JP2006336699A - 導水管路とその敷設方法 - Google Patents

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【課題】 管自体を配管場所の地形に沿わせて配管可能なものとし、管路の全長に亘って極めて効率よく迅速に配管作業ができる導水管路とその敷設方法を提供すること。
【解決手段】 硬質の合成樹脂素材で凹凸波形状に形成した外壁と、軟質の合成樹脂素材で外壁の内周面に円筒状に融着してある内壁2とを備えていて、該内壁2の平均肉厚tを、外壁の波形の山部と谷部と両部を繋ぐ中間部との平均肉厚Tと同程度か薄肉にし、湾曲敷設箇所Cでは、湾曲大径側で殆ど伸張することなく、湾曲小径側で大きく縮小し、外壁の内周面との融着部分間で変形して波状襞22を生じる構造としてある導水管路敷設用管体Hを山地の道路際に沿って埋設配管させてあるもの。この管路形成に当たって、管路内状況を監視可能とした内部監視枡4と、管路内清掃を可能とした内部清掃調整枡5とを逐次介在配置させながら、山中から所要集水箇所まで一連に敷設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、山中から村落の所要箇所へ、農圃または用水池へ、その他の集水箇所へ送水するための導水管路と、この導水管路を山中では山道に沿わせて敷設する方法とに関するものである。より詳しくは、降雨若しくは湧水等の山中で発生した水、または湧水地や谷川等から積極的に取水した水を、水を必要とする低位置の所要箇所に確実に送水する導水管路とその形成手段とに関するものである。
従来から流水管や導水管の途中に、管内の夾雑物を除去するための包囲ケースを付設したり、集水マスを設置したりする手段が、文献上において提案されていることが知られている。
特開平7−4583号公報 実開平4−138485号公報
しかしながら、前者の流水管の途中に管内の夾雑物を除去するための包囲ケースを付設する工法にあっては、既に配設されている流水管、例えばダグタイル鋳鉄管の内面にモルタルライニングが施されている流水管(水道管)1を対象として、その所要箇所に包囲ケース2を取り付けて、このケース2を利用して流水管1に貫通孔13を開けるとともに、包囲ケース2を流水管1に取り付けたままにしておき、この包囲ケース2を利用して流水管1内の夾雑物を除去することができるようにするものであるから、流水管1それ自体は硬直管であって曲がり配管するにはエルボ継手を必要とするものであり、配管後における管内夾雑物除去用包囲ケース2の付設には多大な時間と手数を必要とするものであった。
また、後者の導水管の途中に集水マスを設置する手段にあっては、集水マスを形成する本管1Aまたは1Bを、下部の両側に接続孔を形成してあるものとし、この接続孔にそれぞれ導水管3A,3Aまたは3B,3Bを接続しながら管路を形成する手段に関するものであり、この管路を形成する導水管3A,3Aまたは3B,3Bは、管内面が平滑で管外面がラセン状の凹凸波形に形成してある管を使用するものであるが、この導水管3A,3Bは、ヒューム管や塩ビ管に代えて使用される管であって、図1、図3に明示されている通りの直線状に配管される硬直した管体である。
これらのように、前者の流水管は、例えばダグタイル鋳鉄管の内面にモルタルライニングされている硬直管体であり、後者の導水管は、ヒューム管や塩ビ管に代えて使用される硬直管を使用するものであるから、水平方向への曲げや垂直方向への曲げ、多くの場合これら水平方向と垂直方向との合成方向への曲げが必要な配管箇所では、その箇所毎に管の長さを切断調整しながらエルボ継手を利用して曲げ配管を行う必要があり、配管に多大な手数を必要とするものであった。
