JPS5932120Y2 - Cr複合部品 - Google Patents
Cr複合部品Info
- Publication number
- JPS5932120Y2 JPS5932120Y2 JP15532279U JP15532279U JPS5932120Y2 JP S5932120 Y2 JPS5932120 Y2 JP S5932120Y2 JP 15532279 U JP15532279 U JP 15532279U JP 15532279 U JP15532279 U JP 15532279U JP S5932120 Y2 JPS5932120 Y2 JP S5932120Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- resin
- resistor
- capacitor base
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンデンサ素地上に電極及び抵抗体を印刷し
たCR複合部品に・関する。
たCR複合部品に・関する。
第1図乃至第3図はこの種のCR複合部品の1例であっ
て、放電ギヤツブ付CR複合部品を示す。
て、放電ギヤツブ付CR複合部品を示す。
これらの図において、円板状コンデンサ素地1はチタン
酸バリウム、チタン酸ストロンチウム等の誘電体材から
成り、このコンデンサ素地1の片面には放電ギャップG
を形成する一対の電極2A、2Bが印刷焼付けにより設
けられ、さらにカーボンレジン系抵抗体3が印刷焼付け
により形成される。
酸バリウム、チタン酸ストロンチウム等の誘電体材から
成り、このコンデンサ素地1の片面には放電ギャップG
を形成する一対の電極2A、2Bが印刷焼付けにより設
けられ、さらにカーボンレジン系抵抗体3が印刷焼付け
により形成される。
前記電極2A、2Bには、夫々リード線4A、4Bがは
んだ付等で接続される。
んだ付等で接続される。
一方、コンテ゛ンサ素地1の他方の面には前記電極2A
、2Bと対向する電極5が設けられる。
、2Bと対向する電極5が設けられる。
そして、コンテ゛ンサ素地1の路上半分はモールド樹脂
6で被覆される。
6で被覆される。
この結果、リード線4A、4B間に抵抗体3から戊る抵
抗器R1と、電極2A、5間容量及び電極2B、5間容
量の直列接続に相当するコンデ゛ンサC1と、電極2A
、2Bの空気中に露出した部分から成る放電ギャップG
とが並列に接続された放電ギヤツブ付CR複合部品がで
き上る。
抗器R1と、電極2A、5間容量及び電極2B、5間容
量の直列接続に相当するコンデ゛ンサC1と、電極2A
、2Bの空気中に露出した部分から成る放電ギャップG
とが並列に接続された放電ギヤツブ付CR複合部品がで
き上る。
ところで、第4図に示す如く、前記カーボンレジン系抵
抗体3は前記電極2A、2B間のコンデンサ素地1上に
直接設けられるが、コンテ゛ンサ素地1は単なる絶縁体
とは異なり誘電体としての特性が要求されるため、表面
を滑らかに製造することは困難であり、第5図に示すよ
うにコンデンサ素地表面は粗くなっている。
抗体3は前記電極2A、2B間のコンデンサ素地1上に
直接設けられるが、コンテ゛ンサ素地1は単なる絶縁体
とは異なり誘電体としての特性が要求されるため、表面
を滑らかに製造することは困難であり、第5図に示すよ
うにコンデンサ素地表面は粗くなっている。
この第5図において、横軸1cmの長さは100μmを
示し、縦軸1cmの長さは10μmを表わしている。
示し、縦軸1cmの長さは10μmを表わしている。
抵抗体3、すなわち抵抗器R1の抵抗値Rは、(但し、
ρ:抵抗率、l:長さ、S:断面積)で示され、抵抗値
を正確にするためには塗膜厚を均一にしなければならな
いが、上述のように表面の粗いコンデンサ素地1上に直
接抵抗体3を設けた構成では抵抗体3の断面積Sがばら
ついてしまう結果、抵抗値Rのばらつきが大きくなる欠
点を有している。
ρ:抵抗率、l:長さ、S:断面積)で示され、抵抗値
を正確にするためには塗膜厚を均一にしなければならな
いが、上述のように表面の粗いコンデンサ素地1上に直
接抵抗体3を設けた構成では抵抗体3の断面積Sがばら
ついてしまう結果、抵抗値Rのばらつきが大きくなる欠
点を有している。
また、研摩加工によりコンデンサ素地1の表面を平滑に
すれば抵抗値のばらつきを小さくできると考えられるが
、コストアップにつながりあまり好ましい方策ではない
。
すれば抵抗値のばらつきを小さくできると考えられるが
、コストアップにつながりあまり好ましい方策ではない
。
本考案は、上記の点に鑑み、コンデンサ素地表面にアン
ダーコートを形威しその上に抵抗体を設ける構造とする
ことにより、抵抗値のばらつきの減小をコスト上昇を招
くことなく可能にしたCR複合部品を提供しようとする
ものである。
ダーコートを形威しその上に抵抗体を設ける構造とする
ことにより、抵抗値のばらつきの減小をコスト上昇を招
くことなく可能にしたCR複合部品を提供しようとする
ものである。
以下、本考案に係るCR複合部品の実施例を図面に従っ
て説明する。
て説明する。
第6図及び第7図において、円板状コンデンサ素地1の
片面には放電ギャップGを形成する一対の電極2A、2
Bが印刷焼けにより設けられる。
片面には放電ギャップGを形成する一対の電極2A、2
Bが印刷焼けにより設けられる。
それから、カーボンレジン系抵抗体3を設けるべきコン
デンサ素地表面に予めアンダーコート10が形威される
。
デンサ素地表面に予めアンダーコート10が形威される
。
このアンダーコート材としてはコンデンサ素地1への強
い接着力とフラットな平面性が要求され、フェノール樹
脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂が用いられる。
い接着力とフラットな平面性が要求され、フェノール樹
脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂が用いられる。
そして、カーボンレジン系抵抗体3はアンダーコー)1
