JPS5931766Y2 - 高架構造体用の排水管 - Google Patents

高架構造体用の排水管

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JPS5931766Y2
JPS5931766Y2 JP11945480U JP11945480U JPS5931766Y2 JP S5931766 Y2 JPS5931766 Y2 JP S5931766Y2 JP 11945480 U JP11945480 U JP 11945480U JP 11945480 U JP11945480 U JP 11945480U JP S5931766 Y2 JPS5931766 Y2 JP S5931766Y2
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Japan
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elevated structure
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JP11945480U
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JPS5741910U (ja
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史朗 金尾
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高速道路や高架道路のような高架構造体の張
出し部および支柱に沿って配設される排水管に関し、そ
の目的は、前記高架構造体の張出し部の形状寸法等の条
件変化に対する追従性を高めて現場での配管作業能率を
向上することができながら、振動、流水抵抗に対する耐
久性能を高めることができるようにせんとする点にある
先ず本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、基本
的には、肉厚が一定又はほぼ一定の薄肉な壁1をもって
断面波形に形成された蛇腹管本体2と、この蛇腹管本体
2の内部において、その外方への各凹部2a・・・・・
・をその内側開口部で覆う又はほぼ覆う状態で前記波形
壁1の各谷部1a・・・・・・内面に当付けられた断面
扁平な帯状体3・・・・・・とからなり、かつ、高架構
造体Aの張出し部4およびその近傍に沿った迂回流路部
分aにあっては、本体2の伸縮、屈曲を第3図のように
十分に許容し得るよう前記各帯状体3・・・・・・を、
それの管軸芯方向一端を自由端にする状態で、かつ収縮
姿勢では各帯状体3・・・・・・が内外に重合可能な状
態で前記各谷部1a・・・・・・内面に一体固着すると
ともに、前記高架構造体Aの支柱5に沿った直線流路部
分すにあっては、前記各帯状体3・・・・・・を、その
両端ともに各隣接谷部1a、la・・・・・・の内面に
一体固着することにより排水管を構成したものであり、
実施化に当っての好ましい具体的な構成手段を述べると
次の通りである。
即ち、前記蛇腹管本体2と帯状体3とをともに合成樹脂
製、それも同一材料製(ポリプロピレンが最適)とする
のが良く、この場合、半溶融の帯状体3を押出しながら
芯軸に螺旋状に捲回し、この捲回帯状体3上に、波形壁
1の1ピッチ分に相当する半溶融の帯状体を螺旋状に捲
回して隣接端縁同志を溶着して波形壁1よりなる蛇腹管
本体2を形威し、かつ後者帯状体の谷部1a相当部分を
前者捲回帯状体3に対し、前記迂回流路部分aでは、こ
の帯状体3の一端のみに溶着し、かつ、前記直線流路部
分すでは、帯状体3の両端ともに溶着するといった能率
的な手段が採れるが、これ以外の手段として、硬化して
も柔軟な両帯状体を前記の如く二重捲回する際に加熱溶
着又は接着剤塗布により前記条件に従って両者を固着し
ても良い。
又、蛇腹管本体2を、多数の突出壁部1bが一連の螺旋
を呈するように形成する以外、第4図のようにその突出
壁部1bが互いに独立した環状を呈するように形成して
も良く、この場合、各帯状体3も互いに独立した環状の
ものを用い、その環状帯状体3・・・・・・群を並列配
置した状態で、前記条件に従って夫々の外周の一端又は
両端に接着剤を塗布し、かつ半割りの蛇腹管本体を突き
合わせ接合する。
尚、蛇腹管本体2と帯状体3を夫々、薄肉金属製とする
も良い。
殊に帯状体3は耐摩耗性大なるものが好ましく、合成樹
脂製の場合は、繊維や布を補強材として埋設すると良い
又、波形壁1は、その断面形状が図示のコの字状以外、
三角状、半円状等様々のものが考えられる。
以上要するに本考案は、高架構造体Aの張出し部4およ
び支柱5に沿って配設される排水管であって、肉厚が一
