JPS5930829A - 被覆ポリカ−ボネ−ト成型品 - Google Patents

被覆ポリカ−ボネ−ト成型品

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JPS5930829A
JPS5930829A JP57139523A JP13952382A JPS5930829A JP S5930829 A JPS5930829 A JP S5930829A JP 57139523 A JP57139523 A JP 57139523A JP 13952382 A JP13952382 A JP 13952382A JP S5930829 A JPS5930829 A JP S5930829A
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resin
coated
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acrylic
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Eiji Taniguchi
英二 谷口
Jiro Mio
實生 治郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬化性オルガノポリシロキサンを含有する被膜
がポリカーボネート基体に強固に付着しかつ透明な、耐
すり偏性にすぐれた被覆ポリカーボネート成形品に関す
る。
ポリカーボネート樹脂は透明性、成型性にすぐれ、各種
の用途に用いられているが、とくにその耐衝撃性に優れ
、かつ比重の小さいことからガラス製品の代替として広
く用いられてきた。
とくに構造物ないしは自動車、電車、航空機などの各種
交通機関の窓ガラスや風防ガラス、各種機器装置類の表
示板、のぞき窓あるいは安全めがね、矯正用めがね、サ
ングラスなどの眼鏡用レンズなどにその長所が発揮され
ている。
しかし一方ポリカーボネート樹脂の表面硬度、耐すり偏
性は例えば他の透明材料であるメタクリル樹脂と比較し
てもかなり低い。この欠点を克服するだめにポリカーボ
ネート樹脂の表面を各種のコーテイング材で被覆するこ
とが提案されている。この中で硬化性オルガノポリシロ
キザンを含有するコーテイング材がとくに適したものと
して提案されている。とくにポリカーボネートに適した
組成物としてエポキシシラン加水分解物に特定エポキシ
樹脂を配合したもの(特開昭55−116731 )な
どが提案されているが、一般的には下塗シ剤を用いるこ
とが付着性の向上とオルガノポリシロキサン系表面被覆
の選択範囲の拡大のために好適であるとして種々の下塗
り材の提案がなされている。これらの中にはエポキシシ
ランとアミノシランからなる組成物(特開昭54−63
176)、多官能アクリル酸エステルを含む紫外線硬化
性組成物(特開昭55−148157)、カルボキシル
基まだはアミン基を有する側鎖を持つポリマ(特開昭5
6−8258)などの技術が開示されている。
プラスティックとくにポリカーボネート樹脂のコーティ
ングにおいて被膜の硬化に際して高温を適用することは
たとえ樹脂の変形が起らない範囲であっても溶剤による
クレージング、白化現象の発生などの点で好ましくなく
、省エイ・ルギーの観点からも低温キュアのコーテイン
グ材がのぞまれる。さらに表面層として比較的硬化時の
収縮が大な硬化性オルガノポリシロキザン系被膜を用い
る場合、硬化性の小さい下塗り材は好ましくない。
これらの点で上記のエポキシシランとアミノシラン組成
物は耐久付着の点で不十分であり、カルボキシル基やア
ミン基などを有するポリマは表面被覆を適用した場合に
クラックを発生し易くこれらを例えばメラミン樹脂で架
橋させる場合も高温が必要である。
一方紫外線硬化下塗り剤の場合は省エネルギー低温化の
観点からは好ましいが装置の設置、適用成型材料の限定
などの問題がある。
したがって本発明者らはこれらの問題を鋭意検討した結
果、耐すり偏性の優れた高硬度でかつ基体に強固に付着
した被膜を有するポリカーボネート成型品を得ることが
できたのである。
すなわち本発明は、 (1)A  塩基性°窒素含有アクリル系単量体0,2
〜60重量係 重量子クリル酸あるいはメタクリル酸の脂肪族1価アル
コールのエステルまたはそれらの混合物50−99.8
