JPS592983Y2 - 車両の運転装置用カバ− - Google Patents

車両の運転装置用カバ−

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Publication number
JPS592983Y2
JPS592983Y2 JP1979119561U JP11956179U JPS592983Y2 JP S592983 Y2 JPS592983 Y2 JP S592983Y2 JP 1979119561 U JP1979119561 U JP 1979119561U JP 11956179 U JP11956179 U JP 11956179U JP S592983 Y2 JPS592983 Y2 JP S592983Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
lid
cover
board
operating device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979119561U
Other languages
English (en)
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JPS5636568U (ja
Inventor
正明 佐々木
勝久 片山
Original Assignee
川崎重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
Priority to JP1979119561U priority Critical patent/JPS592983Y2/ja
Publication of JPS5636568U publication Critical patent/JPS5636568U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の運転装置用カバーに関する。
一般に車両の運転装置は、乗務員室と称する一般客室か
ら隔離された部屋に設けられているが、一部の車両にお
いては、この乗務員室で隔離しない場合もある。
このような車両における無人運転用の手動運転装置、有
人運転用の運転装置あるいは回送用運転装置等は、不使
用時に乗客によっていたずらされないようにボルト等を
用いてカバーで閉蓋していたから、使用に際しカバーの
取外しに時間がかかり、外したカバーの処置にも困る等
速やかに運転できない欠点があった。
また、不使用時のいたずら防止に運転手席に蓋をかぶせ
てロック装置によりロックする方法(実開昭53−86
712号)も提案されている。
しかし、この方法では蓋に置かれた荷物等で開蓋に時間
がかかり、蓋を開くと蓋が乗客の前方視界をさえぎるだ
けでなく運転手席まわりの空間を狭める欠点があった。
これに対し開蓋時蓋をダツシュボードの内部上端側に収
納するようにしたもの(実開昭50−47452号)が
提案された。
ところがこの蓋は平板であるから、ダツシュボードから
計器盤や操作機器が突き出るものには適用できず、開蓋
時は蓋による遮光作用が得られない。
また、実開昭52156039号には、胴支持板に支持
された計器パネルとこれを開閉するフードに取付けられ
た計器パネルとが示されているが、フードは胴支持板に
リンクと回転軸を用いて取付けられ回転するため、フー
ドに設ける計器への空気配管、油圧配管、電気配線等の
処置が困難であり、また開蓋時フードの背後に隙間が生
じ遮光作用が得られない。
本考案はかかる不具合を解消する目的でなされたもので
、その構成は閉蓋時に車両運転装置の傾斜盤をおおう部
分円筒部と傾斜板の下部より手前側へ突き出る水平盤を
おおう部分円筒部側が高い傾斜蓋状突起を有する盤面カ
バーを車両運転装置が両側上部に配設した円弧状ガイド
レールに摺動可能に取付けると共に、盤面カバーの上限
位置を運転者の前方視界および操作盤の操作に支障のな
い範囲内に選定したものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は車両運転装置1の操作盤を盤面カバー2で閉蓋
した状態を示し、第2図は盤面カバー2を開いて実際に
運転している状態を示す。
車両運転装置1の上部は略半円筒状をなしその前半部に
開口部3を設け、この開口部3内に傾斜盤4とその底部
より手前側へ車両運転装置前面より突き出た水平盤5を
取付けてこれらに計器、スイッチその他の操作用機器を
配設し、且つ水平盤5直下の主幹制御器6に操作バンド
ル7を取付けた操作盤8を設け、車両運転装置1の上部
側内側壁にはその頂縁に沿って円弧状のガイドレール9
を配設するものである。
しかして、開口部3には、閉蓋時に傾斜盤4をおおう部
分円筒部10、水平盤5をおおう部分円筒部側が高い傾
斜蓋状突起11.この突起11の前端面に形成する取手
(図示せず)および各ガイドレール9に摺動可能に嵌挿
する少くとも2個のローラまたは突起物12を突設した
両側壁部17からなる盤面カバー2を位置せしめて閉蓋
し、必要に応じ閉蓋状態にて施錠できるようになし、ま
た、開蓋に際し運転者の前方視界および操作盤操作に支
障のない位N(以下上限位置という)で盤面カバー2を
安定よく支持させるために、盤面カバー上限位置で傾斜
盤4上のマグネット13により盤面カバー2の係止部材
14を吸着するようにしている。
本実施例においては、図示の如く、車両運転装置1の頂
面を通る運転者15の視線16よりわずか下方に盤面カ
バー2の傾斜蓋状突起11を位置せしめ、且つ、開口部
3内の計器類等が目視できるように盤面カバー2の形状
を選定しである。
本考案は前記するような構成であるから、盤面カバー2
をその前端にある取手(図示せず)で上方へ捲回させ、
