JPS5928081A - 回転ポンプ組立体 - Google Patents

回転ポンプ組立体

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JPS5928081A
JPS5928081A JP58092218A JP9221883A JPS5928081A JP S5928081 A JPS5928081 A JP S5928081A JP 58092218 A JP58092218 A JP 58092218A JP 9221883 A JP9221883 A JP 9221883A JP S5928081 A JPS5928081 A JP S5928081A
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arc
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outlet
fluid
pump
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ギルバ−ト・ヘンリイ・ドラツチヤス
フイリツプ・バ−トン・スペンサ−
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    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
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    • F04C15/066Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston machines or pumps of the non-return type
    • F04C15/068Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston machines or pumps of the non-return type of the elastic type, e.g. reed valves
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    • F04C14/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
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    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
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    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
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    • F04C15/0049Equalization of pressure pulses

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静粛に作動するポンプ組立体に係り、該ポンプ
組立体は所定の作動速度を越えると、該ポンプ組立体を
駆動するのに必要とされるトルクを低減せしめるように
なったものである。
ここに開示されている本発明がなされる前には、スリッ
パポンプへの入口の寸法を減少せしめて該ポンプに流入
することができる液体の流量を制限することが提案され
た。入口流量を制限することにより、比較的高速でポン
プを駆動するのに必要とされるトルクが低減せしめられ
る。また、ポンプ出口の所に位置しているポンプ作用室
以外のポンプ作用室内へ流体がそのポンプ出口から逆流
するのを阻止するべくスリッパを配備させることも提案
された。このような構造の場合には各スリッパはロータ
に設けられた凹所内に配置されている。
そして、該スリッパは、そのロータの凹所の後縁とその
p−夕を囲んでいるカムリングとの両方に密封係合して
いる。このようにすることにより、スリッパは、ポンプ
出口の所に位置しているポンプ作用室以外のポンプ作用
室へ流体がそのポンプ出口から逆流するのを阻止してい
た。この提案されたポンプ設計は、複数の出口開口又は
ポンプのスリッパとは別個のチェックパルプというもの
を有していなかった。また、この提案されたポンプはノ
イズが高く、シかも流体圧出力に変動が生ずるという問
題を有している。
米国特許第3.790.307号は、内部にポンプ作用
室を画定している中空ぎストンを備えたポンプを開示し
ている。そのポンプ作用室はカムリングによって囲まれ
た円形経路に沿って移動する。
そして、ポンプ作用室が移動する際、該ポンプ作用室は
一連の入口開口及び一連の出口開口を次々と通過して移
動するようになっている。出口開口に備えられている複
数個のチェックパルプはポンプの出口からポンプ作用室
へ流体が逆流するのを阻止している。ポンプ作用室内の
流体圧力が出目流体圧力を越えると、それらチェックパ
ルプは開いてポンプ作用室からポンプ出口へ流体が流れ
るようになっている。
本発明によるポンプ組立体は、所定の作動速度に達した
後は、ポンプ組立体からの流体流量を減少せしめること
なく、該ポンプ組立体を駆動するのに必要とされるトル
ク量が低減せしめられるべく構成されている。比較的高
速でポンプ組立体を駆動するのに必要とされるトルク量
を低減せしめることにより、かなりのエネルヤ節減を得
ることが可能である。
ポンプ組立体はスリッパベーンポンプで、ロータを有し
ており、該ロータに複数のポンプ作用部材、即ちスリッ
パベーンが装備されている。そのポンプ作用部材はカム
リングの内面に係合している。トルク減少を計るために
、所定のポンプ作動速度を越えた後、ポンプ組立体のポ
ンプ作用室への流体流量を絞る流体入口オリアイスが該
ポンプ組立体に備えられている。こうして、比較的高い
作動速度では各ポンプ作用室が部分的にしか液体で充た
されないようになっている。
ポンプ作用室が出口円弧部に沿って移動する際、該ポン
プ作用室の寸法は一定の割合で減少せしめられ、それに
より該ポンプ作用室内の流体圧力&ま高められる。出口
円弧部に沿って複数個の出ロ力≦配置されている。そし
て、これら出口の各々9こはチェックパルプが配備され
ている。ポンプ作用室内の流体圧力がポンプ組立体から
吐出される流体の圧力と少なくとも同じ大きさになるま
で、各チェックパルプはポンプ作用室からの流体流れを
阻止している。こうして、チェックパルプは、望ましか
らざる、そして問題の多い逆流の発生を最少ならしめて
いると共に、ポンプ作用室内での街撃波の発生を最少な
らしめており、もってポンプ組立体の作動中に生ずるノ
イズを低減せしめている。
上記チェックパルプは弾力的にそることができるはね指
片で構成することができる。該ばね指片は、それらばね
指片の外面に作用しているポンプ吐出圧により閉位置へ
向けて付勢されている。そして、ばね指片の内面は各ポ
ンプ作用室内の流体圧力に次々と受けせしめられている
。ポンプ作用゛′室内の流体圧力がポンプ吐出圧を越え
ると、ばね指片は閉状態から開状態へ移動せしめられる
ポンプ組立体からの流体の滑らかで静粛な流れは、出口
円弧部に沿って一定した割合で半径が減少するようなそ
の出口円弧部をカムリングに備えせしめることによって
確実ならしめられる。このような出口円弧部により、ポ
ンプ作用部材の各々は、該ポンプ作用部材が出口円弧部
に沿って成る一定の円弧増分即ち円弧範囲部分だけ移動
する毎に、同じ増分距離即ち同じ距離分だけ半径方向内
側に移動せしめられる。それ故、ポンプ作用室が出口円
弧部に沿って各円弧増分だけ移動する毎に、ポンプ作用
室の寸法は同じ量だけ減少せしめられる。ポンプ組立体
のロータのための軸受け、ポンプ作用室から流れ経路に
沿ってその軸受まで導かれる流体によって潤滑され、そ
の流れ経路はポンプの端部分とロータとの間に形成され
た通路を有している。
従って、本発明の目的は新規な、そして改良された回転
ポンプ組立体を提供することであって、該ポンプ組立体
は、所定のポンプ作動速度を越えた後は、ポンプ組立体
から吐出される流体の温飯を減少せしめることなく、且
つ、過渡のノイズを発生せしめることなく、ポンプ組立
体を駆動するのに必要とされるトルク量を低減せしめる
ものである。
本発明の他の目的は、出目円弧部に流体連通状態をなし
て接続され且つ閉状態へ向って付勢されている複数個の