重量% C6その他共重合可能な単量体0〜40重量% からなるアクリル系共重合体(1)に1分子あたり2個
以上へエポキシ基を有する化合物または樹脂(II)を
配合した組成物を塗布して得られる下塗り層、および (2)該下塗り層上に被覆された硬化性オルガノポリシ
ロキサンを含有する表面層 で被覆された耐すり偏性にすぐれた被覆ポリカーボネー
ト成型品である。
本発明に用いられた下塗り層はすでに公知(特開昭52
−76638)でありプラスチック用として良好な性能
を有する低温硬化性物質であるととも記載されている。
本発明はこの組成物からなる下塗り層が、ポリカーボネ
ート基材に硬化性オルガノポリシロキサン含有被覆を′
形成するにあたってきわめてすぐれた特性を有すること
を見出したものである。
ここでいうポリカーボネート樹脂とは −o−8−o−なる基をその主鎖中に含有してなる重合
体の総称であるが、とくに本発明に使用される樹脂とし
ては下記一般式で表わされる構造単位を有するものが用
いられる。
R体1 モA−0−B−0−0−0−El− R20 (ただし式中A及びBはフェニレン、ハロゲン置換フェ
ニレンおよびアルキル置換フェニレンからなる群から選
択され R1、1%2はそれぞれ水素、飽和脂肪族炭化
水素基またはR1、R2とCで脂環式炭化水素基を形成
する基よりなる群から選択され、AおよびB中の炭化水
素基の総和が12以下である。) とくにビスフェノールAとホスゲンの反応から得られる
下記一般式で表わされる構造単位を有するポリカーボネ
ート樹脂が好ましく用いられる  H3 (式中nは10〜400である) 本発明で用いられる下塗り剤として用いられるアクリル
系共重合体(1)の成分Aとしてはジメチルアミンエチ
ルアクリレートtたはメタクリレート、ジエチルアミノ
エチルアクリレートまたはメタクリレート、t−ブチル
アミノエチルアクリレートまたはメタクリレートなどの
アクリル酸および/またはメタクリル酸誘導体が好まし
く使用されるが、その他N−ジメチルアミノエチルアク
リルアミド、N−ジエチルアミノエチルアクリルアミド
またはメタクリルアミドなどのアクリルアミドまだはメ
タクリルアミド誘導体なども使用できる。これらの使用
量は0、2〜30重量係、好ましくは2〜15重量饅で
ある。少なすぎると硬化性の面から、また多すぎると着
色の面から好ましくない。
アクリル系共重合体(11の成分Bとしてはアクリル酸
まだはメタクリル酸と1価の非環式もしくは環式の脂肪
族アルコールのエステルが用いられる。具体的には、ア
クリル酸、メタクリル酸トメタノール、エタノール、プ
ロノぐノール、ブタノール、ラウリルアルコール、ステ
アリルアルコールなどとのエステル及びそれらの混合物
であるが、特にメタノールとのエステルが好ましい。そ
の使用量は50〜998重量係、好ましくは70〜90
重量係である。
アクリル系共重合体(1)の成分Cとしては少量のアク
リル酸および/またはメタクリル酸が好ましく使用され
るが、その他スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、2−ヒドロキ
シエチルあるいはプロピルアクリレートまたはメタクリ
レートあるいはアクリルアミドまだはメタクリルアミド
、およびそれらの(アルキル)メチロール化合物、イタ
コン酸、グリシジルアクリレートまたはメタクリレート
、2−ビニルピリジンなど成分Aおよび成分Bと共重合
可能なものはすべて使用でき、その使用量は0−40重
量%、好ましくは0,1〜15重量饅である。
上記アクリル系共重合体(+1の重合方法としては、い
ずれの重合方法でも可能だが好ましくは溶液ラジカル重
合によって重合する方法である。
すなわち、トルエン等の芳香族系溶剤、および/まだは
イソブタノールなどのアルコール系溶剤および/まだは
酢酸エチルなどのエステル系溶剤の存在下にアゾビス系
および/または過酸化物系などの重合開始剤を使用し、
常法によシ重合する方法である。また重合度調節を目的
とするメルカプタン類などの連鎖移動剤の併用も可能で
ある。アクリル系共重合体(1)は成分Aおよび成分B
ならびに成分Oが共重合されているものが好ましいと考
えられるが、たとえば成分Aと成分Cの一部の共重合体
、ならびに成分Bと成分Cの一部の共重合体といったよ
うに成分Aおよび成分Bならびに成分Cを2種以上にわ
けて重合し、これらを混合したものであっても良い。
