JPS5932468Y2 - 自動溶接用押出形材 - Google Patents
自動溶接用押出形材Info
- Publication number
- JPS5932468Y2 JPS5932468Y2 JP4584580U JP4584580U JPS5932468Y2 JP S5932468 Y2 JPS5932468 Y2 JP S5932468Y2 JP 4584580 U JP4584580 U JP 4584580U JP 4584580 U JP4584580 U JP 4584580U JP S5932468 Y2 JPS5932468 Y2 JP S5932468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extruded
- automatic welding
- welding
- rail
- extruded shapes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動溶接機での施工作業を極めて容易にした
長尺の母材としてのアルミニウム押出形材の構造に関す
るものである。
長尺の母材としてのアルミニウム押出形材の構造に関す
るものである。
従来、例えば鉄道車両の車体の台わくに用いる全長18
〜25M程の長いアルミニウム押出形材を車体長手方向
に通して並べ相互に隣り合った同士を溶接によって接合
する場合には、該押出形材の長手方向に別にレールを仮
付けし、そのレール上を自動溶接機を走行させて溶接施
工していたため、母材が歪んでいると溶接線とレールの
平行度を調べ治具や取付具が適当であるかどうかを検査
したり、あるいは溶接トーチを溶接作業中に微調整する
作業などが必要であり、能率がよくなかった。
〜25M程の長いアルミニウム押出形材を車体長手方向
に通して並べ相互に隣り合った同士を溶接によって接合
する場合には、該押出形材の長手方向に別にレールを仮
付けし、そのレール上を自動溶接機を走行させて溶接施
工していたため、母材が歪んでいると溶接線とレールの
平行度を調べ治具や取付具が適当であるかどうかを検査
したり、あるいは溶接トーチを溶接作業中に微調整する
作業などが必要であり、能率がよくなかった。
また、溶接トーチの位置合わせを自動ならいによる方法
もあったが、装置が高価になるなどの問題があった。
もあったが、装置が高価になるなどの問題があった。
本考案は前記問題点をすべて解決したものであって、ア
ルミニウム押出形材自身の表面にレール若し←は回路を
設け、その上を自動溶接機を走行させることにより、溶
接前の仮組みにも取付具のみでよく手間がかからず、溶
接のでき上がりも早く、しかも充分に満足すべき溶接の
信頼性を高めることができるようにしたものである。
ルミニウム押出形材自身の表面にレール若し←は回路を
設け、その上を自動溶接機を走行させることにより、溶
接前の仮組みにも取付具のみでよく手間がかからず、溶
接のでき上がりも早く、しかも充分に満足すべき溶接の
信頼性を高めることができるようにしたものである。
以下付図に示す実施例により本考案を説明する。
第1図において、1はアルミニウム押出形材、2は押出
形材1と同じく可成り長尺のアルミニウム押出形材で、
両者は溶接前に取付具(図示省略)により固定し定置さ
れる。
形材1と同じく可成り長尺のアルミニウム押出形材で、
両者は溶接前に取付具(図示省略)により固定し定置さ
れる。
3は通常5名答液と呼ばれる溶極式イナートガスアーク
溶接に用いる自動溶接機で溶接トーチ4を具えており、
機体3aは底部に取付けた走行輪10によりアルミニウ
ム押出形材1自身の表面長手方向に設げたレール8若し
ぐは凹溝状に形成された通路(図示省略)に乗って移動
自在に支承される。
溶接に用いる自動溶接機で溶接トーチ4を具えており、
機体3aは底部に取付けた走行輪10によりアルミニウ
ム押出形材1自身の表面長手方向に設げたレール8若し
ぐは凹溝状に形成された通路(図示省略)に乗って移動
自在に支承される。
5は機体3a側壁より外方)突設した支持板で、支持板
5の先端部に設けた軸受と、車輪6を固定した輪軸7を
支承する。
5の先端部に設けた軸受と、車輪6を固定した輪軸7を
支承する。
これにより一方の車輪6がアルミニウム押出形材の外側
に、他方の車輪6がアルミニウム押出形材2の外側にそ
れぞれ係接しつつ転動し、形材相互を挟持するごとく固
定すると共に機体3aを正しい姿勢に保持できるものと
なる。
に、他方の車輪6がアルミニウム押出形材2の外側にそ
れぞれ係接しつつ転動し、形材相互を挟持するごとく固
定すると共に機体3aを正しい姿勢に保持できるものと
なる。
9は前記押出形材1,2の溶接部すなわち継手部に設け
た開先で第2図に示すように、当然のことながら酸化、
窒化が問題となるアルミニウムの母材としては、溶接部
のシールド効果の点から最も推奨されるべき継手の形状
である。
た開先で第2図に示すように、当然のことながら酸化、