弾力的にそらされ得るばね指片パルプを有しており、ポ
ンプ作用室から該パルプへ導かれる流体圧力が該パルプ
の付勢力の影響に打克つのに充分なものとなるまで、該
パルプが閉状態に維持されるべく構成された新規な、そ
して改良されたポンプ組立体を提供することである。
本発明の他の目的は、四−夕に装備されたポンプ作用部
材と、カムリングと、ロータの軸線方向両端に隣接して
配置された端部分との相互の協働作用によって形成され
た円形列をなす複数のポンプ作用室を有しており、ロー
タを支持する軸受がポンプ作用室から流体経路に沿って
その軸受に導かれる流体によって潤滑され、その流体経
路が、ロータと上記端部分のうちの一方との間に形成さ
れた通路を有している新規な、そして改良されたポンプ
組立体を提供することである。
本発明の別の目的は、カムリングと複数個のポンプ作用
部材との間の協働作用により少なくとも部分的に画定さ
れた円形列をなす複数のポンプ作用室を有しており、カ
ムリングが出口円弧部を有しており、該出口円弧部が、
その出口円弧部に沿ったポンプ作用室の移動中一定した
割合で該ポンプ作用室の寸法を減少せしめるべく構成さ
れている新規な、そして改良されたポンプ組立体を提供
することである。
以下、本発明の実施例について添附図面を参照して説明
する。
本発明実施例に従って構成されたポンプ組立体20は第
1図に示されている。ポンプ組立体20を駆動するのに
必要なトルクは、該ポンプ組立体の作動速度が所定の作
動速度を越えると減少せしめられろ。その所定の作動速
度を越えた後は、ポンプ組立体20を駆動するのに必要
とされるトルクが低減せしめられても、該ポンプ組立体
からのの流体流量は実質上一定に保たれる。このことは
、ポンプの作動速度が高まるにつれて1回転毎に即ち各
作動サイクル毎にポンプ組立体20から吐出される液体
の容積を減少せしめることにより達成される。
ポンプ組立体20は、半径方向内周面24を備えたカム
リング22を有しており、該内周面24は直径方向に対
向せしめられた一対の入口円弧部26及び28を形成し
ている。カムリングの内周面24は直径方向に対向せし
められた一対の出口円弧部30及び32も形成しており
、該出目円弧部30.32は入口円弧部26及び28よ
りも実質上長くなっている。半径一定の接線円弧部即ち
密封円弧部36及び38は出口円弧部30と入口円弧部
−28との間に、また、出口円弧部32と入口円弧部2
6との間に夫々備えられている。また、転移円弧部即ち
遷移円弧部40,42.44及び46は周知の態様で、
様々なカムリング円弧部間に遷移部を提供している。
カムリング22内には円筒状ロータ50がそのカムリン
グに囲まれて配置されている。ポンプ作用部材即ちベー
ン54,56.5B、60,62゜64.66.68,
70.及び72はロータ50に摺動可能に装備されてい
ると共に半径方向外方に押圧せしめられていてカムリン
グ22の内面24に密封係合している。ベーン54乃至
72はカムリング22及びポンプ組立体のための図示さ
れていない端板即ち端部分と協働して円形列をなす円弧
状のポンプ作用室76.78.80,82゜84.86
.88,90.92及び94を画定し−ている。これら
室76乃至94は液体及び/又は空気を保持しており、
駆動軸1000回転によってロータ50が矢印98で示
されている反時計方向に回転せしめられると、円形経路
に沿って移動せしめられる。
ロータ50の回転時、液体は導管102及び104を通
って入口円弧部26及び2Bへ供給される。ポンプ作用
室76乃至94の各々が入口円弧部26及び28の各々
に沿って移動する際、そのポンプ作用室を画定している
ベーンは半径方向外方へ移動し、そのポンプ作用室は膨
張して該室内の圧力は低減せしめられる。この圧力低下
により、液体は導管102及び104の各々からそのポ
ンプ作用室へ吸引される。
各ポンプ作用室がそれの円形経路に沿ってカムリング2
2内で移動し続けると、そのポンプ作用室は比較的短い
入口円弧部26及び28の各々から比較的長い出口円弧
部30及び32の各々へ連続して移動する。ポンプ作用
室が出口円弧部30又は32に沿って移動するにつれて
、該ポンプ作用室は一定の割合で収縮して該室内の圧力
は高まる。その圧力上昇により液体は、後に詳述するご
とく、ポンプ作用室から一連の出口管路(符号はついて
いない)のうちの一つ又はそれ以上の管路内に押し入れ
られる。
ポンプ組立体20の作動時、そのポンプ組立体を駆動す
るのに必要とされるトルクは、そのポンプ州立体の作動
速度が所定の速度よりも上に高まると、減少する。トル
クは、ロータ5oの各回転毎にポンプ州立体20から吐
出される流体の(イ)流体圧力と(ロ)容積との積の関
数である。通常、ロータの1回転毎に吐出される流体の
容積は一定に保たれ、また、速度の増加にもかかわらず
トルクも一定に保たれる。ポンプ組立体20の速度が所
定の速度よりも上に高まるのに伴って該ポンプ組立体を
作動せしめるのに必要とされるトルクが減少せしめられ
ることは、ロータ50の1回転毎に吐出される流体の容
積を減少せしめることによって達成される。ポンプ組立
体20から吐出される流体の流量は(イ)ポンプの速度
と(ロ)1回転毎に吐出される流体の容積との積の関数
であるので、ポンプの速度増加はポンプの1回転毎に吐
出される容積減少と相殺され、それにより、単位時間当
りポンプ組立体から吐出される流体の流量は実質上一定
に保たれる。
ポンプ組立体20からの液体流量とポンプ作動速度との
間の一般的関係及びポンプ組立体を駆動するのに必要と
されるトルクと作動速度との間の一般的関係は第2図の
グラフに示されている。理解すべきは、第2図には第4
図乃至第16図に示されている本発明実施例に従って構
成された特定のポンプ組立体の作動特性が示されている
のであって、その第2図の作動特性は第1図に示された
ポンプ組立体のものでないことである。第2図中曲線1
08で示されているごとく、ポンプ組立体からの流体の
温飯は、1分間当り約2,250回転のポンプ作動速度
で1分間当り約4.2ガロン(15,90’)ットル)
の流量が得られるまで、速度の増加に伴って直線的に増
加する。ポンプ速度がそれ以上高まっても、ポンプから
吐出される流体の流量はそれ程増加しない。曲線110
は、約2.00 Orpmまでの速度でポンプ組立体を
回転させるには約50インチ・ポンド(0,575に9
・m)のトルクをポンプ組立体の駆動軸に適用しなけれ
ばならないことを示している。しかしながら、ポンプ速
度が3 +000 、rpmまで増加すると、ポンプ組
立体を駆動するのに必要とされるトルクは約38インチ
・ポンド(0,437Ky−m)まで低下する。このよ
うに、例えば1分間当り4.2ガ四ン(15,90’)
ットル)の所定の最大流量が得られた後は、トルクは減
少し、流量は実質上一定に保たれる。
先に説明したごとく、所定の最大流量に対応した速度よ
りも高い速度でポンプ組立体を駆動するのに必要とされ
るトルクを減少せしめるためには、ロータ50の1回転
毎に吐出される液体の容積を減少させなければならない
。吐出容積を減少させるためには、ポンプ作用室の各々
に流入する流体の容積を減少させなければならない。具
体的に述べると、ポンプ作用室76乃至94の各々に流
入することができる液体の流量は導管102及び104
に夫々設けられているオリフィス114及び116(第
1図)によって絞られている。オリフィス114及び1
16の各々の断面積は、予め選定された入口流量が達成
されるまでは、ポンプ作用室が入口円弧部を通過する際
、該ポンプ作用室の各々を充たすのに充分な速度で液体
が導管102 、104及びオリフィス114,116
を通って流れるよう選定されている。従って、ポンプ組
立体20から吐出される液体の流量はポンプ作動速度を
関数として直接変化する。
導管102.104及びオリアイス114゜116を通
る流量が所定の最大入口流量に達すると、オリフィスは
ポンプ室への流量を絞り始める。
従って、ポンプの速度が増加し続けると、絞られた流体
流量はポンプ作用室の各々を充たすのに不充分となる。
このように、ポンプ作用室の各々は部分的にしか液体で
充たされていないので、ロータ50の1回転毎に出口円
弧部30及び32でポンプ作用室から吐出される液体の
容積は減少せしめられる。しかしながら、ポンプ組立体
20の作動速度は増加しているので、単位時間当りのポ
ンプ組立体からの液体流量は実質上一定に保たれる。
同時に、四−夕の1回転毎にポンプ作用室から吐出され
る液体の容積は減少するので、ポンプを駆動するのに必
要とされるトルクも減少する。
出口円弧部30及び32は、第1図に示されているごと
く、複数個のチェックパルプ122.124゜126.
