JPS5928911Y2 - トランスミッションのシフトレバ− - Google Patents
トランスミッションのシフトレバ−Info
- Publication number
- JPS5928911Y2 JPS5928911Y2 JP15773778U JP15773778U JPS5928911Y2 JP S5928911 Y2 JPS5928911 Y2 JP S5928911Y2 JP 15773778 U JP15773778 U JP 15773778U JP 15773778 U JP15773778 U JP 15773778U JP S5928911 Y2 JPS5928911 Y2 JP S5928911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shifter
- shift lever
- tip
- groove
- spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、農用トラクタ等のトランスミッションにおい
て使用されるシフトレバ−の構造に関する。
て使用されるシフトレバ−の構造に関する。
従来、この種のミッション機構は、第1図及び第2図に
示すように、ミッションケース1内に、軸方向摺動自在
に並列して設けた2本のシフター軸2,2bに、シフタ
ー38,3bとシフトフォーク4as4bを夫々取付け
るとともに、両シフター3a、3bにはシフター溝5a
e 5bを相対向して形威し、同じくミッションケース
1に、支点ボール6を介して回動自在に取付けたシフト
レバ−γの先端8を、該シフトレバ−7の横方向の回動
操作によって、このシフター溝5a、5bに選択的に係
合させ、同じくシフトレバ−Iの縦方向の回動操作によ
って一方のシフター313b、シフター軸2,2b及び
シフトフォーク4a。
示すように、ミッションケース1内に、軸方向摺動自在
に並列して設けた2本のシフター軸2,2bに、シフタ
ー38,3bとシフトフォーク4as4bを夫々取付け
るとともに、両シフター3a、3bにはシフター溝5a
e 5bを相対向して形威し、同じくミッションケース
1に、支点ボール6を介して回動自在に取付けたシフト
レバ−γの先端8を、該シフトレバ−7の横方向の回動
操作によって、このシフター溝5a、5bに選択的に係
合させ、同じくシフトレバ−Iの縦方向の回動操作によ
って一方のシフター313b、シフター軸2,2b及び
シフトフォーク4a。
4bを軸方向に移動させ、もって、伝動軸9に取付げら
れた歯車10を摺動操作するよう構成されている。
れた歯車10を摺動操作するよう構成されている。
この場合、両シフター3.$3bのシフター溝5a、5
5が相対向して並んだ場合が中立位置でア’l、一方の
シフター3.−3bがこの位置から移動して何速かの変
速位置にあるときは、該シフター3 a s 3 bを
常にこの中立位置に戻してからでないと、他方のシフタ
ー3a*35を操作できないように構成されている。
5が相対向して並んだ場合が中立位置でア’l、一方の
シフター3.−3bがこの位置から移動して何速かの変
速位置にあるときは、該シフター3 a s 3 bを
常にこの中立位置に戻してからでないと、他方のシフタ
ー3a*35を操作できないように構成されている。
しかしながら、このシフター3 a * 3 bを取付
げたシフター軸2 a # 2 Bは、シフトレバ−7
の操作中に、該シフトレバ−Tによって外方へ広がるよ
うな力を受けるから、長い間には外方へ彎曲して両シフ
ター3.,35間の隙間12が広がる。
げたシフター軸2 a # 2 Bは、シフトレバ−7
の操作中に、該シフトレバ−Tによって外方へ広がるよ
うな力を受けるから、長い間には外方へ彎曲して両シフ
ター3.,35間の隙間12が広がる。
そのため、第3図に示すように、1つの変速位置から他
の変速位置へ切換えようとする際、一方のシフター3b
が中立位置へ戻っていない時に、シフトレバ−Iの先端
8が斜めに変位して他方のシフター3aへ乗り移ってし
まうというトラブルが発生していた。
の変速位置へ切換えようとする際、一方のシフター3b
が中立位置へ戻っていない時に、シフトレバ−Iの先端
8が斜めに変位して他方のシフター3aへ乗り移ってし
まうというトラブルが発生していた。
本考案はこのような従来例の欠点を解消することを目的
とするもので、従来単なる球形状であったシフトレバ−
7の先端形状を、シフター溝515.0壁面に当る先端
側を球面状とするとともに、該球面部の後端側を、前記
シフター軸2.,2bの軸方向と平行してシフター溝を
縦断している面内において、変速切換時に上記シフトレ
バ−先端が、中立位置にあるシフターから移動する方向
に対して斜め向きに、上記球面部よりも外方に突出した
突出部を有する形状としたことを特徴とするものである
。
とするもので、従来単なる球形状であったシフトレバ−
