JPS5932793B2 - ゲンゾウソウチ - Google Patents
ゲンゾウソウチInfo
- Publication number
- JPS5932793B2 JPS5932793B2 JP15666775A JP15666775A JPS5932793B2 JP S5932793 B2 JPS5932793 B2 JP S5932793B2 JP 15666775 A JP15666775 A JP 15666775A JP 15666775 A JP15666775 A JP 15666775A JP S5932793 B2 JPS5932793 B2 JP S5932793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- developer
- sleeve
- force
- scraper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スリーブ現像装置に係り、特に現像使用後の
現像剤を良好に除去し、スリープ表面に常に新鮮な現像
剤を付与し、濃度の均一な現像を実現する簡易な構成の
スリーブ現像装置を提供するものである。
現像剤を良好に除去し、スリープ表面に常に新鮮な現像
剤を付与し、濃度の均一な現像を実現する簡易な構成の
スリーブ現像装置を提供するものである。
従来、スリーブ現像装置に於て、スリープ表面に吸着さ
れている現像に使用した現像剤を除き常に新たな現像剤
をスリープ表面に供し、十分な濃度の現像を成す様に各
種の試みが成されている。
れている現像に使用した現像剤を除き常に新たな現像剤
をスリープ表面に供し、十分な濃度の現像を成す様に各
種の試みが成されている。
その一つとしてスリーブ表面から現像剤を掻き除くため
にスクレーバーを用いることが行なわれていた。通常こ
のプレートは、アルミ、真鍮、銅等の磁化し難い、反磁
性体或いは常磁性体（以下簡単のため、非磁性体と称す
る。）を用いていた。しかし、完全な掻き除きが困難な
ばかりでなく、掻き除き現像剤が再度スリーブ面に付着
する可能性も高かつた。一方、現像後のスリープ表面か
ら現像剤の分離を良好とするために、掃除き部分に於て
磁力の影響を遮断する様に、磁気ローラの磁極を変える
ことも考えられる。
にスクレーバーを用いることが行なわれていた。通常こ
のプレートは、アルミ、真鍮、銅等の磁化し難い、反磁
性体或いは常磁性体（以下簡単のため、非磁性体と称す
る。）を用いていた。しかし、完全な掻き除きが困難な
ばかりでなく、掻き除き現像剤が再度スリーブ面に付着
する可能性も高かつた。一方、現像後のスリープ表面か
ら現像剤の分離を良好とするために、掃除き部分に於て
磁力の影響を遮断する様に、磁気ローラの磁極を変える
ことも考えられる。
しかし、磁気ローラの着磁性を変化させようとすると、
その反対極性及び、その極の近傍の極の着磁状態が影響
を受けるから現像効率に影響し、最適条件に調整を取る
ことが難しい。しかも不均一な着磁はコスト高となる可
能性もある。更に磁極配置に基づく装置構成上の制約も
生じる可能性があつた。本発明は上述の点に鑑み、磁力
源の磁界を乱すことなく、良好な現像を成し、一方、現
像後の現像剤を容易に除去することを可能とし、常に良
好な現像を可能とした現像装置を提供するものである。
その反対極性及び、その極の近傍の極の着磁状態が影響
を受けるから現像効率に影響し、最適条件に調整を取る
ことが難しい。しかも不均一な着磁はコスト高となる可
能性もある。更に磁極配置に基づく装置構成上の制約も
生じる可能性があつた。本発明は上述の点に鑑み、磁力
源の磁界を乱すことなく、良好な現像を成し、一方、現
像後の現像剤を容易に除去することを可能とし、常に良
好な現像を可能とした現像装置を提供するものである。
本発明を略述すると、スリープ現像装置に於て、該スリ
ーブ表面に当接乃至近接しスリープ表面の現像剤を除去
するスクレーバーに強磁性体を用い、スクレーバー当接
乃至近接部付近の磁界の影響力を弱め良好な掻取効果を
実現するものである。
ーブ表面に当接乃至近接しスリープ表面の現像剤を除去
するスクレーバーに強磁性体を用い、スクレーバー当接
乃至近接部付近の磁界の影響力を弱め良好な掻取効果を
実現するものである。
以下本発明の詳細を具体例により図面を参照して説明す
る。第１図に示すのが本発明に基づく実施例装置を説明
するものである。
る。第１図に示すのが本発明に基づく実施例装置を説明
するものである。
現像装置筺体１内に回動可能に支持された非磁性体スリ
ープ２が設けられ、矢印方向に回転する。該スリープは
アルミ真鍮等外磁性体である。該スリープ２中に６極に
表面着磁された多極磁気ローラ３が定置される。又、ス
リープ表面に近接して、スリーブ表面に形成される現像
剤ブラシ厚を調整する調整ブレード４が配置される。こ
のブレード４とスリーブ２の間隔は現像最適値に合わせ
ることは勿論である。又、この調整プレードは非磁性体
が良い。スリーブ上に形成された現像剤ブラシは、感光
体Ｐ面を摺擦現像する。この現像後の位置でスリーブ表
面に先端を接触させたスクレーパープレード５が配置さ
れる。該プレード５は強磁性体から成り、図示例では１
ｍｍ厚の鉄板を用いたものである。この材料として他に
コバルト、ニッケル金属或いはパーマカイ等の合金或い
は更に鉄を含んだ酸化物等の透磁率の大きいものが選ば
