JPS598908Y2 - 農用作業機の運転操作装置 - Google Patents
農用作業機の運転操作装置Info
- Publication number
- JPS598908Y2 JPS598908Y2 JP1978109825U JP10982578U JPS598908Y2 JP S598908 Y2 JPS598908 Y2 JP S598908Y2 JP 1978109825 U JP1978109825 U JP 1978109825U JP 10982578 U JP10982578 U JP 10982578U JP S598908 Y2 JPS598908 Y2 JP S598908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch lever
- lever
- blocking rod
- rotation
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインその他農用作業機、特に運転者が
後ろから追従して運転操作を行なう農用作業機の運転操
作装置に関するものである。
後ろから追従して運転操作を行なう農用作業機の運転操
作装置に関するものである。
この種のコンバイン等において、運転者の誤操作若しく
は不注意によって運転者が無意識のうちにコンバイン等
を後進させてしまったときなど運転者にコンバインが衝
突したりして運転者に危険性を伴うことがよくある。
は不注意によって運転者が無意識のうちにコンバイン等
を後進させてしまったときなど運転者にコンバインが衝
突したりして運転者に危険性を伴うことがよくある。
本考案は、上記のような危険性をなくし、運転者の安全
を確保することを目的としたものであり、変速レバーの
後進位置においてクラッチレバーの回動軌跡と交叉する
位置と交叉しない位置とに回動変更自在に阻止杆を変速
レバーに設け、附勢手段でもって阻止杆を前記クラッチ
レバーの回動軌跡と交叉する位置の方へ附勢するととも
に、クラッチレバーの入位置から切位置への回動に対し
ては阻止杆がともに回動しクラッチレバーの切位置から
入位置への回動に対しては阻止杆でもって阻止するよう
に係止手段により前記クラッチレバーの回動軌跡と交叉
する位置で阻止杆を係止した農用作業機の運転操作装置
を提供するものである。
を確保することを目的としたものであり、変速レバーの
後進位置においてクラッチレバーの回動軌跡と交叉する
位置と交叉しない位置とに回動変更自在に阻止杆を変速
レバーに設け、附勢手段でもって阻止杆を前記クラッチ
レバーの回動軌跡と交叉する位置の方へ附勢するととも
に、クラッチレバーの入位置から切位置への回動に対し
ては阻止杆がともに回動しクラッチレバーの切位置から
入位置への回動に対しては阻止杆でもって阻止するよう
に係止手段により前記クラッチレバーの回動軌跡と交叉
する位置で阻止杆を係止した農用作業機の運転操作装置
を提供するものである。
以下、図面に示す実施例にもとづいて本考案を説明する
。
。
第１図に示す如く、コンバイン１には、前部に刈取処理
部２、中央部付近に脱穀選別装置３、下方部に走行装置
４、後部に運転操作装置５が配設されており、運転者が
コンバイン１後方位置で運転操作するようになっている
。
部２、中央部付近に脱穀選別装置３、下方部に走行装置
４、後部に運転操作装置５が配設されており、運転者が
コンバイン１後方位置で運転操作するようになっている
。
運転操作装置５は、第２図及び第３図を参照にして、走
行装置４を作動させるためのミッションを内蔵したミッ
ションケース６の上面に変速レバー７を各前進位置Ａ１
，Ａ２，Ａ３中立位置Ｂおよび後進位置Ｃとに変更自在
に設け、該変速レバー７の後進位置Ｃ側に位置し変速レ
バー７の中立位置Ｂから後進位置Ｃへの位置変更方向イ
と垂直方向となる回動方向を有し走行装置４への動力源
からの伝動を非伝動状態とする「切」位置Ｄおよび伝動
状態とする「入」位置Ｅとに回動変更自在なクラッチレ
バー８を設け、前記変速レバー７の位置変更及びクラッ
チレバー８の回動変更に沿った溝９が穿設されミッショ
ンケース６上方及び側方を覆う操作板１０を設けてなる
ものである。
行装置４を作動させるためのミッションを内蔵したミッ
ションケース６の上面に変速レバー７を各前進位置Ａ１
，Ａ２，Ａ３中立位置Ｂおよび後進位置Ｃとに変更自在
に設け、該変速レバー７の後進位置Ｃ側に位置し変速レ
バー７の中立位置Ｂから後進位置Ｃへの位置変更方向イ
と垂直方向となる回動方向を有し走行装置４への動力源
からの伝動を非伝動状態とする「切」位置Ｄおよび伝動
状態とする「入」位置Ｅとに回動変更自在なクラッチレ
