JPS5927222B2 - 下水沈砂洗浄装置 - Google Patents
下水沈砂洗浄装置Info
- Publication number
- JPS5927222B2 JPS5927222B2 JP12949076A JP12949076A JPS5927222B2 JP S5927222 B2 JPS5927222 B2 JP S5927222B2 JP 12949076 A JP12949076 A JP 12949076A JP 12949076 A JP12949076 A JP 12949076A JP S5927222 B2 JPS5927222 B2 JP S5927222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- organic matter
- settling
- screw
- separation tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は下水沈砂池に、腐敗有機分と共に沈殿した沈
砂を掻揚げて、その中から砂分を分離する装置に係り、
特に沈砂中の腐敗有機分を洗浄除去する装置に関する。
砂を掻揚げて、その中から砂分を分離する装置に係り、
特に沈砂中の腐敗有機分を洗浄除去する装置に関する。
従来掻揚げ沈砂中の腐敗有機分は、有害下等生物の発生
源となり、又悪臭を発散するので、環境汚染の原因にな
るものである。
源となり、又悪臭を発散するので、環境汚染の原因にな
るものである。
これを除く設備として、沈砂をパケット、ホ′ンプ等に
より若干の水と共に揚泥し、下部に水平部を有する傾斜
トラフの下部水平部に投入し、該トラフ内に設けたフラ
イトコンベヤにより沈砂を掻揚げ、トラフ傾斜部に噴射
ノズルを装着して沈砂中の腐敗有機分を洗い流し、コン
ベヤ端に洗浄した砂を収集するのである。
より若干の水と共に揚泥し、下部に水平部を有する傾斜
トラフの下部水平部に投入し、該トラフ内に設けたフラ
イトコンベヤにより沈砂を掻揚げ、トラフ傾斜部に噴射
ノズルを装着して沈砂中の腐敗有機分を洗い流し、コン
ベヤ端に洗浄した砂を収集するのである。
しかし、このような装置では沈砂の表面に付着した腐敗
有機分の除去が不可能であり、又細粒砂が噴射により水
と共に流し去られるので、洗浄効果が悪く、砂の収集率
も低い欠点があった。
有機分の除去が不可能であり、又細粒砂が噴射により水
と共に流し去られるので、洗浄効果が悪く、砂の収集率
も低い欠点があった。
この発明は前記欠点を解消し、腐敗有機分を分離除去す
ると共に細粒砂の収集も可能な装置を提供することを目
的とする。
ると共に細粒砂の収集も可能な装置を提供することを目
的とする。
この発明の意図するところは、旋回装置により沈砂を転
擦し、腐敗有機分を剥離し、沈降する砂と浮遊する腐敗
有機分とを分離板にて誘導分離しようとするものである
。
擦し、腐敗有機分を剥離し、沈降する砂と浮遊する腐敗
有機分とを分離板にて誘導分離しようとするものである
。
次にこの発明の実施例について第１図および第２図に基
いて説明する。
いて説明する。
スクリュードラム１屯傾斜した回転ドラム２の内面に螺
旋羽根３を固着した構造であり、回転ドラム２の傾斜下
端に沈砂投入シュート４を設け、この傾斜上端を傾斜板
沈降分離槽５の上方に臨ましめる。
旋羽根３を固着した構造であり、回転ドラム２の傾斜下
端に沈砂投入シュート４を設け、この傾斜上端を傾斜板
沈降分離槽５の上方に臨ましめる。
沈砂投入シュート４は、ホッパ形受口６がスクリュード
ラム１の外に突出し、シュート部７がスクリュードラム
１の内部に嵌入する。
ラム１の外に突出し、シュート部７がスクリュードラム
１の内部に嵌入する。
傾斜板沈降分離槽５は、槽内中間層に複数個の平行せる
傾斜板８を設けてありその下層が倒立錐形の沈殿室９を
形成し、その上層部に浮遊分離室１０を形成する。
傾斜板８を設けてありその下層が倒立錐形の沈殿室９を
形成し、その上層部に浮遊分離室１０を形成する。
前記沈殿室９の底部には傾斜スクリューコンベヤ１１の
下端ヲ接続して設け、このスクリューコンベヤ１１の上
部に収集砂排出口１２を設ける。
下端ヲ接続して設け、このスクリューコンベヤ１１の上
部に収集砂排出口１２を設ける。
前記浮遊分離室１０の水面高さ溢流樋１３を設けて沈砂
池（図示せず）に連通せしめる。
池（図示せず）に連通せしめる。
次に作用について説明する。
沈砂池から掻揚げた沈砂を沈砂投入シュート４を介して
スクリュードラム１内に供給する。
スクリュードラム１内に供給する。