そのため、本発明が対象としているさまざまな大小曲率の異なる曲げ配管が管路の殆ど全長に亘って必要となる山中における道路際での配管、殊に山の中腹に造られた狭い林道に沿っての曲線が連続する箇所への配管を余儀なくされる導水管路の敷設に当たっては、短距離間で多数のエルボ接続が必要となると同時に、エルボ接続箇所毎に管の長さ調整のための切断作業も必要となるため多大な人手と時間を要し、また、曲げ配管箇所での必要な配管角は常に90°なり135°なりの一定角に限られるものではないので、必要な曲げ角を形成するために、更に短い間隔で継手接続をしなければならない箇所も生じるため、必然的に継手箇所が多くなって作業効率を向上させることが困難となり、ひいては原価高にならざるをえないという傾向にあった。
そこで、このような従来の導水管路敷設作業が有していた課題を解決するための本発明の第1の目的は、管路形成用管体の構造そのものから特定構造のものとし、管体形成素材についても特定し、運搬が容易で、配管に際しては管体自体を配管場所の地形に沿わせて配管することが可能なものとし、管端どうしを延長姿勢に接当させた状態で接続可能な外嵌継手を使用して、導水管路の全長に亘って極めて効率よく迅速に配管作業を完成させることが可能な地中埋設導水管路を提案することにある。
また、第2の目的は、このような管路形成が容易な導水管路の敷設形成に当たって、管体の切断作業を殆ど必要とすることなく、継手接続箇所の大部分を非切断管体の長さ毎に行えばよいものとし、管路内における水の状況点検や管路内清掃を所定の間隔毎に容易に行うことができるようにした導水管路を極めて容易迅速に敷設可能な手段を提供することにある。
該目的を達成するために講じた本発明の第1の構成は、地中に埋設配管された導水管路の構成であって、硬質の合成樹脂素材によって管軸方向に凹凸する波形状に形成された外壁1と、該外壁1の素材に比して軟質の合成樹脂素材によって外壁1の内周面に円筒状に融着された内壁2とを備え、該内壁2の平均肉厚tが、外壁1における波形の山部11と谷部12と両部を繋ぐ中間部13との平均肉厚Tとほぼ同じかそれよりも薄肉に形成され、湾曲敷設箇所Cにおいて、湾曲大径側では殆ど伸張することなく、湾曲小径側で大きく縮小し、該湾曲小径側の内壁2が、外壁1の内周面との融着部分21,21間において凹形または凸形に変形して波状襞22を生じる構造とされた導水管路敷設用管体Hが、山地の道路際に沿って埋設配管されている構成としたものである。
また、本発明の第2の構成は、導水管路を形成する手段の構成であって、硬質の合成樹脂素材によって管軸方向に凹凸する波形状に形成された外壁1と、該外壁1の素材に比して軟質の合成樹脂素材によって外壁1の内周面に円筒状に融着された内壁2とを備えた所定長さの多数本の導水管路敷設用管体Hを、隣接管端どうしを外嵌継手3によって順次延長させながら、必要な管路途中に、筒本体41の外周方向に突出させた2本の管接続用筒42,42と、上部開口部43に開閉自在に設けた管路内監視用蓋44とを備えた内部監視枡4と、筒本体51の外周方向に突出させた2本の管接続用筒52,52と、筒本体下部の外周方向に向けて突出させた管路外排水用分岐筒54と、上部開口部53に開閉自在に設けた管路内清掃用蓋55とを備えた内部清掃調整枡5とを逐次介在配置させ、これら両枡4,5の管接続用筒42,52に前記導水管路敷設用管体Hを接続連結させつつ、山地の道路際に沿って前記導水管路敷設用管体Hを連続させて埋設するとともに、山中から所要集水箇所まで一連に敷設する構成としたものである。
本発明にいう導水管路の発明は、導水管路敷設用管体自体の構造を、硬質の非塩素系合成樹脂素材によって管軸方向に凹凸する波形状に形成された外壁構成体と、該外壁構成体の素材に比して軟質の非塩素系合成樹脂素材によって外壁構成体の内周面に円筒状に融着された内壁構成体とを備えているものとし、該内壁の平均肉厚tが、外壁における波形の山部と谷部と両部を繋ぐ中間部との平均肉厚Tよりも薄肉に形成してあるものとし、湾曲敷設箇所Cにおいて、湾曲大径側では殆ど伸張することなく、湾曲小径側において大きく縮小し、該湾曲小径側の内壁が、外壁の内周面との融着部分間において凹形または凸形に変形して波状襞を生じる構造としてあるため、曲線が連続する山地において道路際の湾曲線に沿わせながら自然な曲線配管が容易にでき、管路中に屈曲配管箇所がなく、管路全体を緩やかな湾曲配管路とすることができるので、管路の全長に亘って水を淀みなく流すことができるという顕著な効果を有する。
