JPS5930112Y2 - 腰折れ屋根葺の接続部構造 - Google Patents

腰折れ屋根葺の接続部構造

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Publication number
JPS5930112Y2
JPS5930112Y2 JP6061680U JP6061680U JPS5930112Y2 JP S5930112 Y2 JPS5930112 Y2 JP S5930112Y2 JP 6061680 U JP6061680 U JP 6061680U JP 6061680 U JP6061680 U JP 6061680U JP S5930112 Y2 JPS5930112 Y2 JP S5930112Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
roofing material
bent
hip
sloped
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Expired
Application number
JP6061680U
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English (en)
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JPS56162727U (ja
Inventor
史朗 佐々木
浅雄 山本
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
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Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社 filed Critical 新日本製鐵株式会社
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Publication of JPS56162727U publication Critical patent/JPS56162727U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は腰折れ屋根を有する体育館等における腰折れ
屋根葺の接続部構造に関するものである。
従来、腰折れ屋根葺構造としては、一般に(1)金属薄
板による一文字葺または菱葺、(2)雨水の流れ方向に
平行の長尺瓦棒葺または長尺折板葺が知られている。
しかるに、前記(1)の場合は、腰折れ屋根中央部の勾
配が約3寸以上必要であるので、緩勾配の腰折れ屋根に
は採用できず、また前記(2)の場合は、雨水深さ以上
の瓦棒高さまたは折板高さを採用することで緩勾配の腰
折れ屋根にも採用可能であるが、瓦棒高さまたは折板高
さを高くすると、腰折れ曲部の金属板の屈曲加工が困難
になる。
この考案は前述の問題を有利に解決した腰折れ屋根葺の
接続部構造を提供することを目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図は腰折れ屋根葺の接続部に用いられる接続部屋根
葺材9を示すものであって、屋根の流れに直交する方向
に延長する亜鉛メッキカラー鋼板等の長尺帯状板におけ
る水下側の急傾斜部分6と水上側の緩傾斜端部5との境
界に、その緩傾斜部分5の水下側部分からこれと同一の
緩勾配で突出する2枚重ね板状の中間係止突状7が屈曲
形成され、緩傾斜部分5の水上側端部がその緩傾斜部分
5の上面に重なるように折曲げられて扁平な止水用突条
13が形成され、さらに急傾斜部分6の水下側端部には
、横葺屋根材における水上側の突条の下側傾斜外面に係
合させるべき傾斜係合部8が屈曲形成されている。
第2図は腰折れ屋根を有する体育館等の建築物の概略正
面図を示し、第3図なしい第6図は第1図に示す接続部
屋根葺材9を使用した腰折れ屋根葺の接続部構造を示す
ものであって、腰折れ屋根における緩勾配の屋根中間部
1において、亜鉛メッキカラー鋼板等による長尺瓦棒葺
屋根2が用いられ、かつその屋根2を支持する母屋材1
4は屋根の流れに直交する方向に延長し、さらにその母
屋材14の上には、屋根の流れ方向に延長する木毛セメ
ント板からなる多数の断熱板15が相互に密接状態で並
べられて架設され、その断熱板15の上には長尺のルー
フイング16が水下側から水上側に順次重ね貼りされ、
そのルーフイング16の上に前記長尺瓦棒葺屋根2が設
けられている。
棟部は、採板等による角度のついた棟としてもよく、あ
るいは非常に緩勾配の場合には瓦棒葺の屋根材に曲率を
もたせて円弧状とし、棟部を長尺瓦棒葺の連続部により
構成してもよい。
腰折れ屋根における急勾配の腰折れ屋根部3においては
、亜鉛メッキカラー鋼板等による長尺横幕屋根4が用い
られ、かつその屋根4を支持する垂木材17は屋根の流
れに沿う方向に延長し、さらにその垂木材17の上には
屋根の流れに直交する方向に延長する木毛セメント板か
らなる多数の断熱板18が相互に密接状態で並べられて
架設され、その断熱板18の上には長尺のルーフイング
19が水下側から水上側に順次重ね貼りされ、そのルー
フイング19の上に前記長尺横幕屋根4が設けられてい
る。
横葺屋根材10は、その上端側において屋根材長手方向
に延長する突条11と、屋根材下端において下位の横葺
屋根材の突条の下側傾斜外面に対向する傾斜係合部20
とを備えている。
前記接続部屋根葺材9における急傾斜部分6の水下側端
部は、最上位の横葺屋根材10の水上側端部および突条
11に被せられ、かつ前記急傾斜部分6の水下側端部の
傾斜係合部8は最上位の横葺屋根材10における突条1
1の水下側斜面に係合され、さらに接続部屋根葺材9に
おける緩傾斜部分5は長尺瓦棒葺屋根2の水下側端部と
その下部のルーフイング16との間に介在され、瓦棒内
からドノルビス等の固着具21により接続部屋根葺材9
が断熱材15と共に母屋材14に固定されている。
長尺瓦棒葺屋根2における溝板12の底板が裏側に折曲