定又はほぼ一定の薄肉な壁1をもって断面波形に形成さ
れた蛇腹管本体2と、この蛇腹管本体2の内部において
、その外方への各凹部2a・・・・・・をその内側開口
部で覆う又はほぼ覆う状態で前記波形壁1の各谷部1a
・・・・・・内面に当付けられた断面扁平な帯状体3・
・・・・・とからなり、かつ、前記張出し部4およびそ
の近傍に沿った迂回流路部分aにあっては、前記各帯状
体3・・・・・・を、それの管軸芯方向一端を自由端に
する状態でかつ収縮姿勢では各帯状体3・・・・・・が
内外に重合可能な状態で前記各谷部1a・・・・・・内
面に一体固着するとともに、前記支柱5に沿った直線流
路部分すにあっては、前記各帯状体3・・・・・・を、
その両端ともに各隣接谷部1a、1a・・・・・・の内
面に一体固着しであることを特徴とするものであって、
前記張出し部4に対応する迂回流路部分aでは前記帯状
体3・・・・・・の一端を自由端とし、しかも相互接近
時に互いに重合するから、蛇腹管本体2をしてこの迂回
流路部分aでその伸縮および屈曲性を十分に発揮させ得
、その大なる自由度故に、張出し部4に沿った彎曲ない
しは屈折配管を、その張出し部4の形状、寸法等の条件
変化に対して良好に追従させる状態で極めて容易に行う
ことができ、それでいて支柱5に対応する直線流路部分
すでは帯状体3・・・・・・の両端を固定端にしてその
剛性を十分に高め、支柱5に沿ってその直線配管を精度
高くしかも容易に行うことを可能としながら、その大な
る剛性をして上側の自由度の高い迂回流路部分aを安定
良く支持させることができ、加えて、前記帯状体3・・
・・・・をして、迂回流路部分a、直線流路部分すの何
れにおいても前記凹部2a・・・・・・をその内側開口
部で覆わせることにより、振動、流水抵抗に対する耐久
性能ならびに排水性能を高めることができる。
従って、全体として現場での配管作業能率を向上できな
がら、耐久性能、排水性能を高めることができるという
実用効果の高い高架構造体用の排水管を提供できるに至
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る高架構造体用の排水管の実施例を示
し、第1図は配設状態の概略正面図、第2図は要部断面
図、第3図は使用姿勢を表わす断面図、第4図は応用例
の断面図である。 1・・、・・・・波形壁、1A・・・・・・谷部、2・
・・・・・蛇腹管本体、2a・・・・・・凹部、3・・
・・・・帯状体、4・・・・・・張出し部、5・・・・
・・支柱、a・・・・・・迂回流路部分、b・・・・・
・直線流路部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 高架構造体Aの張り出し部4および支柱5に沿って
    配設される排水管であって、肉厚が一定又はほぼ一定の
    薄肉な壁1をもって断面波形に形成された蛇腹管本体2
    と、この蛇腹管本体2の内部において、その外方への各
    凹部2a・・・・・・をその内側開口部で覆う又はほぼ
    覆う状態で前記波形壁1の各谷部1a・・・・・・内面
    に当付けられた断面扁平な帯状体3・・・・・・とから
    なり、かつ、前記張出し部4およびその近傍に沿った迂
    回流路部分aにあっては、前記各帯状体3・・・・・・
    を、それの管軸芯方向一端を自由端にする状態でかつ収
    縮姿勢では各帯状体3・・・・・・が内外に重合可能な
    状態で前記各谷部1a・・・・・・内面に一体固着する
    とともに、前記支柱5に沿った直線流路部分すにあって
    は、前記各帯状体3・・・・・・を、その両端ともに各
    隣接谷部1a、1a・・・・・・の内面に一体固着しで
    あることを特徴とする高架構造体用の排水管。 ■ 前記帯状体3が耐摩耗性材料から構成されている実
    用新案登録請求の範囲第■項に記載の高架構造体用の排
    水管。 ■ 前記蛇腹管本体2と帯状体3は夫々、合成樹脂製で
    ある実用新案登録請求の範囲第■項又は第■項に記載の
    高架構造体用の排水管。 ■ 前記蛇腹管本体2と帯状体3は夫々、金属製である
    実用新案登録請求の範囲第■項又は第■項に記載の高架
    構造体用の排水管。
JP11945480U 1980-08-21 1980-08-21 高架構造体用の排水管 Expired JPS5931766Y2 (ja)

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JPS5741910U JPS5741910U (ja) 1982-03-06
JPS5931766Y2 true JPS5931766Y2 (ja) 1984-09-07

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