JPH0622047Y2 - コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置 - Google Patents
コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置Info
- Publication number
- JPH0622047Y2 JPH0622047Y2 JP14519388U JP14519388U JPH0622047Y2 JP H0622047 Y2 JPH0622047 Y2 JP H0622047Y2 JP 14519388 U JP14519388 U JP 14519388U JP 14519388 U JP14519388 U JP 14519388U JP H0622047 Y2 JPH0622047 Y2 JP H0622047Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- drainage pipe
- bolt
- concrete wall
- cup member
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、防護壁や埋立地における囲壁等のように構築
後において水はけの必要性があるコンクリート壁を形成
する際に用いられるものであって、詳しくは、コンクリ
ート壁の所要箇所に、その壁厚方向に貫通する水抜き路
を形成する所の水抜用パイプをコンクリート壁施工用の
対向組立型枠間に保持させるための装置に関する。
後において水はけの必要性があるコンクリート壁を形成
する際に用いられるものであって、詳しくは、コンクリ
ート壁の所要箇所に、その壁厚方向に貫通する水抜き路
を形成する所の水抜用パイプをコンクリート壁施工用の
対向組立型枠間に保持させるための装置に関する。
<従来の技術> 従来のこの種の装置としては、例えば第12図で示すよ
うに、水抜用パイプ(01)の開口端部に嵌合して該水抜用
パイプ(01)を保持する嵌合筒部(02)を備えた取付金具(0
3)があり、この金具を型枠(04)に釘打ち固定して前記水
抜用パイプ(01)を保持している。
うに、水抜用パイプ(01)の開口端部に嵌合して該水抜用
パイプ(01)を保持する嵌合筒部(02)を備えた取付金具(0
3)があり、この金具を型枠(04)に釘打ち固定して前記水
抜用パイプ(01)を保持している。
<考案が解決しようとする課題> ところで前記取付金具(03)は、金属板からプレス加工に
よって一体的に形成されているものであるから、嵌合筒
部(02)と取付片(05)との相対的な角度が一定であり、且
つ嵌合筒部(02)の外径も一定である。しかるに、施工さ
れるコンクリート防護壁の外面は地形や土質その他の条
件によってその傾斜角が異なり、且つ土壌からの排水量
も異なるので埋め込む水抜用パイプも所望の径のものを
選択する必要かある。
よって一体的に形成されているものであるから、嵌合筒
部(02)と取付片(05)との相対的な角度が一定であり、且
つ嵌合筒部(02)の外径も一定である。しかるに、施工さ
れるコンクリート防護壁の外面は地形や土質その他の条
件によってその傾斜角が異なり、且つ土壌からの排水量
も異なるので埋め込む水抜用パイプも所望の径のものを
選択する必要かある。
従って、前記従来手段における取付金具(03)は嵌合筒部
(02)と取付片(05)との相対的な角度が直角なものから順
次角度を異ならしめた各種のものを用意せねばならず、
その上に嵌合筒部の直径も何種類かの異なったものを準
備せねばならないため、その品種は非常に多くなり取付
金具の管理が面倒であり且つロスが多くなる等の欠点が
ある。
(02)と取付片(05)との相対的な角度が直角なものから順
次角度を異ならしめた各種のものを用意せねばならず、
その上に嵌合筒部の直径も何種類かの異なったものを準
備せねばならないため、その品種は非常に多くなり取付
金具の管理が面倒であり且つロスが多くなる等の欠点が
ある。
そこで本考案は前記した従来課題を解決したコンクリー
ト壁水抜用パイプの型枠への保持装置を提供することを
主たる目的とするものである。
ト壁水抜用パイプの型枠への保持装置を提供することを
主たる目的とするものである。
<課題を解決する為の手段> 上記の目的を達成するために本考案は、コンクリート壁
(A)の所要箇所に、その壁厚方向に貫通する水抜用パイ
プ(1)をコンクリート壁施工用の対向組立型枠(6),(6)に
保持させるための装置であって、前記組立型枠(6),(6)
のコンクリート打設面に固定された半球状のカップ部材
(2)の球面部に組立型枠の上下方向に延びる貫通長穴(3)