本発明で用いられる1分子あたり2個以上のエポキシ基
を有する化合物または樹脂(II)としてハ多価アルコ
ールのグリンジルエーテルが好ましく使用される。すな
わち、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリ
セロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリ
グリシジルエーテル、ンルビトールポリグリシジルエー
テルなどが好ましく使用されるが、これに限定されるも
のではなく、例えばグリシジルアクリレートまたはメタ
クリレートを共重合したアクリル系樹脂など1分子あた
り2個以上のエポキシ基を有する物質を含むものであれ
ばいずれも使用可能である。
アクリル系共重合体(1)とエポキシ化合物あるいは樹
脂(II)の配合比は アクリル系共重合体(1)中の塩基性窒素原子(ダラム
原子)エボキシイ区崖繕fJ′8旨■庄のエポキシを翼
唆恋京子(ダラム原子)0.5〜5程度が好ましいがこ
れに限定されるものではない配合する方法は被塗物に塗
布する直前にアクリル系共重合体(++とエポキシ化合
物または樹脂(Illを混合することが望ましい。すな
わち必要ならば顔料、添付物、溶剤などを加えたアクリ
ル系共重合体(1)を含む組成物に、必要ならば溶剤そ
の他を加えたエポキシ化合物または樹脂(Illを含む
組成物を加えてかき混ぜ、長時間放置することなく、必
要ならば溶剤その他の添加剤を加えて被塗物に塗布する
ことが好ましい。
塗布された塗膜は常温で放置し、または必要に応じて比
較的低温に加熱されることによシ硬化された塗膜が形成
される。
本発明で使用する表面層を形成するオルガノポリシロキ
サン含有被膜としては下記一般式で表わされるケイ素化
合物またはその加水分解物を含む組成物を硬化して得ら
れるものである。
(R3)  (R’)b Si  (0R5)4  (
3+b)(ここでR3は炭素数8以下の置換基を有しま
たは有しない脂肪族炭化水素基、R4は炭素数6以下の
炭化水素基でいずれも5i−C結合によってケイ素原子
に結合されており、R5は炭素数8以下のアルキル、ア
ルコキシアルキルまたはアシル基である。a、bはそれ
ぞれ0,1または2でありかつa + bが0,1また
は2である。)ただし上記a+bが1または2である化
合物が上記ケイ素化合物ないしはその加水分解中50重
量−以上を占めることが必要である。これらのケイ素化
合物の例としてはブチルシリケート、エチルシリケート
、n−プロピル7リケート、i−プロピルシリケート、
n−ブチルシリケート、5eC−ブチルシリケートおよ
び1−ブチルシリケートなどのテトラアルコキシシラン
類、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ7
ラン、メチルトリットキシエトキシシラン、メチルトリ
アセトキシシラン、メチルトリブトキシシラン ン、エチルトリエトキシシラン、ビニルトリットキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシ7ラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニル
トリアセトキシシラン、γークロロプロピルトリメトキ
シシジン、γークロロプロピルトリエトキシシラン、γ
ークロロプロピルトリアセトキシシラン、3、3,5 
 hリフフロプロビルトリメトキシシラン、γーグリシ
ドキシプロビルトリメトキシシラン、γーグリシドキシ
ノロビルトリエトキシシラン、γ−(β−グリシドキシ
エトキシ)フロビルトリメトキシシラノ、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン
、β−( 3.4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リニドキシンラン、γーメタクリルオキシノロピルトリ
メトキシシラン、β−シアンエチルトリエトキシシラン
、γーメルカプトプロピルトリメトキシシランなどトリ
アルコキシまたはトリアジルオキシシラン類およびジメ
チルジメトキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラ
ン、ジメチルジェトキシ7ラン、フェニルメチルジェト
キシシラン、γーグリシドキシプロビルメチルジメトキ
