JPS5851227Y2 - 暗渠用排水管 - Google Patents
暗渠用排水管Info
- Publication number
- JPS5851227Y2 JPS5851227Y2 JP1977040039U JP4003977U JPS5851227Y2 JP S5851227 Y2 JPS5851227 Y2 JP S5851227Y2 JP 1977040039 U JP1977040039 U JP 1977040039U JP 4003977 U JP4003977 U JP 4003977U JP S5851227 Y2 JPS5851227 Y2 JP S5851227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- gap
- synthetic resin
- underdrain
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば、排水処理すべき地面と、その排出水
を河川に導びく集水ピットや排水溝との位置関係など、
設置条件に応じて自在に屈曲させて地中に埋設すること
ができ、埋設状態においては、土庄によって不測に圧潰
されることがないように、耐圧性を十分に確保しつつ、
高い排水効率が得られる経済性に優れた暗渠用排水管を
提供する点に目的がある。
を河川に導びく集水ピットや排水溝との位置関係など、
設置条件に応じて自在に屈曲させて地中に埋設すること
ができ、埋設状態においては、土庄によって不測に圧潰
されることがないように、耐圧性を十分に確保しつつ、
高い排水効率が得られる経済性に優れた暗渠用排水管を
提供する点に目的がある。
即ち、暗渠用排水管は、地中に埋設しておくことにより
、周囲の土壌に浸入した雨水やその他の含有水分を、管
壁を透過させて排水処理すべく使用されるものであるか
ら、十分な排水効果を達成するためには、次のような諸
条件を満たすことが要求されている。
、周囲の土壌に浸入した雨水やその他の含有水分を、管
壁を透過させて排水処理すべく使用されるものであるか
ら、十分な排水効果を達成するためには、次のような諸
条件を満たすことが要求されている。
第一に暗渠用排水管の排水効率は、その開口率と大きな
関係があり、排水効果を高めるためには、開口率を可及
的に増大することが要求される。
関係があり、排水効果を高めるためには、開口率を可及
的に増大することが要求される。
第二に、地中埋設状態において、土圧によって圧潰する
ことかないように、耐圧性を十分に確保することが要求
される。
ことかないように、耐圧性を十分に確保することが要求
される。
多くの場合、この耐圧性の向上と開口率の増大とは、背
反的な関係にある。
反的な関係にある。
例えば、従来より、同一線径のストランドによって管壁
全体を網状に成形した合成樹脂製の暗渠用排水管が知ら
れているが、この排水管では、開口率を増大すべく縦、
横ストランドを細くすると、耐圧強度が不足して、土圧
による圧潰を生じやすく、逆に、ストランドを太くして
耐圧性を高めると開口率が減少するといった不都合を生
じ、耐圧性と向上、開口率の増大といった背面的な要求
に答え得るものではない。
全体を網状に成形した合成樹脂製の暗渠用排水管が知ら
れているが、この排水管では、開口率を増大すべく縦、
横ストランドを細くすると、耐圧強度が不足して、土圧
による圧潰を生じやすく、逆に、ストランドを太くして
耐圧性を高めると開口率が減少するといった不都合を生
じ、耐圧性と向上、開口率の増大といった背面的な要求
に答え得るものではない。
第三に、排水処理すべき地面、つまり、暗渠用排水管を
埋設すべき地面と、この排水管の端部を連通接続する集
中ピットや排水溝との位置関係は、各現場ごとに区々で
あるから、これら設置個所の条件に合わせて、排水管を
任意の屈曲状態に埋設できるように、適度の可撓性を有
することが要求されている。
埋設すべき地面と、この排水管の端部を連通接続する集
中ピットや排水溝との位置関係は、各現場ごとに区々で
あるから、これら設置個所の条件に合わせて、排水管を
任意の屈曲状態に埋設できるように、適度の可撓性を有
することが要求されている。
本考案は、材料使用量の節減によるコストダウンが可能
な構成によって、これらの諸要求に答えんとしたもので
ある。
な構成によって、これらの諸要求に答えんとしたもので
ある。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、1は十分
な透水性と可撓性をもつ合成樹脂製網状体であり、この
合成樹脂製網状体1を螺旋状に巻回することによって形
成されるホース状体2の外周面には、硬質合成樹脂から
構成された耐圧増強用の硬質帯状部材3がホース軸芯方
向に適当ピッチで螺旋状に巻回されている。
な透水性と可撓性をもつ合成樹脂製網状体であり、この
合成樹脂製網状体1を螺旋状に巻回することによって形
成されるホース状体2の外周面には、硬質合成樹脂から
構成された耐圧増強用の硬質帯状部材3がホース軸芯方
向に適当ピッチで螺旋状に巻回されている。
前記網状体1は、相隣る螺旋網状体部分1a、la同志
が重なり合わないように、間隔11を隔てて螺旋状に巻
回されていて、前記硬質帯状部材3が両螺旋帯状体部分
1a。
が重なり合わないように、間隔11を隔てて螺旋状に巻
回されていて、前記硬質帯状部材3が両螺旋帯状体部分
1a。
1aの繋ぎ部材となるように、両螺旋網状体部分1a、
1aの相対向する側辺部が硬質帯状部材3の内面の両側
部に融着により連結一体化されている。
1aの相対向する側辺部が硬質帯状部材3の内面の両側
部に融着により連結一体化されている。
図示の硬質帯状部材3は、その長手方向に対する垂直な
断面形状においてホース状体2の外周面に接する扁平帯
状板部分3Aと、その横幅方向に間隔12を隔てた二個
所から外方に突出する二本の突条部分3B、3Bとが一
体成形され、前記間隙11と前記間隔12とをほぼ等し
くして、硬質合成樹脂の使用量の割に大きな耐圧増強効
果が得られるように配慮されている。
断面形状においてホース状体2の外周面に接する扁平帯
状板部分3Aと、その横幅方向に間隔12を隔てた二個
所から外方に突出する二本の突条部分3B、3Bとが一
体成形され、前記間隙11と前記間隔12とをほぼ等し
くして、硬質合成樹脂の使用量の割に大きな耐圧増強効
