JPS6242792Y2 - - Google Patents

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JPS6242792Y2
JPS6242792Y2 JP14108380U JP14108380U JPS6242792Y2 JP S6242792 Y2 JPS6242792 Y2 JP S6242792Y2 JP 14108380 U JP14108380 U JP 14108380U JP 14108380 U JP14108380 U JP 14108380U JP S6242792 Y2 JPS6242792 Y2 JP S6242792Y2
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JP
Japan
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traveling
conduit
diameter
protrusions
sealant
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JP14108380U
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JPS5762672U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流動性シール剤により導管の内面に
形成するライニング層を、厚みが大で均一にでき
るように、走行本体の外周面に、その外周面と導
管の間に流動性シール剤塗布用空間を形成するた
めの突部を、前記走行本体の全周にわたつて分散
して付設した導管ライニング用走行物体に関す
る。
従来、特開昭54−145746号公報に示されるよう
に、円柱状に形成した走行本体の外周面に、走行
本体の全長にわたる帯状の突部を設けていた。
しかし、導管内面に形成したライニング層にお
いて、突部の通過に伴つて形成される多くの溝
が、走行物体が完全に通過してしまつた状態で、
単にシール剤の自然流動のみによつて埋められる
ため、実際上完全には埋められず、ライニング層
の厚みが導管周方向において変化する欠点があつ
た。
その上、内径の均一な直管を対象としていたた
め、走行本体の材料において管の内径変化や曲が
りに対する特別な配慮が無く、また、突部が帯状
故に管の内径変化や曲がりに伴う曲がり変形を生
じにくく、適用できる導管の種類が極めて少ない
欠点があつた。
本考案の目的は、突部によるライニング層の溝
が十分に埋められるように、かつ、たとえ導管の
内径がかなり大きく変化しても、あるいは、導管
が急激に曲がつていても、物体の管内走行及びシ
ール剤によるライニング層形成が良好に行われる
ようにする点にある。
本考案の特徴構成は、走行本体が弾性的に拡径
及び縮径自在な材料から成り、その走行本体の外
周面に付設した突部がピン状に形成され、それら
ピン状突部を付設した部分における走行本体の直
径とほぼ等しい直径に形成したシール剤用均し部
が、ピン状突部の走行方向後方に配置して、走行
本体に備えられていることにあり、その作用効果
は次の通りである。
つまり、十分量のシール剤を走行本体の前方に
位置させて導管内に入れた状態で、導管内で走行
物体を移動させると、突部により導管と走行本体
外周面との間に形成される空間によつて、シール
剤の一部が導管内面に付着して残り、導管内面に
シール剤によるライニング層が形成されるのであ
るが、その時に以下のような有効作用が行われ
る。
(イ) 導管内面のライニング層に突部が原因で形成
される多数の溝が、均し部によるシール剤強制
流動によつて信頼性の高い状態で埋められる。
(ロ) しかも、均し部の直径が突部付設部分におけ
る走行物体の直径とほぼ等しいから、突部の高
さによつて設定されるライニング層の厚みを確
実にかつ均一に得られる。さらに説明すると、
例えば均し部を、走行物体の直径よりもかなり
大にし、かつ、弾性縮径自在に構成した場合、
導管と走行物体の間に残つたシール剤が、均し
部により厚みをかなり減小させて導管内面に塗
付けられようとするが、シール剤を走行物体前
方に押し流すことが不可能なため、実際には、
均し部の直径変化を繰り返させる状態でシール
剤が走行物体の後方に残り、ライニング層の厚
みが不確実になるとともに導管長手方向におい
てかなり大きく変化する。しかし、そのような
不都合な現象は、均し部と走行物体の直径をほ
ぼ等しくすると十分に抑制できる。
(ハ) 走行本体自体を弾性的径変化自在にするばか
りでなく、突部をピン状にしてあるから、導管
の内径変化や曲がりがあつても、空間形成のた
めにかなり硬質であることを要求される突部に
よつて悪影響を受けること無く、走行物体が十
分にかつ十分小さい応力で変形され、走行物体
の導管内移動を抵抗少なく円滑に行える。
その結果、ライニング層の厚さを突部の高さ調
整で適宜設定できるとともに、設定した厚さのラ
イニング層を確実かつ均一に形成でき、ライニン
グ性能を十分に向上できた。
その上、導管の内径変化や曲がりに対する順応
性を向上でき、殊に内径変化や曲がりの多い既設
導管の補修を良好にかつ容易迅速に行えるように
なり、また、走行物体を適用できる導管内径範囲
