JPS5927956Y2 - 整形プレスのノツクアウト装置 - Google Patents
整形プレスのノツクアウト装置Info
- Publication number
- JPS5927956Y2 JPS5927956Y2 JP7503877U JP7503877U JPS5927956Y2 JP S5927956 Y2 JPS5927956 Y2 JP S5927956Y2 JP 7503877 U JP7503877 U JP 7503877U JP 7503877 U JP7503877 U JP 7503877U JP S5927956 Y2 JPS5927956 Y2 JP S5927956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knockout
- support pin
- plate
- bar
- knockout device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プレス整形された型打品を、下型内から自動
的に搬出コンベア上へキックアウトさせるためのノック
アウト装置に関するものである。
的に搬出コンベア上へキックアウトさせるためのノック
アウト装置に関するものである。
プレス整形などにおいて整形打ちされた型打品は、ノッ
クアウト装置によって突上げられて下型から離脱される
。
クアウト装置によって突上げられて下型から離脱される
。
しかし従来のノックアウト装置は、ノックアウト・ピン
によって真上方向に突上げられるだけの構造であるので
、ノックアウトされた成品は単に下型からの密着状態を
解除させるだけにとどまり、これを搬出コンベア上へ移
し変えるには、マニプレータを使用するか、もしくは手
作業によって行う以外にはなく、作業能率上好ましいも
のではなかった。
によって真上方向に突上げられるだけの構造であるので
、ノックアウトされた成品は単に下型からの密着状態を
解除させるだけにとどまり、これを搬出コンベア上へ移
し変えるには、マニプレータを使用するか、もしくは手
作業によって行う以外にはなく、作業能率上好ましいも
のではなかった。
これとは別に転回揺動するレバーを用いて型打品を下型
から蹴出す手段もあるが、型打品が複雑形状を伴う場合
は円滑に取出せない不都合があった。
から蹴出す手段もあるが、型打品が複雑形状を伴う場合
は円滑に取出せない不都合があった。
本考案の目的は、下型からの離脱と転回との２種類の動
作を、型打品に対して段階的に連続して与えることので
きる極めて簡易構造のノックアウト装置を得て、従来の
この種装置における不都合を解消させたことにある。
作を、型打品に対して段階的に連続して与えることので
きる極めて簡易構造のノックアウト装置を得て、従来の
この種装置における不都合を解消させたことにある。
本考案は、下型の縦溝内へ配置された複数のノックアウ
ト・プレートと、前記ノックアウト・プレートを下方か
ら突上げるノックアウト・バーと、前記ノックアウト・
バーを作動する駆動機構とを備えた整形プレスのノック
アウト装置において、前記ノックアウト・プレートの端
部には上下方向に伸びる長孔を形成し、前記長孔内には
前記下型に取り付けられた支持ピンを通し、前記ノック
アウト・プレートを前記支持ピンで案内して上下動させ
かつその支持ピンを支点として回動させるように構威し
である。
ト・プレートと、前記ノックアウト・プレートを下方か
ら突上げるノックアウト・バーと、前記ノックアウト・
バーを作動する駆動機構とを備えた整形プレスのノック
アウト装置において、前記ノックアウト・プレートの端
部には上下方向に伸びる長孔を形成し、前記長孔内には
前記下型に取り付けられた支持ピンを通し、前記ノック
アウト・プレートを前記支持ピンで案内して上下動させ
かつその支持ピンを支点として回動させるように構威し
である。
以下、図面によって本考案のノックアウト装置の１実施
例を具体的に説明する。
例を具体的に説明する。
第１図に示すような複雑形状の整形下型１において、型
打品のノックアウト位置を例えば２個所定め、型打品の
軸線に直交する縦溝１１を設けてノックアウト・プレー
ト２を嵌入させる。
打品のノックアウト位置を例えば２個所定め、型打品の
軸線に直交する縦溝１１を設けてノックアウト・プレー
ト２を嵌入させる。
このノックアウト・プレート２は、第２図に示すように
型打品６に係合する部分を揺動側とし、他端を枢着側と
して支持ピン２１で下型１に枢結させた垂直揺動可能の
起立板になされているが、枢着側には縦方向に長い長孔
２２を設けて支持ピン２１で枢結しであるため、該長孔
２２の案内係合によってそのままの状態で上昇変位も可
能になされ、上限位置に達してから該支持ピン２１を回
転中心とする転回揺動が行えるようになっている。
型打品６に係合する部分を揺動側とし、他端を枢着側と
して支持ピン２１で下型１に枢結させた垂直揺動可能の
起立板になされているが、枢着側には縦方向に長い長孔
２２を設けて支持ピン２１で枢結しであるため、該長孔
２２の案内係合によってそのままの状態で上昇変位も可
能になされ、上限位置に達してから該支持ピン２１を回
転中心とする転回揺動が行えるようになっている。
ノックアウト・プレート２の下方には、下型１の底面を
通貫してノックアウト・バー３が垂設しである。
通貫してノックアウト・バー３が垂設しである。
該ノックアウト・バー３の下端は、プレスベッド４に固
設したシリンダ５の、揺動レバ５１の揺動端に係合され
ていて、シリンダ５の作動によって上下方向へ昇降移動
されるようになつおり、この昇降動作によって、ノック
アウト・プレート２の揺動端を下方から突上げて、該ノ
ックアウト・プレートに対して上昇動作と転回揺動動作
を与えることができるようになっている。
設したシリンダ５の、揺動レバ５１の揺動端に係合され
ていて、シリンダ５の作動によって上下方向へ昇降移動
されるようになつおり、この昇降動作によって、ノック
アウト・プレート２の揺動端を下方から突上げて、該ノ
ックアウト・プレートに対して上昇動作と転回揺動動作
を与えることができるようになっている。
次に本装置の作用を説明する。
プレス整形が完了した時点で、型打品６は下型２内に在
