JPS5926579A - 柔軟な皮革様シ−ト状物の製造方法 - Google Patents
柔軟な皮革様シ−ト状物の製造方法Info
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- JPS5926579A JPS5926579A JP57132147A JP13214782A JPS5926579A JP S5926579 A JPS5926579 A JP S5926579A JP 57132147 A JP57132147 A JP 57132147A JP 13214782 A JP13214782 A JP 13214782A JP S5926579 A JPS5926579 A JP S5926579A
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- sheet
- leather
- fiber
- fibers
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は風合の柔軟な皮革様シート状物の製造方法に関
する。
する。
従来、繊維質シートから銀面付皮革様シート状物を製造
するに際し表面に皮革様シボ模様を付与する方法として
、大別して皮革様シボ模様を刻印した離型性の支持体上
に高分子弾性体の層を形成し、これを基体に転写する方
法“と、シボ模様を彫刻したロールや板でシートを熱プ
レスして模様を刻印する方法が知られている。
するに際し表面に皮革様シボ模様を付与する方法として
、大別して皮革様シボ模様を刻印した離型性の支持体上
に高分子弾性体の層を形成し、これを基体に転写する方
法“と、シボ模様を彫刻したロールや板でシートを熱プ
レスして模様を刻印する方法が知られている。
しかし、前者のいわゆる転写法と呼ばれる方法は得られ
る皮革様シートの表面に高分子弾性体の膜が形成される
ために、外観がビニールライクで風合もゴム様の反撥感
が強くなシ易い欠点があった。
る皮革様シートの表面に高分子弾性体の膜が形成される
ために、外観がビニールライクで風合もゴム様の反撥感
が強くなシ易い欠点があった。
このため、より天然皮革に類似した皮酸様シートを物の
製造には必ずしも表層に高分子弾性体の膜を必要としな
い、後者のいわゆるエンボス法が適している。
製造には必ずしも表層に高分子弾性体の膜を必要としな
い、後者のいわゆるエンボス法が適している。
しかし、エンボス法は加熱ロールに接触させることによ
りシートを可塑化しこれを加圧して皮革様シボを付与す
る方法であるため、シートの表面層だけでなくシート全
体が圧縮固定され易く、厚みが減少し、シート中の空隙
が少なくなることから得られる銀面付皮革様シート状物
の風合が硬くペーパーライクなものになる欠点がある。
りシートを可塑化しこれを加圧して皮革様シボを付与す
る方法であるため、シートの表面層だけでなくシート全
体が圧縮固定され易く、厚みが減少し、シート中の空隙
が少なくなることから得られる銀面付皮革様シート状物
の風合が硬くペーパーライクなものになる欠点がある。
これをさけるだめに温度を下げたり圧力を弱めてエンボ
スの条件を一緩めることはエンボスの賦型性を低下させ
シボが不鮮明となる。鮮明なシボを得るだめには高温、
高圧でエンボスをすることが望ましく。
スの条件を一緩めることはエンボスの賦型性を低下させ
シボが不鮮明となる。鮮明なシボを得るだめには高温、
高圧でエンボスをすることが望ましく。
特に細かいシボ模様の場合にはその必要性が強く。
このだめ得られるシート状物の風合をます捷す硬くする
こととなる。
こととなる。
本発明者らは上記欠点を改善するため鋭意検、討した結
果、鮮明なシボ模様を有し1反撥感のない柔軟でしなや
かな風合の銀面付皮革様シート状物を得る製造方法を見
出した。
果、鮮明なシボ模様を有し1反撥感のない柔軟でしなや
かな風合の銀面付皮革様シート状物を得る製造方法を見
出した。
すなわち本発明は。
