JPH0218397Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218397Y2 JPH0218397Y2 JP1981056539U JP5653981U JPH0218397Y2 JP H0218397 Y2 JPH0218397 Y2 JP H0218397Y2 JP 1981056539 U JP1981056539 U JP 1981056539U JP 5653981 U JP5653981 U JP 5653981U JP H0218397 Y2 JPH0218397 Y2 JP H0218397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusions
- joint
- folded
- protrusion
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 4
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として下水等の低圧配管に使用する
管接合用ジヨイントの改良に関する。
管接合用ジヨイントの改良に関する。
一般に流し台の排水管や小便器の排水管を下水
管に連結するに際し、ゴム・合成ゴム等の軟質弾
性材料からなる筒状のジヨイントが使用され、そ
の一方の端部より流し台等に通じる細径管を内部
に圧入し、他端部より、その外面に下水管に通じ
る太径の管を嵌着するようにしたものが知られて
いる。
管に連結するに際し、ゴム・合成ゴム等の軟質弾
性材料からなる筒状のジヨイントが使用され、そ
の一方の端部より流し台等に通じる細径管を内部
に圧入し、他端部より、その外面に下水管に通じ
る太径の管を嵌着するようにしたものが知られて
いる。
また一般にこの種の配管に使用される管は細径
のもの、及び太径のものの外径は統一されつつあ
るが特に太径の管は肉厚の異なるものが使用さ
れ、従つてその内径が異なつた数種のものを用途
に応じて使い分けているところであり、これがた
めにジヨイントもその外径を異ならせた数種類の
ものを別々に成形しなければならないものであつ
た。
のもの、及び太径のものの外径は統一されつつあ
るが特に太径の管は肉厚の異なるものが使用さ
れ、従つてその内径が異なつた数種のものを用途
に応じて使い分けているところであり、これがた
めにジヨイントもその外径を異ならせた数種類の
ものを別々に成形しなければならないものであつ
た。
かかる点にかんがみ本考案は同時に一の型で成
形されるジヨイントであつて複数の種類の太径管
に使用でき、かつ、それらの接合状態がいずれの
場合も同様の水密性を保持し得るとともに接合す
る管への嵌め込みが容易に行われるジヨイントの
提供を目的としたものであり、その要旨とすると
ころはゴム、合成ゴム等の軟質弾性材料をもつて
筒状に形成され、一端外周にフランジを備え、該
フランジ側端部よりその内側に細径管を挿入自在
となすとともに他方側端部よりその外側に太径管
を嵌着自在にしたジヨイント本体を備えて、該ジ
ヨイント本体の外周面に環状の外面突条を一定間
隔を隔てて複数本一体成形するとともに内周面に
は環状の内面突条を一体成形し、かつそのジヨイ
ント本体の端部に折り返し筒部を一体に備えてな
る管接合用ジヨイントにおいて、前記外面突条を
断面略半円形状に形成するとともに該外面突条間
の位置に前記内面突条を断面略半円形状に形成
し、前記折り返し筒部の内面に断面が略半円形状
の環状の突条を前記外面突条間隔に合わせて形成
し、かつその折り返し筒部の突条位置の外面を環
状に凹ませた波状に形成したことを特徴としてな
る管接合用ジヨイントに存する。
形されるジヨイントであつて複数の種類の太径管
に使用でき、かつ、それらの接合状態がいずれの
場合も同様の水密性を保持し得るとともに接合す
る管への嵌め込みが容易に行われるジヨイントの
提供を目的としたものであり、その要旨とすると
ころはゴム、合成ゴム等の軟質弾性材料をもつて
筒状に形成され、一端外周にフランジを備え、該
フランジ側端部よりその内側に細径管を挿入自在
となすとともに他方側端部よりその外側に太径管
を嵌着自在にしたジヨイント本体を備えて、該ジ
ヨイント本体の外周面に環状の外面突条を一定間
隔を隔てて複数本一体成形するとともに内周面に
は環状の内面突条を一体成形し、かつそのジヨイ
ント本体の端部に折り返し筒部を一体に備えてな
る管接合用ジヨイントにおいて、前記外面突条を
断面略半円形状に形成するとともに該外面突条間
の位置に前記内面突条を断面略半円形状に形成
し、前記折り返し筒部の内面に断面が略半円形状
の環状の突条を前記外面突条間隔に合わせて形成
し、かつその折り返し筒部の突条位置の外面を環
状に凹ませた波状に形成したことを特徴としてな
る管接合用ジヨイントに存する。
次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。図中1はジヨイント本体であり、このジヨイ
ント本体はゴム、合成ゴム等の軟質合成樹脂材料
により略円筒形状に形成され、一端外周にフラン
ジ2が一体成形され、かつその端部内周面に内方
に向けて傾斜させた環状ひれ3が一体成形されて
いる。
る。図中1はジヨイント本体であり、このジヨイ