れる。一方、現像装置筐体１は支切板６で分割され、支
切板６の下部両端に各々分割された空間を結ぶ開口６［
，６２が設けられる。その支切板６沿に支切板を挟んで
スクリユー７，８が配置され、各々現像剤を逆方向に搬
送する様に回転する。この様にして、スクリユー７，８
は現像剤を攪拌すると共に、前記支切板の開口６１，６
２を介して現像制を循環移動させる。これにより、筺体
内の現像剤は常に撹拌されキャリヤー上のトナー濃度を
均一に保つことができる。スリーブ表面にこの現像剤を
吸着し現像に供した後、前記スクレーパーブレード５に
よりその表面の現像剤は良好に除去される。これは後に
詳述する様に、スクレーパーブレード５付近の磁力線が
、このスクレーパーブレード５中を通るので外部に作用
する磁束が小さく、このためスクレーパーブレード５と
スリーブ２の等接部付近での現像剤の保持力が小さくな
るからである。従つて、スクレーパープレード５先端部
によりスリーブ表面より掻除かれた現像剤は、磁界の影
響を受けずに該ブレード背面を沿導落下し、筐体中に回
収される。
ープ２が設けられ、矢印方向に回転する。該スリープは
アルミ真鍮等外磁性体である。該スリープ２中に６極に
表面着磁された多極磁気ローラ３が定置される。又、ス
リープ表面に近接して、スリーブ表面に形成される現像
剤ブラシ厚を調整する調整ブレード４が配置される。こ
のブレード４とスリーブ２の間隔は現像最適値に合わせ
ることは勿論である。又、この調整プレードは非磁性体
が良い。スリーブ上に形成された現像剤ブラシは、感光
体Ｐ面を摺擦現像する。この現像後の位置でスリーブ表
面に先端を接触させたスクレーパープレード５が配置さ
れる。該プレード５は強磁性体から成り、図示例では１
ｍｍ厚の鉄板を用いたものである。この材料として他に
コバルト、ニッケル金属或いはパーマカイ等の合金或い
は更に鉄を含んだ酸化物等の透磁率の大きいものが選ば
れる。一方、現像装置筐体１は支切板６で分割され、支
切板６の下部両端に各々分割された空間を結ぶ開口６［
，６２が設けられる。その支切板６沿に支切板を挟んで
スクリユー７，８が配置され、各々現像剤を逆方向に搬
送する様に回転する。この様にして、スクリユー７，８
は現像剤を攪拌すると共に、前記支切板の開口６１，６
２を介して現像制を循環移動させる。これにより、筺体
内の現像剤は常に撹拌されキャリヤー上のトナー濃度を
均一に保つことができる。スリーブ表面にこの現像剤を
吸着し現像に供した後、前記スクレーパーブレード５に
よりその表面の現像剤は良好に除去される。これは後に
詳述する様に、スクレーパーブレード５付近の磁力線が
、このスクレーパーブレード５中を通るので外部に作用
する磁束が小さく、このためスクレーパーブレード５と
スリーブ２の等接部付近での現像剤の保持力が小さくな
るからである。従つて、スクレーパープレード５先端部
によりスリーブ表面より掻除かれた現像剤は、磁界の影
響を受けずに該ブレード背面を沿導落下し、筐体中に回
収される。
この様にして、スリーブ表面から使用後の現像剤が良好
に除去され新たな現像剤を容易に多量にスリープ表面に
供与することを可能としているのである。
に除去され新たな現像剤を容易に多量にスリープ表面に
供与することを可能としているのである。
第２図に示すのがスクレーパープレード５と磁力源３と
の関係を説明するものである。
の関係を説明するものである。
現像剤に作用する力は、現像剤を保持する作用をする磁
力線β或いはｒに示される力がある。一方、現像剤をス
リーブ面から離す力としては、重力とスリーブの回転に
よる現像剤の搬送力がある。従つて、現像剤を搬送する
ため通常はスリーブ２上に保持するに十分な磁力線β或
いはγの力が現像制に作用している。ところが、このス
クレーパ一５が当接する部分では図示の様に磁力線がス
クレーパ一５内に吸収されるので空間の磁力線が減少し
現像剤に作用する力が弱められる。従つてこのスクレー
パ一５部分付近では現傳済ｑの保持力が小さく、僅かな
力での掻き落しが可能となるのである。第２図ではスク
レーパ一５先端が磁極位置に略垂直に当接配置した場合
の磁力線の様子を示しているが、又、第３図の様にスク
レーパ一５を磁極間を渡す様にすると、磁力線がほとん
ど外部に漏れることがないので一層効果的である。前述
第１図示例装置に於ても同様な構成を取つている。即ち
、スクレーパーブレード部材は、多極磁気ローラの磁極
間を結ぶ様に構成している。従つてその両極間に生ずる
磁力線は略その部材中を通過することになるのでスリー
ブ表面への除去現像剤の再付着をも完全に防止すること
も可能とする。以上詳述の如く、本発明装置、強磁性体
スクレーパーブレードを用いることによりスクレーパー
ブレードとスリーブの当接部乃至近接付近の磁力線を吸
収して磁気力を弱めるから重力作用の働きにかかわらず
掻取分離を容易としている。従つて、装置構成上スクレ
ーパ一の配置には制約が少なく任意の位置にスクレーパ
一が取り付けられ適用性が広いものとなる。
力線β或いはｒに示される力がある。一方、現像剤をス
リーブ面から離す力としては、重力とスリーブの回転に
よる現像剤の搬送力がある。従つて、現像剤を搬送する
ため通常はスリーブ２上に保持するに十分な磁力線β或
いはγの力が現像制に作用している。ところが、このス
クレーパ一５が当接する部分では図示の様に磁力線がス