溶剤に対する溶解性の異なる2種以上の高分子物質から
なる多成分系繊維を主として用いた繊維7−トにシボ付
けして皮革様シート状物を製造する方法において、該繊
維シートに型押しによりシボ付けを行なった後に該多成
分系繊維の少なくとも1成分を溶剤により抽出除去する
ことを特徴とする風合の柔軟な皮革様シート状物の製造
方法。
なる多成分系繊維を主として用いた繊維7−トにシボ付
けして皮革様シート状物を製造する方法において、該繊
維シートに型押しによりシボ付けを行なった後に該多成
分系繊維の少なくとも1成分を溶剤により抽出除去する
ことを特徴とする風合の柔軟な皮革様シート状物の製造
方法。
に関するものである。
本発明は多成分系繊維を用いた繊維質シートの表面にエ
ンボスによりシボ付けを行なった後に該多成分系繊維の
1部成分を溶剤により抽出除去し。
ンボスによりシボ付けを行なった後に該多成分系繊維の
1部成分を溶剤により抽出除去し。
これにより圧縮され押しつぶされたシート中に空隙を生
じさせて風合を柔軟化するものである。
じさせて風合を柔軟化するものである。
前述の如く、従来技術においては、柔軟な皮革様7−ト
秋物を得るために、シボの鮮明さを慢性にしたエンボス
条件を採る必要があったが2本発明においては、だとえ
エンボスで強力にシートを押しつぶしても、その後に多
成分系繊維の1部成分を抽出除去するだめ、繊維を細化
すると同時にシート中に空隙を生ぜしめ、繊維が動き易
い構造となり、その結果柔軟な風合の皮革様シート秋物
を得ることができるだめ、シボの鮮明さと、風合の柔軟
さを、極めて簡単に併せもだせることが可能となる。
秋物を得るために、シボの鮮明さを慢性にしたエンボス
条件を採る必要があったが2本発明においては、だとえ
エンボスで強力にシートを押しつぶしても、その後に多
成分系繊維の1部成分を抽出除去するだめ、繊維を細化
すると同時にシート中に空隙を生ぜしめ、繊維が動き易
い構造となり、その結果柔軟な風合の皮革様シート秋物
を得ることができるだめ、シボの鮮明さと、風合の柔軟
さを、極めて簡単に併せもだせることが可能となる。
また該多成分系繊維を高速流体流を噴き当てることによ
り割裂させ、極細化した繊維を絡合させて得られた皮革
様シート状物は表面が緻密な絡合構造となるだめエンボ
スの賦型性が大きく向上し・構造がきわめて天然皮革に
類似する。そして、しな、やかな風合でなめらかな表面
を有し耐屈曲性。
り割裂させ、極細化した繊維を絡合させて得られた皮革
様シート状物は表面が緻密な絡合構造となるだめエンボ
スの賦型性が大きく向上し・構造がきわめて天然皮革に
類似する。そして、しな、やかな風合でなめらかな表面
を有し耐屈曲性。
耐せん断疲労性、耐傷性のきわめて高いものを得ること
が可能どなる。
が可能どなる。
さらに該繊維シートに樹脂を含浸することにより繊維と
樹脂の特性がうまく・(ランスしてシートの寸法安定性
が向上し、また裏面の繊維が脱落することも防止できボ
リューム感のある風合となる。
樹脂の特性がうまく・(ランスしてシートの寸法安定性
が向上し、また裏面の繊維が脱落することも防止できボ
リューム感のある風合となる。
表面も樹脂を塗布することにより、いちだんとなめらか
さを増し耐屈曲性、耐せん断疲労性が向上する。
さを増し耐屈曲性、耐せん断疲労性が向上する。
本発明において多成分系繊維とは、溶剤に対する溶解性
の異なる2種以上の成分から成る繊維であって、たとえ
ば、2種以上のポリマーのビーズあるいはチップを混合
して溶融紡糸した海島繊維。
の異なる2種以上の成分から成る繊維であって、たとえ
ば、2種以上のポリマーのビーズあるいはチップを混合
して溶融紡糸した海島繊維。
多層状に配置せしめたトーナノノ状断面あるいは棒状扁
平断面の繊維、1成分を他成分間に放射状に介在せしめ
た菊花状断面の繊維、芯鞘型繊維。
平断面の繊維、1成分を他成分間に放射状に介在せしめ
た菊花状断面の繊維、芯鞘型繊維。
バイメタル型繊維、繊維軸方向に連H11シた極細繊維