また、本発明にいう導水管路の敷設方法に関する発明は、前記のような構造とした所定長さに形成した多数本の導水管路敷設用管体を、エルボのような屈曲配管用継手を使用することなく、筒状継手や半割り継手のような単純な外嵌継手を使用して隣接管端どうしを順次連結しながら、必要な適宜の管路途中に、筒本体の外周方向に突出させた2本の管接続用筒と、上部開口部に設けた管路内監視用蓋とを備えていて、上部から管路内の状況を監視可能とした内部監視枡と、筒本体の外周方向に突出させた2本の管接続用筒と、上部開口部に開閉自在に設けた管路内清掃用開閉蓋と、筒本体下部の外周方向に突出させた管路外排水用分岐筒とを備えた内部清掃調整枡とを逐次介在配置させながら、これら両枡の管接続用筒に前記導水管路敷設用管体を接続連結させつつ、山地の道路際に沿って管体を連続させて埋設し、更に山中から所要集水箇所まで一連に敷設するものであって、管路の敷設工事を従来の管路敷設工事に比して極めて効率よく迅速に敷設することができるという顕著な効果を有している。
上記のような構成とした本発明にいうところの導水管路を形成するために使用する管体は、地中に埋設して使用するものであるから、地中にあって経時劣化が少なく、耐水性・耐候性に優れ、耐圧性にも優れ、長期の埋設にも塩素等の有害物質が地中に浸出するおそれのないポリオレフィン系樹脂素材を用いた管体が好ましい。また、この管路形成に使用する内部監視枡や内部清掃調整枡についても、ポリオレフィン系樹脂素材を用いて形成したものが、前記のように耐水性・耐候性並びに耐圧性に優れている点で好ましく、軽量で運搬が容易であるという点でも好ましい。
以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図面中、図1乃至図13は、本発明の主たる実施例を示した図であって、図1及び図2は管路の一部を示した平面図及び側面図である。図3は管路形成に用いる管体の一部断面平面図、図4は外嵌継手の斜視図、図5及び図6は内部監視枡及び内部清掃調整枡の斜視図、図7は同外嵌継手と管体との連結状態を示した斜視図、図8及び図9は外嵌継手と管体との連結状態を示した平面図及び側面図、図10及び図11は内部監視枡と管体との連結状態を示した平面図及び側面図、図12及び図13は内部清掃調整枡と管体との連結状態を示した平面図及び側面図である。
この主たる実施例に示した管路形成に用いる管体Hは、殊に図3において具体的に示したように、外壁1と内壁2とからなっている2層管であって、外壁1は、硬質ポリエチレン樹脂素材を用いて周知の螺旋管形成装置によって螺旋凹凸状に形成した螺旋凹凸管であり、内壁2は、外壁形成素材に比して軟質のポリエチレン樹脂素材を用いて同じく周知の内管押出形成装置によって外壁1の内部にチューブ状に押し出した樹脂に内圧を加えて、外壁1の内周面に融着させた円筒状の内壁である。
而して、同図3にみられるように、該内壁2の肉厚tは、外壁1における螺旋波形の山部11の肉厚T1と、谷部12の肉厚T2と、これら両部を繋ぐ中間部13、該実施例図のものでは左右の傾斜壁の肉厚T3との何れの肉厚よりも薄肉に形成してある。
このような構造とした管体Hは、図1に示したように、緩やかな湾曲状に変形可能な管であって、山地の道路際等の敷設箇所の地形に沿わせて湾曲状に配管させることができるようにしてある。該管体Hは、図3に拡大して例示したように、このような湾曲敷設箇所Cにおいて、湾曲大径側(同図において上側)では殆ど伸張することなく、湾曲小径側で主として縮小する。この縮小箇所での内壁2は、外壁1の内周面=谷部12の内周面と融着している部分21,21間において、管の中心線側に向かって凸形に変形して波状襞22を生じることによって縮小する構造としてある。
この管路形成時には、管体Hと管体Hとを接続するために用いる管継手3と、管路内の状況を蓋44を外すか開いてまたは透明蓋の上部から内部を監視することができるようにした内部監視枡4と、管路内の状況を蓋55を外すか開いて内部を確認し木の葉等の不要物を集めて取り出すか底に沈殿させて外部に排出することができるようにした内部清掃調整枡5とを使用する。