128,130,132,134,136゜138及び
140を介してポンプ吐出圧力室120に流体連通状態
をなして接続されている。必要昏こ応じ、チェックパル
プ122乃至140はカムリング22に装備させてもよ
い。チェックパルプ122乃至140はポンプ吐出室1
20内の流体圧力によって閉状態へ向けて付勢されてい
る。チェックパルプ122乃至140は、出口円弧部3
0及び32に沿って互いに離隔せしめられた複数の位置
での流体圧力によって開状態へ向けて付勢されている。
ポンプ作用室76乃至94の各々からチェックパルプ1
22乃至140の各々へ伝えられる流体圧力が、ポンプ
吐出室120からの付勢圧カシこ打克つ時にのみ、その
チェックパルプは開く0このことは、ポンプ吐出室12
0からポンプ作用室への流体の逆流を阻止する。このよ
うなポンプ作用室への液体の逆流は高い振幅と圧力の衝
撃波発生の原因となる。このような衝撃波はベーンを振
動させ、作動ノイズの原因となり、ポンプ組立体の構成
部品に応力を作用せしめる。
オリフィス114及び116を通る液体の流量がポンプ
作用室を完全に充たすのに充分であるような比較的低速
度でのポンプ組立体20の作動時、総べてのチェックパ
ルプ122乃至140&ま作動せしめられており、即ち
開かしめられている。例えば、ポンプ作用室76が出口
円弧部30に沿って移動すると、ベーン54及び56は
半径方向内側へ押されててそのポンプ作用室の容積を減
少せしめる。出口円弧部30は駆動軸1000回転中心
へ向って内側に一定したスロープ(5lopθ)即ち勾
配を有していて、その出口円弧部30に沿ってのベーン
56の各移動増分に対し、該ベーンは同し増分距離だけ
半径方向内方へ移動せしめられ、つまり、ベーン56が
出口円弧部50に沿って成る一定距離だけ移動する毎に
そのベーン56は半径方向内方へ一定の距離だけ移動せ
しめられるよ流体圧力は、ポンプ吐出室120から導か
れている流体圧力に抗してチェックパルプ122乃至1
30を開かしめる。
チェックパルプのうちの一つが開いた後は、ポンプ作用
室が出口円弧部30の端を部分的に通り過ぎるまで、該
ポンプ作用室がチェックパルプ122乃至130のうち
の2つに常に流体連通状態に接続されるよう該チェック
パルプ122乃至130間の距離及びベーン54及び5
6間の距離は定められている。これにより、ポンプ作用
室76が出口円弧部分に沿って移動する際の該ポンプ作
用室からの流体の滑らかな流れが促進せしめられる。
比較的高速でのポンプ組立体20の作動時、オリフィス
114及び116はポンプ作用室76乃至94への液体
の流量を絞ってそれらポンプ作用室が液体で部分的にし
か充たされないようになっている。例えば、ポンプ作用
室76は一部空気で充たされ、従って比較的低い流体圧
力を有することになる。低速作動時と同様に、ベーン5
4及び56は、ポンプ作用室76が出口円弧部30を通
過する量子径方向内方へ押されて原案の容積を減少せし
ぬる。ポンプ作用室内の圧力は容積の減少に伴って増加
し、空気を液体に溶は込ませる。しかしながら、ポンプ
作用室内の流体圧力がポンプ吐出室120からの圧力に
打克ってチェックパルプ122乃至130のうちの一つ
を開かしめるまでには、該ポンプ作用室の容積はかなり
減少せしめられねばならない。こうして、ポンプ作用室
76は、閉じているチェックバルブ122を開けること
なく該チェックバルブを通り過′ぎて移動してしまう。
室76内の流体圧力がポンプ吐出室内の圧力をわずかに
越えるまで、チェックバルブは開かない。
ポンプ作用室76内の流体が、吐出室120からの付勢
圧力に抗してチェックバルブを開がしめるのに充分な圧
力に達した後は、そのポンプ作用室76が出口円弧部を
離れるまで、該ポンプ作用室は開いていてチェックバル
ブを介して吐出室120と流体連通状態をなして接続さ
れたままに保たれる。こうして、ポンプ作用室76から
の液体の流れは、ポンプ組立体20の作動速度に従つて
、また、ポンプ作用室76が液体でどの程度まで充たさ
れているかに従って変化する出口円弧部30に沿った位
置で開始される。比較的高いポンプ作動速度では、ポン
プ作用室が出口円弧部30に沿って移動する際、チェッ
クバルブ128及び130しか開かない場合もあり得る
。即ち、ポンプ作用室内の流体圧力がチェックバルブ1
22゜124 、126を開けるのに不充分な場合もあ
り得る。
特定のポンプ組立体の一つのポンプ作用室内の流体圧力
がポンプ速度の変化に伴い出口円弧部30に沿ってどの
ようにして変化するかの態様は第6図のグラフに示され
ている。即ち、[144で示されている約70 Orp
mのポンプ速度では、ポンプ作用室が出口円弧部30に
移動する際、該ポンプ作用室内の流体圧力はほぼ大気圧
[14,7psi絶対圧(1,033Ky/を一絶対圧
月である。ポンプ作用室が出口円弧部に沿って移動する
につれ、該ポンプ作用室内の流体圧力は線144で示さ
れるごとく直線的に増加する。第6図には示されててい
ないが、ポンプ作用室内の流体圧力がチェックパルプ1
22乃至140のうちの一つを開&するのに充分になっ
た後は、該ポンプ作用室内の圧力は吐出室120内の圧
力に実質上等しい。従って、第3図の圧力曲線はチェッ
クバルブが開いた後はもはや適用できない。
第2図及び第6図に示された特性を有している特定のポ
ンプ組立体の作動速度が尚まると、ポンプ作用室が出口
円弧部に入る際の該ポンプ作用室内の流体圧力は低くな
る。aち、ポンプ組立体の速度が第6図中曲緋146で
示されるごとく約1.00 Orpmである時、ポンプ
作用室が出口円弧部に入る際の該ポンプ作用室内の流体
圧力は約10.5 psi絶対圧(0,7,40K?/
龜に絶対圧)である。ポンプ作用室が出口円弧部に沿っ
て約16度の円弧距離にわたり5jvl−rると、出口
円弧部30の表面の一定した内側へのスロープ即ち勾配
により、ポンプ作用室内の圧力は大気圧筐で上昇せしめ
られ、その後、ポンプ作用量内の圧力は第6図中曲線1
46で示されるように直線的に増加する。ポンプ組立体
が約2.25 Orpmの速度で作動せしめられる際、
ポンプ作用室内の流体圧力は第6図中曲森148で示さ
れるような態様でもって出口円弧部に沿い高められる。
g2図及び第6図の特性曲線は異なるポンプ組立体に対
して夫々異なるものである。また、特性曲勝間の関係は
異なるポンプ組立体に対し夫々異なるものである。第2
図及び第6図に示されている特定の特性曲線は第4図乃
至第16図に示されている本発明実施例のポンプ組立体
と概ね同じ構造を有するポンプ組立体の場合のものであ
る。しかしながら、ポンプ組立体20の場合の特性曲線
は第2図及び第6図の特性曲線と同様である。
次に、本発明の一竹定好過実施例によるポンプ組立体に
ついて説明する。
第1図に概略図示示された本発明の実施例にお・いては
、ボンゾ#114立体20はベーンポンプであるが、構
造を簡単にするため、ポンプ組立体20はスリッパポン
プ(5lippθr pump )であってもよい。ま
た、第1図に示された本発明の実施例では、チェックバ
ルブ122乃至140は、カムリング22を貫通して延
びている通路によって川口円弧部30及び32に流体連
通状態に接続されているが、チェックバルブ122乃至
140は、ポンプ組立体の端部k)1通して姑びている
通路によって出口円弧部に接続可能である。
第4図乃至第16図に示されている本発明の特定好適実
施例においては、ポンプ組立体154はスリッパポンプ
であり、チェックバルブは、そのポンプ組立体の端部分
即ち圧力板を貫通して延びている通路により出口円弧部
に流体連通状態に接続されている。このポンプ組立体1
54と第1図に概略図示されているポンプ組立体20と
は構造上互いに異っているけれとも、そのポンプ組立体
154も、それの作動速度か所定の作動速度乞越えると
、該ポンプ組立体を駆動するのに、より少ないトルクし
か必要としないものであり、また、H「定の作動速度を
越えた後は、ポンプ組立体154からの流体流量は実装
上一定に保たれるものである。ポンプ組立体20と同様
、1回転毎に、即ち各作動サイクル毎にポンプ組立体1
54から吐出される液体の容積は、ポンプの作動速度が
増加するにつれて減少せしめられるようになっている。
ポンプ組立体154(第4図)はカムリング156を有
しており、該カムリング156は、直径方向に互いに対
向せしめられた2つの入口円弧部と直径方向に互いに対
向せしめられた2つの出口円弧部とを形成する内側面1
58を有している。
一方の入口円弧部159及び一方の出口円弧部160は
第12図に示されている。カムリング156に設けられ
ている入口円弧部及び出口円弧部はxi図のポンプ超立
体200入口円弧部26及び28及び出口円弧部30及
び32と1mじ構造を有している。
カムリング156に設けられている入口円弧部の各々は
約55度の円弧範囲を有している。出口円弧部は各々約
77度の円弧範囲′?:有していると共に、そのω口出
弧部にはカムリング156の中心へ向けて半径方間内側
に同じ割合で勾配か何されている。j!IIち、出口円
弧部に沿って成る一定の増分だけ進むごとに、カムリン
グの表面158は同じ距離分だけカムリングの中心に近
付くようになっている。カムリング156は、第1図の
カムリング22に関して前述したごとく、牛後一定の接
線円弧部JJIjち密封円弧部と転移円弧部ν1」ち遷
移円弧部とヲ有している。入口円弧部及び出口円弧部の
円弧範囲は前述した数値と異ったものでもかまわない。
しかしながら、いずれの場合でも、出口円弧部は入口円
弧部の円弧範囲よりも実負上大きな円弧範囲を有してい
るべきである。
円筒状ロータ162(第4図及び第12図参照)はカム
リング156によって囲まれている。ロータ16i1!