バー８を設け、前記変速レバー７の位置変更及びクラッ
チレバー８の回動変更に沿った溝９が穿設されミッショ
ンケース６上方及び側方を覆う操作板１０を設けてなる
ものである。
変速レバー７は、第４図及び第５図を参照して、その先
端の回動体１１と本杆１２とを別体として構或してあり
、本杆１２の先端を本杆１２の径よりも小なる径を有す
る支軸部１２ ａとして形或し、戻しバネ１３を支軸部
１２ ａに外装し、該戻しバネ１３の外径より微かに大
なる内径の穴１１ ａを設けるとともに前記穴１１ ａ
の上端底部に支軸部１２ａ径よりも微かに大なる支持穴
１１ ｂを延設した前記回動体１１を前記戻しバネ１３
に外嵌し支持穴１１ ｂに支軸部１２ａを挿入すること
により回動体１１を変速レバー７の軸心周りに回動自在
とする。
端の回動体１１と本杆１２とを別体として構或してあり
、本杆１２の先端を本杆１２の径よりも小なる径を有す
る支軸部１２ ａとして形或し、戻しバネ１３を支軸部
１２ ａに外装し、該戻しバネ１３の外径より微かに大
なる内径の穴１１ ａを設けるとともに前記穴１１ ａ
の上端底部に支軸部１２ａ径よりも微かに大なる支持穴
１１ ｂを延設した前記回動体１１を前記戻しバネ１３
に外嵌し支持穴１１ ｂに支軸部１２ａを挿入すること
により回動体１１を変速レバー７の軸心周りに回動自在
とする。
回動体１１の側面下方位に阻止杆１４を変速レバー７の
軸心と垂直方向よりやや上方に先端傾けて固着し、本杆
１２側面上端には前記阻止杆１４をイ方向に向けた位置
Ｆの状態で係止する係止突起１５を設け、阻止杆１４を
常時口方向へ前記係止突起１５に附勢するように戻しバ
ネ１３の上端を穴１１ ａ内の突起１１ Ｃに下端を支
軸部１２ ａの突起１２ ｂに係止させてある。
軸心と垂直方向よりやや上方に先端傾けて固着し、本杆
１２側面上端には前記阻止杆１４をイ方向に向けた位置
Ｆの状態で係止する係止突起１５を設け、阻止杆１４を
常時口方向へ前記係止突起１５に附勢するように戻しバ
ネ１３の上端を穴１１ ａ内の突起１１ Ｃに下端を支
軸部１２ ａの突起１２ ｂに係止させてある。
すなわち位置Ｆより口方向には回動しないが八方向には
回動可能で、かつ任意の回動位置で手を離すと戻しバネ
１３の作用によって位置Ｆまで戻るように変速レバー７
の先端は構或されている。
回動可能で、かつ任意の回動位置で手を離すと戻しバネ
１３の作用によって位置Ｆまで戻るように変速レバー７
の先端は構或されている。
変速レバー７及び阻止杆１４とクラッチレバー８の作用
位置関係について説明すると、変速レバー７を各前進位
置Ａ１，Ａ２，Ａ３若しくは中立位置Ｂに位置させたと
き位置Ｆの状態の阻止杆１４はクラッチレバー８の回動
面とは離れておりクラッチレバ−８の回動には何ら影響
を与えず、変速レバー７を後進位置Ｃに位置させたとき
位置Ｆの阻止杆１４はクラッチレバー８の回動範囲内に
位置してクラッチレバー８の「切」位置Ｄから「入」位
置Ｅへの回動を阻止する状態にあり、また「入」位置Ｅ
から「切」位置Ｄへの回動に対してはクラッチレバー８
に押されて八方向に回動するので何ら阻止しないもので
ある。
位置関係について説明すると、変速レバー７を各前進位
置Ａ１，Ａ２，Ａ３若しくは中立位置Ｂに位置させたと
き位置Ｆの状態の阻止杆１４はクラッチレバー８の回動
面とは離れておりクラッチレバ−８の回動には何ら影響
を与えず、変速レバー７を後進位置Ｃに位置させたとき
位置Ｆの阻止杆１４はクラッチレバー８の回動範囲内に
位置してクラッチレバー８の「切」位置Ｄから「入」位
置Ｅへの回動を阻止する状態にあり、また「入」位置Ｅ
から「切」位置Ｄへの回動に対してはクラッチレバー８
に押されて八方向に回動するので何ら阻止しないもので
ある。
上記の如く構或した運転操作装置においてその作用を説
明する。
明する。
コンバイン１を停止状態から前進走行させる場合におい
ては、クラッチレバー８を「切」位置Ｄとしておいてか
ら変速レバー７を各前進位置Ａ１，Ａ２，Ａ３のいずれ
かに入れ、次にクラッチレバー８を「入」位置へ回動さ
せてコンバインを前進走行させる。
ては、クラッチレバー８を「切」位置Ｄとしておいてか
ら変速レバー７を各前進位置Ａ１，Ａ２，Ａ３のいずれ
かに入れ、次にクラッチレバー８を「入」位置へ回動さ
せてコンバインを前進走行させる。
上記操作において阻止杆１４はクラッチレバー８の回動
に何ら影響を与えないので従来通りの操作と変わりはな
く変速レバー７を各前進位置Ａ１，Ａ２，Ａ３のいずれ
かに入れた後はクラッチレバー８のみの操作だけで前進
走行させることがで゛きる。
に何ら影響を与えないので従来通りの操作と変わりはな
く変速レバー７を各前進位置Ａ１，Ａ２，Ａ３のいずれ
