状態とするために縁材を取付けた
り、面板４を取付けたりする必要がある。
【０００３】このため、耐力フレーム１にあらかじめパ
ネル側縁となる側枠材や面板４を取付けて耐力パネル１
０を構成することが考えられている。すなわち、図８乃
至図１０に示すように、鋼材製の両側の縦フレーム材５
と、鋼材製の上下の横フレーム材６と、鋼材製の斜材フ
レーム材８と、上下に設けた鋼材製の取付け部材９とを
枠組み一体化して耐力フレーム１を構成し、この耐力フ
レーム１の両側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部
にそれぞれ木製の側枠材３を固着してパネル側縁を構成
し、更に、一対の側枠材３の前後両面に面板４を取付
け、該面板４のうち片側の面板４は耐力フレーム１にも
接触して固定してある。図中７は木製の補助枠材、１１
は耐力パネル１０内に充填された断熱材である。
ネル側縁となる側枠材や面板４を取付けて耐力パネル１
０を構成することが考えられている。すなわち、図８乃
至図１０に示すように、鋼材製の両側の縦フレーム材５
と、鋼材製の上下の横フレーム材６と、鋼材製の斜材フ
レーム材８と、上下に設けた鋼材製の取付け部材９とを
枠組み一体化して耐力フレーム１を構成し、この耐力フ
レーム１の両側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部
にそれぞれ木製の側枠材３を固着してパネル側縁を構成
し、更に、一対の側枠材３の前後両面に面板４を取付
け、該面板４のうち片側の面板４は耐力フレーム１にも
接触して固定してある。図中７は木製の補助枠材、１１
は耐力パネル１０内に充填された断熱材である。
【０００４】そして、上記図８乃至図１０に示すような
構成の耐力パネル１０は、図１１に示すように普通の枠
体１２の両面に面板４′を取着した普通壁パネル１３と
並べて建て込まれるものであり、この場合、側枠材３を
普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとし、普通壁パ
ネル１３の面板４′と耐力パネル１０の面板４とが連続
するようにするものである。
構成の耐力パネル１０は、図１１に示すように普通の枠
体１２の両面に面板４′を取着した普通壁パネル１３と
並べて建て込まれるものであり、この場合、側枠材３を
普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとし、普通壁パ
ネル１３の面板４′と耐力パネル１０の面板４とが連続
するようにするものである。
【０００５】ここで、耐力パネル１０の建て込みに当た
っては、耐力フレーム１の上下に設けた取付け部材９を
基礎、土台、梁等の構造材に連結し、建物に外力が作用
した際に、鋼材製の耐力フレーム１によりこれを負担す
るようになっている。
っては、耐力フレーム１の上下に設けた取付け部材９を
基礎、土台、梁等の構造材に連結し、建物に外力が作用
した際に、鋼材製の耐力フレーム１によりこれを負担す
るようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に鋼材製の耐力フレーム１により建物に作用した外力を
負担するのであるが、従来にあっては、耐力フレーム１
の両側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部にそれぞ
れ木製の側枠材３を固着してパネル側縁を構成し、更
に、一対の側枠材３の前後両面に面板４を取付け、該面
板４のうち片側の面板４は耐力フレーム１にも接触して
固定してあるので、耐力フレーム１の変形により側枠材
３、面板４にも力が作用して変形したり破損したりする
という問題がある。また、耐力フレーム１が側枠材３や
面板４に固定されて本来の機能を確保することが難しい
という問題がある。
に鋼材製の耐力フレーム１により建物に作用した外力を
負担するのであるが、従来にあっては、耐力フレーム１
の両側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部にそれぞ
れ木製の側枠材３を固着してパネル側縁を構成し、更
に、一対の側枠材３の前後両面に面板４を取付け、該面
板４のうち片側の面板４は耐力フレーム１にも接触して
固定してあるので、耐力フレーム１の変形により側枠材
３、面板４にも力が作用して変形したり破損したりする
という問題がある。また、耐力フレーム１が側枠材３や
面板４に固定されて本来の機能を確保することが難しい
という問題がある。
【０００７】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、耐力フレームの変形に対して側枠
材が影響を受けず、側枠材が変形したり破損したりする
ことがなく、また耐力フレームと側枠材とがそれぞれ独