:は複数個のポンプ作用部材ji’ljちスリツバ(5
lipper ) 164が指動可能に配備されている
。スリッパ164は付勢ばね168により半径方向外方
に押されていてカムリング156のPl+。
而158に密封係合している。スリッパ164はカムリ
ング156及び一対の円形端板即ち端部分172及び1
74と励動して円形列をなす円弧状ポンプ作用室18o
(第12図)を画定している。
数個のポンプ作用M180Lが第12図には示されてい
ないけれども、ポンプ組立体154は1゜個のポンプ作
用室180を有している。必要に応じ、10個よりも多
い又は少ない数のポンプ作用室を備えてもよい。ロータ
162が兜12図において矢印182で示されている時
d1方向に同転せしめられる原、ポンプ作用室18oは
液体及び/又は空気を保持して円形M路に沿って移動せ
しめられる。ロータ162は、第1図のロータ5oが駆
動軸100によって駆動されるとの101じ態様で、駆
動軸186(第4図)によって駆動される。
ロータ162の回転時、一方の端部分172に形成され
た通路RIJち導管190及び192(第5図)及び他
方の端部分174に形成された通路Iiuち4管194
及び196(第7図)を通して液体は入口円弧部に供鮒
される。ポンプ作用室180(第12図uftu)の各
々がカムリング156に形成されている入口円弧部に沿
って移m−J−る際、スリッパ164は半径方向外方へ
移動し、ポンプ作用室は膨張して該ポンプ作用室内の圧
力を低下せしめる。この圧力低下により、ポンプ作用室
が入口円弧部に沿って#動するPiA該ポンプ作用室の
谷各へ通8110乃至196がら液体が吸込fれる。
ポンプ作用室18θがカムリング156内の円形経路に
沿って移動し続けると、ポンプ作用室の各々は入口円弧
部から離れて出口円弧部へ移動する。ポンプ作用室18
0が出口円弧部に沿って移動する際、スリッパ164は
一定の割合で駆動軸1860回転中心へ向って牛後方向
内方へ押込められる。こうして、ポンプ作用室180の
容積は、出口円弧部に沿ったポンプ作用室の移動に伴っ
て一定した割合で減少せしめられ、該ポンプ作用屋内の
圧力は高められる。
ポンプ組立体154の作動時、該ポンプ組立体を駆動す
るのに必要とされるトルクは、そのポンプ組立体の作動
速度が所定の速度よりも上に高fると、減少する。ポン
プ組立体から吐出される液体の流電は、ポンプ組立体の
作動速度が高まっても実質上一定に保たれる。第1図に
示された実施例に関して前述した通り、トルクの減少及
び一定した吐出流量は、ポンプ組立体154の作動速度
が高まるにつれて、ロータ162の1回転毎に該ポンプ
組立体から吐出される液体の容量を低減せしめることに
より達成される。
ロータ162の一回転毎にポンプ組立体から吐出される
液体の容積を低減せしめるために、端部分172にはオ
リフィス202,204(第5図)が備えられていて、
通路190及び192を通ってポンプ作用室180に流
入する流体の流電を制限するようになっている。同様に
、端部分174にはオリフィス206及び208が晦え
られていて、通路194及び196を通ってポンプ作用
室180へ流れることができる液体の揶黛を制限してい
る。比較重両いポンプ作動速度時、ポンプ作用室180
は、それらか入口円弧部に沿って移動する際、部分的に
しか液体で充たされない。ポンプ作用室180(第12
図参照)の各々の残りの容積は空気で光たされている。
ポンプ作用室の谷各は部分的にしか液体で充たされてい
ないので、ロータ162の1回転毎に出口円弧部のPa
rで各ポンプ作用室から吐出される液体の容積は数少せ
しめられる。しかしながら、ポンプ組立体154の作動
速度は尚められているので、ポンプ組立体からの液体の
合計流電は、ポンプ作動速度が2,250rpmよりも
上に^められた際に第2図において曲線108で示され
ているように、実負上一定に保たれる。
出口円弧部は、端部分子fllち圧力板114に配備さ
れたチェックバルブシステム21ti(14図)を通し
てポンプ吐出室即ち圧力罠212に流体連通状態をなし
て接続されている。チェックバルブシステム216は主
部分即ちペース部分220(第14図)を有しており、
該ペース部分220からは第1の朝のばね指片222.
224゜226.228及び230が半径方向外方へ突
出している。ペース部分220がらは第2の組のばね指
片232,234,236,238及び24Uも半径方
向外方へ突出している。
第1の絹のばね指片222乃至230は、外方端部分即
ち圧力板174を軸#方向に貫通して延びている通路2
44,246.248.250及び252を介して第1
の出口円弧部に流体連通状態をなして接続されている。
第2の翻のばね指片232乃至246は、端部分114
を軸森方向に貫通して延びている通路254,256,
258゜260及び262を介して第2の出口円弧部に
流体連通状態をなして接続されている。はね指片222
乃至240はベース部分と一体をなして形成されている
と共に、それらはね指片自身の固有の弾性により、また
、吐出室212(第4図径照ン内のボ°ンゾ吐出圧によ
り閉状態(第15図器照)へ向けて付勢されている。ば
ね指片222乃至240は半径方向外方へ突出している
として図には示されているけれども、ばね指片222乃
至240はそれらばね指片の半径方向外端に連結された
環状ペース部分から半径方向内方へ突出させてもよい。
通路244乃至262を通して伝えられる流体圧力が、
ばね指片222乃至240の固有弾性及びそれらはね指
片が受けているポンプ吐出圧にn克つのに充分になると
、はね指片は駒状態(第15図)から開状態(第16図
参照〕へ移動せしめられる。ばね軸片が開状態(M16
図)Kある時、流体は出口円弧部から通路244乃至2
62を通って圧力室212に流れることができる。第1
5図に示されている開状態から第16図に示され又いる
開状態へのはね指片222乃至240の外力への移動は
リテーナリング266によって制限されている。
比軟的低速でのポンプ組立体154の作j111]時、
オリフィス202乃至208を遡る液体の流量はポンプ
作用室180(第12図)の各々を完全に充たすのに充
分である。ポンプ作用室180は完全に充たされている
ので、各ポンプ作用室内の流体圧力は、該ポンプ作用室
か入口円弧部から出口円弧部へ移動する際急激に上昇す
る。出口円弧部の始めの所でのポンプ作用室内の比叡的
高い流体圧力により、はね指片222乃至230又は2
32乃至240の各々はそれの庁j状態(第15図)か
ら開状態(第16図)へ移動せしめられる。ポンプ作用
室が出口円弧部から離れる!で、該ポンプ作用室ははね
指片のうちの2つに常に流体連通状態をなしている。具
体的に述べると、出口円弧部の各々は77度の円弧範囲
を有していてはね指片の中心軸線間の円弧距離が約16
度になるようになっている。10個のスリッパ164の
中心は約66嵐の円孤距崩だけ互いに離隔せしめられて
いる。こうして、ポンプ作用室が出口円弧部に沿って移
動する除、立体はポンプ作用室からボー) #Ijち通
路244乃至252及び254乃至262を通って滑ら
かに流れることができる。
例えば3.500 rpmの比載的^連でのポンプ約立
体154の作動時、ポンプ作用室180が入口円弧部に
沿って移′ltbする際オリフィス190乃至196は
ポンプ作用室180への液体の流jtY軟る。谷ポンプ
作用N180は部分的にしか液体で光たされておらず、
該ポンプ作用室の残りの壁間は液体に俗は込まないでい
る突気で光たされている。ポンプ作用歴が出口円弧部に
入る際の該ポンプ作用室180内の死体圧力は比戟的低
く、ポンプ作用室内の流体圧力が、圧力室212内のポ
ンプ吐出圧によってはね指片に作用せしめられている付
勢力に杓克つまで、該ポンプ作用室内の容積は減少され
なけれはならない。
ポンプ作用歴180が出口円弧部に沿って移動する除、
ポンプ作用室の容積をま一定の副台で秋少せしめられる
。これにより、流体圧力かばね指片222乃至230の
うちの−っに作用している伺勢力に打克つのに充分とな
るまで、ポンプ作用室内の流体圧力は清らかに、そして
連続して増加せしめられる。ばね指片222乃M230
のうちの一つが開状態に移動せしめられた後は、出口円
弧部とロータ162との間の距離が一定の割合で減少し
ているので、ポンプ作用室内の圧力は、後続のはね指片
が開状態に駆動されるようなレベルに維持され、液体は
ポンプ作用室から滑らかに流れる。
第1図の笑施例と同様に、ポンプ作用室180からの液
体の流れは、ポンプml立体154の作動速度に伴って