を設け、前記カップ部材(2)の内側より抜脱防止用大径
部(4a)を有するボルト(4)の軸部(4b)を前記長穴(3)から
突出させ、この突出されたボルト軸部(4b)に前記水抜用
パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリング状プラ
グ(5)を着脱自在に取り付け、このリング状プラグ(5)を
前記水抜用パイプ(1)の開口端部に着脱自在に嵌挿して
構成したものである。
(A)の所要箇所に、その壁厚方向に貫通する水抜用パイ
プ(1)をコンクリート壁施工用の対向組立型枠(6),(6)に
保持させるための装置であって、前記組立型枠(6),(6)
のコンクリート打設面に固定された半球状のカップ部材
(2)の球面部に組立型枠の上下方向に延びる貫通長穴(3)
を設け、前記カップ部材(2)の内側より抜脱防止用大径
部(4a)を有するボルト(4)の軸部(4b)を前記長穴(3)から
突出させ、この突出されたボルト軸部(4b)に前記水抜用
パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリング状プラ
グ(5)を着脱自在に取り付け、このリング状プラグ(5)を
前記水抜用パイプ(1)の開口端部に着脱自在に嵌挿して
構成したものである。
<作用> 上記のごとく構成された保持装置では、その使用時に於
いて、カップ部材(2)を所定の間隔を隔てて対向組成し
たコンクリート型枠(6),(6)のコンクリート打設面の所
望の箇所に適当な手段、例えば実施例図面で示すような
クギ打ちによって固定し、そしてカップ部材(2)の長穴
(3)から突出されたボルト軸部(4b)に、使用される水抜
用パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリング状プ
ラグ(5)を選択してこれを取り付ける。そして水抜用パ
イプ(1)の開口両端部に前記リング状プラグ(5)を第4図
に示すように差し込んで該水抜用パイプ(1)を保持させ
る。この時、前記ボルト(4)は長穴(3)に沿つて移動させ
ることが出来るので、コンクリート型枠(6)と水抜用パ
イプ(1)との相対角度を前記長穴(3)の範囲内で自由に調
整することが可能である。
いて、カップ部材(2)を所定の間隔を隔てて対向組成し
たコンクリート型枠(6),(6)のコンクリート打設面の所
望の箇所に適当な手段、例えば実施例図面で示すような
クギ打ちによって固定し、そしてカップ部材(2)の長穴
(3)から突出されたボルト軸部(4b)に、使用される水抜
用パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリング状プ
ラグ(5)を選択してこれを取り付ける。そして水抜用パ
イプ(1)の開口両端部に前記リング状プラグ(5)を第4図
に示すように差し込んで該水抜用パイプ(1)を保持させ
る。この時、前記ボルト(4)は長穴(3)に沿つて移動させ
ることが出来るので、コンクリート型枠(6)と水抜用パ
イプ(1)との相対角度を前記長穴(3)の範囲内で自由に調
整することが可能である。
このようにして組成したのち、コンクリート打設硬化後
において型枠(6),(6)を除去することにより、コンクリ
ート防護壁(A)に土壌(B)からの水を抜き取る水抜き用通
路(7)となる水抜用パイプ(1)が形成されるものである。
において型枠(6),(6)を除去することにより、コンクリ
ート防護壁(A)に土壌(B)からの水を抜き取る水抜き用通
路(7)となる水抜用パイプ(1)が形成されるものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、所要箇所に厚壁方向に貫通する水抜用パイプ
(1)が形成されたコンクリート防護壁(A)を示し、第2図
は前記水抜用パイプ(1)をコンクリート防護壁作成用の
組立型枠(6),(6)間に保持させた状態を示すものであっ
て、そのための装置は次のように構成されている。
(1)が形成されたコンクリート防護壁(A)を示し、第2図
は前記水抜用パイプ(1)をコンクリート防護壁作成用の
組立型枠(6),(6)間に保持させた状態を示すものであっ
て、そのための装置は次のように構成されている。
第3図及び第4図において、符号(2)は半球状のカップ
部材であってその開口縁に釘穴(2a)を有する取付鍔部(2
b)が形成されており、この釘穴(2b)から釘(8)を木製の
型枠(6)に打込むことにより、該型枠(6)のコンクリート
施工面にカップ部材(2)が固定されている。
部材であってその開口縁に釘穴(2a)を有する取付鍔部(2
b)が形成されており、この釘穴(2b)から釘(8)を木製の