該実施例に示した管継手3は、図4に示したように、ゴム製のシールパッキング34を介して管体の外周を上下から挟み込んで締め付ける半割り継手であって、図7〜9に示したように、隣接する管端H,Hどうしの突き合わせ部分上に巻き付けたシールパッキング34の上下に半割り体31,31を配置し、その両端に形成してある上下の締め付けフランジ部32,32を突き合わせ状としてボルト・ナット33によって締め付ける方式とした外嵌継手3である。この外嵌継手3によって管端どうしを順次接続し延長させながら配管する。
該実施例に示した内部監視枡4は、管路の途中に適宜に配置して使用する枡であって、図5に示したように、硬質ポリエチレン樹脂素材を用いて前記管体Hよりも大径に形成した螺旋管を短筒状に切断して形成した筒本体41と、同じく硬質ポリエチレン樹脂素材を用いて前記管体Hと外径をほぼ同一径に形成した螺旋管の短筒体を筒本体41の互いに相反する外周方向に向かって接続して突出させた2本の管接続用筒42,42と、筒本体41の上部開口部43に対して取り外しできるように設けた管路内監視用蓋44とを備えている。この蓋44は例えば鉄蓋や不透明樹脂蓋のような内部透視部分を有していない蓋で覆ってあり、蓋を取り外してまたは蝶番等で開閉するようにして、管路内の状況を監視でき、場合によっては内部のゴミを筒本体41の外に取り出すことができるようにしてあるものであればよいのであるが、例えば図5のように、中央部45をアクリル樹脂のような透明体で形成し、外部の上方から管路内の状況を直接的に監視可能としてあるものとしてもよい。
また、該実施例に示した内部清掃調整枡5も、前記内部監視枡4と同様に、管路の途中に適宜に配置して使用する枡であって、図6に示したように、筒本体51と2本の管接続用筒52,52とを備え、筒本体51の上部開口部53の上部に開閉自在とした蓋、即ちここでは管路内清掃用蓋55を設けるようにした点は、前記内部監視枡4と同じである。ただ、該内部清掃調整枡5の場合は、管路内に入り込んだ木の葉や土砂等の不要物を除去し管路内を清掃することができるようにするために配置するものであるので、蓋55は必ず着脱自在か蝶番開閉のような開閉可能なものとしておく。また、筒本体51の下部には、外周方向に突出させた管路外排水用分岐筒54を設けてあり、筒本体51の底に集積した不要物を水とともに外部に排出させることができるようにしてある。なお、ここに示した両枡4,5は、図5及び6では、筒本体41,51及び管接続用筒42,52を螺旋管壁のみからなる管として示してあるが、前記管体Hのように内管を備えた二重管であってもよいことは言うまでもない。また、図示のように内面を螺旋状に形成してある場合には、接続する螺旋管体Hをねじ込み接続することもできる。
而して、これらの両枡4,5には、図10,11及び図12,13に示したように、管体Hの外径と外径をほぼ同径とした前記管接続用筒42,52に対して、管体Hの管端を接当させ、前記の外嵌継手3を用いて、管体どうし接続連結と同様に管体Hを接続連結させる。このようにして、管体Hを山地の道路際に沿って適宜に湾曲させながら、地形に合わせて埋設するとともに、山中から所要集水箇所まで一連に敷設することができるようにしたものである。
この実施例にいうところの管体Hの各部の大きさを、図3に記載した各符号を用いて一例を示すと次の通りである。管の内径(呼び径)d≒300mm,管の外径D≒340mm,内管の肉厚t≒3mm,外管の平均肉厚T≒4mm,外管の螺旋ピッチp≒30mm,外管の螺旋突条の突出高さh≒17mm,管の定尺≒5m。
このようにした管体Hを使用して全長約300mの蛇行導水管路を形成する場合について例示すると、10本の管体Hを5mごとに管継手3で接続し、50mおきに前記内部監視枡4と内部清掃調整枡5とを交互に配置して管路を形成することができる。この場合、エルボのような屈曲配管用の管継手を使用する必要が一切ないので、屈曲箇所でエルボとの接続のために管体Hを切断して長さ調整をしたり、切断した短尺管を接続してしようしたりする手数が一切不要なため、効率よく管路の敷設工事を完成させることができる。
