JPS5931554Y2 - 包装用袋 - Google Patents

包装用袋

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Publication number
JPS5931554Y2
JPS5931554Y2 JP15587280U JP15587280U JPS5931554Y2 JP S5931554 Y2 JPS5931554 Y2 JP S5931554Y2 JP 15587280 U JP15587280 U JP 15587280U JP 15587280 U JP15587280 U JP 15587280U JP S5931554 Y2 JPS5931554 Y2 JP S5931554Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
piece
lid
bag body
lid piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP15587280U
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English (en)
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JPS5777139U (ja
Inventor
和敏 樋口
吉雄 斉藤
Original Assignee
サン包装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by サン包装株式会社 filed Critical サン包装株式会社
Priority to JP15587280U priority Critical patent/JPS5931554Y2/ja
Publication of JPS5777139U publication Critical patent/JPS5777139U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポリプロピレン等の軟質合成樹脂フィルム製
の包装用袋に関するものである。
最近、品物の在庫又は販売量等をコンピュータで管理す
るために、コンピュータ用の伝票紙を包装用袋に着脱自
在に装着することが行われている。
このため、包装用袋に伝票紙収納用ポケットを設けるこ
とにより、この伝票紙を包装用袋の所定の位置に収納で
き、伝票紙の所在の確認が容易で、かつ伝票紙の出入れ
も容易にできるようにしていた。
本考案は、この種の包装用袋における伝票紙収納ポケッ
ト部の改良に係り、特に収納された伝票紙がポケット部
から不用意に抜は出すがっ伝票紙をポケット部から迅速
に取り出せるようにしたものである。
次に本考案を実施例について説明すると、図において、
1はポリプロピレン等の軟質合成樹脂フィルムで作られ
た袋体を示し、該袋体1は、一枚の広幅フィルムを折曲
げて2枚重ねにするか2枚のフィルムを重ねて、その上
側フィルム2と下側フィルム3とをその左右両側端縁4
,4′において互に熱融着して構成されると共に、この
袋体1の開口部において下側フィルム3を上側フィルム
2よりも長く延長して、上側フィルム2の上面側に折り
返して開口部を塞ぐ蓋片部5となし、この蓋片部5を更
に長く延長して蓋片部5に対してその表面(つまり蓋片
部5を上側フィルム2上に折返したとき外側を向く面)
に折返した幅Wのポケット片6となし、このポケット片
6の先端側縁6aを蓋片部5に感圧性接着剤帯7にて貼
着して、その内部をコンピュータ用の伝票紙8を入れる
ポケット部9に形成して威り、このポケット片6の左右
両側端部5c、5c’が袋体1の左右両側端縁4,4′
において蓋片部5に重合する部分には、ポケット片6の
面又は蓋片部5の面若しくは両方の面に、ポケット部9
の幅9の幅W3と略等しい長さL3の印刷インキの塗布
又はシリコンコーティング等のように、ポケット片6と
蓋片部5との熱融着を完全に遮断するか又は熱融着をし
難くする熱融着遮断手段10を施して戊る。
そして、前記ポケット部9には少なくともポケット片6
等蓋片部5を折り返して袋体1の開口部を塞いだ場合の
表側面となる広幅面に熱融着遮断手段10に向って長手
の切抜孔11を穿設するのであり、第1の実施例では、
第4図に示すように、ポケット片6を折り返す前に、前
記熱融着遮断手段10と直交すべき位置に小判形又は長
方形の切抜孔11を設けるが、ポケット片6を折り目線
12で折り返し、さらに後述するB−B線で熱融断した
後ポケット部9の上下2枚のフィルムを打ち抜いて切抜