シシラン、γーグリシドキシプロピルメチルジエトキ/
7ラン、γーグリシドキシノロビルフェニルジメトキシ
シラン、γーグリシドキシプロピルフェニルジエトキシ
シラン、γークロロプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−クロロプロビルメテルジエトキ7シラン、ジメチル
ジアセトキシシラン、γーメタクリルオキシノロビルメ
チルジメトキシシラン、γーメタクリルオキシプロピル
メチルジェトキシシラン、メチルビニルジメトキシ9ラ
ン、メチルビニルジェトキシ7ランなどジアルコキシシ
ランまたはジアシルオキシシラン類を挙げることができ
る。
これらのケイ素化合物は硬化触媒と゛ともにそのまま使
用することもできるが低温で硬化させるために好ましく
は中性ないしは酸性の水と反応させて得られる加水分解
物を使用する。
これらのケイ素化合物あるいは加水分解物は他の配合物
とともに下塗シ層を被覆しだポリカーボネート基体上に
コーティングし、硬化される。表面層被膜を形成するそ
の他の配合物としては硬化触媒、充填剤、性能改質のだ
めの高分子材料ないしはプレポリマなどがある。硬化剤
としてはこれまで上記ケイ素化合物の触媒として知られ
でいる各種硬化剤がすべて使用できる。
充填剤としては本胤明の表面硬度向上と透明性維持の観
点からコロイド状シリカが好捷しく用いられる。さらに
性能改質に好ましい高分子材料ないしプレポリマとして
は多官能エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂を
配合することで耐久性、町とう性、染色性、帯電防止性
などを向上することができる。
その他必要に応じ染料などの着色剤、レベリング剤、発
泡防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤など
の各種添加剤、塗装にあたって必要な各種溶剤を使用す
ることができる。
上記の下塗り層または表面層形成組成物のコーティング
方法としては成型品の形状、大きさなどにより公知の方
法を適宜選択できる。例えばはけ塗り、スプレー塗装、
浸漬塗装、スビンコ−1−、ロール塗装、カーテンフロ
ー塗装などが適用できる。
硬化にあたっては下塗り層、表面層は別個に硬化せしめ
ることもできるが下塗層形成組成物をコーチインク後、
セツティングにより塗膜を指触乾燥せしめた後、表面層
形成組成物をコーティングし、両層を同時に硬化させる
とともできる。硬化温度としては下塗り層は常温ないし
100℃、表面層は50℃ないし160℃が好ましく適
用できる。以下に本発明の効果を明らかにするためその
実施例を次に示す。
実施例1 (1)下塗り層被覆ポリカーボネートシートの調製 冷却器、温度計、かくはん・機を備えたフラスコ中に、
トルエン=50g、イソブチルアルコール50g1ジエ
ナルアミンエチルメタクリレート、9g1 メチルメ々
タリンートー6Bg、n−ブチルメタクリレ−)、20
g。
メタクリル酸、3g1アゾビスシクロヘキサンニトリル
2gを仕込み、95℃に昇温した。
内温を95℃〜98℃に保ち、かくはんした。
4時間目、6時間目、8時間目、10時間目にアゾビス
シクロヘキサンニトリルを0.5 gづつ加え、合計1
2時間で重合を終了し、組成物置を得た。組成物(5)
I DogにブナコールEX−617(長瀬産業株式会
社製カルピトールポリグリシジルエーテル)4gを加え
かくはんし、トルエン/酢酸エチル−1/2ノシンナー
で希釈した。希釈液をポリカーボネートシート(エンジ
ニアリングプラスチック社製レキサン1o1)にスプレ
ー塗装シ、70℃で60分間乾燥し、下塗り層被覆ポリ
ヵーボ坏−トシートを調製した。
(2)表面層コーティング組成物の調製ビニルトリエト
キシシラン202.2gと酢酸15.2gをビーカ中に
入れてマグネティックスターラで攪拌しつつ0.05 
N塩酸水溶液57、3 gを20℃で滴加する。滴加終
了後ろ0分間攪拌を継続しビニルl−IJエトキシシラ
ン加水分解物を得た。
同様にメチルトリメトキシシラン2898gと酢酸22
.1 gに0.01 N塩酸水溶液114.5gを滴加
することによりメチルトリメトキシシラノ加水分解物を
得た。
上記のビニルトリエトキシシラン加水分解物およびメチ
ルトリメトキシシラノ加水分解物を混合し、その混合物
696.9 gにキシレン62.0g、酢酸ブチル15
