JP3130175U - ポール基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明灯などのポールを地面に設置するに際して施工が容易で短時間で済み、高さ調整を容易であるような新規な基礎構造を提供する。
【解決手段】ポール13の下部にブラケット26を取り付けた状態で基礎部材11の中空部12に挿入し、ポール高さ調整用コンクリートブロック15上に支持させた後、地面側の開口から手を入れて上部固定用ボルト23を回転させてポール上部を固定する。この時点でポールは直立状態に保持されており、その後、基礎部材の中空部の隙間にコンクリート14を注入して硬化させることによりポールは完全に固定される。ポール高さ調整用コンクリートブロックの上面にポール下端を嵌合するための凹部を形成しておけば、この凹部でポール下端が位置決めされるので、ブラケット26を使用する必要がなくなる。
【選択図】図1

Description

本考案は地面に照明灯などのポールを設置するための基礎構造に関する。
従来のポール基礎構造は、たとえば下記特許文献1に示されるように、ポールを挿通させるための中空部を有する管状の基礎部材を用い、この基礎部材を地中に埋設固定した後、その中空部に砂や砂利などを入れて適宜高さ調整を行った上で、該中空部に照明灯などのポールの下端部を挿入し、隙間を打設コンクリートで埋めて該ポール下端部を固定することによって施工している。
特開平09−078608号公報
しかしながら、このような従来のポール基礎構造は、基礎部材の中空部にポール下端部を挿入した状態でこれらの間の隙間にコンクリートを注入した後、該コンクリートが硬化するまではポールが固定されないため、固定されるまでポールの傾動を付勢で直立状態に維持しなければならず、施工が面倒で長時間を要するという課題があった。
また、基礎部材の中空部に砂や砂利を入れることによってポールの高さ調整を行っているが、厳密な高さ調整を行うことが困難であり、また、このことも施工を複雑にし長時間を要するものとする一因となっていた。
そこで、本考案の課題は、照明灯などのポールを地面に設置するに際して施工が容易で短時間で済み、高さ調整を容易であるような新規な基礎構造を提供することにある。
この課題を解決するため、請求項1に係る本考案は、地中に埋設固定される基礎部材の中空部にポールの下端部を挿入して隙間を打設コンクリートで埋めて固定するポール基礎構造において、基礎部材の中空部に挿入されたポールの異なる2箇所の高さ位置にポール上部位置決め手段およびポール下部位置決め手段を設けて該ポールの位置決めを行うように構成されたことを特徴とするポール基礎構造である。
請求項2に係る本考案は、請求項1記載のポール基礎構造において、ポール上部位置決め手段が、基礎部材の上端近くの高さ位置において中空部に開口して設けられる複数の雌ナット部材と、これら雌ナット部材に各々螺着されて中空部に突出するポール上部固定用ボルトとからなり、基礎部材の中空部の地面開口から手を入れてポール上部固定用ボルトを所定方向に回転させて中空部への突出長を増大させることによりポール上部を固定可能としたことを特徴とする。
請求項3に係る本考案は、請求項1または2記載のポール基礎構造において、ポール下部位置決め手段が、基礎部材の中空部の内寸および内形状と略同一の外寸および外形状を有するポール下部固定用ブラケットと、このポール下部固定用ブラケットから内方に向けて突出する複数の進退自在の突出手段とからなり、これらの突出手段を介してポール下部にポール下部固定用ブラケットを芯出し固定した状態で該ポールが基礎部材の中空部に挿入されることを特徴とする。
請求項4に係る本考案は、請求項1ないし3のいずれか記載のポール基礎構造において、基礎部材の中空部の下方に適宜高さ寸法のポール高さ調整用コンクリートブロックを収容配置し、このポール高さ調整用コンクリートブロック上にポールの下端を支持することによってポールの高さ調整を行うことを特徴とする。
請求項5に係る本考案は、請求項4記載のポール基礎構造において、基礎部材の下端にコンクリートブロック固定用ブラケットが固定され、このコンクリートブロック固定用ブラケットにポール高さ位置決め用コンクリートブロックが固定されることを特徴とする。