立した構成となることで、耐力フレーム本来の機能を発
揮することができる耐力パネルを提供することを主たる
課題とし、また、耐力フレームの変形に対して側枠材、
面板が影響を受けず、更に、側枠材や面板に影響され
ず、耐力フレーム本来の機能を発揮することができる耐
力パネルを提供することを別の課題とするものである。
明したものであって、耐力フレームの変形に対して側枠
材が影響を受けず、側枠材が変形したり破損したりする
ことがなく、また耐力フレームと側枠材とがそれぞれ独
立した構成となることで、耐力フレーム本来の機能を発
揮することができる耐力パネルを提供することを主たる
課題とし、また、耐力フレームの変形に対して側枠材、
面板が影響を受けず、更に、側枠材や面板に影響され
ず、耐力フレーム本来の機能を発揮することができる耐
力パネルを提供することを別の課題とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の耐力パネルは、耐力フレーム１の両側の上
下部に上下のスペーサ２を取付け、この上下のスペーサ
２をつなぐ側枠材３によりパネル側縁を構成して成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、耐力フレーム１と側枠材３とをそれぞれ独立した構
成とすることができ、耐力フレーム１が側枠材３の影響
を受けずに本来の耐力性能を発揮できるものであり、ま
た、耐力フレーム１が変形しても側枠材３は影響を受け
にくいものである。
に、本発明の耐力パネルは、耐力フレーム１の両側の上
下部に上下のスペーサ２を取付け、この上下のスペーサ
２をつなぐ側枠材３によりパネル側縁を構成して成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、耐力フレーム１と側枠材３とをそれぞれ独立した構
成とすることができ、耐力フレーム１が側枠材３の影響
を受けずに本来の耐力性能を発揮できるものであり、ま
た、耐力フレーム１が変形しても側枠材３は影響を受け
にくいものである。
【０００９】また、側枠材３は耐力フレーム１よりも厚
く、一対の側枠材３の前後両面にそれぞれ耐力フレーム
１の前後面に接触しない状態で面板４が取付けられてい
ることが好ましい。このような構成とすることで、耐力
フレーム１が側枠材３、面板４の影響を受けずに本来の
耐力性能を発揮できるものであり、また、耐力フレーム
１が変形しても側枠材３、面板４は影響を受けにくいも
のである。
く、一対の側枠材３の前後両面にそれぞれ耐力フレーム
１の前後面に接触しない状態で面板４が取付けられてい
ることが好ましい。このような構成とすることで、耐力
フレーム１が側枠材３、面板４の影響を受けずに本来の
耐力性能を発揮できるものであり、また、耐力フレーム
１が変形しても側枠材３、面板４は影響を受けにくいも
のである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。図１乃至図６に本発明の耐
力パネル１０が示してあり、図７に本発明の耐力パネル
１０と普通壁パネル１３とを並べて建て込んだ状態が示
してある。耐力パネル１０は芯材となる耐力フレーム１
と、外殻となる側枠材３、面板４と、内部に充填される
断熱材１１とにより構成してある。
施形態に基づいて説明する。図１乃至図６に本発明の耐
力パネル１０が示してあり、図７に本発明の耐力パネル
１０と普通壁パネル１３とを並べて建て込んだ状態が示
してある。耐力パネル１０は芯材となる耐力フレーム１
と、外殻となる側枠材３、面板４と、内部に充填される
断熱材１１とにより構成してある。
【００１１】耐力フレーム１は鋼材製の両側の縦フレー
ム材５と、鋼材製の上下の横フレーム材６と、鋼材製の
斜材フレーム材８と、上下に設けた鋼材製の取付け部材
９とを枠組み一体化して耐力フレーム１を構成したもの
である。なお、図中７は木製の補助枠材であり、耐力フ
レーム１に縦や横に配設してある。耐力フレーム１の両
側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部の上部と下部
とにはそれぞれスペーサ２が取付けてある。この上部と
下部のスペーサ２の外面側において上下のスペーサ２を
つなぐように木製の側枠材３が取付けてある。したがっ
て、側枠材３と耐力フレーム１の縦フレーム材５とは上
下のスペーサ２を介して取付けてあり、上下のスペーサ
２以外の部分においては側枠材３と耐力フレーム１との
間に隙間１６が存在するものである。上記のようにして
耐力フレーム１の両側に隙間を介して両側の側枠材３を
設けることで、両側枠材３によりパネル側縁を構成する
ものである。
ム材５と、鋼材製の上下の横フレーム材６と、鋼材製の
斜材フレーム材８と、上下に設けた鋼材製の取付け部材
