JPH0413337Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0413337Y2
JPH0413337Y2 JP1985050045U JP5004585U JPH0413337Y2 JP H0413337 Y2 JPH0413337 Y2 JP H0413337Y2 JP 1985050045 U JP1985050045 U JP 1985050045U JP 5004585 U JP5004585 U JP 5004585U JP H0413337 Y2 JPH0413337 Y2 JP H0413337Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
flower stand
retaining protrusion
concrete
fitting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985050045U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61166059U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985050045U priority Critical patent/JPH0413337Y2/ja
Publication of JPS61166059U publication Critical patent/JPS61166059U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0413337Y2 publication Critical patent/JPH0413337Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、墓参供花時に使用される墓前花立筒
に関し、とくに墓石に迅速に取り付けることがで
きるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から、この種の墓前花立筒を墓石に対して
取り付けるに際しては、第3図に示すように、上
端開口bを朝顔状に拡げた有底の花立筒体aを着
脱自在に螺合支持する伏皿状台座cの下面に円形
の石突き部dを突設し、コンクリートf流し込み
用の孔eを備えたこの石突き部dを未硬化のコン
クリートfに埋め込んでいる。
また、実公昭54−33599号公報の墓前花立筒が
従来公知となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第3図に示す墓前花立筒は、コ
ンクリートfが硬化しないうちに台座cに花立筒
体aを取り付けると、傾斜したり倒れてしまう恐
れがあり、コンクリートfの硬化まで長時間の管
理が必要であつた。
また、実公昭54−33599号公報の墓前花立筒は、
墓石の陥没穴に充填した生コンクリートに埋め込
まれる下端の脚筒が中空であることから、埋め込
みの際の空気抜き用の孔が開設されており、供花
を差す筒体と基台との結合部側へ、この空気抜き
孔を介して生コンクリートが侵入し、付着する恐
れがあつた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、墓前花立筒を墓
石に迅速かつ簡単に取り付けることを可能とする
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案に係る墓前
花立筒は、上部花立筒体を挿脱自在に支承保持す
る支持筒の底面中央に、墓石上面に形成した嵌合
穴に圧入され接着剤で固着される中実の棒状の抜
け止め突起を突設し、この抜け止め突起の下部
に、接着剤を充填する充填孔を抜け止め突起の直
径方向に貫通形成したものである。
〔作用〕
本考案の墓前花立筒を墓石上に取り付ける場合
は、予め墓石上面に形成した嵌合穴内に接着剤を
適量充填し、かつ支持筒の底面中央から突出した
抜け止め突起の充填孔に接着剤を充填して、この
抜け止め突起を前記嵌合穴に圧入する。充填孔内
の接着剤は抜け止め突起の外周面と墓石の嵌合穴
内面との間に介在する接着剤を橋絡した状態で固
化するため、強固な固定状態が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案を、第1図及び第2図に示す一実
施例を参照しながら説明すると、1は墓石コンク
リート、2はこの墓石コンクリート1の上面の所
定位置に形成した嵌合穴である。
墓前花立筒は、外周下縁5′が墓石コンクリー
ト1上に着座する伏皿状台座部5を、筒状本体6
の底面に一体形成した支持筒3を有し、供花を差
す上部花立筒体8が、前記筒状本体6に挿脱自在
に支承保持されるようになつている。7は筒状本
体6の周壁下部における一ないし複数箇所に開設
された水抜き孔である。
支持筒3の底面中央には、伏皿状台座5の外周
下縁5′よりも下方の位置に達する中実の円柱状
の抜け止め突起4が一体に突設されている。抜け
止め突起4の下部には、充填孔9が貫通形成され
ている。
伏皿状台座5の内面には、下端がこの伏皿状台
座部5の外周下縁5′と面一であつて前記抜け止
め突起4の上部を中心にして放射状に延びるリブ
10が形成されている。
上記構成の墓前花立筒を墓石コンクリート1に
取り付ける場合は、墓石コンクリート1の上面の
嵌合穴2に接着剤11あるいは接着剤としてのセ
メントを適量充填する一方、抜け止め突起4の充
填孔9に同じく接着剤11を満たしてから、この
抜け止め突起4を嵌合穴2内に押し込めば良く、
嵌合穴2の内面に抜け止め突起4の外周面が支持
されるので、接着剤11の固化を待つことなく安
定した取り付け状態が得られる。
また、上記取り付けの過程で、嵌合穴2内の接
着剤11の一部は、抜け止め突起4の侵入に伴つ
て墓石コンクリート1の上面に溢れ出すととも
に、抜け止め突起4の外周面と嵌合穴2の内面と
の間に介在状態に残つた接着剤11は抜け止め突