請求項6に係る本考案は、請求項4または5記載のポール基礎構造において、前記ポール高さ調整用コンクリートブロックの上端中央にポールの下端を嵌合収容するための凹部を形成し、この凹部が前記ポール下部位置決め手段として働くことを特徴とする。
請求項7に係る本考案は、請求項4ないし6のいずれか記載のポール基礎構造において、前記ポール高さ調整用コンクリートブロックの外周面から突出する複数の突出部材を進退自在に設け、これら突出部材の突出長を調整することによりポール高さ調整用コンクリートブロックを基礎部材の中空部内で位置決め固定することを特徴とする。
請求項1に係る本考案によれば、基礎部材の中空部に挿入されたポールを高さの異なる2箇所でポール上部位置決め手段およびポール下部位置決め手段により位置決めを行うため、その後に基礎部材の中空部に注入されるコンクリートの硬化を待たずに、この時点でポールが直立状態などに固定される。したがって、施工が容易となり、短時間で完了させることができる。
請求項2に係る本考案によれば、ポール上部位置決め手段が基礎部材の上端近くの高さ位置に設けられ、基礎部材の中空部の地面開口から手を入れてポール上部固定用ボルトを所定方向に回転させて中空部の中心に向けて突出させることによりポール上部を固定することができるので、ポール固定作業を容易に行うことができる。
請求項3に係る本考案によれば、ポール下部位置決め手段をポール下部にあらかじめセットした状態でポールを基礎部材の中空部に挿入することによってポール下部を固定することができるので、ポール固定作業を容易に行うことができる。
請求項4に係る本考案によれば、基礎部材の中空部にあらかじめ高さ調整用コンクリートブロックを収容してその上にポールの下端を支持させるので、この高さ調整用コンクリートブロックの高さ寸法を調整することによってポールの高さ調整を容易に行うことができる。
請求項5に係る本考案によれば、基礎部材の下端に固定したコンクリートブロック固定用ブラケットに対して高さ調整用コンクリートブロックが固定されるので、高さ調整用コンクリートブロックの位置が基礎部材に対して厳密に固定され、したがってポールの高さ調整を厳密に行うことができる。
請求項6に係る本考案によれば、ポール高さ調整用コンクリートブロックの上端にポールの下端を嵌合収容するための凹部を形成し、この凹部をポール下部位置決め手段として機能させるので、ポールをしっかり固定しながらも構成を簡略化してコストダウンを図ることができる。
請求項7に係る本考案によれば、ポール高さ調整用コンクリートブロックの外周面から突出する複数の突出部材を進退自在に設け、これら突出部材の突出長を調整することによりポール高さ調整用コンクリートブロックを基礎部材の中空部内で位置決め固定するので、中空部の大きさに応じて各種のポール高さ調整用コンクリートブロックを用意しておく必要がなく、一または数種類の外径のポール高さ調整用コンクリートブロックを各種の大きさの中空部を有する基礎部材に兼用して収容し固定することができる。
本考案の一実施形態による照明灯ポールの基礎構造について、図1ないし図4を参照して説明する。この基礎構造は、地盤10に埋設固定される基礎部材11の中空部12にポール13の下端部を挿入して隙間を打設コンクリート14で埋めることで、ポール13を固定する構造である。
基礎部材11は角型の筒状体であり、設置しようとするポール13の外径より十分に大きい寸法の中空部12を有する。この実施形態では100mm径のポール13を設置するための基礎部材11として、200mm×200mmの断面正方形状の中空部12を備え、外寸が400mm×400mmのものが使用されている。
基礎部材11の中空部12の下方域には、ポール高さ調整用コンクリートブロック15が収容され、コンクリートブロック固定用ブラケット16で基礎部材11の下端に固定されている。ポール高さ調整用コンクリートブロック15は、その上にポール13の下端を載置支持し、したがってポール13の高さを調整して位置決めするためのものである。
