JPS627912Y2 - - Google Patents

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JPS627912Y2
JPS627912Y2 JP1978157783U JP15778378U JPS627912Y2 JP S627912 Y2 JPS627912 Y2 JP S627912Y2 JP 1978157783 U JP1978157783 U JP 1978157783U JP 15778378 U JP15778378 U JP 15778378U JP S627912 Y2 JPS627912 Y2 JP S627912Y2
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tube
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JP1978157783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、何重かに組込まれた管を相互に同心
に支持する組込管の相互支持装置に関する。
口径の異なる何種類かの管を船積み運送する場
合、大口径管の中に小口径管を組込むことにより
船倉空間の有効利用が図られる。このように相互
に同心に支持するにあたり、従来は内外の管の間
にゴム製または木製のスペーサを周方向適当間隔
おきに配置している。しかし、木のような剛体か
らなるスペーサを用いると、管の内面に施される
モルタルライニングやシールコート層を傷つける
場合がある。一方、ゴム製のスペーサを用いると
組合された両管を同心に保持した状態で該スペー
サを管の内外面間に密に嵌合するように配置して
も、上記の保持を解除すると管の下方に位置する
スペーサが管重量で圧縮変形し、そのため管上方
のスペーサと管の内外面との間に間隙が生じ、管
の支持が不安定となる。このように管相互の支持
が不安定であると、船積み運送にあたつて荷くず
れ等の問題が生じる。なお、たとえば実公昭52−
38736号公報のようにスペーサとして本体の表面
に滑り材を用いたものが提案されているが、該ス
ペーサによつても管内面の傷つき防止を十分に図
ることは困難である。
本考案は、管相互の支持が確実でかつ管内面を
傷つけることのない組込管の相互支持装置を提供
することを目的とするものである。
この目的を達成するため本考案は、ひも体で適
当間隔おきに複数個相互に連結されたブロツク状
のスペーサを剛体の本体とゴム製の表面部材とか
らなる半剛体にて構成したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1,2は互いに組込まれた管であり、両端にお
いて両管1,2の内外面間にスペーサ3が周方向
に複数個介装されている。各スペーサ3は帯状の
合成樹脂または針金等の一本のひも体4で適当間
隔おきに相互に連結され、相互支持装置5を構成
している。4aはひも体4の両端を接続した接続
部である。各スペーサ3はブロツク状の半剛体か
らなる。ここで半剛体とは、一定量の圧縮変形は
容易であるが、該一定量以上の圧縮変形は生じ難
いものをいう。
第2図はスペーサ3の一例を示し、直方体状の
剛体からなる本体6と、該本体6の一対の対向面
を被う弾性体からなる表面部材7とでスペーサ3
が構成されている。本体6には硬質の発泡樹脂が
用いられ、表面部材7にはゴム板が用いられてい
る。表面部材7は本体6に設けられたあり溝6a
に突条部7aで嵌合することにより本体6に取付
けられている。
第3図は他に実施例を示し、ゴム製の袋体8内
にモルタル、コンクリート等の硬化性充填材9を
充填してなる円柱状の本体6と、該本体6の全表
面を被うゴム製の表面部材7とでスペーサ3が構
成されている。本体6の両端面は表面部材7から
露出させておいてもよい。
第4図はさらに他の実施例を示し、直方体状の
木片10の外周面に金属製の環状枠11を嵌合し
てなる本体6と、木片10の上記外周面と垂直な
1対の対向面を被う表面部材7とでスペーサ3が
構成されている。表面部材7はゴム板からなり、
釘、接着剤等で木片10に貼着されている。
このような構成の相互支持装置5によると、管
1,2を適宜の組込装置で同心に保持した状態
で、管1,2の内外面間に各スペーサ3を挿入
し、ひも体4の両端を接続することにより管1,
2への配置がなされる。この際、スペーサ3は表
面部材7を管1,2の内外面に向けて配置する。
なお、相互支持装置5を内側の管1の外面に取付
けた後に内外の管1,2の組込みを行なつてもよ
い。このように、スペーサ3はゴム製の表面部材
7で管1,2の内外面に接するため、この表面部
材7は管2の内面のモルタルライニングやシール
コート層ならびに管1の外面よりも軟質であるこ
とから、これらに傷をつけることがない。また、
スペーサ3は剛体の本体6と弾性体の表面部材7
とで半剛体として構成されており、管1の重量が
作用したとき、表面部材7が圧縮変形しても本体
6はほとんど圧縮変形することがない。そのた
め、管1,2の全周のスペーサ3が管1,2の内
外面間に密に嵌合した状態で管1,2の支持が行
なわれ、安定した支持が得られる。各スペーサ3
はひも体4で相互に連結されているので、管1,
2の間で不測に移動することがない。
以上説明したように、本考案によれば、管の内
外面間に配置するスペーサを剛体の本体とゴム製
の表面部材とからなる半剛体で構成したため、前
記表面部材は管の内外面よりも軟質でることから
これを傷つける問題がなく、かつ管重量でスペー
サが圧縮変形する問題が緩和され管の全周にわた
りスペーサが密嵌する状態で安定した支持を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は相互支
持装置を管に配置した状態の断面図、第2図はス
ペーサの一例の断面図、第3図はスペーサの他の
例の断面図、第4図はスペーサのさらに他の例の
断面図である。 3……スペーサ、4……ひも体、5……相互支
持装置、6……本体、7……表面部材、8……袋
体、9……充填材、10……木片、11……枠
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ひも体で適当間隔おきに複数個相互に連結され
    たブロツク状のスペーサを、剛体の本体とゴム製
    の表面部材とからなる半剛体にて構成したことを
    特徴とする組込管の相互支持装置。
JP1978157783U 1978-11-15 1978-11-15 Expired JPS627912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978157783U JPS627912Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978157783U JPS627912Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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Publication Number Publication Date
JPS5573686U JPS5573686U (ja) 1980-05-21
JPS627912Y2 true JPS627912Y2 (ja) 1987-02-24

Family

ID=29149020

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JP1978157783U Expired JPS627912Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824610A (ja) * 1981-07-31 1983-02-14 株式会社クボタ 組込管の相互固定具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238736U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238736U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18

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Publication number Publication date
JPS5573686U (ja) 1980-05-21

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