孔11を設けても良い。
なお、符号13は、蓋片部5を上側フィルム2上に折り
返して開口部を塞いだとき、上側フィルム2に開閉自在
に貼着するための感圧性接着剤帯であるが、この開閉用
感圧性接着剤帯13は、上側フィルム2の側に設けても
良い、符号14.14は前記開閉用感圧性接着剤帯7,
13に対する保護カバーテープであって、該カバーテー
プ14は剥離自在である。
また、ポケット片6の先端側縁6aの貼着用の感圧性接
着剤帯7は、ポケット片6又は蓋片部5のいずれの側に
設けても良い。
さらに、ポケット部を形成する別の実施例として、前記
蓋片部5の片面には、別体の適宜幅の軟質合成樹脂フィ
ルム製のポケット片を、該ポケット片の両側端部が袋体
1における左右両側端縁4,4に重合するように袋体の
開口部と略平行に沿設し、該ポケット片における前記開
口部に平行な長手側縁の一方縁を、蓋片部5に対して熱
融着又は接着にて固着してその内部をコンピュータ用伝
票紙8を入れるポケット部9に形威し、前記長手側縁の
他方縁には蓋片部又はポケット片の片面に感圧性接着剤
帯を形成して、伝票紙の入口部を設けるようにしても良
い。
このように構成された袋体1は、以下のように両サイド
シール法によって連続的に製造される。
すなわち、第4図及び第5図に示すように一枚の軟質合
成樹脂フィルムを2つ折りに重ねて矢印A方向に適宜速
度で移送する途次、先づ蓋片部5の所要個所に、袋体1
の袋幅りの間隔ごとに前記した印刷インキ又はシリコン
コーティング等の熱融着遮断手段10を印刷等で施し、
さらに蓋片部5の下面に感圧性接着剤帯13を順次形成
してこれに剥離自在なカバーテープ14を順次重ね供給
すると共に、蓋片部5の上面に感圧性接着剤帯7を順次
形成してこれにカバーテープ14を順次重ね供給する。
次いで、第4図に示すように、熱融着遮断手段11個所
と直交するように幅W2長さ12の切抜孔11を穿設し
、その後カバーテープ14を剥しつつポケット片6を折
目線12で折り返し、ポケット片6の先端側縁6aを感
圧性接着帯7を介して蓋片部5に貼着し、そして、袋幅
りの間隔毎に線BBの切断線に沿って、熱融着すると同
時に熱切断することによって製造される。
なお、図中符号15は、前記B−Bに沿う熱融断と同時
に行なう熱融線であって、袋幅りの略中央においてポケ
ット片6を蓋片部5に熱融着するためのものである。
ここに得られた袋体1は、その上側フィルム2と下側フ
ィルム3、及び蓋片部5とポケット片6とは、線B−B
に沿う熱切断に際して袋体1の左右両側端縁4,4′に
お互いに強固に熱融着され、完全な袋状に形成されるが
、ポケット片6の先端側縁6aは感圧性接着剤帯7によ
って蓋片部5に貼着されているのみで、当該先端側縁6
aを開き得る。
そして袋1の中に品物16を入れて蓋片部5を第3図に
示すように上側フィルム2の上面に新曲して閉じると、
ポケット片6が外側となるので、その先端側縁6aを開
くことによりここからポケット部9内へコンピュータ用
伝票紙8を挿入することができ、この挿入が終れば感圧
性接着剤帯7によって閉じることにより伝票紙8は抜は
落ない、また、ポケット片6の左右両側端縁部5c、5
c’と蓋片部5との重合部分の間には、熱融着遮断手段
10が介在していて、両者が熱融着することが可及的に
防止されるから、第2図に示すように切抜孔11に親指
の腹部を押しあててポケット部9内の伝票紙8をその熱
融着遮断手段10に向って引けば、伝票紙8の前端縁8
aにより当該個所を突き破るように開くことができ、極
めて迅速且つ容易に伝票紙を取り出せるので、スーパー
マーケト等における販売会計の作業を迅速に行えるので
ある。
従来のように、ポケット片6の広幅面にポケット片の端
部6Cと略平行(もしくはポケット片の先端側縁6aに
直角方向)の切線状のカード取出部を設けて、ここから
ポケット部内の伝票紙を取出すには、この切線状カード
取出部の長さを伝票紙8の幅W1より長くしなければな
らず、そうすれば、伝票紙8の奥側端縁8a′又は角部
がこのカード取出部に掛って少しでも外側にはみ出ると
伝票紙8は不用意に抜は落ちる危険がある。
また、カード取出部が伝票紙8の上面側に位置するよう
になったときは、このままでは伝票紙をもはや取り出せ
ず、したがって、一旦伝票紙の奥側端縁8a′がカード
取出部に来るように伝票紙をポケット部内で左又は右に
ずらせなければならなかった。
しかしながら、本考案に従えば、伝票紙収納のポケット
部における広幅面には、少なくとも蓋片部を袋体の開口
部を塞ぐように折り返した場合の表面側に切抜孔11を
設けたので、伝票紙8に直接指を触れて引き抜き又は押
