JPS5931124B2 - 時間軸補正器 - Google Patents

時間軸補正器

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JPS5931124B2
JPS5931124B2 JP49112769A JP11276974A JPS5931124B2 JP S5931124 B2 JPS5931124 B2 JP S5931124B2 JP 49112769 A JP49112769 A JP 49112769A JP 11276974 A JP11276974 A JP 11276974A JP S5931124 B2 JPS5931124 B2 JP S5931124B2
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JP
Japan
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signal
clock
ctd
time
time axis
Prior art date
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JP49112769A
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JPS5140023A (ja
Inventor
健二 高橋
脩策 長原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電荷移送素子(以下CTDと略称する。
)を使用した時間軸補正器に関するものである。CTD
としては、第1図に示すような電荷結合素子(以下CC
Dと略称。
)が知られている。第1図において、iは移送信号波形
を示しており、11はCCDの構造図である。入力電荷
は第1図丁のソース電極1より供給され、絶縁膜2上の
第1、第2および第3相移送電極3、4および5にはそ
れぞれ第1図iのa、bおよびcに示すクロックパルス
が印加される。今、第1図Iの波形図において、時刻を
、、を2およびを8の状態を考えると、第1図iiのP
型基板6中における電位井戸(ポテンシャルウェル)は
、それぞれ第2図a、bおよびcに示すようになる。
すなわち、電荷は矢印の方向に、クロック波形の1周期
の時間の後、3電極分つまり1ステージ分移送される。
このようにしてソース電極1に注入された電荷は電界に
よつて絶縁膜2とP形基板6との界面に沿つて移送され
、ドレイン電極Tから順次出力される。CTDに入力さ
れる電荷量Qは次式で近似される。
Q=C(VCP−V1N−VT)・・・・・・(1)こ
こでCは1電極あたりの酸化膜容量、Vcpはクロック
電圧値、VINは入力使号電圧値、VTはしきい値電圧
である。
一般にCTDの遅延時間tdは次式で表わされる。
td二n×1/ fcp・・・・・・(2)ここでnは
ステージ数、fcpはクロック周波数である。よつてク
ロック周波数を変化させることにより遅延時間を変える
ことができることは周知である。可変遅延線の応用用途
の1例として、ビデオテープレコーダやビデオディスク
などの機械回転機構を持つ記録機器に発生する時間軸変
動(ジッタ)を補正することがある。
以下ビデオテープレコーダの例を用いて説明する。
一般にVTRでは磁気テープ上に映像信号はFMで記録
されている。
汎用VTRにおける再生信号の周波数スペクトラムの1
例を第3図に示す。第3図において、斜線を施した10
はFM信号のキヤリアを示すもので、映像信号13の白
(ホワイトピーク)に相当する周波数は4,5MHz、
同期信号のレベル(シンクチツプ)に相当する周波波3
.1MHzである。11,12はFM信号の側帯波を示
しており、11は下側帯波、12は上側帯波である。
一般にVTRの記録可能な帯域は十分広くない(FM信
号がテープに記録され、再生される上限は6MHzであ
る。)ために上側帯波の多くは切りすてられてしまい、
第3図に示すごとく再生出力はFMの残留の片側帯波の
記録である。しかし、この信号はリミツタを通すことに
より上側帯波が再生されるために問題はない。よつて再
生信号はO〜6MHzを考えれば良いことになる。次に
第4図を用いて従来の時間軸補正器を説明する。
テープ21上にFM記録された映像信号は、磁気ヘツド
22により電気信号に再生される。
この出力をプリアンプ23で増幅し、リミツタ24を通
して上側帯波を再生すると同時にAM成分を除去する。
この信号をFM検波器25で検波し元の映像信号を得る
。この映像信号は時間軸変動(ジツタ)を含んでいる。
ジツタを含んだ映像信号中の同期信号のみを同期分離回
路27で取り出す一方、CTD26にも映像信号は加え
られる。ジツタを含んでいる同期分離回路27の出力と
ジツタを含んでいない基準同期信号30とが位相比戦器
28に加えられ、ジツタの位相変動量はそれに応じた電
圧に変換される。この電圧出力(以下誤差電圧と称呼)
はCTD26を駆動するクロツクを発生するクロツク発
生器29に加えられる。この誤差電圧によつてクロツク
発生器29の発振周波数を制御し、CTD26の遅延時
間はジツタを打ち消すように変化させる。このようにし
てCTD26の出力にはジツタのない映像信号が得られ
る。CTD26を駆動するクロツクを発生するクロツク
発生器29を実現すると回路的な種々の原因、たとえば
パルスの立ち上がり時間、降下時間、リンギング、サグ
等により周波数を可変するとクロツクパルスの振幅や直
流レベルが微少であるが変動する。この変動量はクロツ