変化し且つポンプ作用室にどの程度筐で液体が充たされ
ているかによって変化する川口円弧部に沿った位置で開
IAiせしめられる。従って、低いポンプ作動速度では
、ばね指片222に連通している出口ボート244にポ
ンプ作用室が流体連通するや否や該ポンプ作用室からの
流体の流れが始まる。比較的高い作動速・度では、はね
指片228に連通している出口ボート250にポンプ作
用室が流体浬通するまで、ポンプ作用岸からの流体の流
れは始葉らない場合もあり得る。
ポンプ作用室180内の茄、体圧力がポンプ速度の変化
に伴って出口円弧部に沿って変わる態株は、はね指片の
一つが開くまでは第6図に示されたグラフと概ね同じで
ある。ばね指片222乃至230の一つが開いた後は、
ポンプ作用室内の圧力は、ポンプ吐出Hコよりもわずか
に尚い圧力で実買上一定に保たれる。
ポンプ組立体の入口の構造について9下述べる。
端部分172に般けられている入口通路190及び19
2(第5図参照)は環状溜め272に流体連通状態を・
なして接続されている。その而め212はカムリング1
56の外面と、そのカムリング156v+ujんでいる
概ね円筒状の餞体即ちハウジング214の内面と、端部
分112及び174とによって画定されている。環状溜
め272はハウジング274に設けられた開口278を
通って主溜め276(第4図)に接続されている。その
主油め276は、内方ノhウジング274のまわりに延
びている板金製ハウジング282によって形成されてい
ると共に、4管284によって遠く離れた保持タンク(
図示なし)VC嶺絖されている。
共ワーステアリングモータからの流体は、パワーステア
リング装置の作@時その遠く離れた保持タンクに供給さ
れる、。
ポンプ組立体154の作動時、榴め272からの流体は
開口288及び290(M5図及び第6図参照)を通っ
て通路190及び通路192に流入1−る。それら開口
288及び290は通路190及び192(a15図)
の外端の所で円形開口292及び294に流体連通状態
をなして接続されている。オリフィス202及び204
を流治した液体は枝通路296及び298を通って、端
部分172に形成されている円弧状入口凹79r3UO
及び302へ流れる。これら凹所300及び302は、
ロータ162のキイ方向外方の円筒面304(第12図
)に駒接し且つスリッパ1640半径方向最外力部分に
瞬懐した位置でポンプ作用室180に次次とh出せしめ
られ、叫」ち晒される。
入口通路190及び192は枝通路306及び308(
第5図)も有しており、これら枝通路306.308は
、端部分172に形成さレテイる凹Mi310及び31
2(第5図及び第6図)に流体連通状態をなして接続さ
れている。これら四次310及び312はスリッパ16
4の谷々の牛観力向最内力面に隣接した位置でポンプ作
用室180の各々にm m jJllち晒されている。
!S、通路296.298,306及び308ン通して
スリッパ1640半径力向内面及びキイ方向外面の円方
に流体を流してやることにより、ボ′ンプ組立体154
の(’F’ M時スリッパの振動及び作動ノイズは低減
せしめられる傾向にある。
ポンプ作用室180のパワーな充填を促進せしめ、もっ
てポンプ組立体154の作動中のノイズを最少ならしめ
るために、端部分174に設けられている通路194及
び196(第7図)は、y、一部分172に設けられて
いる通路190及び192の場合と同様に、ポンプ作用
室を環状溜め272に流体連通状態をなして接続せしめ
ている。即ち、通路194及び196は開口320及び
322(第7図及び第8図)を通って溜め272に接続
されている。通路194及び196の円形開口端326
及び328(第8図)は開口320及び322に流体連
通状態をなして接続されている。
通路194及び196は、■#r336及び338(第
8図)K匠体連通状態をなして接続されている枝通路3
32及び334(第7図)を有している。凹所336及
び338はロータ162(第12図)の周面とカム而1
58に瞬接した位置で端部分174に形成されている。
凹θ「336及び338(第8図)は凹/31T300
及び302(第6図)と回し輪郭を有している。枝通路
332及び334(ffi7図)を通って溜め272か
ら専かれた液体は、スリッパ1b4の半使方向外方部分
に卜・f接した位置でポンプ作用室180の各々に次々
と流入する。スリッパ164の半径方向内方部分は、端
部分174(第8図)て設けられている凹Jゴ1134
6及び348′lX:通して枝通路342及び344(
第7図)K流体連通状態をなして接続されている。凹所
346及び348はスリツノぐ164(第12図)のキ
イ方向内端部分に隣接して配置されていると共に、凹Q
t310及び312(g6図)と同じ輪郭を41”して
いる。それ故、スリ・ツノぐのキイ方向内面及び外向は
、スリッパが入口円弧部に沿って移動する際該スリッパ
の両端で溜め272に接続されている。
スリッパ164が入口円弧部に沿って移動−16際の該
スリッパの振動を史に低減せしめる1こめに、凹所33
6,338.346及び348(第8図劇照)はパルプ
作用面ヲ備えている。そのノ々ルプ作用面は、ボ″ンプ
作用室180が入口円弧部に沿って移動する除核ボンゾ
作用宸か受けている′tAL体圧力を徐々に変化せしめ
ろようになっている。即ち、凹所338(第10図参照
)1′:1.、枝通路334から離れる方向K(第9図
及び第10図で見て)右方へ向って外仰jに1鳴いてい
る入ロノqtレブ作用面354’&’ffし−〔いる。
ポンプ作用室が入口円弧部にrdって移動する際、該ポ
ンプ作用室は凹所338に沿って(第9図及び第10図
で見て)右から左へ移動する。バルブ作用面354は、
ポンプ作用室が入口円弧部に入る際枝通路334へのポ
ンプ作用室の徐々なる妬出を提供している。
バルブ作用面354は、ポンプ作用室18002つか枝
通路334に同時に連通状態をなして接続されるのを可
能ならしめるのに光分な大きさe)円弧範囲を有してい
る(第12図参照)。換菖丁れば、バルブ作用面354
と枝通路334との合計円弧範囲はスリン21640円
弧範囲よりも大きい。最初のポンプ作用室180は、バ
ルブ作用面354が該バルブ作用面に沿って後続のポン
プ作用室を入口枝通路334に流体連通し始める除、そ
の入口枝通路334に完全に露出され倚るようになって
いる。
四&338は、枝通路334から(第9図及び第10図
で見て)左方へ向って傾斜して(・る/N’lルブ作用
面358も有している。ポンプ作用室180は入口円弧
部に沿って(第9図及び第10図で見て)右から左へ移
動するので、ポンプ作用室180が入口円弧部から離れ
る腟、バルブ作用面358は枝通路334とポンプ作用
室との間の連通を徐徐に遮断せしめる。入口枝通路33
4に対するポンプ作用室の保々なる駆出及び該入口枝通
路からのポンプ作用室の徐々なる遮断を提供することに
より、ポンプ作用室が入口円弧部に沿って移動する際バ
ルブ作用面354及び358はポンプ作用の 室内の圧知誓化率ν1jち変動の相席を減少せしめ、さ
らによりスリッパの揺動及び振動が低減せしめられる。
これによって、カムリング156に対するスリッパの衝
接によるポンプ作動ノイズが低減せしめられると共に、
ポンプ構成部品に作用する作動力が低減せしめられる。
バルブ作用面354、入口導管334及びバルブ作用面
358の合計円弧範囲はポンプ作用室1800円弧範囲
よりも大きい(第12図)。
バルブ作用面354及び358(第9図)の幅、即ち端
部分174に沿った半径方向範囲は人口枝通路334の
直径にほぼ等しい。凹所338及びバルブ作用面354
及び358の前縁部362及び後縁部364は、スリッ
パ164が配置されているスリッパポケット即ち溝37
0(第12図参照)がそれら縁部362及び364を通
過する除核スリッパポケット即ち溝310の前縁部36
6及び後縁部368に対し平行となる。
スリッパ1640半径方向内方の溝310内に含まれて
いるポンプ作用室の部分の@横及び円弧範囲は、ロータ
の半径方向外方に位置しているポンプ作用室の部分の容
積及び円弧範囲よりも小さい。それ故、凹71348(
第9図及び第12図)の円弧範囲は凹Nr 338の円
弧範囲よりも/hさい。
ポンプ作用室が入口円弧部に入る際、該ポンプ作用室が
凹PJr348に露出せしめられる凍でに、ポンプ作用
室は凹r9T338の縁部362(第9図及び第12図
)を越えてかなりの距離にわたって移動している。ロー
タ162の軸線方向端部分には切欠き即ち凹所374 
(第12図)が備えられていてスリッパ篩370の前縁