ポール高さ調整用コンクリートブロック15は、中空部12の大きさ(内寸)および形状に応じた外寸および外形状を有するものとして多数種類用意しておいても良いが、図1に示すように、その外周面から進退自在に突出するインサート33を数ヶ所、たとえば90°間隔で4箇所に設置しておくことにより、一種類または少ない種類のポール高さ調整用コンクリートブロック15を各種の大きさおよび形状の中空部12に適用して位置決め固定可能となるので、コストダウンを図ることができる。ただし、高さ寸法については異なる数種類のポール高さ調整用コンクリートブロック15を用意しておいて、ポール13の設置高さに応じて選択可能としておく。たとえば、50mm刻みで100mm〜1000mmの高さ寸法のポール高さ調整用コンクリートブロック15を用意しておき、設置すべきポール13の高さに応じてその一を選択して基礎部材11の中空部12の下方域に収容する。
基礎部材11の下端には、中空部12の下端開口を挟んで両側に一対の凹部17,17が形成されており、且つ、これら凹部にはアンカーボルト18,18が埋設固定されていてそれらの先端が下方に向けて突出している。また、ポール高さ調整用コンクリートブロック15の下端にも一つの凹部19が形成されており、且つ、この凹部19内の2箇所にアンカーボルト20,20が埋設固定されていてそれらの先端が下方に向けて突出している。ポール高さ調整用コンクリートブロック15を基礎部材11の中空部12の下方域に収容させたとき、基礎部材11の下端凹部17,17とポール高さ調整用コンクリートブロック15の下端凹部19とは整列して一直線状の凹溝となり、この凹溝に、アンカーボルト18,18,20,20位置に応じて4箇所にボルト穴が形成された細長板状のコンクリートブロック固定用ブラケット16を嵌め込んで、ナット21で固定する。これにより、基礎部材11の中空部12の下方域に収容されたポール高さ調整用コンクリートブロック15が、コンクリートブロック固定用ブラケット16を介して、基礎部材11の下端に固定される。
なお、凹部17,19の凹み高さについては、コンクリートブロック固定用ブラケット16の板厚とナット21の厚みを考慮して、上記のようにしてナット21でブラケット16を固定したときにナット21の下面が基礎部材11の下面から下方に突出しないように設定されている。
基礎部材11の上端近くには四周の内側面から雌ナット部材22が埋設固定されており、雌ナット部材22には各々ポール上部固定用ボルト23が螺着されている。各ボルト23の先端は中空部12に向けて突出し、且つ、その突出長をボルト23を回転させることにより調節可能とされている。各ボルト23の先端には袋ナット24が固着されていて、これらでポール上部位置決め手段25を構成している。
ポール13の下端近くにはポール下部固定用ブラケット26が取り付けられている。ポール下部固定用ブラケット26は、基礎部材11の中空部12の内寸および内形状と略同一の外寸および外形状を有する(この実施形態では中空部12への挿入作業を容易にするために中空部12より若干小さく、196mm×196mmの角パイプ状とされ且つ四隅には面取りが施されている)。ポール下部固定用ブラケット26の四周面には各々穴27が設けられると共にこれと整列して内側面にナット28が固着され、ナット28には、先端に袋ナット29が固着されたポール下部固定用ボルト30が進退自在に螺着されている。ナット28に螺着されたボルト30を所定方向に回転させることによりボルト30の突出長を大きくして、ポール13の下部を4箇所で同心状にしっかり保持する。ポール下部固定用ブラケット26およびその付属部品27〜30でポール下部位置決め手段31を構成している。
この照明灯ポール基礎構造の施工について説明すると、まず、ポール13の設置高さに応じて適宜高さ寸法を有する一のポール高さ調整用コンクリートブロック15を選択し、これを基礎部材11の中空部12に挿入し、コンクリートブロック固定用ブラケット16で基礎部材11に固定する。これにより、ポール高さ調整用コンクリートブロック15は、基礎部材11を地盤10に埋設したときに中空部12の下方域に位置するように収容され固定される。
このようにしてポール高さ調整用コンクリートブロック15が中空部12の下方域に収容固定された基礎部材11を地盤10に埋設し、打設コンクリートなどで固定する。このとき、基礎部材11の上端は地面GLと略面一となるようにし、したがって中空部12も地面GLと略同一の高さ位置で開口している。また、基礎部材11の上端近くで雌ナット部材22に螺着されているポール上部固定用ボルト23は、その突出長を比較的小さくしておいて、ポール挿入に際して先端の袋ナット24が干渉しないようにしておく。