かに入れた後はクラッチレバー８のみの操作だけで前進
走行させることがで゛きる。
コンバイン１を停止状態から後進走行させる場合におい
ては、クラッチレバー８を「切」位置Ｄとしておいてか
ら変速レバー７を後進位置Ｃに入れ、次にクラッチレバ
ー８を「切」位置Ｄから「入」位置Ｅへ回動させて後進
走行させるのであるが、クラッチレバー８の操作だけで
は阻止杆１４に回動を阻止させるのでクラッチレバー８
を「入」位置Ｅとするためには、変速レバー７の回動体
１１を八方向に回動させて阻止杆１４を位置Ｇに維持さ
せながらクラッチレバー８を「入」位置Ｅへ回動させな
ければならい、よって、変速レバー７を後進位置Ｃに入
れたままで運転者の不注意若しくは誤操作でクラッチレ
バー８を「入」位置Ｅに入れようとしても阻止杆１４に
よって阻止されるので運転者が無意識のうちにコンバイ
ンを後進走行させてしまうような危険性を排除できる。
ては、クラッチレバー８を「切」位置Ｄとしておいてか
ら変速レバー７を後進位置Ｃに入れ、次にクラッチレバ
ー８を「切」位置Ｄから「入」位置Ｅへ回動させて後進
走行させるのであるが、クラッチレバー８の操作だけで
は阻止杆１４に回動を阻止させるのでクラッチレバー８
を「入」位置Ｅとするためには、変速レバー７の回動体
１１を八方向に回動させて阻止杆１４を位置Ｇに維持さ
せながらクラッチレバー８を「入」位置Ｅへ回動させな
ければならい、よって、変速レバー７を後進位置Ｃに入
れたままで運転者の不注意若しくは誤操作でクラッチレ
バー８を「入」位置Ｅに入れようとしても阻止杆１４に
よって阻止されるので運転者が無意識のうちにコンバイ
ンを後進走行させてしまうような危険性を排除できる。
そして、後進走行状態からコンバイン１を停止させる場
合においては、変速レバー７が後進位置Ｃの状態のまま
でクラッチレバー８を「入」位置Ｅから「切」位置Ｄへ
回動させるのであるが、クラッチレバー８を回動させる
ときに阻止杆１４に当接するも阻止杆１４はクラッチレ
バー８に押されて八方向に回動するのでクラッチレバー
８の「入」位置Ｅから「切」位置Ｄへの回動を阻止する
ものではない、よって変速レバー７を後進位置に入れた
ままで急に停止するときなどにも従来と同じくクラッチ
レバー８だけの操作で行えるものである。
合においては、変速レバー７が後進位置Ｃの状態のまま
でクラッチレバー８を「入」位置Ｅから「切」位置Ｄへ
回動させるのであるが、クラッチレバー８を回動させる
ときに阻止杆１４に当接するも阻止杆１４はクラッチレ
バー８に押されて八方向に回動するのでクラッチレバー
８の「入」位置Ｅから「切」位置Ｄへの回動を阻止する
ものではない、よって変速レバー７を後進位置に入れた
ままで急に停止するときなどにも従来と同じくクラッチ
レバー８だけの操作で行えるものである。
本考案は、上述したように、変速レバーの後進位置にお
いてクラッチレバーの回動軌跡と交叉しない位置と交叉
する位置とに回動変更自在に阻止杆を変速レバーに設け
、附勢手段でもって阻止杆を前記クラッチレバーの回動
軌跡と交叉する位置の方へ附勢するとともに、クラッチ
レバー「入」位置から「切」位置への回動に対しては阻
止杆がともに回動しクラッチレバーの「切」の位置から
「入」の位置への回動に対しては阻止杆でもって阻止す
るように係止手段により前記クラッチレバーの回動軌跡
と交叉する位置で阻止杆を係止したので、変速レバーが
後進位置に入ったままで農用作業機を停止させていると
きに運転者の不注意若しくは誤操作によってクラッチレ
バーを「入」位置に入れてしまって運転者が無意識のう
ちに農用作業機を後進走行させてしまうというような危
陰性を排除できる効果がある。
いてクラッチレバーの回動軌跡と交叉しない位置と交叉
する位置とに回動変更自在に阻止杆を変速レバーに設け
、附勢手段でもって阻止杆を前記クラッチレバーの回動
軌跡と交叉する位置の方へ附勢するとともに、クラッチ
レバー「入」位置から「切」位置への回動に対しては阻
止杆がともに回動しクラッチレバーの「切」の位置から
「入」の位置への回動に対しては阻止杆でもって阻止す
るように係止手段により前記クラッチレバーの回動軌跡
と交叉する位置で阻止杆を係止したので、変速レバーが
後進位置に入ったままで農用作業機を停止させていると
きに運転者の不注意若しくは誤操作によってクラッチレ
バーを「入」位置に入れてしまって運転者が無意識のう
ちに農用作業機を後進走行させてしまうというような危
陰性を排除できる効果がある。
特に、運転者が農用作業機の後方から追従して運転操作
を行う農用作業機においてはより有益である。
を行う農用作業機においてはより有益である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案を実施した農用作業機（コンバイン）の