部を、ロータ162の周面の半径方向外方に位置してい
るポンプ作用室1800部分に連通せしめている。それ
故、ポンプ作用室180が凹舶338の縁部362を越
えて移動する際、スリッパ164の半径方向内方に位置
している溝370の部分は切欠き374ケ介して凹所3
38及び枝導管334に流体連通状#!4ンなして接続
される。
ポンプ作用室180が入口円弧部に沿って移動する際、
スリッパ溝3γ0は移動して半径方向内方の凹PJr3
48及び入口枝通路344に流体連通する(第12図参
照)。ポンプ作用室180が入口円弧部から離れる除、
該ポンプ作用室180が凹/9r338との流体連通状
態から離れた後でも、スリッパ溝370の後縁部368
は凹θr348TtC嬉出している。それ故、ポンプ作
用室180の後方部分、即ち、スリッパ溝370内に位
置している部分は、ポンプ入口と流体連通状態をなして
接続されているポンプ作用室の最後の部分である。
凹所348は、スリッパ溝370と枝導管344との間
の連通ビ徐々vcB断即ち阻止するバルブ作用面378
ケ有している。
次に、ポンプ組立体の出口ポートの構造について述べる
カム面158には出口円弧部に清って一定した割合でロ
ータ162の回転軸線へ向う勾配が付されている。即ち
、各出口円弧部は、各々が同じ小さな円弧範囲を有して
いる多数の円弧増分即ち円弧部分に分割されているとし
て考えることができる。スリッパ164がそれら円弧部
分の各々に沿って次々と移動する際、スリッパは同じ半
径方向距離だけロータ162の回転軸線へ向って半径方
向内方へ移動する。それ故、ポンプ作用室180が出口
円弧部に清って移動する際、ポンプ作用室の容積は、そ
のポンプ作用室が出口円弧部に沿って各円弧増分即ち円
弧部分を移動するたびに同じ量だけ減少せしめられる。
出口円弧部の正確な寸法は本発明の異なる実施例に対し
変わシ得るものであるけれども、その出口円弧部は入口
円弧部よシもかなシ大きな範囲を有している。出口円弧
部の円弧範囲を大きくすることによって、空気及び液体
を含んでいるポンプ作用室内のその空気は、ポンプの高
速作動時その液体に確実に溶は込まされる。液体に溶は
込ませるような空気の圧縮は、出口244乃至262の
うちの関連した一つを通して連通せしめられている流体
圧力の影響を受けてチェックパルプ222乃至240(
第14図参照)が開かしめられる前に生ずる。
出口254乃至262は出口円弧部に浴って等間隔に互
いに離隔せしめられている。出口254乃至262は、
端部分174に形成された概ね矩形の凹所即ち開口38
4,386.390及び392を有している。該矩形の
凹所384乃至392は、端部分174の軸線方向に延
びている円筒状通路396.398,400.402及
び404に流体連通状態をなして接続されている。
出口円弧部に清ってスリッパ164の軸線方向端部と端
部分174との間に最小の半径方向密封距離を維持する
ために、凹所384乃至392は、内側に勾配の付され
ている出口円弧部に清って次第に減少するような範囲に
わたり、半径方向外方に延びている。即ち、凹所384
は凹所386よりも大きく、その凹所386よりも更に
半径方向外方へ延びている。同様に、凹所386は凹所
388よりも大きく、端部分174に沿ってその凹所3
88よりも更に半径方向外方へ延ひている。
これによシ、各スリッパ164が出口円弧部に清って移
動する際、凹所384乃至392は各スリッパ164に
清って実質上同じ位置まで半径方向外方に延びるように
なされている。スリッパが出口円弧部に沿って移動する
際凹所384乃至392は該スリッパ上の同一位置の所
まで延びているので、スリッパと端部分174との間の
密封部の半径方向範囲は出口円弧部に涜って実質上一定
に保たれている。
スリッパ164の概ねキイ方向内側の位置において流体
は各ポンプ作用室180から出口254乃至262へ吐
出される。スリッパ164がロータ162の半径方向内
方へ移動せしめられると、流体はスリッパ溝370から
押出される。ポンプ作用室1800半径方向最外方部分
と出口254乃至262との間に流体連通を提供するた
めに、各スリッパ164の各軸線方向端部には溝408
(第12図)が形成されている。線溝408はスリッパ
の半径方向内面及び外面間に連続した流体連通を提供し
ていると共にその半径方向内面及び外面に作用する圧力
を均等化せしめている。
出口円弧部に沿った各ポンプ作用室180の移動中、該
ポンプ作用室内の流体圧力は変化する傾向がある。出口
円弧部の中央部分で、ポンプ作用室は、低圧状態にある
先行する入口円弧部と後続の入口円弧部とから最も遠く
離されている。低圧の入口円弧部からの距離は、出口円
弧部の両端での圧力よりも比較的高い流体圧力が該出口
円弧部の中央部分で発生せしめられるのを可能ならしめ
ようとする。出口円弧部に沿って流体圧力を均等化せし
めるために、出口256,258及び260は切欠き4
12,414.416及び418(第9図)を有してお
シ、これら切欠きは出口円弧部の比較的高圧の部分から
該出口円弧部の比較的低圧の部分へ向けての流体漏洩を
促進せしめる。例えば、出口凹所386は出口凹所38
4に較べれば、比較的低圧の入口凹所338(第9図参
照)からより遠くに位置しているので、その出口凹所3
84での圧力よりも高い流体圧力が出口凹所386で得
られる。出口凹所384及び386での流体圧力を均等
化するために、切欠き412は出口凹所386から出口
凹所384に向って(第9図で見て)右方へ延びている
。流体は切欠き412に沿って出口凹所386から出口
凹所384へ漏れることができ、その2つの出口凹所で
の流体圧力を均等化せんとする。
出口凹所388は出口円弧部に宿った中央に配置されて
いるので、その出口凹所388には他の出口凹所384
,386.390及び392よりも高い圧力が発生せし
められる可能性がある。それ故、中央の凹所388は出
口凹所386及び390へ向って互いに逆方向に延びて
いる2つの切欠き414及び416を有していて、出口
円弧部の中央部分から出口凹所386及び390へ向っ
て流体が漏洩するのを可能ならしめている。出口凹所3
90は出口凹所392に較べて、次の先行する入口円弧
部からより遠く離されている。出口凹所390及び39
2での流体圧力を均等化するために、その凹所390か
らは凹所392へ向って切欠き418が延びている。
第9図及び第12図には出口254乃至262しか示さ
なかったけれども、出口244乃至252(第8図)は
それら出口254乃至262と同じ構造を有している。
また、ポンプ作用室180及びスリッパ164が出口2
54乃至262と同じ。
態様で出口244乃至252と協働していることは理解
されたい。端板即ち圧力板172には盲の、即ち有底の
出口凹所420(第6図)が備えられていてロータ16
2に作用する軸線方向流体圧力を均等化せしめている。
ばね指片222乃至240(第14回参照)は出口24
4乃至262での流体圧力を受けている。
出口244乃至262での流体圧力が充分に高くなると
、ばね指片222乃至240は閉状態(第15図)から
開状態(第16図)へ駆動せしめられる。出口244乃
至262を通シ、開いているばね指片222乃至240
のまわシを流れる流体の流れを滑らかにするために、出
口244乃至252の所で端部分174の裏側即ち外側
には細長い出口凹所即ち空所424乃至432(第16
図)が形成されている。同様に、出口254乃至262
の所で端部分174の裏側即ち外側には細長い凹所43
4乃至442が形成されている。細長い凹所434乃至
442はばね指片232乃至240の内側に浴って通路
396乃至404がら半径方向外方へ延出している(第
13図及び第14図)。
凹所424乃至442は細長くなっているので、流体は
出口244乃至262から容易に且つ滑らかに流れる。
例えば、第15図及び第16図に示されているごとく、
ばね指片240が第15図に示された閉位置から第16
図に示された開位置へ外側へ移動すると、はね指片の内
側面446と端部分174の外側主要面454との間に
は細長い楔形をした開口452(第16図)が形成され
る。
その比較的長い開口452は凹所442から室212(
第4図)へ流体が滑らかに流れ出るのを可能ならしめて
いる。
ポンプ作用室180内の圧力が室212内の流体圧力及
びばね指片240の固有弾性の影響力に打克つのに充分
な値になってしまえば、第15図の閉位置から第16図
の全開位置へのばね指片240の移動には、そのばね指
片240のわずがづつ増加する移動抵抗に打克つだけの
わずかな圧力増加しか必要とされない。それ故、ばね指