本発明にいうところの管体Hは、前記実施例図のもののみに限られるものではなく、例えば、図14に示した外管1の螺旋波形が円弧状凹凸波形のものや、図15に示したコの字形凹凸波形のもの等任意形状の管を使用することができる。また、上記各図面に示した外管の凹凸波形は螺旋波形のものとして示してあるが、この波形は環状波形の管であってもよい。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例として示したもののみに限定されるものではなく、本発明にいうところの構成要件を充足し、上記の目的を達成し、効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本発明にいう導水管路とその敷設方法は、この種の導水管路としては極めて画期的なものであり、施工が容易迅速にでき、屈曲配管箇所がなく緩やかな湾曲配管路とすることができるので水を淀みなく流すことができることから、広範囲の導水管路の形成に利用される可能性が大きいものである。
管路の一部を示した平面図。 管路の一部を示した側面図。 管体の曲がり状態を説明する部分断面平面図。 外管継手の斜視図。 内部監視枡の斜視図。 内部清掃調整枡の斜視図。 外管継手と管体との連結状態を示した斜視図。 外嵌継手と管体との連結状態を示した平面図。 外嵌継手と管体との連結状態を示した側面図。 内部監視枡と管体との連結状態を示した平面図。 内部監視枡と管体との連結状態を示した側面図。 内部清掃調整枡と管体との連結状態を示した平面図。 内部清掃調整枡と管体との連結状態を示した側面図。 他の管体の部分断面平面図。 更に他の管体の部分断面平面図。
符号の説明
1 外壁
11 山部
12 谷部
13 中間部
2 内壁
21 融着部分
22 波状襞
3 継手
4 内部監視枡
41 筒本体
42 管接続用筒
43 上部開口部
44 蓋
5 内部清掃調整枡
51 筒本体
52 管接続用筒
53 上部開口部
54 排水用分岐筒
55 蓋
H 管体
T 外壁の肉厚
t 内壁の肉厚

Claims (2)

  1. 硬質の合成樹脂素材によって管軸方向に凹凸する波形状に形成された外壁1と、該外壁1の素材に比して軟質の合成樹脂素材によって外壁1の内周面に円筒状に融着された内壁2とを備え、
    該内壁2の平均肉厚tが、外壁1における波形の山部11と谷部12と両部を繋ぐ中間部13との平均肉厚Tとほぼ同じかそれよりも薄肉に形成され、湾曲敷設箇所Cにおいて、湾曲大径側では殆ど伸張することなく、湾曲小径側で大きく縮小し、
    該湾曲小径側の内壁2が、外壁1の内周面との融着部分21,21間において凹形または凸形に変形して波状襞22を生じる構造とされた導水管路敷設用管体Hが、山地の道路際に沿って埋設配管されている導水管路。
  2. 硬質の合成樹脂素材によって管軸方向に凹凸する波形状に形成された外壁1と、該外壁1の素材に比して軟質の合成樹脂素材によって外壁1の内周面に円筒状に融着された内壁2とを備えた所定長さの多数本の導水管路敷設用管体Hを、
    隣接管端どうしを外嵌継手3によって順次延長させながら、必要な管路途中に、筒本体41の外周方向に突出させた2本の管接続用筒42,42と、上部開口部43に開閉自在に設けた管路内監視用蓋44を備えた内部監視枡4と、筒本体51の外周方向に突出させた2本の管接続用筒52,52と、筒本体下部の外周方向に向けて突出させた管路外排水用分岐筒54と、上部開口部53に開閉自在に設けた管路内清掃用蓋55とを備えた内部清掃調整枡5とを逐次介在配置させ、これら両枡4,5の管接続用筒42,52に前記導水管路敷設用管体Hを接続連結させつつ、山地の道路際に沿って前記導水管路敷設用管体Hを連続させて埋設するとともに、山中から所要集水箇所まで一連に敷設する導水管路の敷設方法。
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