ント本体はゴム、合成ゴム等の軟質合成樹脂材料
により略円筒形状に形成され、一端外周にフラン
ジ2が一体成形され、かつその端部内周面に内方
に向けて傾斜させた環状ひれ3が一体成形されて
いる。
このジヨイント本体1はその外周面に断面が略
半円形状をした環状の外面突条4,4…が一定間
隔を隔てて一体成形されている。またその内周面
には各外面突条4,4…間位置に断面が略半円形
状をした環状の内面突条5,5…が一体成形され
ている。
半円形状をした環状の外面突条4,4…が一定間
隔を隔てて一体成形されている。またその内周面
には各外面突条4,4…間位置に断面が略半円形
状をした環状の内面突条5,5…が一体成形され
ている。
ジヨイント本体1の先端にはその延長方向に連
続して折返し筒部6が一体成形されている。この
折り返し筒部6はジヨイント本体1の外周面側に
折り返し自在な薄い形状に成形され、その内面に
は前述した外面突条4,4…と略同じ間隔に断面
が略半円形状をした環状の突条部7,7…が一体
成形されている。またこの折り返し筒部6の外面
は突条部7,7…位置を凹部8としたなだらかな
波状に形成されている。
続して折返し筒部6が一体成形されている。この
折り返し筒部6はジヨイント本体1の外周面側に
折り返し自在な薄い形状に成形され、その内面に
は前述した外面突条4,4…と略同じ間隔に断面
が略半円形状をした環状の突条部7,7…が一体
成形されている。またこの折り返し筒部6の外面
は突条部7,7…位置を凹部8としたなだらかな
波状に形成されている。
このように構成される管接合用ジヨイントの使
用に際し、ジヨイント本体1の一端部側よりその
内側に細径管Aを押し込み、他端側よりその外側
に大径管Bを嵌着する。太径管Bの内径が小さい
種類の場合は折り返し筒部6をジヨイント本体1
の先端に延長した状態のままもしくは第2図に示
すようにこれを切断して嵌着する。
用に際し、ジヨイント本体1の一端部側よりその
内側に細径管Aを押し込み、他端側よりその外側
に大径管Bを嵌着する。太径管Bの内径が小さい
種類の場合は折り返し筒部6をジヨイント本体1
の先端に延長した状態のままもしくは第2図に示
すようにこれを切断して嵌着する。
また太径管Bの内径が大きい場合には、第3図
に示すように折り返し筒部6をジヨイント本体1
の外側に折り返しその外面に太径管Bを嵌着す
る。
に示すように折り返し筒部6をジヨイント本体1
の外側に折り返しその外面に太径管Bを嵌着す
る。
なお、ジヨイント本体1はその環状ひれ3及び
内面突条5の内径をあらかじめ想定される細径管
Aの外径より稍小さく成形しておき、管Aの押し
込みにより押し拡げられた際の弾力により管Aの
外面が締めつけられて水密性が保持されるように
している。
内面突条5の内径をあらかじめ想定される細径管
Aの外径より稍小さく成形しておき、管Aの押し
込みにより押し拡げられた際の弾力により管Aの
外面が締めつけられて水密性が保持されるように
している。
同様にジヨイント本体1の筒部の外面に太径管
Bが嵌着された際に外面突条4の外面が押し締め
られ、その際の弾力により太径管Bの内面に圧着
されて水密性が保持されるようにしている。
Bが嵌着された際に外面突条4の外面が押し締め
られ、その際の弾力により太径管Bの内面に圧着
されて水密性が保持されるようにしている。
上述のように本考案の管接合用ジヨイントはジ
ヨイント本体の先端に折り返し筒部を一体に設
け、必要に応じてこの折り返し筒部をジヨイント
本体の外面に折り返し自在となしたことにより内
径の異なる二種類の管の接合に際し、一のジヨイ
ントを共に使用し得ることとなり、またジヨイン
ト本体はその内周面の環状の各内面突条間位置に
あつてその外周面に環状の外面突条を設けたこと
により、その厚さ方向の変形量が大きくでき、し
かもその弾性はジヨイント本体全体の撓み力によ
り得られるため強い弾性が得られることとなり、
水密性が良好となつたものである。更にまた折り
返し筒部をジヨイント本体外面に折り返して、該
折り返し筒部の外面に太径管を嵌着すれば、前記
ジヨイント本体の外面突条の外面に前記折り返し
筒部の凹部が嵌合し、前記ジヨイント本体の外面
突条と折り返し筒部の突条が重ねられることとな
つて、この外面突条と折り返し筒部の突条が同時
に前記太径管の内面で押し締められることによつ
て得られる弾力は前記折り返し筒部を折り返さな
いで使用する場合と略同じ弾力が得られ、従つ
て、太径管との水密性が良好であつて、かつ、太
径管の内面と前記折り返し筒部の接触面積が少な
いので太径管を嵌着する際の摩擦力は小さく、管
接合ジヨイントの管への嵌着が容易に行い得るこ
ととなつた。又、更に前記折り返し部は内面には
突条を、外面には波状を設けて形成したので、一
定の厚さで形成した場合に較べて重さが軽量でか
つ軟質弾性材料が少なくて済み経済的である。管
への嵌着が容易に行い得ることとなつたものであ
る。
ヨイント本体の先端に折り返し筒部を一体に設
け、必要に応じてこの折り返し筒部をジヨイント
本体の外面に折り返し自在となしたことにより内
径の異なる二種類の管の接合に際し、一のジヨイ
ントを共に使用し得ることとなり、またジヨイン
ト本体はその内周面の環状の各内面突条間位置に
あつてその外周面に環状の外面突条を設けたこと
により、その厚さ方向の変形量が大きくでき、し