型枠(6)に打込むことにより、該型枠(6)のコンクリート
施工面にカップ部材(2)が固定されている。
而して、前記カップ部材(2)の球面部には組立型枠(6)に
対して上下方向に延びる貫通長穴(3)が設けられてお
り、前記カップ部材(2)の内側より抜脱防止用大径部(4
a)を有するボルト(4)の軸部(4b)が前記長穴(3)から突出
されている。そしてこの突出されたボルト軸部(4b)に前
記水抜用パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリン
グ状プラグ(5)が取り付けられており、該リング状プラ
グ(5)が水抜用パイプ(1)の開口端に着脱自在に嵌挿され
ている。前記リング状プラグ(5)のカップ部材(2)に面す
る側面(5b)は凹面状ににえぐられているカップ部材(2)
の球面に安定よく当接できるようになっている。また、
前記リング状プラグ(5)と前記ボルト軸部(4b)との着脱
自在な取付け手段として図に示した実施例では、前記リ
ング状プラグ(5)の中心にボルト挿通穴(5a)を設けてこ
れにボルト軸部(4b)を貫通させ、この貫通先端部分にナ
ット(9)を螺合する手段が採られているが、これにかえ
て前記リング状プラグ(5)の貫通穴(5a)に前記ボルト軸
部(4b)に螺合するねじを形成して直接螺合するようにし
てもよい。
対して上下方向に延びる貫通長穴(3)が設けられてお
り、前記カップ部材(2)の内側より抜脱防止用大径部(4
a)を有するボルト(4)の軸部(4b)が前記長穴(3)から突出
されている。そしてこの突出されたボルト軸部(4b)に前
記水抜用パイプ(1)の内径と略等しい外径を有するリン
グ状プラグ(5)が取り付けられており、該リング状プラ
グ(5)が水抜用パイプ(1)の開口端に着脱自在に嵌挿され
ている。前記リング状プラグ(5)のカップ部材(2)に面す
る側面(5b)は凹面状ににえぐられているカップ部材(2)
の球面に安定よく当接できるようになっている。また、
前記リング状プラグ(5)と前記ボルト軸部(4b)との着脱
自在な取付け手段として図に示した実施例では、前記リ
ング状プラグ(5)の中心にボルト挿通穴(5a)を設けてこ
れにボルト軸部(4b)を貫通させ、この貫通先端部分にナ
ット(9)を螺合する手段が採られているが、これにかえ
て前記リング状プラグ(5)の貫通穴(5a)に前記ボルト軸
部(4b)に螺合するねじを形成して直接螺合するようにし
てもよい。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、カップ部材
(2)の裏側で前記長穴(3)に沿った縁部に噛合歯(10)が設
けられており、これに係する爪(11)が前記ボルト(4)の
大径部(4a)に形成されている。これにより、型枠(6)と
水抜用パイプ(1)との設定角度を確実に安定保持させる
ことが出来る。
(2)の裏側で前記長穴(3)に沿った縁部に噛合歯(10)が設
けられており、これに係する爪(11)が前記ボルト(4)の
大径部(4a)に形成されている。これにより、型枠(6)と
水抜用パイプ(1)との設定角度を確実に安定保持させる
ことが出来る。
尚、このような構造のカップ部材(2)は合成樹脂材料に
よる一体成形手段によって容易に製作することが出来よ
う。
よる一体成形手段によって容易に製作することが出来よ
う。
第6図は型枠(6)が金属材料で作られた所謂メタルフォ
ームに対応するために若干の修正を加えた実施例を示す
もので、カップ部材(2)の縁部から直角に折れ曲がった
取り付け片(2c)が一体的に形成されており、この取り付
け片(2c)にUクリップピン挿入穴(2d)が設けられてい
る。この取り付け片(2c)は組み立てられる上下の型枠
(6),(6)の間に介挿されて上下の型枠を締結するUクリ
ップピン(16)(第8図参照)によって3者一体に固定さ
れるものである。
ームに対応するために若干の修正を加えた実施例を示す
もので、カップ部材(2)の縁部から直角に折れ曲がった
取り付け片(2c)が一体的に形成されており、この取り付
け片(2c)にUクリップピン挿入穴(2d)が設けられてい
る。この取り付け片(2c)は組み立てられる上下の型枠
(6),(6)の間に介挿されて上下の型枠を締結するUクリ
ップピン(16)(第8図参照)によって3者一体に固定さ
れるものである。
また、第6図乃至第8図は前記したメタルフォームと木
製型枠の両者に対応出来るものとして示したもので、カ
ップ部材(2)の球面部に取付板(12)が挿入できる横長の
挿入穴(13)と、取付ボルト(14)が挿入できるボルト挿入
穴(15)とが設けられている。そしてメタルフォームに使