が十分に拡がり、汎用性においても優れたものに
なつた。
次に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、砲弾形の走行
本体1の外周面に、ピン状に形成した多数の突部
2を、走行本体1の全周及び長手方向適当範囲に
わたつて分散して付設し、シール剤用均し部1A
を、突部2付設部分における走行本体1の直径と
ほぼ等しい直径に形成し、かつ、突部2の走行方
向後方に配置して走行本体1に付設し、もつて、
導管内面にライニング層を形成するための走行物
体Aを構成してある。
走行本体1及び均し部1Aは、弾性的に拡径及
び縮径自在な材料、例えば、圧縮気体を封入した
ゴム製や独立気泡のある樹脂製の中空体、弾性に
富むゴム製の中実体等から成る。
突部2は、剛性の比較的大きい材料から成り、
ライニング層の所望厚さに見合つて高さが決めら
れ、そして、走行本体1の周方向においてほぼ等
間隔で、かつ、走行本体1の長手方向においてほ
ぼ直線的に並んでいる。
次に、上記走行物体Aによる導管Pのライニン
グについて説明する。
第3図に示すように、導管P内に十分量の流動
性シール剤Sを入れた状態で、導管Pに入れた走
行物体Aを背圧やワイヤによる牽引等で移動させ
る。その時、走行本体1と導管Pとの間に突部に
よつてシール剤塗布用空間が形成され、その空間
の作用でシール剤Sの一部が導管P内面に付着し
た状態で残つて、ライニング層が形成され、シー
ル剤Sの大部分は走行本体1によつて押し流され
る。また、ライニング層において突部2で形成さ
れた溝は、均し部1Aの作用で埋められ、均一な
厚みのライニング層が形成される。
また、導管Pの内径が変形すると、突部2の有
効高さがほとんど変化しない状態で、走行本体1
の直径が変化し、走行用物体Aの移動が円滑に行
われるとともに、所望厚さのライニング層が均一
に形成される。
さらに、第4図に示すように、導管P内面に錆
3等による凹凸部が存在しても、突部2の有効高
さがほとんど変化しないで、走行本体1が変形
し、走行物体Aの移動及びライニング層形成が良
好に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、
第1図は走行物体の側面図、第2図は正面図、第
3図及び第4図は夫々使用状態の説明図である。 1……走行本体、1A……均し部、2……突
部、P……導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行本体1の外周面に、その外周面と導管Pの
    間に流動性シール剤S塗布用空間を形成するため
    の突部2を、前記走行本体1の全周にわたつて分
    散して付設した導管ライニング用走行物体であつ
    て、前記走行本体1が弾性的に拡径及び縮径自在
    な材料から成り、前記突部2がピン状に形成さ
    れ、それらピン状突部2を付設した部分における
    前記走行本体1の直径とほぼ等しい直径に形成し
    たシール剤用均し部1Aが、前記ピン状突部2の
    走行方向後方に配置して、前記走行本体1に備え
    られている導管ライニング用走行物体。
JP14108380U 1980-10-02 1980-10-02 Expired JPS6242792Y2 (ja)

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JP14108380U JPS6242792Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02

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JP14108380U JPS6242792Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS5762672U JPS5762672U (ja) 1982-04-14
JPS6242792Y2 true JPS6242792Y2 (ja) 1987-11-02

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JP14108380U Expired JPS6242792Y2 (ja) 1980-10-02 1980-10-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646538Y2 (ja) * 1989-11-22 1994-11-30 ダイヤケミカル株式会社 液相式ライニング用ピグ
EP2511065B1 (de) * 2011-04-14 2013-12-04 Röchling Automotive AG & Co. KG Gießvorrichtung und Gießverfahren zur Herstellung eines hohlen Gussgegenstandes

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JPS5762672U (ja) 1982-04-14

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