クレーパ一５内に吸収されるので空間の磁力線が減少し
現像剤に作用する力が弱められる。従つてこのスクレー
パ一５部分付近では現傳済ｑの保持力が小さく、僅かな
力での掻き落しが可能となるのである。第２図ではスク
レーパ一５先端が磁極位置に略垂直に当接配置した場合
の磁力線の様子を示しているが、又、第３図の様にスク
レーパ一５を磁極間を渡す様にすると、磁力線がほとん
ど外部に漏れることがないので一層効果的である。前述
第１図示例装置に於ても同様な構成を取つている。即ち
、スクレーパーブレード部材は、多極磁気ローラの磁極
間を結ぶ様に構成している。従つてその両極間に生ずる
磁力線は略その部材中を通過することになるのでスリー
ブ表面への除去現像剤の再付着をも完全に防止すること
も可能とする。以上詳述の如く、本発明装置、強磁性体
スクレーパーブレードを用いることによりスクレーパー
ブレードとスリーブの当接部乃至近接付近の磁力線を吸
収して磁気力を弱めるから重力作用の働きにかかわらず
掻取分離を容易としている。従つて、装置構成上スクレ
ーパ一の配置には制約が少なく任意の位置にスクレーパ
一が取り付けられ適用性が広いものとなる。
又、磁力が弱いのでスクレーパーブレード近傍での再付
着が防止される。
着が防止される。
第１図は本発明実施例装置を説明する側面図、第２図は
スクレーパ一部に於ける磁力線の様子を説明する説明図
、第３図は変形スクレーパ一構成に於ける磁力線の様子
を説明する説明図である。
スクレーパ一部に於ける磁力線の様子を説明する説明図
、第３図は変形スクレーパ一構成に於ける磁力線の様子
を説明する説明図である。
Claims (1)
- １ 現像剤を保持する回動自在の非磁性体スリーブと、
該スリーブ内に設けた複数磁極を有する磁力源と、現像
領域下流側かつ調整ブレード前に位置し、上記スリーブ
表面に当接乃至近接してスリーブ表面の現像剤を除去す
る強磁性体より成るスクレーパーブレードと、を有する
ことを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15666775A JPS5932793B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ゲンゾウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15666775A JPS5932793B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ゲンゾウソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5280844A JPS5280844A (en) | 1977-07-06 |
| JPS5932793B2 true JPS5932793B2 (ja) | 1984-08-10 |
Family
ID=15632659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15666775A Expired JPS5932793B2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ゲンゾウソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932793B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH029185Y2 (ja) * | 1984-03-28 | 1990-03-06 | ||
| JPH0447508Y2 (ja) * | 1987-02-10 | 1992-11-10 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581925B2 (ja) * | 1977-07-18 | 1983-01-13 | 三菱電機株式会社 | 電熱式ポット |
| JPS583610B2 (ja) * | 1977-09-14 | 1983-01-22 | 電気興業株式会社 | 送受信機保護装置 |
| JPS6067978A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-18 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
| JPS649262U (ja) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 |
-
1975
- 1975-12-27 JP JP15666775A patent/JPS5932793B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH029185Y2 (ja) * | 1984-03-28 | 1990-03-06 | ||
| JPH0447508Y2 (ja) * | 1987-02-10 | 1992-11-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5280844A (en) | 1977-07-06 |
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