かもその弾性はジヨイント本体全体の撓み力によ
り得られるため強い弾性が得られることとなり、
水密性が良好となつたものである。更にまた折り
返し筒部をジヨイント本体外面に折り返して、該
折り返し筒部の外面に太径管を嵌着すれば、前記
ジヨイント本体の外面突条の外面に前記折り返し
筒部の凹部が嵌合し、前記ジヨイント本体の外面
突条と折り返し筒部の突条が重ねられることとな
つて、この外面突条と折り返し筒部の突条が同時
に前記太径管の内面で押し締められることによつ
て得られる弾力は前記折り返し筒部を折り返さな
いで使用する場合と略同じ弾力が得られ、従つ
て、太径管との水密性が良好であつて、かつ、太
径管の内面と前記折り返し筒部の接触面積が少な
いので太径管を嵌着する際の摩擦力は小さく、管
接合ジヨイントの管への嵌着が容易に行い得るこ
ととなつた。又、更に前記折り返し部は内面には
突条を、外面には波状を設けて形成したので、一
定の厚さで形成した場合に較べて重さが軽量でか
つ軟質弾性材料が少なくて済み経済的である。管
への嵌着が容易に行い得ることとなつたものであ
る。
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図
はジヨイントの縦断面図、第2図は一使用状態の
縦断面図、第3図は他の使用状態の縦断面図であ
る。 1……ジヨイント本体、4……外面突条、5…
…内面突条、6……折り返し筒部、7……突条、
8……凹部。
はジヨイントの縦断面図、第2図は一使用状態の
縦断面図、第3図は他の使用状態の縦断面図であ
る。 1……ジヨイント本体、4……外面突条、5…
…内面突条、6……折り返し筒部、7……突条、
8……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム、合成ゴム等の軟質弾性材料をもつて筒状
に形成され、一端外周にフランジを備え、該フラ
ンジ側端部よりその内側に細径管を挿入自在とな
すとともに他方側端部よりその外側に太径管を嵌
着自在にしたジヨイント本体を備えて、該ジヨイ
ント本体の外周面に環状の外面突条を一定間隔を
隔てて複数本一体成形するとともに内周面には環
状の内面突条を一体成形し、かつそのジヨイント
本体の端部に折り返し筒部を一体に備えてなる管
接合用ジヨイントにおいて、 前記外面突条を断面略半円形状に形成するとと
もに該外面突条間の位置に前記内面突条を断面略
半円形状に形成し、前記折り返し筒部の内面に断
面が略半円形状の環状の突条を前記外面突条間隔
に合わせて形成し、かつ、その折り返し筒部の突
条位置の外面を環状に凹ませた波状に形成したこ
とを特徴としてなる管接合用ジヨイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056539U JPH0218397Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981056539U JPH0218397Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169887U JPS57169887U (ja) | 1982-10-26 |
JPH0218397Y2 true JPH0218397Y2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=29853043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981056539U Expired JPH0218397Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218397Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6318044B2 (ja) * | 2014-08-11 | 2018-04-25 | 内山工業株式会社 | 接続構造及びシール部材 |
JP6818303B2 (ja) * | 2018-09-12 | 2021-01-20 | 内山工業株式会社 | ガスケット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038818B2 (ja) * | 1971-10-05 | 1975-12-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038818U (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-22 |
-
1981
- 1981-04-21 JP JP1981056539U patent/JPH0218397Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038818B2 (ja) * | 1971-10-05 | 1975-12-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169887U (ja) | 1982-10-26 |
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