JPS5932963Y2 - 光フアイバ心線端末形成器 - Google Patents

光フアイバ心線端末形成器

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Publication number
JPS5932963Y2
JPS5932963Y2 JP9503083U JP9503083U JPS5932963Y2 JP S5932963 Y2 JPS5932963 Y2 JP S5932963Y2 JP 9503083 U JP9503083 U JP 9503083U JP 9503083 U JP9503083 U JP 9503083U JP S5932963 Y2 JPS5932963 Y2 JP S5932963Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
coating
fiber core
cutting blade
sheathing
Prior art date
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Expired
Application number
JP9503083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5935902U (ja
Inventor
充 宮内
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP9503083U priority Critical patent/JPS5932963Y2/ja
Publication of JPS5935902U publication Critical patent/JPS5935902U/ja
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被覆をもつ光ファイバの被覆除去と切断を同一
の工具で行うことができるようにした光フアイバ心線端
末形成器に関するものである。
光フアイバ心線1の機造は通常、第1図に示すように、
光ファイバ2.−次被覆3.二次被覆4から構成されて
おり、光ファイバに一次被覆を施したものを光フアイバ
素線と呼ぶ。
従来、光フアイバ心線から被覆を除去したものとして、
光ファイバ1を光フアイバ素線と呼んでいる場合がある
が、−次被覆2の存在を意識して厳密に言う場合には既
述の呼称となる。
光フアイバ心線を接続する際には、精度よく作られた光
ファイバ1の外形を基準として軸合わせを行うため、被
覆を除去する必要がある。
また光ファイバを低損失で接続するためには、軸に垂直
でしかも鏡面状態の光フアイバ切断面を得ることが前提
となっている。
従来、光フアイバ心線の二次被覆を除去するには第2図
に示すような極細金属線の被覆除去に用いるワイヤスト
リッパ5等を使う。
また、−次被覆はシリコン等の薄い層で形成されており
、これを除去するためにはアルコールをガーゼや紙にし
みこませ、しごき取る方法が通常用いられる。
光ファイバを切断するのには、応力破断法を用いた切断
方法がよく用いられる。
応力破断法とは、光ファイバに微少な傷をつけて、さら
に曲げと張力を傷の部分に加えて光ファイバを切断する
と、鏡面状態の切断面が得られる原理を利用したもので
ある。
切断器としては、第3図に示す切断刃6と弾性板7を用
いて光ファイバ2を切断する方法(特開昭54−267
5)が主に用いられる。
8は押え具である。以上の従来の方法を用いると、光フ
アイバ心線の二次被覆除去、−次被覆除去、光ファイバ
素線の切断という3つの工程に対してそれぞれ道具や工
具を用意する必要があるとともに、作業が煩雑化する欠
点があり、−次被覆を除去するのに非常に時間がかかり
、その際に光ファイバが破断しやすく作業性が劣化する
という欠点がある。
特に光ケーブルの応急復旧時等で、数分数秒を競う場合
には、この問題点は特に顕著になる。
すなわち光ファイバの接続所要時間のうち、実際に光フ
ァイバを接続するに必要な時間は接続装置が高性能、高
能率化されて短縮されているのに対し、光フアイバ心線
の被覆除去・切断といった端末処理のために大部分の時
間がとられ、その作業性の向上が強く望まれていた。
また、従来の切断装置は光フアイバ心線の被覆を除去し
たあとの光ファイバがむき出しの状態でとりあつかうた
め、破断が生じやすいこととともに、切断後の光フアイ
バ切断屑第3図の2′が人体に突刺さりやすく危険であ
るという欠点をもっていた。
一方、電線の技術分野においては、電線の被覆除去と切
断の両機能を備えた装置があり、光フアイバ心線の場合
にも、従来技術を単に寄せ集めて工具を形成することは
容易である。
しかし両機能に連続性や共通化がないと極めて取扱いに
くい不便なものとなる欠点を有する。
本考案は、これらの欠点を解決するために光フアイバ心
線の被覆除去から光フアイバ切断にいたる端末形成工程
において、光フアイバ心線の一次被覆を除去せずに光フ
アイバ素線の状態で接続するという新しい方法を対象と
し、二次被覆除去と光フアイバ素線の切断という両動作
に連続性をもたせ、同一の工具で行えるようにしたもの
である。
すなわち、二次被覆除去および切断の動作にそれぞれ必
要な被覆の把持を共通化するとともに被覆除去時に加え
た光ファイバへの張力をそのまま保持して切断時に必要
とされる張力として用いる機構をもたせる。
さらに、光ファイバに作業者が直接接触することがない
ようにして光ファイバの切屑が除去する二次被覆に収容
して処理し易いようにしたものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第4図は本考案の一実施例を示し、片手のみの操作で被
覆除去と切断ができるようにした光フアイバ心線端末形
成器である。
第4図において、9゜10.11は連結棒、12は押し
上げ部、13は押し上げ部ストッパ、14.15は連結
部、16,17.18はばね、19は被覆把持部である
保持部20はスプリング21によって拡げられており、
スプリング21のばね力に抗して保持部20を握り込む
と、保持部20に取り付けられた棒9′を介して連結棒