側面図、第２図は同じく運転操作装置の平面図、第３図
は同じく背面図、第４図は第３図のＩ−Ｉ断面図、第５
図は第４図のＩＩ − ＩＩ断面図である。 １・・・・・・コンバイン（農用作業機）、５・・・・
・・運転操作装置、７・・・・・・変速レバー、８・・
・・・・クラッチレバー、１３・・・・・・戻しバネ（
附勢手段）、１４・・・・・・阻止杆、１５・・・・・
・係止突起（係止手段）。
側面図、第２図は同じく運転操作装置の平面図、第３図
は同じく背面図、第４図は第３図のＩ−Ｉ断面図、第５
図は第４図のＩＩ − ＩＩ断面図である。 １・・・・・・コンバイン（農用作業機）、５・・・・
・・運転操作装置、７・・・・・・変速レバー、８・・
・・・・クラッチレバー、１３・・・・・・戻しバネ（
附勢手段）、１４・・・・・・阻止杆、１５・・・・・
・係止突起（係止手段）。
Claims (1)
- 変速レバーの後進位置においてクラッチレバーの回動軌
跡と交叉する位置と交叉しない位置とに回動変更自在に
阻止杆を変速レバーに設け、附勢手段でもって阻止杆を
前記クラッチレバーの回動軌跡と交叉する位置の方へ附
勢するとともに、クラッチレバーの入位置から切位置へ
の回動に対しては阻止杆がともに回動しクラッチレバー
の切位置から人の位置への回動に対しては阻止杆でもっ
て阻止するように係止手段により前記クラッチレバーの
回動軌跡と交叉する位置で阻止杆を係止したことを特徴
とする農業作業機の運転操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978109825U JPS598908Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 農用作業機の運転操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978109825U JPS598908Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 農用作業機の運転操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5525591U JPS5525591U (ja) | 1980-02-19 |
| JPS598908Y2 true JPS598908Y2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=29056132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978109825U Expired JPS598908Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 農用作業機の運転操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598908Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163881U (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-31 | 株式会社 テイ・アンド・エム北陸 | マジツクミラ−を設けたテレビ |
| JPS60164948U (ja) * | 1984-04-10 | 1985-11-01 | 株式会社 テイ・アンド・エム北陸 | テレビ棚 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521800A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | Harumi Nakano | Staple remover |
-
1978
- 1978-08-09 JP JP1978109825U patent/JPS598908Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521800A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | Harumi Nakano | Staple remover |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5525591U (ja) | 1980-02-19 |
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