.5gおよびシリコーン系界面活性剤1.2gの混合物
を加え攪拌混合した。
さらに1.55 gの酢酸ナトリウムろ水和物を加え攪
拌溶解した。
(3)表面高硬度ポリカーポイ、−ト成型品の製造(1
)で得られた下塗り層被覆ポリヵーボ坏−トを(2)で
得られた表面層コーティング組成物中に引上げ速度1D
an/分で浸漬塗装した。
80℃で2時間加熱硬化させた。
得られたポリカーボネートシートについて次のような性
能試験を行ない、結果を第1表に示した。
(a)  スチールウール硬度 −10000のスチールウールで1.5にり荷重下に1
5往復(10回)こすシ傷つき程度を目視判定した。
(1))落砂テスト ASTM  D673−44により#8oカーボランダ
ム1000gを落下しその後の曇価(ヘイズ)を測定し
た。
(C)  付着性 ユバン目テープテスト(d)  i
H光性 超高圧水銀灯1時間照射(e)  促進耐候性
、サンシャインウェザメータ(スガ試験機■製)による
これらの試験から得られたシートが極めて優れた耐すり
偏性、透明性、耐久付着性を有することがわかる。
実施例2 (1)表面層コーティング組成物の調製γ−グリシドキ
シプロビルメチルジェトキシシラノ611.3gに0.
05 N塩酸水溶液88、7 gを滴下し、実施例2と
同様に加水分解を行なった。ただし加水分解時の液温は
10℃に保持した。
このγ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラン
加水分解物にビスフェノール型エポキシ樹脂(エピコー
ト827、ンエル化学■製)140gおよびプロピレン
オキシド変性ビスフェノール型エポキシ樹脂(エピクロ
ン6002、共栄社油脂■製)140g。
ジアセトンアルコール6ろ0g1ベンジルアルコール1
65.2g、アセチルアセトン150gおよびシリコー
ン系界面活性剤8.4 gの混合物を加え攪拌混合した
。これにコロイダルンリカのメタノール水溶液(メタノ
ールシリカゾル、日量化学■製固形分30%)2652
gを加えさらにアセチルアセトノアルミニウム696g
を加え攪拌溶解した。
(2)表面高硬度ポリカーボネート成型品の製造実施例
1で得られた下塗り層被覆ポリカーボネートシートを上
記(1)で得られた表面゛コーティング組成物中に引き
上げ速度10cTn/分で浸漬塗装した。82℃で12
分子備乾燥後96℃で4時間加熱硬化させた。
このようにして得られた表面高硬度ポリカーボネートシ
ートは分散染料により染色できた。
得られたポリカーボネートシートについて実施例1と同
様の性能試験を行ない、結果を第1表に示しだ。極めて
優れた耐すり偏性、透明性、耐久付着性を有することが
わかる。
比較例1 何らコーティングしていないポリカーボネート(エンジ
ニアリングプラスチック社製レキサン101)を用いて
実施例1と同様の性能試験を行なった。
比較例2 ボリカーボイ、−トシートに実施例1で用いられた表面
層コーティング組成物を下塗り層なしでコートしたもの
を用いて、実施例1と同様の性能試験を行なった。
第  1  表 手   続   補   正   書 1事件の表示 昭和57年特許願第139523  号2発明の名称 被覆ポリカーボネート成型品 6補正をする者 住   所 東京都中央区日本橋室町2丁目2番地昭和
57年11月12日 (発送日 昭和57年11月30日) 5 補正により増加する発明の詳細な説明細書の浄書(
内容に変更なし) 第   1   表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、塩基性窒素含有アクリル系単量体0.2〜6
    0重量係 重量子クリル酸あるいはメタクリル酸の脂肪族1価アル
    コールのエステルまたはそれらの混合物50〜99.8
    重量係 C0その他共重合可能な単量体D〜40重量係 からなるアクリル系共重合体(1)に1分子あたり2個
    以上のエポキシ基を有する化合物または樹脂(II)を
    配合した組成物を塗布して得られる下塗シ層、および
  2. (2)該下塗り層上に被覆された硬化性オルガノポリシ
    ロキサンを含有する表面層 で被覆された耐すシ傷性にすぐれた被覆ポリカーボネー
    ト成型品。
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