果が得られるように配慮されている。
尚、硬質帯状部材3の外側に逆方向に螺旋巻きした別の
硬質帯状部材を設けて、実施してもよい。
硬質帯状部材を設けて、実施してもよい。
要するに、本考案の暗渠用排水管における硬質帯状部材
3は、その長手方向に対する横断面において、ホース状
体2周面に接する扁平帯状板部分3Aと、その横幅方向
に間隔12を隔てた2個所から、ホース状本体局面とは
離れる方向に一体的に突出する二本の突条部分3B、3
Bを有し、前記暗渠用排水管の各螺旋網状体1a、la
間の間隔11と、前記二本の突条部分3B、3B間の間
隔12とをほぼ等しくしたことによって、硬質帯状部材
3を比較的薄くした際においても、硬質帯状部材の前記
二本の突条部分3B、3Bで、その両側の螺旋網状体部
分1a、1aとの繋ぎ目を効果的に補強して、ホース状
体2の変形を防止することができるので、硬質帯状部材
3の材料使用量を可及的に節減してコストダウンを図る
ことが出来る。
3は、その長手方向に対する横断面において、ホース状
体2周面に接する扁平帯状板部分3Aと、その横幅方向
に間隔12を隔てた2個所から、ホース状本体局面とは
離れる方向に一体的に突出する二本の突条部分3B、3
Bを有し、前記暗渠用排水管の各螺旋網状体1a、la
間の間隔11と、前記二本の突条部分3B、3B間の間
隔12とをほぼ等しくしたことによって、硬質帯状部材
3を比較的薄くした際においても、硬質帯状部材の前記
二本の突条部分3B、3Bで、その両側の螺旋網状体部
分1a、1aとの繋ぎ目を効果的に補強して、ホース状
体2の変形を防止することができるので、硬質帯状部材
3の材料使用量を可及的に節減してコストダウンを図る
ことが出来る。
また、硬質帯状部材3が螺旋状に巻回されており、かつ
、これら硬質帯状部材3の間に位置する網状体1が可撓
性をもつため、管全体に適度の可撓性が得られ、設置条
件に応じて自在に屈曲させた状態で容易に地中に埋設す
ることができる。
、これら硬質帯状部材3の間に位置する網状体1が可撓
性をもつため、管全体に適度の可撓性が得られ、設置条
件に応じて自在に屈曲させた状態で容易に地中に埋設す
ることができる。
図面は本考案に係る暗渠用排水管の実施の態様を例示す
る一部切欠正面図である。 1・・・・・・合成樹脂製網状体、1a・・・・・・螺
旋網状体部分、2・・・・・・ホース状体、3・・・・
・・合成樹脂製硬質帯状部材。
る一部切欠正面図である。 1・・・・・・合成樹脂製網状体、1a・・・・・・螺
旋網状体部分、2・・・・・・ホース状体、3・・・・
・・合成樹脂製硬質帯状部材。
Claims (1)
- 合成樹脂製網状体1を螺旋状に巻回して形成されるホー
ス状体2の外周面に沿って、耐圧増強用の合成樹脂製硬
質帯状部材3をホース軸芯方向に適当ピッチで螺旋状に
巻回して、ホース軸芯方向で、間隙11をもって相隣る
螺旋網状体部分1a、1a同志を互いに連結一体化する
ための繋ぎ部材に兼用したものにおいて、前記硬質帯状
部材3は、その長手方向に対する横断面において、ホー
ス状体2周面に接する扁平帯状板部分3Aと、その横幅
方向に間隔12を隔てた2個所からホース状体周面とは
離れる方向に一体的に突出する二本の突条部分3B、3
Bを有し、前記各螺旋網状体1a、la間の間隙11と
、前記二本の突条部分3B、3B間の間隔12とをほぼ
等しくしたことを特徴とする暗渠用排水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977040039U JPS5851227Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 暗渠用排水管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977040039U JPS5851227Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 暗渠用排水管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53134406U JPS53134406U (ja) | 1978-10-24 |
JPS5851227Y2 true JPS5851227Y2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=28907999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977040039U Expired JPS5851227Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 暗渠用排水管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851227Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07122256B2 (ja) * | 1990-05-23 | 1995-12-25 | 清治 永吉 | 暗渠排水管 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520825U (ja) * | 1978-07-29 | 1980-02-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5314486Y2 (ja) * | 1974-04-01 | 1978-04-18 | ||
JPS5520825Y2 (ja) * | 1974-12-27 | 1980-05-19 |
-
1977
- 1977-03-30 JP JP1977040039U patent/JPS5851227Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520825U (ja) * | 1978-07-29 | 1980-02-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53134406U (ja) | 1978-10-24 |
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