が多数配列集合し、他の高分子物質で包絡され1本の繊
維を形成した高分子相互配列体繊維、島成分微細化高分
子相互配列体繊維なとである。少なくとも1成分を溶解
除去したとき05デニール以下好ましくは02テニール
以下の極細繊維の東が得られる多成分系繊維は、得られ
たシート状物質の風合が特°に柔軟なため好甘しく用い
られる。
が多数配列集合し、他の高分子物質で包絡され1本の繊
維を形成した高分子相互配列体繊維、島成分微細化高分
子相互配列体繊維なとである。少なくとも1成分を溶解
除去したとき05デニール以下好ましくは02テニール
以下の極細繊維の東が得られる多成分系繊維は、得られ
たシート状物質の風合が特°に柔軟なため好甘しく用い
られる。
上記多成分系繊維を構成する成分としては、たとえば、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12゜その他の共
重合ナイロンなどのポリアミド石、ポリエチレンデレフ
タレ−1・、共重合ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチし/ステし/フタレート。
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12゜その他の共
重合ナイロンなどのポリアミド石、ポリエチレンデレフ
タレ−1・、共重合ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチし/ステし/フタレート。
共重合ポリブチレンテレフタl/ −)などのポリエス
テル類、ポリエチl/ン、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン類、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン、ビ
ニルffi 合体、 スチレン、ステレノ−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレンとアクリル酸の高級アルコ
ールエステルおよび/捷だけメタアクリル酸の高級アル
コールエステルとの共重合体、ポリビニルアルコール、
共重合ポリビニルアルコールなどが用いられる。成分の
選択は自由であるがエンボス後の抽出成分は他成分と溶
剤に対する溶解性が異なることが必要である。
テル類、ポリエチl/ン、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン類、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン、ビ
ニルffi 合体、 スチレン、ステレノ−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレンとアクリル酸の高級アルコ
ールエステルおよび/捷だけメタアクリル酸の高級アル
コールエステルとの共重合体、ポリビニルアルコール、
共重合ポリビニルアルコールなどが用いられる。成分の
選択は自由であるがエンボス後の抽出成分は他成分と溶
剤に対する溶解性が異なることが必要である。
エンボス後の゛溶剤による抽出除去成分としては紡糸の
容易さ、抽出除去の容易さの点でポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレンとアクリル酸
の高級アルコールエステルおよび/まだはメタアクリル
酸の高級アルコールエステルとの共重合体が好ましい。
容易さ、抽出除去の容易さの点でポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレンとアクリル酸
の高級アルコールエステルおよび/まだはメタアクリル
酸の高級アルコールエステルとの共重合体が好ましい。
かかる多成分系繊維の繊度はとくに限定されるものでは
ないが、紡糸における安定性、シート形成のしやすさな
どから、1〜10デニールのものこれらを組み合わせた
ものが使用できる。寸だ。
