JPS593154Y2 - 自動二輪車のエンジンケ−スにおける遮音構造 - Google Patents

自動二輪車のエンジンケ−スにおける遮音構造

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Publication number
JPS593154Y2
JPS593154Y2 JP1977158071U JP15807177U JPS593154Y2 JP S593154 Y2 JPS593154 Y2 JP S593154Y2 JP 1977158071 U JP1977158071 U JP 1977158071U JP 15807177 U JP15807177 U JP 15807177U JP S593154 Y2 JPS593154 Y2 JP S593154Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sound insulation
annular
insulation structure
protrusion
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977158071U
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English (en)
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JPS5482804U (ja
Inventor
修 前田
敏範 竹山
Original Assignee
ヤマハ発動機株式会社
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Publication date
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケースの遮音構造に関する。
エンジンのクラッチケース等のような比較的薄肉の外壁
を有するケースにおいては、内部に収容される機械類の
運転に伴ないケースの外壁に共振を生じ、ケースから外
部に向けて騒音が発生ずることが多い。
この欠点を防止するため、振動を生ずるケース外壁をケ
ース本体から分離して形成し、この外壁を周囲において
本体に弾性材を介して取付けることが実願昭51−87
191号(実開昭53−5951号公報参照)により提
案されている。
この構造は、騒音低減の効果は認められるが、ケース本
体と外壁部との結合部の油密性を保つことが難かしく、
クランクケース等の場合、内部の潤滑油の洩れを生じる
ことがある。
ケースの振動を生じ易い外壁部全面に弾性体を取付け、
この弾性体に遮音カバーを接着した遮音構造も公知であ
るが、この構造では、遮音カバーはケース外壁面に対し
ほぼ垂直方向の動きを主体とする振動を行なうので、バ
ネ常数が高く、騒音減少効果は比較的少いという欠点が
ある。
従来の構造の上述した欠点を解消するため、実願昭51
−148774号(実開昭53−64934号公報参照
)において、ケースの外壁の周囲に弾性環状部材を設け
、この弾性部材に遮音カバーを取付けることが提案され
ている。
この提案によれば、遮音カバーはケース外壁に対し垂直
−5す)向の振動だけでなく、弾性環状部材により支持
される部分を節とする屈曲振動を生じ、バネ常数0低下
により共振点を大巾に下げる効果が得られる。
本考案は、この実願昭5:L−148774号の構造に
改良を加え、製造を容易にし、耐久性および価格の面で
すぐれた遮音構造を得ることを剛的とするもので、クラ
ッチ、発電機等を内側に収容する円筒状突出部を有する
8動二輪車のエンジンケースの遮音構造において、前記
円筒状突出部の外端面の周縁に環状の突縁を設け、該環
状突縁の内周壁に沿って環状弾性部材を固定し、この環
状弾性部材で遮音カバー周縁を保持したことを特徴とす
るものである。
本考案によれば、前述の実願昭51−148′774診
の構造の利点をそのまま保有する上に、2輪車エンジン
で最も騒音の出やすい箇所の1つである円筒状突出部の
端面をお、よそカバーする0で防音の効果か高い。
さらに環状突縁により環状弾性部材が囲まれているので
、2輪車の走行中に環状弾性部材にものが当たりに<<
、遮音カバ・−が外れたり破損するおそれがないという
効果が得られる。
以下、本考案の実施例を図について説明すると、まず第
1図において、図示された自動2輪車クランクケースサ
イドカバー1は、クラッチ又は発電機等を収容する円筒
状突出部2を有し、この突出部2には外壁3が形成され
ている。
外壁3の外面周辺部にはゴム等の弾性材料により形成さ
れたリング4が取付けられ、この弾性リング4には遮音
カバー5が取付けられている。
第2図は弾性リング4及び遮音カバー5の取付部の詳細
を示すもので、突出部2から上向きに突出して円筒状の
延長部6が形成され、この延長部6の内周面には環状の
凹溝6aにより内向きに突出する突縁6bが形成されて
いる。
弾性リング4はその外周に凹溝6aに係合する環状の出
張り4aを有し、この出張り4aと突縁6bとの係合に
より、弾性リング4はクランクケースサイドカバー1の
円筒形突出部2上に着脱自在に嵌め込まれる。
また、弾性リング4の内周には環状の溝4bが形成され
、この溝4bに遮音カバー5の外周が嵌め込まれる。
以上述べたように、これらの実施例は、ケース外壁に形
成した環状の係止用突縁に、嵌め込みにより弾性環状部
材を取付け、遮音カバーも嵌め込みにより弾性部材に取
付けるようにしたから、上記本考案による一般的な効果
のほかに、取付けが容易であり、かつ必要に応じて取外
すこともでき、取付部が経年変化によって外れることも
ないという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すクランクケースカバー
の断面図、第2図はその要部拡大断面図である。 1・・・・・・クランクケースカバー、2・・・・・・
円筒状突出部、3・・・・・・外壁、4・・・・・・弾
性リング、5・・・・・・遮音カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラッチ、発電機等を内側に収容する円筒状突出部を有
    する自動2輪車のエンジンケースの遮音構造において、
    前記円筒状突出部の外端面の周縁に環状の突縁を設け、
    該環状突縁の内周壁に沿って環状弾性部材を固定し、こ
    の環状弾性部材で遮音カバー周縁を保持したことを特徴
    とする遮音構造。
JP1977158071U 1977-11-25 1977-11-25 自動二輪車のエンジンケ−スにおける遮音構造 Expired JPS593154Y2 (ja)

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JPS5482804U JPS5482804U (ja) 1979-06-12
JPS593154Y2 true JPS593154Y2 (ja) 1984-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56120888A (en) * 1980-02-25 1981-09-22 Yamaha Motor Co Ltd Cover of case for containing operation mechanism

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141036B2 (ja) * 1972-09-20 1976-11-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141036U (ja) * 1974-09-21 1976-03-26
JPS52146654U (ja) * 1976-04-30 1977-11-07

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JPS5141036B2 (ja) * 1972-09-20 1976-11-08

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JPS5482804U (ja) 1979-06-12

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