窒化が問題となるアルミニウムの母材としては、溶接部
のシールド効果の点から最も推奨されるべき継手の形状
である。
すなわち、溶接トーチ4より比較的安価で入手しやすい
アルボンなどのイナートガスを流してその気流中でアー
ク溶接すなわち母材と同質の金属を電極に用い、電極が
順次溶融されて開先9内にビードを作って自動的に溶接
を行なうので、溶接部が酸化されたり、窒化されたりす
るおそれはない。
アルボンなどのイナートガスを流してその気流中でアー
ク溶接すなわち母材と同質の金属を電極に用い、電極が
順次溶融されて開先9内にビードを作って自動的に溶接
を行なうので、溶接部が酸化されたり、窒化されたりす
るおそれはない。
前記のように構成された本考案によれば、アルミニウム
押出形材自身の表面に、自動溶接機走行用のレール等を
設け、そのレール等と平行配置したアルミニウム押出形
材との継手部に開先を設けたので、溶接作業を容易にし
、作業性を高めることができる。
押出形材自身の表面に、自動溶接機走行用のレール等を
設け、そのレール等と平行配置したアルミニウム押出形
材との継手部に開先を設けたので、溶接作業を容易にし
、作業性を高めることができる。
又、溶接すべき押出形材の両側に係接しつつ転動する車
輪を機体を支持する支持板に軸支させたので、溶接中押
山形材同士を挾持するごとく固定しているため押出形材
の熱膨張により開先が離間するおそれもない。
輪を機体を支持する支持板に軸支させたので、溶接中押
山形材同士を挾持するごとく固定しているため押出形材
の熱膨張により開先が離間するおそれもない。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の要部正面拡大図である。 1.2・・・・・・アル5ニウム押出形材、3・・・・
・1動溶接機、3a・・・・・・機体、4・・・・・・
溶接トーチ、8・・・・・・レール、9・・・・・・開
先、10・・・・・・走行輪。
図の要部正面拡大図である。 1.2・・・・・・アル5ニウム押出形材、3・・・・
・1動溶接機、3a・・・・・・機体、4・・・・・・
溶接トーチ、8・・・・・・レール、9・・・・・・開
先、10・・・・・・走行輪。
Claims (1)
- アルミニウム押出形材自身の表面に自動溶接機を走行さ
せるレール又は回路を設け、そのレール等と平行配置し
た接合すべきアルミニウム押出形材との継手部に自動溶
接機の溶接トーチで溶融金属を供給してビードな自動的
に作って行くための開先を設けてなる自動溶接用押出形
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4584580U JPS5932468Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 自動溶接用押出形材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4584580U JPS5932468Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 自動溶接用押出形材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56147992U JPS56147992U (ja) | 1981-11-07 |
JPS5932468Y2 true JPS5932468Y2 (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=29640909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4584580U Expired JPS5932468Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 自動溶接用押出形材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932468Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH087985Y2 (ja) * | 1992-04-15 | 1996-03-06 | 日本フルハーフ株式会社 | 中空アルミ型材の溶接接合構造 |
JP5520144B2 (ja) * | 2010-06-29 | 2014-06-11 | 日本フルハーフ株式会社 | トレーラの床構造およびトレーラの床製造方法 |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4584580U patent/JPS5932468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56147992U (ja) | 1981-11-07 |
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