一方、ポール13の下端近くにはあらかじめポール下部固定用ブラケット26を取り付けておく。この取付は、ナット28に螺着されているボルト30を所定方向に回転させて、ブラケット26の四周内側面からボルト30を突出させ、その先端の袋ナット29をポール13下部の外周面に押し当てることによって行うものであり、4つのボルト30を均等に突出させてポール13をクランプすることによって同時に芯出しが行われる。
このようにして下部にポール下部固定用ブラケット26が取り付けられた状態のポール13を、地面GLで開口している基礎部材11の中空部12から挿入する。ポール13の下端近くにはポール下部固定用ブラケット26が取り付けられているが、このブラケット26の外寸は中空部12よりも若干小さく形成されているので、比較的容易に挿入することができる。ポール13は、その下端が、あらかじめ中空部12の下方域に挿入固定されているポール高さ調整用コンクリートブロック15の上面に当接するまで挿入される。
このようにしてポール上部固定用ボルト15上に支持された状態で中空部12に挿入されたポール13に対して、その挿入部分の上部(地面GLに近い部分)をポール上部位置決め手段25によって固定する。この固定は、地面GLから中空部12内に手を差し込み、4つのポール上部固定用ボルト23をそれぞれ所定方向に手で回して突出長を大きくし、それらの先端の袋ナット24をポール13の外周面に押し当てることによって行うものであり、4つのボルト23を均等に突出させてポール13をクランプすることによって同時に芯出しが行われる。
この状態で、ポール13は、その設置高さに応じて選択された高さ調整用コンクリートブロック15上に支持されているので高さ調整が既に完了している。また、この支持状態において、基礎部材11の中空部12に挿入された部分のうち高さの異なる2つの位置で、ポール上部位置決め手段25およびポール下部位置決め手段31によって直立状態にしっかりと固定されている。ポール下部位置決め手段31にあっては、ポール下部固定用ブラケット26が中空部12よりわずかに小さい外寸を有するものの、一旦挿入されればほとんどぐらつきのない状態で嵌合されている。ポール上部位置決め手段25は地面GLに開口する中空部12から手を入れて容易に操作可能であるので、ポール13を直立状態に維持しまたは修正することも容易である。
このようにしてポール13を直立状態で固定した後、中空部12にコンクリート14を注入する。注入されたコンクリート14は、中空部12とポール13との隙間に入り込んで硬化し、ポール13を長期に亘って不動に保持する。また、硬化したコンクリート14は、同時に、ポール上部位置決め手段25およびポール下部位置決め手段31を基礎部材11およびポール13と共に一体化させるので、これら位置決め手段によって確保されたポール直立状態をそのまま長期に亘って維持する。さらに、注入されたコンクリートはポール下部固定用ブラケット26の内部を通って下方域に移動するので、ポール高さ調整用コンクリートブロック15をも一体化させる。
以上に説明した実施形態では、ポール13の下部をポール下部固定用ボルト30を主体とするポール下部位置決め手段31で固定することとしているが、これに代えて、図5に示すように、ポール高さ調整用コンクリートブロック15の上面中央に、ポール13の断面形状と同一で同寸法の凹部32を形成しておき、これにポール13の下端を嵌合収容することで位置決め固定する構成を採用しても良い。この場合は、凹部32がポール下部位置決め手段として機能することになる。
図5の実施形態において、上記以外は既述実施形態と略同一であるので、同一の符号を付すに止め、それらについての説明は省略する。
本考案について幾つかの実施形態を示して説明したが、本考案はこれら実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲によって規定される考案の範囲内において様々な変形態様を取り得る。本考案は、照明灯ポール用の基礎だけでなく、標識や信号その他各種のポール用の基礎にも適用可能である。また、円形のポールだけでなく、角形のポール用の基礎にも適用可能である。また、既述の実施形態ではポールを直立状態に設置することとしたが、必要に応じて傾斜させた状態に設置することも可能である。