用するときは、Uクリップピン(16)が貫通する(12b)
と、先端に引掛部(12a)とを有する取付板(12)を用意し
て、これの先端引掛部(12a)を横長の挿入穴(13)に係合
させ、そして後端部分を組み立てられる上下の型枠(6),
(6)の間に介挿して上下の型枠を締結するUクリップピ
ン(16)で3者を一体に固定するものである。また、木製
の型枠に使用するときは第9図に示すように、ボルト挿
入穴(15)からボルト頭(14a)を突出させたボルト(14)の
軸部(14b)を型枠(6)に形成した穴(17)に貫通させ、その
突出端にナット(18)を螺合することによりカップ部材
(2)を固定するものである。この場合、勿論カップ部材
(2)の周縁の鍔部(2b)に形成した釘穴(2a)を介して釘打
ちにより固定することも可能である。
製型枠の両者に対応出来るものとして示したもので、カ
ップ部材(2)の球面部に取付板(12)が挿入できる横長の
挿入穴(13)と、取付ボルト(14)が挿入できるボルト挿入
穴(15)とが設けられている。そしてメタルフォームに使
用するときは、Uクリップピン(16)が貫通する(12b)
と、先端に引掛部(12a)とを有する取付板(12)を用意し
て、これの先端引掛部(12a)を横長の挿入穴(13)に係合
させ、そして後端部分を組み立てられる上下の型枠(6),
(6)の間に介挿して上下の型枠を締結するUクリップピ
ン(16)で3者を一体に固定するものである。また、木製
の型枠に使用するときは第9図に示すように、ボルト挿
入穴(15)からボルト頭(14a)を突出させたボルト(14)の
軸部(14b)を型枠(6)に形成した穴(17)に貫通させ、その
突出端にナット(18)を螺合することによりカップ部材
(2)を固定するものである。この場合、勿論カップ部材
(2)の周縁の鍔部(2b)に形成した釘穴(2a)を介して釘打
ちにより固定することも可能である。
更にまた、第10図に示すように、前記カップ部材(2)
の長穴(3)の長さ方向に沿った縁部にボルト(4a)の軸部
が係合する連続した凹凸溝(3a)を設けておけば、カップ
部材(2)と水抜用パイプ(1)との設定角度を安定保持する
ことができよう。
の長穴(3)の長さ方向に沿った縁部にボルト(4a)の軸部
が係合する連続した凹凸溝(3a)を設けておけば、カップ
部材(2)と水抜用パイプ(1)との設定角度を安定保持する
ことができよう。
また、第11図に示すように、ボルト(4)の軸部で前記
カップ部材(2)の長穴(3)に挿入される部分(4c)を四角形
等の異径に形成して回動不可にしておけば、リング状プ
ラグ(5)又はナット(9)のボルト(4)への螺合を容易に行
うことができる。
カップ部材(2)の長穴(3)に挿入される部分(4c)を四角形
等の異径に形成して回動不可にしておけば、リング状プ
ラグ(5)又はナット(9)のボルト(4)への螺合を容易に行
うことができる。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしも上記の実施例構造のみに限定され
るものでなく、本考案の構成要件を備え、かつ本考案の
目的を達成し、以下に言う効果を有する範囲内で適宜変
更して実施することが出来るものである。
が、本考案は必ずしも上記の実施例構造のみに限定され
るものでなく、本考案の構成要件を備え、かつ本考案の
目的を達成し、以下に言う効果を有する範囲内で適宜変
更して実施することが出来るものである。
<考案の効果> 本考案は以上のごとく構成されたものであるから、前記
ボルトを長穴に沿つて移動させることにより、コンクリ
ート型枠と水抜用パイプとの相対角度を前記長穴の長さ
範囲内で自由に調整することができ、加えてプラグがボ
ルトに対して着脱自在に取り付けられているから、保持
すべき水抜用パイプの内径にあったプラグを選択して取
り付けることにより各種径の水抜用パイプに使用するこ
とができ、これにより所頭に述べたように施工されるコ
ンクリート壁の傾斜外面の角度や水抜用パイプの径に応
じて各種サイズのものを準備することを省略することが
できて、金具の管理に要する煩わしさや在庫ロス等を無
くすることが出来る等の顕著な効果がある。
ボルトを長穴に沿つて移動させることにより、コンクリ
ート型枠と水抜用パイプとの相対角度を前記長穴の長さ
範囲内で自由に調整することができ、加えてプラグがボ
ルトに対して着脱自在に取り付けられているから、保持
すべき水抜用パイプの内径にあったプラグを選択して取
り付けることにより各種径の水抜用パイプに使用するこ
とができ、これにより所頭に述べたように施工されるコ
ンクリート壁の傾斜外面の角度や水抜用パイプの径に応
じて各種サイズのものを準備することを省略することが
