JPS5931207B2 - 有極型単安定電磁石 - Google Patents
有極型単安定電磁石Info
- Publication number
- JPS5931207B2 JPS5931207B2 JP55085639A JP8563980A JPS5931207B2 JP S5931207 B2 JPS5931207 B2 JP S5931207B2 JP 55085639 A JP55085639 A JP 55085639A JP 8563980 A JP8563980 A JP 8563980A JP S5931207 B2 JPS5931207 B2 JP S5931207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- yoke
- yokes
- permanent magnet
- electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/14—Pivoting armatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有極型単安定電磁石に関するもので、その目的
とするところは部品が少くかつ動作精度のすぐれた有極
型単安定電磁石を提供するにある。
とするところは部品が少くかつ動作精度のすぐれた有極
型単安定電磁石を提供するにある。
永久磁石を用いて高感度な電磁石を構成して電磁継電器
に用いたものは、高感度ではあるが吸着後に励磁を中止
しても残磁作用により復帰動作が不安定なものであり、
従来は吸着面に非磁性のレシジユアルプレートを溶接、
接着等により付着して復帰動作を行なうようしていた。
しかしこのレシジユアルプレートの厚みは復帰動作特性
に極めて大きな影響を与えるもので、材料の厚みや反り
、さらに溶接時の反りのばらつきを百分の1ミリメート
ル程度におさえることは製作上困難であり、結局高感度
でなおかつ復帰動作精度のすぐれた有極型単安定電磁石
を得ることは困難であつた。本発明は上述の従来の欠点
に鑑み、その改善のためなしたるものである。以下本発
明有極型単安定電磁石の実施例を第1図乃至第3図を参
照して説明する。
に用いたものは、高感度ではあるが吸着後に励磁を中止
しても残磁作用により復帰動作が不安定なものであり、
従来は吸着面に非磁性のレシジユアルプレートを溶接、
接着等により付着して復帰動作を行なうようしていた。
しかしこのレシジユアルプレートの厚みは復帰動作特性
に極めて大きな影響を与えるもので、材料の厚みや反り
、さらに溶接時の反りのばらつきを百分の1ミリメート
ル程度におさえることは製作上困難であり、結局高感度
でなおかつ復帰動作精度のすぐれた有極型単安定電磁石
を得ることは困難であつた。本発明は上述の従来の欠点
に鑑み、その改善のためなしたるものである。以下本発
明有極型単安定電磁石の実施例を第1図乃至第3図を参
照して説明する。
2個の並列ヨーク1、2の両端の対向部A、Bとして端
部1aと端部2aで対向部Aを形成し、端部lb、2b
で対向部Bを形成してある。
部1aと端部2aで対向部Aを形成し、端部lb、2b
で対向部Bを形成してある。
アマチュア3はほぼ中央部分を軸により図外電磁石本体
に回動可能に支持してあり、両端部3a、3bを夫々対
向部A、Bに配してある。尚支持は永久磁石4に枢支し
てもよく種々変更し得る。永久磁石4はN極4aとS極
4bがクランク状に配設して着磁してある。そしてヨー
ク1、2に直交するキ心線LにまたがつてN極4a(!
、5極4bとが互いに反対側になるようにヨーク1、2
間に装置してある。次に動作について、コイル5の無励
磁状態におけるアマチュア3の位置を示す第3図a、励
磁してアマチュア3の動作後の位置を示す同図b、励磁
をやめアマチュア3が復帰寸前の位置にあるのを示す同
図cにより説明する。尚、説明上永久磁石の磁性を図に
おいて、ヨーク2側をS極としヨーク1側をN極とする
。アマチュア3に巻装したコイル5を励磁しないとき、
中心線Lに対し、N極4aは左方にずれ一方S極4bは
右方にづれているので、ヨーク1の端部1aにおける磁
位Niと端部Ibの磁位N2とは(N1>N2)となり
同様にヨーク2の端部2a、2bでは(52>51)と
なる。したがつて永久磁石4の磁束はN極4a→ヨーク
1→端部1a→端部3a→端部3b→端部2b→ヨーク
2→S極4bに磁気回路を作ることとなり、アマチュア
3の端部3aはヨーク1の端部1aに吸着、保持され、
一方他の端部はヨーク2の端部2bに吸着、保持される
。次にアマチユア3の端部3a,3bを夫々N,Sの極
性になるようコイル5を励磁すると、端部3aは端部1
aとは同極に端部3bは端部2bとは同極になり、一方
端部3aと端部2aとは異極に端部3bど端部1bとは
異極になり、端部3a,3bは端部1a,2bとは同極
なので反発し、端部1b,2aとは異極なので吸引され
ることとなり枢支したアマチユア3は回動して、端部3
aは端部2aと端部3bは端部1bに吸着しコイル5の
励磁が継続している間その状態が保持される。
に回動可能に支持してあり、両端部3a、3bを夫々対
向部A、Bに配してある。尚支持は永久磁石4に枢支し
てもよく種々変更し得る。永久磁石4はN極4aとS極
4bがクランク状に配設して着磁してある。そしてヨー
ク1、2に直交するキ心線LにまたがつてN極4a(!
