JPS5927030A - 短寸構真柱建込み工法と簡易治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、安定液使用の地下連続壁、拡底リバース杭
、アースドリル杭等に対しても施工可能な逆打時の短寸
構真柱建込み手段の提供に係わる。

近年、連続地下壁掘削機や拡底リバース杭の開発進み、
高精度の壁面築造が可能になり、これと相伴って塔状建
物や高レベルの建物に於いて連続壁や拡底リバース杭を
建物支持杭として採用する建物が多いなかで、これら建
物に於ける逆打工法の要求が高まったが、安定液使用の
ため９作業地盤以下に固定点をとれないことと建込位置
を目視出来ないという条件下にあって、極めて高い精度
の落し込みによる施工方法が要求され、はとんど不可能
とされていたが、高い精度をもって地中連続壁やリバー
ス杭等にも構真柱を建込むことを可能とした手段が開発
された。

その特徴は、平面、垂直精度をすべて地上部で確保して
構真柱を施工するものであって、地上部にセットした治
具の水平、垂直を出し、当該治具に付設のガイドを利用
してガイド用ヤットコ柱に接続した構真柱を建込むとし
た点にある。

すなわち、第１図に示す如く、地下連続壁杭。

リバース杭等の支持杭１の掘削孔２の頭部に設置の構真
柱建込治具３は１例えば、上、下２段の位買置構真柱の
通り芯を垂直性を確保したガイド４゜４′を設けて構成
され、これに２頭部にヤットコ柱５を垂直精度を維持し
て接続した構真柱６を吊り込み、該ガイド４，４′間を
該ヤットコ柱５が所定長さについてガイドされて降下す
ることによって。

構真柱６は所定の建込位置に落し込まれるとしたもので
ある。

しかして、この手段では、建込距離の大きな複数階分を
受持つ構真柱の所定の精度を確保するために、上、下の
ガイド４，４′の間隔を出来るだけ大きくとらねばなら
ないから、構真柱建込治具３はどうしても嵩高となり、
これに従って精度出し被ガイド機能を全面的に受持つヤ
ットコ柱５も長大化する。

しかし９例えば地下１階分しか受持たないような短寸の
構真柱の場合に於いては、建込距離は。

はるかに短かくなることからガイド４，４′部に要求さ
れる精度は大巾に緩和されるので、必らずしも上述の如
き大規模な装置を用いる必要はない。

本発明は、成上の事情に鑑み開発された短寸の構真柱の
場合に於ける簡易型建込手段の提供に係わる。

以下、これを実施例図−もとづいて詳細に説明する。

図中７は２本発明の簡易型構真柱建込治具を示し、これ
は上、下２段の囲成枠８，８を継ぎ柱９・・・で連結し
て架構体を構成し、当該囲成枠８に於ける一方向の対向
枠辺Ｂ＆、Ｂａ上に平行桁１０．１０を設置し、かつ、
当該平行桁ｔｏ、１０の対峙側面１０ａにはｄ図に示さ
れる如く出すり調整ボルト１１を螺着のアングル１２が
固着されてなる。

該平行桁１０．１０は両端部で連結用チャンネル１３で
結合され、当該チャンネル１３並びに該平行桁１０゜ｌ
Ｏは、該枠辺８ａに対して位置調整可能な長穴１３ａ。

１０ａを介してのボルト止め１４で固着されるものにな
っている。

しかして、工型鋼よりなる短寸構真柱１５とこれの頭部
に垂直精度を確保してあらかじめ工場でカゼットプレー
トを介して一体的に接続（寸法が短かいので運搬可）の
同じ工型鋼にて構成ゐヤットコ柱１６との一体化物は、
ｂ図に示す如く、そのフランジＦの両端を平行桁ｌＯに
より、又、７ランジＦの外面を該出すり調整ポル）　１
１によって規制されてガイドされることとなる。

この上、下２段のガイ１ド部を所定の垂平、平面芯出し
位置に設定し、これを通して落し込むことにより、所定
の建込位置へ構真柱１５を建込むことが出平る訳である
。

尚９図中１６ａはヤットコ柱１６に付設の建込レベルで
落下を止めるためのストッパー鍔である。

成上構成よりなる簡易型構真柱建込治具７による本発明
工法を以下述べる。

ａ図に示す如く対峙杭孔１７の頭部に治具７を設置し、
レベル調整材１８をかませてレベル出しをすると共に平
行桁１０．１０を長大１３＆、ｌＯａによる位置微調整
で平面に於ける芯出しをしてから、ヤットコ柱１６と構
真柱１５との一体化物をｂ図に示す如く平行桁１０．１
０間に落し込んでいって建込みする。

この建伏み完了の態様は９図より明らかな如く。

ヤットコ柱１６は上段のガイド部にのみしか接触せず、
下段のガイド部には構真柱１５頭部が接触している。

すなわち１本発明にあっては、精度出しのため被ガイド
機能をヤットコ柱１６にのみ全面的に負担させることな
く、構真柱１５と負担し合ったものとしＣいる。

これにより、治具７並びにヤットコ柱１６の嵩高寸法は
、もともと要求精度が緩和されている事情と相伴なって
大巾に短寸化し得ると共に、既述の如き、垂平、水平芯
出しの精度出しの極めて簡易な機構よりして、装置とし
て簡素化し得るものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は構真柱建込みの説明図、第２図は本発明の実Ｉ
Ｍ態様を示し、ａ図は建込時の縦断面図。 ｂ図は治具平面図、Ｃ図はｂ図中回線Ｃ部の側面図、ｄ
図は要部図である。 ７・・・簡易型＃Ｖ構真柱建込治具１１・・・出すり調
整ポル）、ｔｏ、１０・・・平行桁、１５・・・短寸構
真柱。 １６・−一ヤットコ柱。 ズ２／乞 ５ ブｚ４ｖ Ｏｏ 、グ？どメ □ ；− ０ａ 厄１２．。 、／１０ ．１０ セーフ ８０ ＼ ０ ０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）短寸構真柱と同じ鋼材でヤットコ柱を構成し。 両者をあらかじめ垂直精度を出して工場で接続一体化し
   ておき、この一体化物を該鋼材落し込み用ガイド部を上
   、下２段に配設の建込治具を介して建込むとしたことを
   特徴とする短寸構真柱建込み工法。
2. （２）短寸構真柱構成の鋼材落し込み用ガイド部を上、
   下２段に配設し、水平芯出しは該ガイド部の固着とボル
   ト止め部の位置調整と付設の出すり調整ボルトでなし、
   かつ、垂直精度出しをレベル調整材をかますことでなす
   としてなることを特徴とする簡易型構真柱建込治具。