り、ノックアウト機構は第２図の位置関係を保っている
が、上型（図示せず）が上昇すると同時にシリンダ５が
作動し、揺動レバ５１の揺動端を上方へ揺動させてノッ
クアウト・バー３に上昇動作を与える。
り、ノックアウト機構は第２図の位置関係を保っている
が、上型（図示せず）が上昇すると同時にシリンダ５が
作動し、揺動レバ５１の揺動端を上方へ揺動させてノッ
クアウト・バー３に上昇動作を与える。
これにより、ノックアウト・バー３は第３図の点線に示
すように、型打品６の荷重の影響を受けてそのままの状
態で垂直上昇し、型打品６を下型１から離脱させる。
すように、型打品６の荷重の影響を受けてそのままの状
態で垂直上昇し、型打品６を下型１から離脱させる。
ノックアウト・プレート２の長孔２２の下端が支持ピン
２１に係合して上昇の限界に達しても、ノックアウト・
バー３は依然として上昇動作を続ける。
２１に係合して上昇の限界に達しても、ノックアウト・
バー３は依然として上昇動作を続ける。
このためノックアウト・プレート２は支持ピン２１を回
転中心として外方へ転回揺動され、すでにプレート上に
掬いとっている型打品６を矢示のように回転させながら
搬出コンベア（図示せず）上へキックアウトする。
転中心として外方へ転回揺動され、すでにプレート上に
掬いとっている型打品６を矢示のように回転させながら
搬出コンベア（図示せず）上へキックアウトする。
キックアウト後は、シリンダ５が復動してノックアウト
・バー３が下降されるため、ノックアウト・プレート２
は水平状態に戻り、そののち下降して第２図に示すノッ
クアウト待機状態に復する。
・バー３が下降されるため、ノックアウト・プレート２
は水平状態に戻り、そののち下降して第２図に示すノッ
クアウト待機状態に復する。
本考案のノックアウト装置によれば、整形後の型打品を
垂直方向へ揚持したのち、側方へ転回して蹴出すように
構成したものであるので、複雑形状の型打品を含む各種
形状の型打品をスムーズに搬出ラインへ自動的に転送さ
せることができる。
垂直方向へ揚持したのち、側方へ転回して蹴出すように
構成したものであるので、複雑形状の型打品を含む各種
形状の型打品をスムーズに搬出ラインへ自動的に転送さ
せることができる。
また装置の構成は極めて簡易であるので低置コストにて
設備することができ、保守も容易である。
設備することができ、保守も容易である。
第１図は本考案のノックアウト装置を備えた整形下型の
上面図。 第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線による断面図。 第３図は要部の作動、形態を示す説明図。１：下型、２
：ノックアウト・プレート、３：ノックアウト・バー、
４ニブレスベツド、５ニジリンダ、６：型打品、１１：
縦溝、２１：支持ピン、２２：長孔、５１：揺動レバ。
上面図。 第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線による断面図。 第３図は要部の作動、形態を示す説明図。１：下型、２
：ノックアウト・プレート、３：ノックアウト・バー、
４ニブレスベツド、５ニジリンダ、６：型打品、１１：
縦溝、２１：支持ピン、２２：長孔、５１：揺動レバ。
Claims (1)
- 下型の縦溝内へ配置された複数のノックアウト・プレー
トと、前記ノックアウト・プレートを下方から突上げる
ノックアウト・バーと、前記ノックアウト・バーを作動
する駆動機構とを備えた整形プレスのノックアウト装置
において、前記ノックアウト・プレートの端部には上下
方向に伸びる長孔を形威し、前記長孔内には前記下型に
取り付けられた支持ピンを通し、前記ノックアウト・プ
レートを前記支持ピンで案内して上下動させがっその支
持ピンを支点として回動させる構成を特徴とする整形プ
レスのノックアウト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7503877U JPS5927956Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 整形プレスのノツクアウト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7503877U JPS5927956Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 整形プレスのノツクアウト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS542879U JPS542879U (ja) | 1979-01-10 |
| JPS5927956Y2 true JPS5927956Y2 (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=28989122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7503877U Expired JPS5927956Y2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | 整形プレスのノツクアウト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927956Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194453U (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-24 | 川本 正 | 墓前花立筒 |
| JPH0413337Y2 (ja) * | 1985-04-05 | 1992-03-27 |
-
1977
- 1977-06-09 JP JP7503877U patent/JPS5927956Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS542879U (ja) | 1979-01-10 |
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