ないが、紡糸における安定性、シート形成のしやすさな
どから、1〜10デニールのものこれらを組み合わせた
ものが使用できる。寸だ。
普通繊維からなる不織布、織布2編布に多成分系繊維を
から捷せて不離一体にしたシートも使用できる。
から捷せて不離一体にしたシートも使用できる。
繊維シートに付方する樹脂としては高分子弾性体が好ま
しく、そのうちでもとくに好ましいのは。
しく、そのうちでもとくに好ましいのは。
ポリウレタン弾性体であり、その他にはネオグレン、ス
チレンブタジェン共重合体、アクリロニトリルブタジェ
ン共重合体などの合成ゴム、天然ゴムなどがあり、これ
らを単独まだは混合物で使用できる。ポリウレタン弾性
体と他の重合体を混合したものも好寸しく用いられ例や
=渉←枦伊←ト樹脂を伺与する方法は樹脂の溶液あるい
はエマルジョンを含浸し、湿式凝固もしくは乾式凝固す
る方法および/またはナイフコーター、リバースo−ル
コータ−,クラヒアコーター、キスロール。
チレンブタジェン共重合体、アクリロニトリルブタジェ
ン共重合体などの合成ゴム、天然ゴムなどがあり、これ
らを単独まだは混合物で使用できる。ポリウレタン弾性
体と他の重合体を混合したものも好寸しく用いられ例や
=渉←枦伊←ト樹脂を伺与する方法は樹脂の溶液あるい
はエマルジョンを含浸し、湿式凝固もしくは乾式凝固す
る方法および/またはナイフコーター、リバースo−ル
コータ−,クラヒアコーター、キスロール。
スプレーなとてシートの片面捷だは両面に塗布する方法
が用いられる。
が用いられる。
また、樹脂の伺与は該多成分系繊維の1部成分の抽出除
去を行なう以前および/または以後のT程において行な
うことが可能である。
去を行なう以前および/または以後のT程において行な
うことが可能である。
本発明において、該繊維シートに噴き当てる流体とはt
液体あるいは気体であり、特別な場合は。
液体あるいは気体であり、特別な場合は。
きわめて微細な固体を含むものであってもよいが。
取り扱いやすさ、コスト、流体としての衝突エネ部成分
を溶解可能な種々の有機溶剤あるいは水酸化すl・リウ
ムなどのアルカリまたは酸の水溶液なども使用できる。
を溶解可能な種々の有機溶剤あるいは水酸化すl・リウ
ムなどのアルカリまたは酸の水溶液なども使用できる。
これらの流体を加圧し、孔径の小さいノズルあるいは間
隔のせまいヌリソトから鉢および交絡の程度を高めるこ
とも可能であり。
隔のせまいヌリソトから鉢および交絡の程度を高めるこ
とも可能であり。
接触のたびごとに圧力を変化させてもよい。
本発明の製造方法はすでに述べたように型押しによりシ
ボイ」けを行なった後に多成分系繊維の一部成分を溶剤
で抽出除去することにより、シート中に空隙を生じせし
め、これにより風合の柔軟化を実現するものであるから
、従来法のようにシボ伺けの条件を密度の土Eや風合を
考慮して決定する必要はなく、皮革様のシボ模様その他
所望の模様を彫刻したロールや板、あるい゛はシートな
どを用いて、所望の深さの鮮明なシボ模様を刻印するに
十分必要な温度と圧力でシボ伺けをイ1なえばよい。
ボイ」けを行なった後に多成分系繊維の一部成分を溶剤
で抽出除去することにより、シート中に空隙を生じせし
め、これにより風合の柔軟化を実現するものであるから
、従来法のようにシボ伺けの条件を密度の土Eや風合を
考慮して決定する必要はなく、皮革様のシボ模様その他
所望の模様を彫刻したロールや板、あるい゛はシートな
どを用いて、所望の深さの鮮明なシボ模様を刻印するに
十分必要な温度と圧力でシボ伺けをイ1なえばよい。
つぎにシボ付けの後の多成分系繊維の一部成分しン、ト
リクロルエチレン、ベンゼン、トルエン。
リクロルエチレン、ベンゼン、トルエン。
キシレン、アセトン、酢酸エチル等があげられる。
これらの溶剤により多成分系繊維や(l与した樹脂が膨
潤したり、抽出のだめのニップや張力でシートが変形す
ることを防ぎ2作業をし易くするためにあらかじめ使用
する溶剤に不溶の樹脂(たとえばポリビニルアルコール