９とを枠組み一体化して耐力フレーム１を構成したもの
である。なお、図中７は木製の補助枠材であり、耐力フ
レーム１に縦や横に配設してある。耐力フレーム１の両
側の鋼材よりなる縦フレーム材５の外面部の上部と下部
とにはそれぞれスペーサ２が取付けてある。この上部と
下部のスペーサ２の外面側において上下のスペーサ２を
つなぐように木製の側枠材３が取付けてある。したがっ
て、側枠材３と耐力フレーム１の縦フレーム材５とは上
下のスペーサ２を介して取付けてあり、上下のスペーサ
２以外の部分においては側枠材３と耐力フレーム１との
間に隙間１６が存在するものである。上記のようにして
耐力フレーム１の両側に隙間を介して両側の側枠材３を
設けることで、両側枠材３によりパネル側縁を構成する
ものである。
【００１２】側枠材３は耐力フレーム１よりも厚く且つ
普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとなっている。
両側の側枠材３の前後両面にそれぞれ面板４が取付けて
ある。この側枠材３の前後両面に取付けた前後の面板４
はいずれも耐力フレーム１の前後面に接触しないように
なっており、耐力フレーム１の前後面と前後の面板４と
の間には隙間が形成されるのである。
普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとなっている。
両側の側枠材３の前後両面にそれぞれ面板４が取付けて
ある。この側枠材３の前後両面に取付けた前後の面板４
はいずれも耐力フレーム１の前後面に接触しないように
なっており、耐力フレーム１の前後面と前後の面板４と
の間には隙間が形成されるのである。
【００１３】また、上記のような構成の耐力パネル１０
の内部はグラスウール等の断熱材１１が内装されるもの
である。また、耐力パネルＡに紙管のような配線を通す
ための筒体１５を内装してもよいものである。上記のよ
うな構成の耐力パネル１０は、図７に示すように普通の
枠体１２の両面に面板４′を取着した普通壁パネル１３
と並べて建て込まれるものであり、この場合、側枠材３
を普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとしてあるの
で、普通壁パネルの面板４′と耐力パネル１０との面板
４とが連続するように建て込まれることになる。これに
より建て込み後に耐力パネル１０の部分のみを特別に現
場施工で普通壁パネル１３に合わせるための工事をする
必要がないものである。
の内部はグラスウール等の断熱材１１が内装されるもの
である。また、耐力パネルＡに紙管のような配線を通す
ための筒体１５を内装してもよいものである。上記のよ
うな構成の耐力パネル１０は、図７に示すように普通の
枠体１２の両面に面板４′を取着した普通壁パネル１３
と並べて建て込まれるものであり、この場合、側枠材３
を普通壁パネル１３の枠体１２と同じ厚みとしてあるの
で、普通壁パネルの面板４′と耐力パネル１０との面板
４とが連続するように建て込まれることになる。これに
より建て込み後に耐力パネル１０の部分のみを特別に現
場施工で普通壁パネル１３に合わせるための工事をする
必要がないものである。
【００１４】ここで、耐力パネル１０の建て込みに当た
っては、耐力フレーム１の上下に設けた取付け部材９を
基礎、土台、梁等の構造材に連結し、建物に外力が作用
した際に、鋼材製の耐力フレーム１によりこれを負担す
るようになっている。この場合、耐力フレーム１の両側
の上下部に上下のスペーサ２を取付け、この上下のスペ
ーサ２をつなぐ側枠材３によりパネル側縁を構成してあ
るので、耐力フレーム１と側枠材３とがそれぞれ独立し
た構成となっており、この結果、耐力フレーム１が側枠
材３の影響を受けずに本来の耐力性能を発揮できるもの
である。また、建物に作用する外力により耐力フレーム
１が変形しても側枠材３は影響を受けにくいものであっ
て、側枠材３が変形したり、破損したりしないようにな
っている。また、面板４は側枠材３に取付けてあって、
耐力フレーム１には取付けてないので、耐力フレーム１
と面板４とがそれぞれ独立した構成となっており、この
結果、耐力フレーム１が面板４の影響を受けずに本来の
耐力性能を発揮できるものである。また、建物に作用す
る外力により耐力フレーム１が変形しても面板４は影響
を受けにくいものであって、面板４が変形したり、破損
したりしないようになっている。このように、本発明に
おいては耐力パネル１０の外殻部分（つまり、普通壁パ
ネル１３の外殻と同じ構造、外観の外殻部分）が耐力フ
レーム１と独立した構造となって、耐力フレーム１が外
殻の影響を受けずに本体の耐力性能を発揮できるように
なっていると共に、耐力フレーム１が変形しても外殻が
変形したり破損したりしないようになっている。
っては、耐力フレーム１の上下に設けた取付け部材９を