ク周波数の偏移量が大きくなれば同様に大きくなる傾向
にある。(1)式が示すようにCTDに取り込まれる電
荷量Qは入力信号電圧値INとクロツク電圧値Cpとの
関数である。クロツクパルスの変動は、すなわち入力電
荷量の変動となる。言い換えるとクロツクに変動が存在
するとCTDの出力の電位もこれと同様に変動し、第5
図11に示すように出力映像信号に第5図:に示す誤差
電圧の波形が量畳するために受像機で同期分離が不完全
となつたり、画面に明暗が現われたりするという欠点が
あつた。本発明はクロツクに変動が存在しても前記の欠
点を生じない時間軸補正器を提供することにある。第6
図に本発明のプロツクダイアグラムを示す。テープ21
上にFM記録された映像信号は、磁気ヘツド22により
電気信号に再生される。この出力をプリアンプ23で増
幅する。この増幅された信号の一方はCTD26に加え
られ、他の一方はリミツタ回路247、FM検波回路2
5!を通り映像信号に複調され、さらに同期分離回路2
7で同期を分離する。この同期信号はジツタを含んでお
り、基準同期信号30とともに位相比較器28に加えら
れている。以下は従来例第4図と同様に位相比較器28
の出力である誤差電圧でクロツク発生器29の発振周波
数を可変させている。よつてCTD26の出力にはジツ
タのないFM信号が得られる。得られたFM出力にはク
ロツクの変動分は従来例と同様に重畳されている。しか
し変動分(ジツタ)の周波数スペクトラムは高いもので
も数KHzである。CTDの出力波形の周波数スペクト
ラムを第7図に示す。前記変動分はFM信号に重畳して
いるのみであるから単なる加算である。よつて変動分の
スペクトラムはO〜数KHzの間(第7図32)に存在
する。第7図33は時間軸補正をされたFM信号のスペ
クトラムであり、35はサンプリング周波数、つまりク
ロツク周波数と入力信号、つまり33のFM信号の変調
波成分である。このスペクトラム中、必要なのは33の
時間軸補正されたFM信号のみである。第7図からも明
らかなように34の特性を持つ帯域通過フイルタを用い
れば33に示すFM信号のみを取り出す事ができる。第
6図においてCTD26の出力を第7図34の特性を持
つ帯域通過フイルタ31を通し変動成分を除去し、この
出力をリミツタ回路24を通した後、FM検波器25で
検波すればクロツクに変動の影響を受けない映像信号が
得られる。
本発明はFM信号はかりでなく、キヤリアで変調された
信号(たとえばAM変調)であれば適用できることは容
易に類推できるであろう。
本発明を用いれば従来のようにクロツクの変動分が出力
信号に重畳することはなく、クロツク回路の設計製作が
容易になるばかりか、前述した受像機への悪影響も除去
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はCCDのクロツク波形図と構造図、第2図はC
CDの電荷移送の動作説明図、第3図は汎用VTRにお
ける再生信号の周波数スペクトラムの1例、第4図は従
来の時間軸補正器のプロツクダイアグラム、第5図はク
ロツクの変動のために出力信号が誤差信号でゆすられる
事を説明する図、第6図は本発明のプロツクダイアフラ
ム、第7図はCTDの出力波形の周波数スペクトラムを
示す図である。 21:テープ、22:磁気ヘツド、23:プリアンプ、
241:リミツタ回路、251:FM検波回路、26:
CTD、27:同期分離回路、28二位相比較器、29
:クロツク発生器、30:基準同期信号、31:帯域通
過フイルタ、24:リミツタ回路、25:FM検波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電荷移送素子を用いた信号遅延装置と、補正される
    べき時間誤差を含む入力信号を該遅延装置に供給する装
    置と、クロツクにより該遅延装置の遅延時間を制御する
    装置と、ジッタ周波数帯域を阻止域とし且時間軸補正さ
    れた信号の周波数成分帯域を通過域とする特性を有し、
    前記遅延装置から時間軸補正された信号の周波数成分を
    とり出す帯域通過フィルタとを備えたことを特徴とする
    時間軸補正器。
JP49112769A 1974-10-02 1974-10-02 時間軸補正器 Expired JPS5931124B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP49112769A JPS5931124B2 (ja) 1974-10-02 1974-10-02 時間軸補正器

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5140023A JPS5140023A (ja) 1976-04-03
JPS5931124B2 true JPS5931124B2 (ja) 1984-07-31

Family

ID=14595041

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814174Y2 (ja) * 1977-07-05 1983-03-19 三菱樹脂株式会社 雨樋集水器
JP5061019B2 (ja) * 2008-04-09 2012-10-31 株式会社神戸製鋼所 アーク溶接方法

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JPS5140023A (ja) 1976-04-03

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