JPS5929172Y2 - 自動変速機の歯車変速装置 - Google Patents

自動変速機の歯車変速装置

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JPS5929172Y2
JPS5929172Y2 JP12113879U JP12113879U JPS5929172Y2 JP S5929172 Y2 JPS5929172 Y2 JP S5929172Y2 JP 12113879 U JP12113879 U JP 12113879U JP 12113879 U JP12113879 U JP 12113879U JP S5929172 Y2 JPS5929172 Y2 JP S5929172Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
planetary gear
gear mechanism
thrust washer
planetary
Prior art date
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Expired
Application number
JP12113879U
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English (en)
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JPS5637746U (ja
Inventor
史郎 榊原
一雅 塚本
Original Assignee
アイシン・ワ−ナ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシン・ワ−ナ−株式会社 filed Critical アイシン・ワ−ナ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動変速機の歯車変速装置における遊星歯車
機構の改良にかかわらものである。
車両用自動変速機は第1図に例示するように流体式トル
クコンバータ100と、油圧制御装置により作動される
摩擦係合要素即ちクラッチCI、C2およびブレーキB
□、B2.B3並びに一方向クラクチF□、F2とこれ
らの選択的作動により連結、固定もしくは解放でれ入出
力軸間に所定の減速比音生ずる歯車機構とからなる歯車
変速装置200とで構成され、歯車変速装置には前段遊
星歯車機構30と後段遊星歯車機構40とからなる二段
遊星歯車機構300が備えられ、これら前後段遊星歯車
機構間には第2図に示す如く、前段側キャリヤアッセン
ブリー30′と後段側キャリヤアッセンブリー40′と
の相対回転音円滑にするため鋼板製スラストワッシャ5
0が前段プラネタリキャリヤ25の側壁に係止されて装
着されている。
従来このプラネタリキャリヤ25とスラストワッシャ5
0との係合は、第3図に示す如くプラネタリキャリヤ2
5の側壁251の内縁部に複数の切欠き252紫形威し
、該切欠さ252と対応するようスラストワッシャ50
の内縁部に突起51を設け、切欠き252に突起51金
嵌め込むようにしてなされていた。
しかるにかかる係合方法ではプラネタリキャリヤの内縁
に設けた切欠き252とプラネタリキャリヤの外周部に
通常設けられる軸方向腕の付根両側の凹所253との巾
が狭くなりプラネタリキャリヤの剛性が低くなり変形し
やすくなる欠点があった。
この前段プラネタリキャリヤ25は生産性の良さから所
定形状の鋼板金プレス成型で製造されるので板厚は増大
させずに歯車の位置決めの機能4損なわないために剛性
はできるだけ大きくすることが望ましい。
本考案は従来と同一板厚の素材を用い変形に対する剛性
金増大したプラネタリキャリヤを有し。
遊星歯車装置の正常な機能が保てると共に耐久性が優れ
た自動変速機の歯車変速装置の提供金目的とする。
つぎに本考案金第1図、第4図ないし第6図に示す実施
例に基づき説明する。
第1図は前進3段の自動変速機4示すもので、流体式ト
ルクコンバータ100はポンプ羽根車2゜タービン羽根
車3およびステータ羽根車4からなり、動力は機関出力
軸1からトルクコンバータ200における流体を介して
歯車変速装置2000Å力軸5に伝達され、さらに中間
軸21金経て出力軸6へ伝達される。
歯車変速装置200は摩擦係合要素である多板クラッチ
C1、C2および多板ブレーキB1.B2.B3並びに
一方向クラッチF1.F2と、二段遊星歯車機構300
とからなる。
二段遊星歯車機構300は前段遊星歯車機構304構e
するフロントサンギヤ15.フロントピニオン17.フ
ロントリングギヤ19および前段プラネタリキャリヤ(
以下前段キャリヤという)25.後段遊星歯車機構40
金構成するリヤサンギヤ161 リヤピニオン18%リ
ヤリングギヤ20および後段プラネタリキャリヤ(以下
後段キャリヤという)26からなっている。
入力軸5はクラッチC1乞介してリヤリングギヤ20に
連結された中間軸21に連結するとともに、クラッチC
2乞介してフロントサンギヤ15%リヤサンギヤ16に
連結でれた中空伝動軸22に連結する。
中空伝動軸22はブレーキB1金備えるとともに、一方
向クラッチF2奮介してブレーキ、7コ2に連結される
フロントピニオン17の前段キャリヤ25は一方向クラ
ッチF2を介してケースに連結されるとともに、プレ
キB3に連結される。
リヤピニオンの後段キャリヤ26はフロントリングギヤ
19に連結でれると共に出力軸6に連結でれる。
前段キャリヤ25は側壁部251.該側壁部251の外