本考案の一実施形態による照明灯ポールの基礎構造を示す施工状態図である。 図1中A−A断面図である。 図1中B−B断面図である。 図1の基礎構造における基礎部材の底面図である。 本考案の別の実施形態による照明灯ポールの基礎構造を示す施工状態図である。
符号の説明
10 地面
11 基礎部材
12 中空部
13 ポール
14 打設コンクリート
15 ポール高さ調整用コンクリートブロック
16 コンクリートブロック固定用ブラケット
17 基礎部材下端の凹部
18 アンカーボルト
19 ポール高さ調整用コンクリートブロック下端の凹部
20 アンカーボルト
21 ナット
22 雌ナット部材
23 ポール上部固定用ボルト
24 袋ナット
25 ポール上部位置決め手段
26 ポール下部位置決め固定用ブラケット
27 穴
28 ナット
29 袋ナット
30 ポール下部固定用ボルト
31 ポール下部位置決め手段
32 凹部

Claims (7)

  1. 地中に埋設固定される基礎部材の中空部にポールの下端部を挿入して隙間を打設コンクリートで埋めて固定するポール基礎構造において、基礎部材の中空部に挿入されたポールの異なる2箇所の高さ位置にポール上部位置決め手段およびポール下部位置決め手段を設けて該ポールの位置決めを行うように構成されたことを特徴とするポール基礎構造。
  2. ポール上部位置決め手段が、基礎部材の上端近くの高さ位置において中空部に開口して設けられる複数の雌ナット部材と、これら雌ナット部材に各々螺着されて中空部に突出するポール上部固定用ボルトとからなり、基礎部材の中空部の地面開口から手を入れてポール上部固定用ボルトを所定方向に回転させて中空部への突出長を増大させることによりポール上部を固定可能としたことを特徴とする、請求項1記載のポール基礎構造。
  3. ポール下部位置決め手段が、基礎部材の中空部の内寸および内形状と略同一の外寸および外形状を有するポール下部固定用ブラケットと、このポール下部固定用ブラケットから内方に向けて突出する複数の進退自在の突出手段とからなり、これらの突出手段を介してポール下部にポール下部固定用ブラケットを芯出し固定した状態で該ポールが基礎部材の中空部に挿入されることを特徴とする、請求項1または2記載のポール基礎構造。
  4. 基礎部材の中空部の下方に適宜高さ寸法のポール高さ調整用コンクリートブロックを収容配置し、このポール高さ調整用コンクリートブロック上にポールの下端を支持することによってポールの高さ調整を行うことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載のポール基礎構造。
  5. 基礎部材の下端にコンクリートブロック固定用ブラケットが固定され、このコンクリートブロック固定用ブラケットにポール高さ位置決め用コンクリートブロックが固定されることを特徴とする、請求項4記載のポール基礎構造。
  6. 前記ポール高さ調整用コンクリートブロックの上端中央にポールの下端を嵌合収容するための凹部を形成し、この凹部が前記ポール下部位置決め手段として働くことを特徴とする、請求項4または5記載のポール基礎構造。
  7. 前記ポール高さ調整用コンクリートブロックの外周面から突出する複数の突出部材を進退自在に設け、これら突出部材の突出長を調整することによりポール高さ調整用コンクリートブロックを基礎部材の中空部内で位置決め固定することを特徴とする、請求項4ないし6のいずれか記載のポール基礎構造。
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CN114754232A (zh) * 2022-03-24 2022-07-15 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种t型导轨的调平装置及方法

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