し出すことができ、伝票紙の取り出しを極めて容易に行
える。
そして第8図及び第9図に示すようにポケット部9の上
下2枚のフィルムを貫通するように切抜孔11,11を
打抜き形成すれば伝票紙の表裏両面を直接挾むようにし
て、引き抜けるからさらに作業性が良くなる。
また、切抜孔を伝票紙の面積より小さくかつ細長く形成
すれば、伝票紙が不用意に抜は落ちることもない。
さらに第2図の二点鎖線で示すように、一つのポケット
部9の中途部にも切抜孔11を加え、2個所以上の切抜
孔とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は包装用袋の斜視
図、第2図は作用説明図、第3図は第1図のIII−I
II線拡線断大断面図4図から第7図までは製造過程を
示す図で、第4図及び第6図は平面図、第5図は第4図
の■−V線断面図、第7図は第6図のVll−VII線
断面図、第8図は別の実施例を示す平面図、第9図は第
8図のに−に線断面図である。 1・・・・・・包装用袋、2・・・・・・上側フィルム
、3・・・・・・下側フィルム、4.4’・・・・・・
左右両側端縁、5・・・・・・蓋片部、6・・・・・・
ポケット片、6a・・・・・・ポケット片先端側縁、6
C96C′・・・・・・ポケット片両側端部、7,13
・・・・・・感圧性接着剤帯、11・・・・・・切抜孔
、10・・・・・・熱融着遮断手段、9・・・・・・ポ
ケット部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚重ねにした軟質合成樹脂フィルムを、その左右両側
    端縁において互に熱融着して成る袋体において、該袋体
    の開口部において一方のフィルムを他方のフィルムより
    延長して形成した蓋片部に、その表面側に折り返したポ
    ケット片又は別体の軟質合成樹脂フィルム製のポケット
    片によりポケット部を設け、該ポケット部における前記
    袋体の開口部と略平行なポケット片先端側縁を蓋片部に
    感圧性接着剤にて接着する一方、前記ポケット片の両端
    が袋体の左右側端縁において重合する部分には、当該ポ
    ケット片が接する蓋片部に対する熱融着遮断手段を設け
    、前記ポケット部の広幅面において少なくとも前記蓋片
    部の折り返し表面側には、前記熱融着遮断手段の方向に
    向って長手の切抜孔を設けて戊る包装用袋。
JP15587280U 1980-10-30 1980-10-30 包装用袋 Expired JPS5931554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15587280U JPS5931554Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 包装用袋

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JP15587280U JPS5931554Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 包装用袋

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Publication Number Publication Date
JPS5777139U JPS5777139U (ja) 1982-05-13
JPS5931554Y2 true JPS5931554Y2 (ja) 1984-09-06

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ID=29515049

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JP15587280U Expired JPS5931554Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 包装用袋

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JPS59106346U (ja) * 1982-12-27 1984-07-17 照栄製袋株式会社 袋体

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JPS5777139U (ja) 1982-05-13

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