基礎、土台、梁等の構造材に連結し、建物に外力が作用
した際に、鋼材製の耐力フレーム１によりこれを負担す
るようになっている。この場合、耐力フレーム１の両側
の上下部に上下のスペーサ２を取付け、この上下のスペ
ーサ２をつなぐ側枠材３によりパネル側縁を構成してあ
るので、耐力フレーム１と側枠材３とがそれぞれ独立し
た構成となっており、この結果、耐力フレーム１が側枠
材３の影響を受けずに本来の耐力性能を発揮できるもの
である。また、建物に作用する外力により耐力フレーム
１が変形しても側枠材３は影響を受けにくいものであっ
て、側枠材３が変形したり、破損したりしないようにな
っている。また、面板４は側枠材３に取付けてあって、
耐力フレーム１には取付けてないので、耐力フレーム１
と面板４とがそれぞれ独立した構成となっており、この
結果、耐力フレーム１が面板４の影響を受けずに本来の
耐力性能を発揮できるものである。また、建物に作用す
る外力により耐力フレーム１が変形しても面板４は影響
を受けにくいものであって、面板４が変形したり、破損
したりしないようになっている。このように、本発明に
おいては耐力パネル１０の外殻部分（つまり、普通壁パ
ネル１３の外殻と同じ構造、外観の外殻部分）が耐力フ
レーム１と独立した構造となって、耐力フレーム１が外
殻の影響を受けずに本体の耐力性能を発揮できるように
なっていると共に、耐力フレーム１が変形しても外殻が
変形したり破損したりしないようになっている。
【００１５】
【発明の効果】本発明の請求項１記載の発明にあって
は、上述のように耐力フレームの両側の上下部に上下の
スペーサを取付け、この上下のスペーサをつなぐ側枠材
によりパネル側縁を構成しているので、耐力フレームと
側枠材との間に隙間が形成されることになって、耐力フ
レームとパネル側縁を構成する側枠材とを各々独立した
構成とすることができ、この結果、耐力フレームが側枠
材の影響を受けることなく本来の耐力性能を発揮できる
ものである。また、例え耐力フレームが変形したとして
も、側枠材が耐力パネルの変形の影響を受けにくくて、
側枠材が変形したり、破損したりするのが防止できるも
のである。
は、上述のように耐力フレームの両側の上下部に上下の
スペーサを取付け、この上下のスペーサをつなぐ側枠材
によりパネル側縁を構成しているので、耐力フレームと
側枠材との間に隙間が形成されることになって、耐力フ
レームとパネル側縁を構成する側枠材とを各々独立した
構成とすることができ、この結果、耐力フレームが側枠
材の影響を受けることなく本来の耐力性能を発揮できる
ものである。また、例え耐力フレームが変形したとして
も、側枠材が耐力パネルの変形の影響を受けにくくて、
側枠材が変形したり、破損したりするのが防止できるも
のである。
【００１６】また、請求項２記載の発明にあっては、上
記請求項１記載の発明の効果に加えて、側枠材は耐力フ
レームよりも厚く、一対の側枠材の前後両面にそれぞれ
耐力フレームの前後面に接触しない状態で面板が取付け
られているので、側枠材だけでなく面板も耐力フレーム
と独立した構成とすることができ、この結果、耐力フレ
ームが側枠材や面板等の外殻の影響を受けることなく本
来の耐力性能を発揮できるものである。また、例え耐力
フレームが変形したとしても、側枠材、面板等の外殻が
耐力パネルの変形の影響を受けにくくて、側枠材、面板
等の外殻が変形したり、破損したりするのが防止できる
ものである。
記請求項１記載の発明の効果に加えて、側枠材は耐力フ
レームよりも厚く、一対の側枠材の前後両面にそれぞれ
耐力フレームの前後面に接触しない状態で面板が取付け
られているので、側枠材だけでなく面板も耐力フレーム
と独立した構成とすることができ、この結果、耐力フレ
ームが側枠材や面板等の外殻の影響を受けることなく本
来の耐力性能を発揮できるものである。また、例え耐力
フレームが変形したとしても、側枠材、面板等の外殻が
耐力パネルの変形の影響を受けにくくて、側枠材、面板
等の外殻が変形したり、破損したりするのが防止できる
ものである。
【図１】本発明の耐力パネルの面板を省略した状態の正
面図である。
面図である。
【図２】同上の耐力パネルの正面図である。
【図３】同上の図２のＡーＡ線の断面図である。
【図４】同上の図２のＢーＢ線の断面図である。
【図５】同上の図１のＣ部の拡大正面図である。
【図６】同上の図５のＤーＤ線の断面図である。
【図７】同上の耐力パネルと普通壁パネルとを並べて建
て込んだ状態の水平断面図である。
て込んだ状態の水平断面図である。
【図８】従来例の耐力パネルの面板を省略した状態の正
面図である。
面図である。
【図９】従来例の耐力パネルの正面図である。
【図１０】従来例の図９のＥーＥ線の断面図である。
【図１１】従来例の耐力パネルと普通壁パネルとを並べ
て建て込んだ状態の水平断面図である。