周から軸方向に突出した腕部255および一方向クラッ
チF2のアウタレース27に連結された他方の側壁であ
るキャリヤカバー256とからなり、キャリヤカバー2
56はその外縁部に周設された切欠きが腕部255の先
端に嵌め込1れた状態で固定されている。
後段キャリヤ26は側壁部261.該側壁部261の外
周から軸方向に突出した腕部262および他方の側壁で
あるキャリヤカバー263とからなり、キャリヤカバー
263は腕部262と対応する位置に形成された穴26
4に腕部262の先端部4嵌め込んだ状態で固定され且
つ外縁部に周設された歯状部は出力軸6と連結した回転
筒6Aに連結されている。
前段キャリヤ25の側壁部251と後段キャリヤ26の
キャリヤカバー263との間には前段キャリヤ25に固
着されたスラストワッシャ50とキャリヤカバー263
に固着されたスラストワッシャ60とが介在され、スラ
ストワッシャ50とスラストワッシャ60との接合面は
摺動面乞形成し前段キャリヤ25と後段キャリヤ26と
の相対回転音円滑にする。
前段キャリヤ25とスラストワッシャ50との固着は、
キャリヤの腕部255付根付近の側壁部251に形成し
た複数の取付穴254に、該取付穴254に対応してス
ラストワクジャ50の一方の面に突設したピン51金嵌
め込んでなされ、キャリヤカバー263とスラストワン
シャ60との固着は、キャリヤカバー263の内縁部に
周設された切欠き265とスラストワッシャ60の内縁
部に周設された突出部61が嵌め込昔れてなされている
このように前段キャリヤ25とスラストワッシャ50と
の連結乙前段キャリヤ25の側壁部251に該けた取付
穴254とスラストワッシャ50に設けたピン51との
嵌め込みで行うことにより、前段キャリヤ25は内縁部
の切欠きがなくなるので剛性が大きくできる。
なお、取次穴254は前段キャリヤの腕部255付根付
近の側壁部251に設けることが望ましい。
なお上記実施例では二段遊星歯車機構について述べたが
1本考案のスラストワッシャは一段遊星歯車機構におい
てキャリアと、該キャリアと相対回転のある部材に設け
られても良い。
叙上の如く本考案の歯車変速装置は、前段プラネタリキ
ャリヤとスラストワッシャとの連結金前段プラネタリキ
ャリヤの側壁部の所定位置に設けた取付穴へスラストワ
ンシャに突設したピン4嵌め込むことで行なっているの
で、前段プラネタリキャリヤの剛性が大きくてき、大き
な負荷がかかったときでも遊星歯車装置の正常な機能が
保てると共に耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速機の骨格図、第2図は従来の歯車変速
装置における二段遊星歯車装置部分の断面図、第3図は
その前段プラネタリキャリヤの正面図、第4図は本考案
にかかる歯車変速装置における二段遊星歯車装置部分の
断面図、第5図は本考案の前段プラネタリキャリヤの正
面図、第6図はスラストワッシャの斜視図である。 図中、C3,C2・・・・・・クラッチ、B1 、B2
゜B3・・・・・・ブレーキ、200・・・・・・歯車
変速装置。 300・・・・・・二段遊星歯車装置、25・・・・・
・前段プラネタリキャリヤ、50・・・・・・スラスト
ワッシャ、51・・・・・・ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1)油圧制御装置の出力により作動される摩擦係合要素
    と、該摩擦係合要素により構成要素音固定、連結または
    解放される遊星歯車機構と金備え、該遊星歯車変速機装
    置のプラネタリキャリアには該プラネタリキャリアと相
    対回転する部材との間にスラストワッシャが装着された
    自動変速機の歯車変速装置において、 プラネタリキャリアはプレス製であると共に。 スラストワッシャのキャリアへの固定ハ、キャリアのア
    ームの周方向のほぼ中央でフランジの径方向のほぼ中央
    に形成された複数の取付穴と該取付穴と対応するようス
    ラストワクジャに突設された複数のピンとの嵌合により
    なされたこと金特徴とする自動変速機の歯車変速装置。 2)遊星歯車変速装置は前段遊星歯車機構と後段遊星歯
    車機構とからなど)二段遊星歯車機構であり、スラスト
    ワッシャは前段遊星歯車機構と後段遊星歯車機構との間
    の前段プラネタリキャリアに固着されたこと金特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動変速機の歯
    車変速装置。
JP12113879U 1979-08-31 1979-08-31 自動変速機の歯車変速装置 Expired JPS5929172Y2 (ja)

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JP12113879U JPS5929172Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 自動変速機の歯車変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS5637746U JPS5637746U (ja) 1981-04-10
JPS5929172Y2 true JPS5929172Y2 (ja) 1984-08-22

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ID=29353303

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