げられ、その折曲部に前記中間係止突条7が挾み込まれ
、かつ前記各断熱材15.18の端部は近接して配置さ
れている。
なお緩傾斜部分5の上面にシーリング材22を挿入すれ
ば、耐漏水性を一層高めることができる。
この考案によれば、腰折れ屋根における緩勾配の屋根中
間部1に長尺瓦棒葺屋根2を設けたので、緩勾配であっ
ても耐漏水が高く、かつ腰折れ屋根における急勾配の腰
折れ屋根部3には長尺横幕屋根4を設けたので、はぜ締
め作業がなく順次引掛けるだけでよく、そのため急勾配
でも作業性が良好であす、シかも横葺屋根は急勾配の場
合耐漏水性が良好である。
また屋根の流れに直交する方向に延長する緩傾斜部分5
と急傾斜部分6とそれらの境界に屈曲形成された中間係
止突条7と前記急傾斜部分6の水下側端部に屈曲形成さ
れた傾斜保合部8とを備えている接続部屋板葺材9にお
ける前記急傾斜部分6が、最上位の横葺屋根材10の水
上側部分に被せられると共に、前記急傾斜部分6の傾斜
係合部8が前記横葺屋根材10の突条11の水下側斜面
に係合され、前記緩傾斜部分5は長尺瓦棒葺屋根2の下
面に配置され、長尺瓦棒葺屋根における溝板12の底板
が裏側に折曲げられて前記中間係止突条7の下面に重合
されているので、構造が簡単で耐漏水性に富む腰折れ屋
根の接続部を得ることができ、さらに前述のように構成
された腰折れ屋根葺を地上から眺めた場合、視線と平行
になり易い長尺瓦棒葺の溝板12が緩勾配であって見え
にくいので、その溝板の底板の部分的浮上がり変形が目
立たず、また意匠的に見せる腰折れ部は視線と直交方向
に長尺であるので、横葺屋根材10の部分的な浮上がり
変形が目立たない等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第1図は
腰折れ屋根葺の接続部に用いられる接続部屋根葺材の斜
視図、第2図は腰折れ屋根を有する建築物の概略縦断正
面図、第3図は腰折屋根部と屋根中央部とに断熱材を架
設した状態を示す平面図、第4図はその上にルーフイン
グを重ね貼りした状態を示す平面図、第5図はその上に
屋根葺材を架設した状態を示す平面図、第6図は屋根葺
を完了した腰折れ屋根部と屋根中央部付近の縦断正面図
である。 図において、1は屋根中間部、2は長尺瓦棒葺屋根、3
は腰折れ屋根部、4は長尺横幕屋根、5は緩傾斜部分、
6は急傾斜部分、7は中間係止突条、8は傾斜係合部、
9は接続部屋根葺材、10は横葺屋根材、11は突条、
12は溝板、13は止水用突条、14は母屋材、15は
断熱板、17は垂木材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 腰折れ屋根における屋根中間部1が長尺瓦棒葺屋根2に
    より構成され、かつ腰折れ屋根における腰折れ屋根部3
    は長尺横幕屋根4により構成され、屋根の流れに直交す
    る方向に延長する緩傾斜部分5と急傾斜部分6とそれら
    の境界に屈曲形成された中間係止突条7と前記急傾斜部
    分6の水下側端部に屈曲形成された傾斜係合部8とを備
    えている接続部屋根葺材9における前記急傾斜部分6が
    、最上位の横葺屋根材10の水上側部分に被せられると
    共に、前記急傾斜部分6の傾斜保合部8が前記横葺屋根
    材10の突条11の下側傾斜外面に係合され、前記緩傾
    斜部分5は長尺瓦棒葺屋根2の下面に配置され、長尺瓦
    棒葺屋根における溝板12の底板が裏側に折曲げられて
    前記中間係止突条7の下面に重合されていることを特徴
    とする腰折れ屋根葺の接続部構造。
JP6061680U 1980-05-06 1980-05-06 腰折れ屋根葺の接続部構造 Expired JPS5930112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061680U JPS5930112Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 腰折れ屋根葺の接続部構造

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JP6061680U JPS5930112Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 腰折れ屋根葺の接続部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56162727U JPS56162727U (ja) 1981-12-03
JPS5930112Y2 true JPS5930112Y2 (ja) 1984-08-28

Family

ID=29655046

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6061680U Expired JPS5930112Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 腰折れ屋根葺の接続部構造

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JP (1) JPS5930112Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134392A (ja) * 2016-01-22 2017-08-03 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017134392A (ja) * 2016-01-22 2017-08-03 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置

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Publication number Publication date
JPS56162727U (ja) 1981-12-03

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