、5極4bとが互いに反対側になるようにヨーク1、2
間に装置してある。次に動作について、コイル5の無励
磁状態におけるアマチュア3の位置を示す第3図a、励
磁してアマチュア3の動作後の位置を示す同図b、励磁
をやめアマチュア3が復帰寸前の位置にあるのを示す同
図cにより説明する。尚、説明上永久磁石の磁性を図に
おいて、ヨーク2側をS極としヨーク1側をN極とする
。アマチュア3に巻装したコイル5を励磁しないとき、
中心線Lに対し、N極4aは左方にずれ一方S極4bは
右方にづれているので、ヨーク1の端部1aにおける磁
位Niと端部Ibの磁位N2とは(N1>N2)となり
同様にヨーク2の端部2a、2bでは(52>51)と
なる。したがつて永久磁石4の磁束はN極4a→ヨーク
1→端部1a→端部3a→端部3b→端部2b→ヨーク
2→S極4bに磁気回路を作ることとなり、アマチュア
3の端部3aはヨーク1の端部1aに吸着、保持され、
一方他の端部はヨーク2の端部2bに吸着、保持される
。次にアマチユア3の端部3a,3bを夫々N,Sの極
性になるようコイル5を励磁すると、端部3aは端部1
aとは同極に端部3bは端部2bとは同極になり、一方
端部3aと端部2aとは異極に端部3bど端部1bとは
異極になり、端部3a,3bは端部1a,2bとは同極
なので反発し、端部1b,2aとは異極なので吸引され
ることとなり枢支したアマチユア3は回動して、端部3
aは端部2aと端部3bは端部1bに吸着しコイル5の
励磁が継続している間その状態が保持される。
更にコイル5の励磁が中止されると、アマチユア3の端
部3a,3bの磁性は失なわれ、永久磁石4の磁束が前
述のように磁気回路を形成することとなり、アマチユア
3は同図cのように端部3aが端部1aに端部3bが端
部2bに夫々吸引され回動して、保持されるのである。
もし永久磁石4の異極を中心線Lの線上に直線状に配置
すると、対向部A,Bのいずれかにおいて磁気閉回路が
でき復帰しなG功(本発明では中心線Lの反対側として
おり、磁気抵抗の相違からくる磁位の高低差により高い
側に必ず復帰動作するのである。このように永久磁石4
をヨークの中心線Lにまたがつて反対側に異極を配した
のでヨーク端部間に磁位差が生じ、この磁位差によりア
マチユア3は確実に復帰動作をするもので、吸着面には
レシジユアルのような異物がないので対向部A,B間の
距離によつて電磁石の動作特性が定まり精度もよくなり
、電磁継電器に用いたとき接点移動距離や接点圧力が正
確になる。第4図は他の実施例で、永久磁石4を平行四
辺形にしたものであり、第5図は矩形の永久磁石41,
41を2個用い、いずれもN極,S極が中心線Lにまた
がつて反対側になるよう配置してあり、第一実施例のも
のと、同様に動作する。
部3a,3bの磁性は失なわれ、永久磁石4の磁束が前
述のように磁気回路を形成することとなり、アマチユア
3は同図cのように端部3aが端部1aに端部3bが端
部2bに夫々吸引され回動して、保持されるのである。
もし永久磁石4の異極を中心線Lの線上に直線状に配置
すると、対向部A,Bのいずれかにおいて磁気閉回路が
でき復帰しなG功(本発明では中心線Lの反対側として
おり、磁気抵抗の相違からくる磁位の高低差により高い
側に必ず復帰動作するのである。このように永久磁石4
をヨークの中心線Lにまたがつて反対側に異極を配した
のでヨーク端部間に磁位差が生じ、この磁位差によりア
マチユア3は確実に復帰動作をするもので、吸着面には
レシジユアルのような異物がないので対向部A,B間の
距離によつて電磁石の動作特性が定まり精度もよくなり
、電磁継電器に用いたとき接点移動距離や接点圧力が正
確になる。第4図は他の実施例で、永久磁石4を平行四
辺形にしたものであり、第5図は矩形の永久磁石41,
41を2個用い、いずれもN極,S極が中心線Lにまた
がつて反対側になるよう配置してあり、第一実施例のも
のと、同様に動作する。
以上説明したように本発明有極型単安定電磁石は、2個
の並列ヨーク1,2の両端の対向部A,B間に回路可能
に枢支したアマチユア3の両端部3a,3bを配設し、
ヨーク1,2に直交する中心線Lの反対側に永久磁石4
の異極を夫々位置せしめて両ヨーク1,2間に永久磁石
4を介置してなることを特徴とする構成としており、ヨ
ーク1の端部1a,1bに磁位差を与え、これとは逆の
磁位差を与えたヨーク2を並列配置して、対向部A,B
を異極でかつ磁位差のあるヨーク端でもつて対向したこ
ととなり、レシジユアルプレートが不要で製造が容易で
あり動作精度が高くてしかも復帰動作が確実なものであ
り、また有極型双安定電磁石の永久磁石4を取りかえる
のみで単安定となしえるから少い部分で2種の電磁石が
得られ低廉な電磁石を提供し得る。
の並列ヨーク1,2の両端の対向部A,B間に回路可能
に枢支したアマチユア3の両端部3a,3bを配設し、
ヨーク1,2に直交する中心線Lの反対側に永久磁石4