7の先端形状を、シフター溝515.0壁面に当る先端
側を球面状とするとともに、該球面部の後端側を、前記
シフター軸2.,2bの軸方向と平行してシフター溝を
縦断している面内において、変速切換時に上記シフトレ
バ−先端が、中立位置にあるシフターから移動する方向
に対して斜め向きに、上記球面部よりも外方に突出した
突出部を有する形状としたことを特徴とするものである
。
本考案の構成を一実施例を示す第4図〜第7区に基づい
て説明すると、小径の首部13を介して本体14側から
仕切られたシフトレバ−7の先端8は、シフター3a、
3bのシフター溝5,5bに当る先端側を、該シフター
溝511t5bの幅よりもやや小径の球面状に形成し、
その球面部15の後部側を、該球面部15の直径と略同
じ長さの辺を有する正方形に形威し、この方形部の4個
の角部な、シフター軸2 a * 2 bの軸方向と平
行してシフター溝5 a s 5 Bを縦断している面
内において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8が、
中立位置にあるシフター3.=3bから移動する方向に
対して斜め向きに突出する突出部16.16・・・とじ
たものである。
て説明すると、小径の首部13を介して本体14側から
仕切られたシフトレバ−7の先端8は、シフター3a、
3bのシフター溝5,5bに当る先端側を、該シフター
溝511t5bの幅よりもやや小径の球面状に形成し、
その球面部15の後部側を、該球面部15の直径と略同
じ長さの辺を有する正方形に形威し、この方形部の4個
の角部な、シフター軸2 a * 2 bの軸方向と平
行してシフター溝5 a s 5 Bを縦断している面
内において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8が、
中立位置にあるシフター3.=3bから移動する方向に
対して斜め向きに突出する突出部16.16・・・とじ
たものである。
この突出部16.16は、シフター軸2a、2.の軸方
向と平行してシフター溝5a、5bを縦断している面内
において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8が、中
立位置にあるシフター31tabから移動する方向に対
して斜め向きに突出するものであれば、どのようなもの
でもよいが、製作上の難易を考慮すれば、本実施例の如
く正方形若しくは長方形にして形成するのが望ましい。
向と平行してシフター溝5a、5bを縦断している面内
において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8が、中
立位置にあるシフター31tabから移動する方向に対
して斜め向きに突出するものであれば、どのようなもの
でもよいが、製作上の難易を考慮すれば、本実施例の如
く正方形若しくは長方形にして形成するのが望ましい。
本考案は上記のような構成であり、このように本考案に
おいては、球面部15の後部側に、シフター軸2,2b
の軸方向と平行してシフター溝5a、5bを縦断してい
る面内において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8
が、中立位置にあるシフター3a、3bから移動する方
向に対して斜め向きに突出する突出部16を形成してい
るから、第7図の如く、シフター311,3b間の隙間
12が広がって、球面部15が斜め方向に移動できるよ
うな状態になっても、突出部16によってその移動を阻
IEされ、したがって、従来の如(一方のシフター3a
t3bが中立位置へ戻っていないのに他方のシフター3
a、3bに乗り移るという欠点が解消されるものである
。
おいては、球面部15の後部側に、シフター軸2,2b
の軸方向と平行してシフター溝5a、5bを縦断してい
る面内において、変速切換時に上記シフトレバ−先端8
が、中立位置にあるシフター3a、3bから移動する方
向に対して斜め向きに突出する突出部16を形成してい
るから、第7図の如く、シフター311,3b間の隙間
12が広がって、球面部15が斜め方向に移動できるよ
うな状態になっても、突出部16によってその移動を阻
IEされ、したがって、従来の如(一方のシフター3a
t3bが中立位置へ戻っていないのに他方のシフター3
a、3bに乗り移るという欠点が解消されるものである
。
特に、シフトレバ−1の先端8を、実公昭53−339
46号公報に記載されているような単純な角柱状に形成
するものでなく、シフター3.L。
46号公報に記載されているような単純な角柱状に形成
するものでなく、シフター3.L。
3bに当る先端側に球面部15を残置させたことにより
、支点ボール6を支点としたシフトレバ−70回動操作
により、先端8が曲線状の軌跡を描いて移動したとして
も、シフター溝58,5b内壁面には、いつも角のない
