JPS5931413B2 - 指輪の製造方法 - Google Patents
指輪の製造方法Info
- Publication number
- JPS5931413B2 JPS5931413B2 JP3659277A JP3659277A JPS5931413B2 JP S5931413 B2 JPS5931413 B2 JP S5931413B2 JP 3659277 A JP3659277 A JP 3659277A JP 3659277 A JP3659277 A JP 3659277A JP S5931413 B2 JPS5931413 B2 JP S5931413B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- disc
- manufacturing
- built
- view
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は指輪の製造方法に関するものである。
従来、指輪を製造する場合には、第１図に示す如きテー
プ材１を所要の長さに点線の如く切断し、この切断した
テープ材を第２図に示す如く丸めてリング状になし、そ
の切断端をろう付けにて接合して作つていた。しかしな
がら、かかる製造方法では、指輪に継 。
プ材１を所要の長さに点線の如く切断し、この切断した
テープ材を第２図に示す如く丸めてリング状になし、そ
の切断端をろう付けにて接合して作つていた。しかしな
がら、かかる製造方法では、指輪に継 。
ぎ目がでるという欠点があつた。この為、板材からプレ
ス抜きによりリングを得て、このリングを成形、研摩に
より仕上げる方法が行われているが、この方法において
は、リングの外周部の成形、研摩に第３図ａ、ｂに示す
如き 。
ス抜きによりリングを得て、このリングを成形、研摩に
より仕上げる方法が行われているが、この方法において
は、リングの外周部の成形、研摩に第３図ａ、ｂに示す
如き 。
ロール圧縁機を使用すると、リングの内径が小さくなり
、十分な成形、研摩ができないので、結局第４図に示す
如く心棒３にリング２を嵌め込み、成形ロール４、４’
で１ケ１ケ外周部の成形、研摩を行う為、手間がかかり
、甚だ生産性が悪いものである。本発明は、かかる実状
に鑑みてなされたものであり、その目的は生産性が良く
量産可能な指輪の製造方法を提供せんとするものである
。
、十分な成形、研摩ができないので、結局第４図に示す
如く心棒３にリング２を嵌め込み、成形ロール４、４’
で１ケ１ケ外周部の成形、研摩を行う為、手間がかかり
、甚だ生産性が悪いものである。本発明は、かかる実状
に鑑みてなされたものであり、その目的は生産性が良く
量産可能な指輪の製造方法を提供せんとするものである
。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず板材からプレス抜きにて第５図に示す如き円板５を
得る。次にこの円板５を第３図ａ、ｂに示す。ロール圧
縁機を用いて第６図に示す如く円板５の周辺部を成形加
工して肉盛り部分５ａを形成する。
得る。次にこの円板５を第３図ａ、ｂに示す。ロール圧
縁機を用いて第６図に示す如く円板５の周辺部を成形加
工して肉盛り部分５ａを形成する。
この周辺部の成形加工により円板５の外周面の仕上りは
光沢が有り、研摩も不用な程で、成形と同時に研摩を行
つたと同じ効果がある。しかもこの工程においては極め
て生産性が良く、３０００ケ／−の圧縁が可能である。
次いでこの円板５の肉盛り部分５ａに囲まれた部分５ｂ
をプレス抜きにより除去して第Ｔ図に示す如きリング６
を得、その後リング６の内周面研摩を行つて指輪に仕上
げる。かかる指輪の製造方法において、第６図に示す如
く円板５に圧縁を行うと、図示の如く周辺部に肉盛り部
分５ａができるが、この肉盛り部分５ａは円板５の中央
部即ち肉盛り部分５ａに囲まれた部分５ｂのプレス抜き
の際のバリの吸収に効果的に作用して、バリが生ぜず、
従つて従来法に比較して内周面の研摩が容易に行えるも
のである。
光沢が有り、研摩も不用な程で、成形と同時に研摩を行
つたと同じ効果がある。しかもこの工程においては極め
て生産性が良く、３０００ケ／−の圧縁が可能である。
次いでこの円板５の肉盛り部分５ａに囲まれた部分５ｂ
をプレス抜きにより除去して第Ｔ図に示す如きリング６
を得、その後リング６の内周面研摩を行つて指輪に仕上
げる。かかる指輪の製造方法において、第６図に示す如
く円板５に圧縁を行うと、図示の如く周辺部に肉盛り部
分５ａができるが、この肉盛り部分５ａは円板５の中央
部即ち肉盛り部分５ａに囲まれた部分５ｂのプレス抜き
の際のバリの吸収に効果的に作用して、バリが生ぜず、
従つて従来法に比較して内周面の研摩が容易に行えるも
のである。
また同じ幅の指輪を製造するにおいて、本発明の製造方
法では前述の如く圧縁によつて周辺部に肉盛り部分５ａ
ができるので、同じ幅の指輪を製造するにおいて、従来
法よりも薄い板厚の状態でプレス抜きが行われる為、ポ
ンチの摩耗が少く、従つてポンチの寿命が長くなるもの
である。以上詳記した通り本発明による指輪の製造方法
は、板材から円板を打抜き、その円板の周辺部を圧縁に
より成形し且つ肉盛りするのであるから圧縁機により大
量に処理でき、しかもこの圧縁により外周面の仕上りが
光沢を有するので研摩が不用であり、さらに最後の円板
の肉盛り部分に囲まれた部分をプレス抜きにより除去す