0が設けられた平坦面に印刷焼付けにより均一な厚さに
形成される。
0が設けられた平坦面に印刷焼付けにより均一な厚さに
形成される。
なお、リード線4A、4Bの取付け、電極5の形成及び
モールド樹脂6による被覆は第1図及び第2図と同様に
して行われる。
モールド樹脂6による被覆は第1図及び第2図と同様に
して行われる。
上記実施例によれば、アンダーコー) 10を設けてコ
ンデンサ素地1の表面は平坦にした後にカーボンレジン
系抵抗体3を形成するので、前記(1)式における抵抗
体3の断面積Sのばらつきを減少させることができ、ひ
いては抵抗値のばらつきを小さくすることが可能である
。
ンデンサ素地1の表面は平坦にした後にカーボンレジン
系抵抗体3を形成するので、前記(1)式における抵抗
体3の断面積Sのばらつきを減少させることができ、ひ
いては抵抗値のばらつきを小さくすることが可能である
。
第8図は実施例のCR複合部品のばらつきを、従来のも
ののばらつきと比較したものであり、曲線Xは従来、曲
線Yは実施例の場合のサンプル個数と抵抗値との関係を
示す。
ののばらつきと比較したものであり、曲線Xは従来、曲
線Yは実施例の場合のサンプル個数と抵抗値との関係を
示す。
この図から、従来の場合には、所望の抵抗値1.5MΩ
に対して1.0乃至2゜0MQより広範囲にばらついて
いるが、実施例の場合には殆んど大部分のサンプルが所
望の抵抗値1.5MΩ周辺の抵抗値を示している。
に対して1.0乃至2゜0MQより広範囲にばらついて
いるが、実施例の場合には殆んど大部分のサンプルが所
望の抵抗値1.5MΩ周辺の抵抗値を示している。
なお、上記実施例では放電ギヤツブ付CR複合部品を例
にとって説明したが、放電ギャップ無しのCR複合部品
にもそのまま適用可能であることは明らかで゛ある。
にとって説明したが、放電ギャップ無しのCR複合部品
にもそのまま適用可能であることは明らかで゛ある。
斜上のように、本考案によれば、コンデンサ素地表面に
アンダーコートを形威しその上に抵抗体を設ける構造と
して、コスト上昇を招くことなく抵抗値のばらつきの減
少を図ったCR複合部品を得る。
アンダーコートを形威しその上に抵抗体を設ける構造と
して、コスト上昇を招くことなく抵抗値のばらつきの減
少を図ったCR複合部品を得る。
第1図は従来の放電ギヤツブ付CR複合部品の正面図、
第2図は同背面図、第3図は等価回路図、第4図は第1
図のIV−IV断面図、第5図はコンデンサ素地表面粗
さを実測した場合のグラフ、第6図は本考案に係るCR
複合部品の実施例であって放電ギヤツブ付のものを示す
正面図、第7図は第6図のVll−VII断面図、第8
図は実施例の効果を従来と比較して示すグラフである。 1・・・・・・コンデンサ素地、2A、2B、5・・・
・・・電極、3・・・・・・カーボンレジン系抵抗体、
4A、4B・・・・・・リード線、6・・・・・・モー
ルド樹脂、10・・・・・・アンダーコート、G・・・
・・・放電ギャップ。
第2図は同背面図、第3図は等価回路図、第4図は第1
図のIV−IV断面図、第5図はコンデンサ素地表面粗
さを実測した場合のグラフ、第6図は本考案に係るCR
複合部品の実施例であって放電ギヤツブ付のものを示す
正面図、第7図は第6図のVll−VII断面図、第8
図は実施例の効果を従来と比較して示すグラフである。 1・・・・・・コンデンサ素地、2A、2B、5・・・
・・・電極、3・・・・・・カーボンレジン系抵抗体、
4A、4B・・・・・・リード線、6・・・・・・モー
ルド樹脂、10・・・・・・アンダーコート、G・・・
・・・放電ギャップ。
Claims (1)
- 一面に電極を形成したコンデンサ素地の他面に、放電ギ
ャップを有する一対の電極と、フェノール樹脂、キシレ
ン樹脂又はエポキシ樹脂からなる表面の平坦なアンダー
コートとを形成するとともに、該アンダーコート上に前
記一対の電極を橋絡するカーボンレジン系抵抗体を形成
し、前記一対の電極のそれぞれにリード線を接続し、前
記放電ギャップを露出させて樹脂モールドしたことを特
徴とするCR複合部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15532279U JPS5932120Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Cr複合部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15532279U JPS5932120Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Cr複合部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5678240U JPS5678240U (ja) | 1981-06-25 |
JPS5932120Y2 true JPS5932120Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=29667323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15532279U Expired JPS5932120Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Cr複合部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932120Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP15532279U patent/JPS5932120Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5678240U (ja) | 1981-06-25 |
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