できて、金具の管理に要する煩わしさや在庫ロス等を無
くすることが出来る等の顕著な効果がある。
第1図はその厚壁方向に水抜用パイプが形成されたコン
クリート壁を示す断面図、第2図は本考案に係る装置に
よって型枠を組立た状態を示す側面図、第3図は本考案
に係る装置の分解斜視図、第4図はその組成状態を示す
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す第4図同様
の断面図、第6図は更に本考案の他の実施例を示す分解
斜視図、第7図は更に他の実施例を示す斜視図、第8図
並びに第9図は夫々第7図で示した実施例の組成状態を
示す断面図、第10図は本考案に係るカップ部材の長穴
に若干の修正を加えた実施例を示す正面図、第11図は
更に本考案に係るボルトの変更例を示す斜視図であり、
第12図は従来例を示す断面図である。 図中(1)は水抜用パイプ、(2)はカップ部材、(3)は長
穴、(4)はボルト、(4a)はボルトの大径部、(4b)はボル
ト軸部、(5)はリング状プラグ、(6)は型枠、(A)はコン
クリート壁を示す。
クリート壁を示す断面図、第2図は本考案に係る装置に
よって型枠を組立た状態を示す側面図、第3図は本考案
に係る装置の分解斜視図、第4図はその組成状態を示す
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す第4図同様
の断面図、第6図は更に本考案の他の実施例を示す分解
斜視図、第7図は更に他の実施例を示す斜視図、第8図
並びに第9図は夫々第7図で示した実施例の組成状態を
示す断面図、第10図は本考案に係るカップ部材の長穴
に若干の修正を加えた実施例を示す正面図、第11図は
更に本考案に係るボルトの変更例を示す斜視図であり、
第12図は従来例を示す断面図である。 図中(1)は水抜用パイプ、(2)はカップ部材、(3)は長
穴、(4)はボルト、(4a)はボルトの大径部、(4b)はボル
ト軸部、(5)はリング状プラグ、(6)は型枠、(A)はコン
クリート壁を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリート壁(A)の所要箇所に、その壁
厚方向に貫通する水抜用パイプ(1)をコンクリート壁施
工用の対向組立型枠(6),(6)に保持させるための装置で
あって、前記組立型枠(6),(6)のコンクリート打設面に
固定された半球状のカップ部材(2)の球面部に組立型枠
の上下方向に延びる貫通長穴(3)を設け、前記カップ部
材(2)の内側より抜脱防止用大径部(4a)を有するボルト
(4)の軸部(4b)を前記長穴(3)から突出させ、この突出さ
れたボルト軸部に前記水抜用パイプ(1)の内径と略等し
い外径を有するリング状プラグ(5)を着脱自在に取り付
け、このリング状プラグ(5)を前記水抜用パイプ(1)の開
口端部に着脱自在に嵌挿して成るコンクリート壁水抜用
パイプの型枠への保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14519388U JPH0622047Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14519388U JPH0622047Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264651U JPH0264651U (ja) | 1990-05-15 |
JPH0622047Y2 true JPH0622047Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31413570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14519388U Expired - Lifetime JPH0622047Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | コンクリート壁水抜用パイプの型枠への保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622047Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP14519388U patent/JPH0622047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0264651U (ja) | 1990-05-15 |
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