盤面カバー2の係止部材14を傾斜盤4上のマグネット
13に吸着させると、盤面カバー2は上限位置で安定よ
く支持されて運転者の前方視界をさまたげることなしに
前方および側方からの光線をさえぎり、開口部3内の計
器類等を見易くするので、運転者は真に運転し易く、ま
た、盤面カバー2は開蓋に際し車両運転装置1から取外
す必要がないため、盤面カバーの置き場所に困ることが
ない。
閉蓋に際しては、マグネット13の吸着力に打ち勝つ力
を盤面カバー2に加える必要があるが、この力はさほど
大きくなく片手で手軽に操作することができ、開蓋後は
必要に応じ盤面カバー2に施錠する。
閉蓋時の盤面カバー2は、部分円筒部10が上半部、傾
斜蓋状突起11が下半部に位置して上面が斜面をなし物
を乗せることができないため、緊急時乗客の置いた荷物
で開蓋が遅れるといった事態を回避できる。
なお、本実施例においては、盤面カバー2を上限位置で
支持するために、傾斜盤4に設けたマグネット13で盤
面カバー2の係止部材14を吸着するようにしているが
、別途公知の保持機構その他の適宜手段を用いるように
してもよい。
以上説明した如く本考案によれば、盤面カバーは開蓋時
に傾斜盤をおおう部分円筒部と傾斜板の下部より手前側
へ突き出る水平盤をおおう部分円筒部側が高い傾斜蓋状
突起を有し車両運転装置の両側上部に配設した円弧状ガ
イドレールに摺動可能に取付けられているから、開蓋時
盤面カバーの上面は斜面となって物を乗せることができ
ないため、運転者は施錠を解くと直ちに開蓋でき、速や
かに運転することができる。
また、開蓋した盤面カバーは部分円筒部が車両運転装置
の略半円筒状をなす上部に収納されて嵩張らず、傾斜蓋
状突起が運転者の前方視界をさまたげない程度に突き出
て前方および側方からの光線をさえぎるため、操作盤上
の計器類が見易く、運転し易くなる実益がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は閉蓋さ
れた車両運転装置の斜視図、第2図は開蓋して実際に運
転している状態を示す側面図、第3図は車両運転装置本
体に盤面カバーを摺動自在に取付ける盤面カバー取付部
の断面図である。 1・・・・・・車両運転装置、2・・・・・・盤面カバ
ー、3・・・・・・開口部、4・・・・・・傾斜盤、5
・・・・・・水平盤、7・・・・・・操作バンドル、8
・・・・・・操作盤、9・・・・・・ガイドレール、1
0・・・・・・部分円筒部、11・・・・・・傾斜蓋状
突起、12・・・・・・ローラまたは突起物、13・・
・・・・マグネット、14・・・・・・係止部材、15
・・・・・・運転者、16・・・・・・視線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両運転装置の上部前半部に傾斜盤とその下部より手前
    側へ突き出る水平盤を設けこれらに計器、スイッチその
    他の操作用機器を配設するようにした車両運転装置の操
    作盤において、閉蓋時に前記傾斜盤をおおう部分円筒部
    と前記水平盤をおおう部分円筒部側が高い傾斜蓋状突起
    を有する盤面カバーを、車両運転装置の両側上部に配設
    した円弧状ガイドレールに摺動可能に取付けると共に、
    盤面カバーの上限位置を運転者の前方視界および操作盤
    の操作に支障のない範囲内に選定するようにしたことを
    特徴とする車両の運転装置用カッく−
JP1979119561U 1979-08-30 1979-08-30 車両の運転装置用カバ− Expired JPS592983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979119561U JPS592983Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30 車両の運転装置用カバ−

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JP1979119561U JPS592983Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30 車両の運転装置用カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636568U JPS5636568U (ja) 1981-04-08
JPS592983Y2 true JPS592983Y2 (ja) 1984-01-27

Family

ID=29351765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979119561U Expired JPS592983Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30 車両の運転装置用カバ−

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FR3112748B1 (fr) * 2020-07-23 2022-07-29 Regie Autonome Des Transp Parisiens Procédé de commande d’un matériel roulant ferroviaire, ainsi que matériel roulant ferroviaire correspondant

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JPS5636568U (ja) 1981-04-08

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