起4の充填孔内の接着剤11と融和し、嵌合穴2
の内面間を橋絡した状態で固化するため、抜け止
め突起4が強固に抜け止めされる。
また、抜け止め突起4は中実の円柱であつて、
これを中空とした場合のような、支持筒3の底面
への空気抜き孔の開設を必要としないので、嵌合
穴2への圧入の際に接着剤11の一部が支持筒3
の筒状本体6内に侵入することもない。
〔考案の効果〕
以上、本考案の墓前花立筒は、支持筒底面に突
設した抜け止め突起を、墓石の嵌合孔に接着剤を
介して嵌合するものであり、接着剤の固化を待つ
ことなく安定支持されるので、未硬化のコンクリ
ートに埋め込むようにした場合のような取り付け
後の管理が不要であり、しかも、抜け止め突起の
充填孔内の接着剤が嵌合穴の内面間を橋絡した状
態で固化するので、強固な固定状態が得られ、接
着剤の一部が支持筒内へ溢れて付着する恐れもな
いといつた優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る墓前花立筒の
取り付け状態を示す断面図、第2図は同じく支持
筒の底面図、第3図は従来の墓前花立筒の取り付
け状態を示す断面図である。 1……墓石コンクリート、2……嵌合穴、3…
…支持筒、4……抜け止め突起、8……上部花立
筒体、9……充填孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部花立筒体を挿脱自在に支承保持する支持筒
    の底面に、墓石上面に形成した嵌合穴に圧入され
    接着剤で固着される中実の棒状の抜け止め突起を
    突設し、この抜け止め突起の下部に、接着剤を充
    填する充填孔を抜け止め突起の直径方向に貫通形
    成したことを特徴とする墓前花立筒。
JP1985050045U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0413337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050045U JPH0413337Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050045U JPH0413337Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166059U JPS61166059U (ja) 1986-10-15
JPH0413337Y2 true JPH0413337Y2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=30567810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985050045U Expired JPH0413337Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0413337Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542879U (ja) * 1977-06-09 1979-01-10
JPS5433599U (ja) * 1977-08-10 1979-03-05
JPS6014768B2 (ja) * 1976-08-12 1985-04-16 古河電気工業株式会社 水溶化耐熱性樹脂組成物の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899448U (ja) * 1981-12-28 1983-07-06 布施 俊夫 墓前花立て
JPS6014768U (ja) * 1983-07-08 1985-01-31 三宝産業株式会社 墓前用花立

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014768B2 (ja) * 1976-08-12 1985-04-16 古河電気工業株式会社 水溶化耐熱性樹脂組成物の製造方法
JPS542879U (ja) * 1977-06-09 1979-01-10
JPS5433599U (ja) * 1977-08-10 1979-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61166059U (ja) 1986-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232846A (en) Base for poles
JPH0413337Y2 (ja)
JP3130175U (ja) ポール基礎構造
JPH0734109Y2 (ja) 鉄筋継手スリーブ固定治具
JPH0645552Y2 (ja) 空間形成用スリーブを接続するコンクリート埋設コーン
JPH0413336Y2 (ja)
JP2000234409A (ja) コンクリートスラブの施工方法およびその施工に用いる埋込材
JPH0119729Y2 (ja)
JPH0735541U (ja) コンクリート製基礎ブロック
JPH067165Y2 (ja) 卵形構造物の型枠構造
JPH0455134Y2 (ja)
JPH0711207Y2 (ja) 埋込みアンカ−
JPS6343284Y2 (ja)
JPH0412926Y2 (ja)
JPS607404Y2 (ja) ゴムライナ
JP3942735B2 (ja) ドレイン本体の固定装置
JPH071388Y2 (ja) スペーサー
JPH0435476Y2 (ja)
JPH0417709Y2 (ja)
JPS6210356Y2 (ja)
JPS6322316Y2 (ja)
JPH0352359Y2 (ja)
JPH0622047Y2 (ja) コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置
JPH0335012Y2 (ja)
JP2001214536A (ja) インサート器具