るので、このプレス抜きの際肉盛り部分がバリ吸収に効
果的に作用してバリが生じないのでその後の内周面の研
摩が簡単にできる。従つて指輪の製造が極めて能率良く
行うことができて量産に適し、甚だ生産性に優れた効果
がある。尚本法において、円板を圧縁するロール圧縁機
のロール形状によつては、指輪の外周面形状を適宜変更
できるものであることを付言しておく。
法では前述の如く圧縁によつて周辺部に肉盛り部分５ａ
ができるので、同じ幅の指輪を製造するにおいて、従来
法よりも薄い板厚の状態でプレス抜きが行われる為、ポ
ンチの摩耗が少く、従つてポンチの寿命が長くなるもの
である。以上詳記した通り本発明による指輪の製造方法
は、板材から円板を打抜き、その円板の周辺部を圧縁に
より成形し且つ肉盛りするのであるから圧縁機により大
量に処理でき、しかもこの圧縁により外周面の仕上りが
光沢を有するので研摩が不用であり、さらに最後の円板
の肉盛り部分に囲まれた部分をプレス抜きにより除去す
るので、このプレス抜きの際肉盛り部分がバリ吸収に効
果的に作用してバリが生じないのでその後の内周面の研
摩が簡単にできる。従つて指輪の製造が極めて能率良く
行うことができて量産に適し、甚だ生産性に優れた効果
がある。尚本法において、円板を圧縁するロール圧縁機
のロール形状によつては、指輪の外周面形状を適宜変更
できるものであることを付言しておく。
第１図は従米指輪を作るのに用いていたテープ材の斜視
図、第２図は第１図のテープ材により作つたろう付け前
の指輪の斜視図、第３図ａはロール圧縁機の平面図、仝
図ｂはａ図のＡ−Ａ断面図、第４図は従来のリング成形
研摩機の正面図、第５図は本発明に係る円板の断面図、
第６図はその円板の周辺部を圧縁により成形して肉盛り
した状態を示す断面図、第７図は第６図の肉盛り部分に
囲まれた部分を打抜いてリング状にした状態を示す断面
図である。 １・・・・・・テープ材、２・・・・・・リング、３・
・・・・・心棒、４，４ζ・・・・・成形ロール、５・
・・・・・円板、５ａ・・・・・・肉盛り部分、５ｂ・
・・・・・肉盛り部分５ａに囲まれた部分、６・・・・
・・リング。
図、第２図は第１図のテープ材により作つたろう付け前
の指輪の斜視図、第３図ａはロール圧縁機の平面図、仝
図ｂはａ図のＡ−Ａ断面図、第４図は従来のリング成形
研摩機の正面図、第５図は本発明に係る円板の断面図、
第６図はその円板の周辺部を圧縁により成形して肉盛り
した状態を示す断面図、第７図は第６図の肉盛り部分に
囲まれた部分を打抜いてリング状にした状態を示す断面
図である。 １・・・・・・テープ材、２・・・・・・リング、３・
・・・・・心棒、４，４ζ・・・・・成形ロール、５・
・・・・・円板、５ａ・・・・・・肉盛り部分、５ｂ・
・・・・・肉盛り部分５ａに囲まれた部分、６・・・・
・・リング。
Claims (1)
- １ 板材から円板を打抜く工程と、その円板の周辺部を
成形して肉盛り部分を形成する工程と、その円板の肉盛
り部分を残すように中央部分を打抜いてリングを得る工
程との諸工程から成る指輪の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3659277A JPS5931413B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 指輪の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3659277A JPS5931413B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 指輪の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53123283A JPS53123283A (en) | 1978-10-27 |
| JPS5931413B2 true JPS5931413B2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=12474039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3659277A Expired JPS5931413B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 指輪の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931413B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60148634A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-05 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 色違い指輪の製造方法 |
-
1977
- 1977-03-31 JP JP3659277A patent/JPS5931413B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53123283A (en) | 1978-10-27 |
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