9を動かす。
連結棒9,9′の連結部14は回転可能となっている。
連結棒9は連結部15によって連結棒10と連ながり、
連結棒9が動くことにより、連結棒10が上昇する。
この連結棒10にはさらに連結棒11が連結しており、
連結棒10の上昇により、連結棒11が押し上げられて
、ばね16等を介して被覆除去刃22と被覆把持部19
を動作させて、被覆部の把持と切断を行う(第5図C参
照)。
さらに保持部20を握り込むと、被覆把持部19と被覆
除去刃22が離れて光フアイバ心線1の被覆除去が行わ
れる。
これと同時に被覆除去の張力(通常数10g)を保持し
たままの状態で連結棒10が上昇を続け、ばね17を介
して押し上げ部12も光フアイバ素線23とともに押し
上げ、光フアイバ素線13が切断刃24に達するまで上
昇し、光フアイバ素線23に傷をつける。
押し上げ部12は、押し上げ部ストッパ13によって上
昇を止められ、光フアイバ素線23に過大な傷をつける
ことはない(第5図す参照)。
さらに保持部20を握り込むと、ばね18によって押し
上げ部12は下降を開始、押し上げ部ストッパ13によ
って下降を止め、光ファイバ23は切断刃24から離れ
る(第5図C参照)。
さらに保持部20を握り込むと、被覆除去刃22と、押
し上げ部12.被覆把持部19により、光フアイバ素線
の曲げが段々急になり、光フアイバ素線に加えられてい
る張力に対して最適曲げ半径になった時に、光フアイバ
素線23が切断できる。
以上説明したように、本考案の光フアイバ心線端末形成
器は、光フアイバ心線の被覆除去と切断を同一の工具で
しかも連続して行うので、作業が容易で、しかも能率よ
く行うことができる。
また従来、光フアイバ切断の際に生じる光ファイバ屑も
除去する被覆部の中に入っているので、取り扱い易く、
人体に対する危険がないという利点がある。
なお以上の説明は手動で光フアイバ端未形成器を動作さ
せているが、電動式にして自動化することも容易である
また、被覆除去と切断の両機能を連続して、しかも、同
一の工具を用いて行うという本考案の発想を基にすれば
、種々の端末形成器の構成に適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバ心線の断面図、第2図は従来の二次
被覆除去器、第3図は従来の切断刃と弾性板を用いた光
フアイバ切断器、第4図は本考案の一実施例、第5図は
光フアイバ切断刃と押し上げ部と押し上げ部ストッパと
の関係位置を示す図である。 1・・・・・・光フアイバ心線、2・・・・・・光ファ
イバ、3・・・・・・−次被覆、4・・・・・・二次被
覆、5・・・・・・ワイヤス) IJツバ、6・・・・
・・光フアイバ切断刃、7・・・・・・弾性板、8・・
・・・・押え具、9,10.11・・・・・・連結棒、
12・・・・・・押し上げ部、13・・・・・・押し上
げ部ストッパ、14.15・・・・・・連結部、16゜
17.18・・・・・・ばね、19・・・・・・被覆把
持部、20・・・・・・保持部、21・・・・・・スプ
リング、22・・・・・・被覆除去刃、23・・・・・
・光フアイバ素線、24・・・・・・切断刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光フアイバ心線の被覆部を切断する被覆除去刃と被覆部
    を把持する被覆把持部と、光フアイバ素線に微少な傷を
    つける切断刃と、前記被覆除去刃および被覆把持部と連
    結して光フアイバ素線に曲げを与える上面が曲率をもつ
    押し当て部を有し、前記被覆除去刃と切断刃の先端と前
    記押し当て部の上面は、はぼ直線状に配置し、前記被覆
    除去刃。 被覆把持部、切断刃、前記押し当て部は保持部に取り付
    けられ、この保持部の動きに連動して前記被覆除去刃と
    保持部が光フアイバ心線の把持と被覆の切断を行い、次
    に除去しようとする光フアイバ心線の二次被覆が光フア
    イバ心線の軸方向に移動し、切断刃の下方に位置した押
    し当て部が上昇して切断刃に接して光フアイバ素線に傷
    を与え、その後、押し当て部が下降し、光フアイバ素線
    を切断する構造を有することを特徴とする光フアイバ心
    線端末形成器。
JP9503083U 1983-06-22 1983-06-22 光フアイバ心線端末形成器 Expired JPS5932963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9503083U JPS5932963Y2 (ja) 1983-06-22 1983-06-22 光フアイバ心線端末形成器

Applications Claiming Priority (1)

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JP9503083U JPS5932963Y2 (ja) 1983-06-22 1983-06-22 光フアイバ心線端末形成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5935902U JPS5935902U (ja) 1984-03-06
JPS5932963Y2 true JPS5932963Y2 (ja) 1984-09-14

Family

ID=30227150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9503083U Expired JPS5932963Y2 (ja) 1983-06-22 1983-06-22 光フアイバ心線端末形成器

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JP7340315B2 (ja) * 2019-09-26 2023-09-07 ダイハツ工業株式会社 平角線の製造方法

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JPS5935902U (ja) 1984-03-06

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