滑らかな球面部15が当ることとなるから、変速時にお
けるシフトレバ−7による衝撃力が緩和され、接触面を
損傷するおそれがほとんどないのみならず、長時間使用
しても偏摩耗することもなく、耐久性の面においても従
来のものと比較しても遜色がなく実用上優れたものとな
ったのである。
、支点ボール6を支点としたシフトレバ−70回動操作
により、先端8が曲線状の軌跡を描いて移動したとして
も、シフター溝58,5b内壁面には、いつも角のない
滑らかな球面部15が当ることとなるから、変速時にお
けるシフトレバ−7による衝撃力が緩和され、接触面を
損傷するおそれがほとんどないのみならず、長時間使用
しても偏摩耗することもなく、耐久性の面においても従
来のものと比較しても遜色がなく実用上優れたものとな
ったのである。
なお、本実施例においては、シフター3,3゜とシフト
フォーク4..4bとが別体になったものと示したが、
これらが一体になったものでもよいことは勿論である。
フォーク4..4bとが別体になったものと示したが、
これらが一体になったものでもよいことは勿論である。
第1図は従来例を示すミッション機構部の一部横断面図
、第2図は同じく一部縦断平面図、第3図はシフトレバ
−の移動状態を示す平面図、第4図は本考案の一実施例
を示すシフタ一部の横断面図、第5図は同じくシフタ一
部の平面図、第6図は第5図におけるシフトレバ−先端
のA−A線断面図、第7図はシフトレバ−の移動状態を
示すシフタ一部の平面図である。 2.2b・・・シフター軸、3a、3b・・・シフタ、
5a、5b・・・シフター溝、7・・・シフトレバ−8
・・・先端、15・・・球面部、16・・・突出部。
、第2図は同じく一部縦断平面図、第3図はシフトレバ
−の移動状態を示す平面図、第4図は本考案の一実施例
を示すシフタ一部の横断面図、第5図は同じくシフタ一
部の平面図、第6図は第5図におけるシフトレバ−先端
のA−A線断面図、第7図はシフトレバ−の移動状態を
示すシフタ一部の平面図である。 2.2b・・・シフター軸、3a、3b・・・シフタ、
5a、5b・・・シフター溝、7・・・シフトレバ−8
・・・先端、15・・・球面部、16・・・突出部。
Claims (1)
- シフター軸に取付けられたシフターにシフター溝を形成
しこのシフター溝に、支点ポールを支点として回動自在
となったシフトレバ−先端を係合させて該シフターの移
動操作を行なうミッション機構において、前記シフター
溝に係合されるシフトレバ−の先端形状を、シフターに
当る先端側を球面状とするとともに、該球面部の後端側
を、前記シフター軸の軸方向と平行してシフター溝を縦
断している面内において、変換切換時に上記シフトレバ
−先端が、中立位置にあるシフターから移動する方向に
対して斜め向きに、上記球面部よりも外方に突出した突
出部を有する形状としたことを特徴とするトランスミッ
ションのシフトレバ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15773778U JPS5928911Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | トランスミッションのシフトレバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15773778U JPS5928911Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | トランスミッションのシフトレバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573423U JPS5573423U (ja) | 1980-05-20 |
JPS5928911Y2 true JPS5928911Y2 (ja) | 1984-08-20 |
Family
ID=29148929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15773778U Expired JPS5928911Y2 (ja) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | トランスミッションのシフトレバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928911Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP15773778U patent/JPS5928911Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573423U (ja) | 1980-05-20 |
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