回転ドラム２０回転により沈砂を攪拌転擦すると、沈砂
に付着せる腐敗有機分が剥離し、この剥離した腐敗有機
分が余剰水と共に螺旋羽根３を乗り越えて逆流する。
に付着せる腐敗有機分が剥離し、この剥離した腐敗有機
分が余剰水と共に螺旋羽根３を乗り越えて逆流する。
而１〜て螺旋羽根３により、砂分と残った水及び腐敗有
機分を傾斜板沈降分離槽３に供給する。
機分を傾斜板沈降分離槽３に供給する。
分離槽５内の傾斜板８は、その上面をもって砂の沈降流
を誘導し、その下面をもって腐敗有機分の上昇流を誘導
し、昇降流を整流して砂と腐敗有機分の分離を行なう。
を誘導し、その下面をもって腐敗有機分の上昇流を誘導
し、昇降流を整流して砂と腐敗有機分の分離を行なう。
スクリューコンベヤ１１は沈殿室９に沈殿収集した砂を
取り出す。
取り出す。
溢流樋１３は分離槽５上に分離した腐敗有機分を水と共
に沈砂池に誘導するのである。
に沈砂池に誘導するのである。
この発明は前記したように、沈砂を水と共に転擦する装
置の後に傾斜板分離槽を設けたことにより、沈砂から腐
敗有機分を剥離し、腐敗有機分と砂とを別の方向に分流
するから、清潔な洗浄水がなくても、沈砂池から混入し
た水のみで砂と腐敗有機分とを有効に分離することが出
来るのである。
置の後に傾斜板分離槽を設けたことにより、沈砂から腐
敗有機分を剥離し、腐敗有機分と砂とを別の方向に分流
するから、清潔な洗浄水がなくても、沈砂池から混入し
た水のみで砂と腐敗有機分とを有効に分離することが出
来るのである。
第１図は本発明の実施例を示す横断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図である。 １ニスクリユードラム、５：傾斜板沈降分離槽、１０
： 浮遊分離Ｌ １１ ニスクリユーコンベヤ。
図のＡ−Ａ断面図である。 １ニスクリユードラム、５：傾斜板沈降分離槽、１０
： 浮遊分離Ｌ １１ ニスクリユーコンベヤ。
Claims (1)
- １ 下水沈砂池から沈砂を搬出処理する設備において、
スクリュウ羽根を内面に固着したスクリュウドラムの傾
斜下端を揚砂装置の払出口に臨ませて設け、このスクリ
ュウドラムの傾斜上端の下に臨む複数の平行傾斜板を傾
斜板沈降分離槽の上部に内装して設け、傾斜板沈降分離
槽の下部にスクリュウコンベヤの傾斜下端を内装して設
けたことを特徴とする下水沈砂洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12949076A JPS5927222B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 下水沈砂洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12949076A JPS5927222B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 下水沈砂洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5355568A JPS5355568A (en) | 1978-05-20 |
| JPS5927222B2 true JPS5927222B2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=15010758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12949076A Expired JPS5927222B2 (ja) | 1976-10-29 | 1976-10-29 | 下水沈砂洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927222B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60212252A (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-24 | Toray Ind Inc | 酸化チタンスラリ用分級装置 |
-
1976
- 1976-10-29 JP JP12949076A patent/JPS5927222B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5355568A (en) | 1978-05-20 |
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