片240によるバルブは速かに開いて流体がポンプ作用
室180から圧力室212へ滑らかに流れるのを可能な
らしめている。圧力室212は導管460(第4図参照
)によシ図示されていないパワーステアリング制御パル
プに流体連通状態をなして接続されていて、ポンプ作用
室から吐出された流体を車輌のパワーステアリング装置
で用いることができるようになっている。
ばね指片240が第16図に示された全開位置へ移動せ
しめられると、該はね指片の外側面448はリテーナリ
ング266の環状内側面464に当接し、こうしてばね
指片の外方への移動が制限されている。このように、リ
テーナリング266はばね指片240の過渡の外側への
移動を阻止して、ポンプ作用室からの流体の流れの影響
でばね指片に永久変形が生じないようにしている。
第9図及び第12図には出口254乃至262しか図示
されていないけれども、出口244乃至252はそれら
出口254乃至262と同じ構造のものでアシ、また、
それら出口254乃至262と同様にポンプ作用室18
0と協動するようになっている。また、第15図及び第
16図にはばね指片240しか図示されていないけれど
も、他のばね指片222乃至238は(のはね指片24
0と同じ態様で作動されるものである。
次に、ポンプ組立体の潤滑について述べる。
ポンプ組立体154の作動中、入口190゜192.1
94及び196(第5図及び第7図参照)の所での低い
圧力により、中心軸線のまわ9で回転するよう駆動軸1
86を支持している円筒軸受472(第4図及び第5図
参照)から離れる方向に流体は吸引される。その軸受4
72を潤滑せしめるために、端部分114には潤滑用通
路476 、478 、480 、482 、484 
、486゜488及び490(第8図参照)が備えられ
ている。同様に、反対側の端部分172(第6図参照)
には潤滑用通路492,494,496,498゜50
0.502.504及び506が備えられている。
潤滑用通路476乃至506は円筒軸受472の(第4
図で見て)右端の所で、ロータ162の軸線方向両端面
に沿って駆動軸186へ潤滑用流体の絞られた流れを導
いている。その潤滑用流体は、円筒状溜め部分272に
接続されている通路514の一端512に、軸受472
に沿って導かれている。それ故、潤滑用流体はポンプ作
用室180から潤滑用通路476乃至506を通って軸
受472に流れることができる。次いで、潤滑用流体は
通路514を通って溜めに導かれる。
潤滑用通路476乃至506はスリッパ溝370(第1
2図参照)の半径方向内方で終っている。
それ故、ロータ162の軸線方向外端面は端部分172
及び174と協働してポンプ作用室180から潤滑用通
路476乃至506への流体流量を絞っている。
次に、ポンプ組立体の別の実施例について述べる。
流体は出口円弧部の終90所でポンプ作用室に捕捉され
、即ち閉じ込められてしまう可能性がある。その結果、
ポンプ作用室が入口円弧部に入る際、該ポンプ作用室内
に比較的高い流体圧力が存在する可能性がある。その比
較的高い圧力はポンプ組立体の作動時、スリッパの振動
及び他のノイズを高めてしまう。従って、ポンプ組立体
154を第17図に示されているように変形してポンプ
作用室内に閉じ込められていた流体が溜めに戻されるの
を可能ならしめ、もってポンプ作用室が入口円弧部と流
体連通する状態に移動する前に、該ポンプ作用室内の流
体圧力を逃がすようにしてもよい。第17図に示されて
いる本発明の別の実諦例は第4図乃至第16図に示され
た実施例と概ね同じなので、同様の構成部品には同じ符
号を付し、また、混同を避けるためにその第17図に用
いられている符号にはraJを添えた。
第17図に示されている通シ、ポンプ組立体154aは
、ロータ162aを囲んでいるカムリング156aを有
している。該カムリングにはばね168aによって複数
個のスリッパ164aが押付けられている。端部分11
2a及び174aはカムリング1561L、 ロータ1
62a及びスリ(・ ツバ164aと協働して、第4図乃至第16図に示され
た実施例に関して前述したのと同じ態様でポンプ作用室
を画定している。
この第17図の実施例においては、スリッパ164aが
出口円弧部に清って移動し終えた直後で且つスリッパが
入口円弧部と係合する以前に、各スリッパ溝370aの
キイ方向内方部分は溜め272Lと流体連通状態に接続
される。ロータ162aに設けられた軸線方向に延びて
いる通路516は、端部分112aに形成されている通
路520に開口している長円形の入口開口518と流体
連通状態に接続されている。その通路520は溜め27
2aに流体連通状態をなして接続されている。スリッパ
164aの下に閉じ込められた液体、又は液体及び空気
はスリッパ溝370aから、ロータ262aに形成され
た通路522を通って逃げることができる。流体は、溜
めに連通している通路520に、通路516に清って導
かれる。
次に、以上述べた本発明を要約して以下に説明する。
本発明によれば、所定の作動速度に達した後は、ポンプ
組立体からの流体流量を低減せしめることなく、該ポン
プ組立体を駆動するのに必要とされるトルクの量を減少
せしめることができる新規な、そして改良されたポンプ
組立体154が提供される。比較的高速でポンプ組立体
154′lk駆動するのに必要とされるトルク量を減少
せしめることにより、車輌のパワーステアリング制御パ
ルプに流体を供給するべくそのポンプ組立体154を用
いた場合、か々りのエネルヤ節減を得ることができる。
トルクの減少を行わせしめるために、ポンプ組立体15
4は、所定のポンプ作動速度を越えた後、ポンプ作用室
180内への液体流倉を絞って各ポンプ作用室が部分的
にしか液体で充たされていす、該ポンプの残シの部分が
空気で充たされるよう構成された流体入口オリフィスを
有している。
ポンプ作用室180が出口円弧部に清って移動する際、
該ポンプ作用室の寸法は減少せしめられ、該ポンプ作用
室内の圧力は上昇せしめられる。出口円弧部に沿って複
数個の出口244乃至262が配置されている。そして
、これら出口にはチェックパルプ222乃至240が備
えられている。
ポンプ作用室180内の流体圧力が、ポンプ組立体から
吐出される流体の圧力と少なくとも同じ大きさになるま
で、各チェックパルプはポンプ作用室からの流体流を阻
止すべく作動する。これにより、ポンプ作用室への望ま
しからざる逆流の発生が最少ならしめられると共に該ポ
ンプ作用室内での衝撃波の発生が最少ならしめられ、そ
れによυ、ポンプ組立体の作動中に発生せしめられるノ
イズが低減せしめられる。
チェックバルジ222乃至240は弾力的にそらされる
ことが可能な、・即ち曲げ可能なばね指片で構成されて
いる。該ばね指片222乃至240は、それらばね指片
の外側面448に作用しているポンプ吐出圧の影響を受
けて閉位置へ向は付勢されている。ばね指片222乃至
240の内側面446はポンプ作用室18oの各々にお
ける流体圧を受けている。ポンプ作用室内の流体圧力が
ポンプ吐出圧を越えると、そのポンプ作用室内の流体圧
力の影響を受けてばね指片は、ポンプ出口を通っての流
体流れを阻止している閉状態から開状態へ移動せしめら
れる。ばね指片222乃至240は多くの異なった位置
に装備することができるけれども、それらばね指片をポ
ンプ組立体の端部分114に装備するのが有利である。
ポンプ組立体154はスリッパペーンポンゾであり、ロ
ータ162を有しておシ、該ロータ162にはポンプ作
用部材、即ちスリッパ164が装備されている。ロータ
162のための軸受4γ2は流れ経路に沿ってポンプ作
用室から該軸受に導かれてきた流体により潤滑せしめら
れ、その流れ経路はポンプ組立体の端部分172及び1
74とロータとの間に形成された通路476乃至506
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に従って構成されたポンプ組立体
の概略図であシ、第2図は第1図に図示されたものと同
様に構成されたポンプ組立体に関しての代表的な流量対
速度曲線及びトルク対速度曲線を示すグラフであシ、第
3図は第1図に示されたものと同様に構成されたポンプ
組立体の場合の出口円弧部に沿ったポンプ作用室の位置
と該ポンプ作用室内の流体圧力との代表的な関係を示す
グラフであシ、第4図は本発明に従って構成されたポン
プ組立体の一特定好適実施例の断面図であシ、第5図は
第4図のポンプ組立体の一部分の拡大断面部分図で、ポ
ンプ作用室が入口円弧部に沿って移動する際溜めから該
ポンプ作用室へ導かれる流体が通させしめられる入口を