て建て込んだ状態の水平断面図である。
１ 耐力フレーム ２ スペーサ ３ 側枠材 ４ 面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０１ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０１Ａ ６０２ ６０２Ｋ ６３２ ６３２Ｂ ６３２Ｄ ６４１ ６４１Ａ ６４１Ｚ ６４５ ６４５Ｃ ６５１ ６５１Ｄ 2/00 Ｅ０４Ｃ 2/38 Ｓ Ｅ０４Ｃ 2/38 2/46 Ｅ (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 2/56 605 E04C 2/46
Claims (2)
- 【請求項１】 耐力フレームの両側の上下部に上下のス
ペーサを取付け、この上下のスペーサをつなぐ側枠材に
よりパネル側縁を構成して成ることを特徴とする耐力パ
ネル。 - 【請求項２】 側枠材は耐力フレームよりも厚く、一対
の側枠材の前後両面にそれぞれ耐力フレームの前後面に
接触しない状態で面板が取付けられていることを特徴と
する請求項１記載の耐力パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9018881A JP2972157B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 耐力パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9018881A JP2972157B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 耐力パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219879A JPH10219879A (ja) | 1998-08-18 |
| JP2972157B2 true JP2972157B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=11983908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9018881A Expired - Fee Related JP2972157B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 耐力パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2972157B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4971697B2 (ja) * | 2006-06-12 | 2012-07-11 | パナホーム株式会社 | 耐力壁フレーム |
| CN103015622B (zh) * | 2012-12-20 | 2015-03-18 | 北京德力钢结构新技术有限公司 | 装配式复合剪力结构墙板 |
| CN112696075A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-23 | 时靖 | 一种框筒屈曲支撑结构及其施工方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2564379Y2 (ja) | 1993-06-14 | 1998-03-09 | ナショナル住宅産業株式会社 | 家屋の壁形成用の壁パネル枠 |
| JP2837216B2 (ja) | 1990-02-14 | 1998-12-14 | ミサワホーム株式会社 | 石膏ボード貼りパネルによる小壁の取付構造 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9018881A patent/JP2972157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2837216B2 (ja) | 1990-02-14 | 1998-12-14 | ミサワホーム株式会社 | 石膏ボード貼りパネルによる小壁の取付構造 |
| JP2564379Y2 (ja) | 1993-06-14 | 1998-03-09 | ナショナル住宅産業株式会社 | 家屋の壁形成用の壁パネル枠 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10219879A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
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