の異極を夫々位置せしめて両ヨーク1,2間に永久磁石
4を介置してなることを特徴とする構成としており、ヨ
ーク1の端部1a,1bに磁位差を与え、これとは逆の
磁位差を与えたヨーク2を並列配置して、対向部A,B
を異極でかつ磁位差のあるヨーク端でもつて対向したこ
ととなり、レシジユアルプレートが不要で製造が容易で
あり動作精度が高くてしかも復帰動作が確実なものであ
り、また有極型双安定電磁石の永久磁石4を取りかえる
のみで単安定となしえるから少い部分で2種の電磁石が
得られ低廉な電磁石を提供し得る。
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図はその平面図、第3図A,b,cは動作説
明図、第4図、第5図は夫々異なる実施例を示す平面図
である。 1,2・・・・・・ヨーク、1a,1b,2a,2b・
・・・・・端部、3・・・・・・アマチユア、3a,3
b・・・・・・端部、4・・・・・・永久磁石、4a・
・・・・・N極、4b・・・・・・S極、5・・・・・
・コイル、A,B・・・・・・対向部、L・・・・・・
中心線。
視図、第2図はその平面図、第3図A,b,cは動作説
明図、第4図、第5図は夫々異なる実施例を示す平面図
である。 1,2・・・・・・ヨーク、1a,1b,2a,2b・
・・・・・端部、3・・・・・・アマチユア、3a,3
b・・・・・・端部、4・・・・・・永久磁石、4a・
・・・・・N極、4b・・・・・・S極、5・・・・・
・コイル、A,B・・・・・・対向部、L・・・・・・
中心線。
Claims (1)
- 1 2個の並列ヨーク1、2の両端の対向部A、B間に
回動可能に枢支したアマチュア3の両端部3a、3bを
配設し、ヨーク1、2の両端の対向部A、Bを結ぶ線に
直交する中心線Lの反対側に永久磁石4の異極を夫々位
置せしめて両ヨーク1、2間に永久磁石4を介置してな
ることを特徴とする有極型単安定電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55085639A JPS5931207B2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 有極型単安定電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55085639A JPS5931207B2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 有極型単安定電磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710910A JPS5710910A (en) | 1982-01-20 |
JPS5931207B2 true JPS5931207B2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=13864392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55085639A Expired JPS5931207B2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 | 有極型単安定電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931207B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111115U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-14 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58148409A (ja) * | 1982-02-28 | 1983-09-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 4空「隙」型有極電磁石装置 |
FR2808616B1 (fr) * | 2000-05-02 | 2002-08-30 | Schneider Electric Ind Sa | Electroaimant rotatif |
-
1980
- 1980-06-23 JP JP55085639A patent/JPS5931207B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111115U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710910A (en) | 1982-01-20 |
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