示している図であシ、第6図は第5図の概ね6−6線に
沿った断面図で、ポンプ作用室へ流入する流体が通させ
しめられる開口を備えた内方端板即ち端部分を示してい
る図であシ、第7図は第4図のポンプ組立体の一部分を
示す断面部分図で、ポンプ作用室が入口円弧部に沿って
移動する際溜めから該ポンプ作用室へ導かれる流体が通
させしめられる別の入口を示している図であシ、第8図
は第7図の概ね8−8線に沿って見た平面図で、ポンプ
作用室へ流入する流体が通させしめられる開口を有して
いる外方端板即ち端部分を示j−でいる図であシ、第9
図は第8図の外方端部分の一部分を示す拡大部分図で、
ポンプ作用室が入口円弧部に沿って移動する際該ポンプ
作用室へ流入する流体が通させしめられる入口と、ポン
プ作用室が出口円弧部に清って移動する際該ポンプ作用
室から流出する流体が通させしめられる出口との関係を
示している図であり、第10図は第9図の概ね10−1
0綜に沿った拡大断面部分図で、流体入口の所に設けら
れている複数の開口のうちの一つの構造を詳細に示して
いる図であり、第11図は第9図の概ね11−11線に
沿った拡大断面部分図で、流体入口の所に設けられてい
る開口のうちの別のものの構造を示している図であシ、
第12図は、第4図のポンプ組立体のカムリング、ロー
タ、ポンプ作用部材、及び外方端部分即ち圧力板の相互
の関係を示している拡大断面部分図であシ、第13図は
第7図の13−13線に概ね沿って見た場合の平面図で
、外方端部分に形成された細長い出口空所の形状を示し
ておシ、図示明瞭化の目的で流量制御バルブを除去しで
ある図であシ、第14図は第7図の概ね14−14線に
沿って取られた平面図で、流量制御パルプを示している
図であり、第15図は第14図の15−15線に沿って
取られた拡大断面部分図で、流量制御バルブと出口との
間の関係を示し、また、出口を通しての流体流れを阻止
する閉位置に置かれている流量制御パルプの状態を示し
ている図であシ、第16図は第15図と概ね同様の断面
部分図で、流体が出口を通って流れるのを可能ならしめ
る開位置に置かれた流量制御パルプを示している図でア
リ、第17図は本発明の別の実施例の一部分を示す断面
部分図である。 20・・・ポンプ組立体、22・・・カムリング、24
・・・内周面、26.28・・・入口円弧部、30.3
2・・・出口円弧部、36.38・・・萱封円弧部、4
0゜42.44.46・・・遷移円弧部、50・・・ロ
ータ、54.56.5B、60.62.64.66゜6
8.70.72・・・ベーン、76.78,80゜82
.84.86,88,90.92.94・・・ポンプ作
用室、98・・・矢印、100・・・駆動軸、102゜
104・・・導管、108.110・・・曲線、114
゜116・・・オリフィス1.120・・・吐出室即ち
圧力室、122.124,126,128,130,1
32゜134.136,138,140・・・チェック
パル′プ、144・・・線、146.148・・・曲線
、154゜154a・・・ポンプ組立体、156.15
6a・・・カムリング、158・・・内側面、159・
・・入口円弧部、160・・・出口円弧部、162.1
62a・・・ロータ、164.164a・・・スリッパ
、168.168a・・・ばね、172 、172 a
 、 174 、174 a −・・端部分、180・
・・ポンプ作用室、182・・・矢印、186・・・駆
動軸、190,192,194,196゜・・・導管即
ち入口、202 、204 、206 、208・・・
オリフィス、212・・・吐出室即ち圧力室、216・
・・チェックパルプシステム、220・・・ベース部分
、222.224,226,228゜230,232゜
234.236,238.240・・・ばね指片即ちパ
ルプ、244,246.248,250,252゜25
4.256,258.260.262・・・通路即ち出
口、272.272a・・・溜め、274・・・ノ・ウ
ジング、276・・・主溜め、278・・・開口、28
2・・・ハウジング、284・・・導管、288.29
0 。 292.294・・・開口、296.298・・・枝通
路、300.302・・・入口凹所、304・・・円筒
面、306.308・・・枝通路、310.312・・
・凹所、320.322・・・開口、326,328・
・・開口端332.334・・・枝通路、336.33
8・・・凹所、344・・・枝通路、346.348・
・・凹所、254゜258・・・パルプ作用面、362
・・・縁部、366・・・前線部、368・・・後縁部
、370.370a・・・スリッパ溝、374・・・切
欠き、378・・・パルプ作用面、384.386・・
・開口即ち凹所、388・・・凹所、390.392・
・・開口即ち凹所、396゜398.400,402.
404・・・通路、408・・・溝、412,414,
416.418・・・切欠き、420・・・出口凹所、
424,426,428゜430 、432 、434
 、436 、438 、440゜442・・・凹所、
446・・・内側面、448・・・外側面、452・・
・楔形開口、454・・・主要外側面、460・・・導
管、464・・・環状内側面、4T2・・・軸受、47
6.478,480,482.484,486゜488
.490,492,494,496,498゜500.
502,504,506・・・潤滑用通路、512・・
・一端、514.516・・・通路、518・・・入口
開口、520.522・・・通路。 代理人 浅 村   皓 図面の浄鉗(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ポンプ組立体であって、作動速度が高まるにつれて
    1回転毎に該ポンプ組立体から吐出される液体の容積を
    減少せしめる前記回転ポンプ組立体にして、 円形列をなして配置された流体入口円弧部及び流体出口
    円弧部を画定しているカム装置と、前記カム装置と協働
    して、液体、又は液体及び空気を保持する複数個のポン
    プ作用室を画定するためのポンプ作用室画定装置であっ
    て、該複数個のポンプ作用室は前記カム装置によって囲
    まれていると共に、前記入口円弧部及び前記出口円弧部
    に沿って延びている円形経路に沿って順々に移動可能な
    らしめられている前記ポンプ作用室画定装置と、 前記入口円弧部に流体連通状態をなして接続されていて
    前記ポンプ作用室の各々が前記入口円弧部に沿って移動
    する際、前記ポンプ組立体の作動速度が高まるにつれて
    減少する容積の液体をロ訂言己ポンプ作用室に流れせし
    めるための装置と、前記ポンプ組立体の作動速度が高ま
    る【こつれて増加する距離にわたり前記ポンプ作用室力
    ;前d己出口円弧部に沿って移動する間該ポンプ作用室
    力)らの流体流れを阻止するためのパルプ装置であって
    、該パルプ装置は(イ)前記出口円弧部番こ沿って延び
    ている一列をなす複数の出口ボートと、(ロ)複数個の
    細長いはね指片とを有しており、前記出口ポートの各々
    は、前記ポンプ作用室が前記出口円弧部しこ沿って移動
    する際該ポンプ作用室番こ次々と流体連通状態をなして
    接続されるよう番こなっており、前記ばね指片の各々は
    固定端部分と自由端部分とを有しており、該自由端部分
    は、前記ポンプ作用室の各々が前記出口円弧部に沿って
    移動する際該ポンプ作用室内の流体圧力の影響を受けて
    閉状態力)   。 ら開状態に移動可能であり、該閉状態では前記出口ボー
    トを通しての流体流れが阻止されている前記パルプ装置
    と、を有していることを特徴とする回転ポンプ組立体。
JP58092218A 1982-05-25 1983-05-25 回転ポンプ組立体 Granted JPS5928081A (ja)

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US381702 1982-05-25

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JPS6361509B2 JPS6361509B2 (ja) 1988-11-29

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FR (1) FR2530741B1 (ja)

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