など)をシートに含浸しておくことも可能である。さら
に必要に応じて。
潤したり、抽出のだめのニップや張力でシートが変形す
ることを防ぎ2作業をし易くするためにあらかじめ使用
する溶剤に不溶の樹脂(たとえばポリビニルアルコール
など)をシートに含浸しておくことも可能である。さら
に必要に応じて。
仕上げ剤塗布、染色、揉みなどの処理を行なってもよい
。
。
こうして得られた本発明の皮革様シート状物は。
しなやかな風合、なめらかな表面感触を有し、ItI屈
曲性、i′Iせん断疲労性、耐傷性が良好なだめ衣料用
の銀付人工皮革をはじめ、靴用甲皮、ハンドバッグ、カ
バン、ベル)、袋物、手袋、ボールの表革など各種の用
途に好ましく用いられる。
曲性、i′Iせん断疲労性、耐傷性が良好なだめ衣料用
の銀付人工皮革をはじめ、靴用甲皮、ハンドバッグ、カ
バン、ベル)、袋物、手袋、ボールの表革など各種の用
途に好ましく用いられる。
以下に示す実施例は9本発明をよシ明確にするためのも
のであって1本発明はこれに限定されるものではない。
のであって1本発明はこれに限定されるものではない。
実施例において2部および係とあるのは特に記載のない
かぎり重量に関するものである。
かぎり重量に関するものである。
実施例1
2−エチルへキシルアクリレート20部、スチレン80
部の割合で共重合させたビニル系ポリマ(以下As樹脂
という)を結合成分として60部。
部の割合で共重合させたビニル系ポリマ(以下As樹脂
という)を結合成分として60部。
極細繊維成分としてナイロン6が40部からなる割合で
1フイラメント中に16本の島成分を有し。
1フイラメント中に16本の島成分を有し。
さらにその島成分中に極細繊維成分が多数含まれる形態
の高分子相互配列体繊維の4.0デニール。
の高分子相互配列体繊維の4.0デニール。
51tIlunのステーブルを用いてカード、クロスラ
ッパーを通してウェブを形成し、しかる後フックの数が
1個のニードルを用いてニードルパンチをして該高分子
相互配列体繊維を絡合させ不織布をつくった。この不織
布の目付は約453g/m2.密度は0.18 g、/
crn3であった。
ッパーを通してウェブを形成し、しかる後フックの数が
1個のニードルを用いてニードルパンチをして該高分子
相互配列体繊維を絡合させ不織布をつくった。この不織
布の目付は約453g/m2.密度は0.18 g、/
crn3であった。
つぎに該不織布に、ポリエチレンアジペートとポリブチ
レンアジペートとの混合ジオールとp。
レンアジペートとの混合ジオールとp。
p′−ジフェニルメタンジイソシアネートのプレポリマ
ーをエチレングリコールで鎖伸長して得られたポリウレ
タンの7%ジメチルホルムアミド(以下DMFという)
溶液を含浸し表面に刺着しだ液て″ をスフレイパー/除去して水中へ導入して凝固した。し
かる後80 °cの熱水中で十分洗浄しDMFを除去し
た。乾燥後これらのシートの表面から。
ーをエチレングリコールで鎖伸長して得られたポリウレ
タンの7%ジメチルホルムアミド(以下DMFという)
溶液を含浸し表面に刺着しだ液て″ をスフレイパー/除去して水中へ導入して凝固した。し
かる後80 °cの熱水中で十分洗浄しDMFを除去し
た。乾燥後これらのシートの表面から。
含浸に用いたポリウレタンと組成は同じであるが硬さを
やや硬くしたポリウレタンの10係溶液をグラビアコー
タで付与し乾燥1180’cの加熱エンボスロールに通
してプレスし皮革様シボ模様を型押しした。
やや硬くしたポリウレタンの10係溶液をグラビアコー
タで付与し乾燥1180’cの加熱エンボスロールに通
してプレスし皮革様シボ模様を型押しした。
つぎにポリビニルアルコール(以下PvAという)の5
%水溶液に浸漬し、PVAを含浸した。
%水溶液に浸漬し、PVAを含浸した。
乾燥後トリクロルエチレン中につけ、浸漬、絞液をくり
返しAs樹脂をほぼ完全に抽出除去し乾燥を行なった。
返しAs樹脂をほぼ完全に抽出除去し乾燥を行なった。
しかる後80℃の温水で洗ってPVAを除去し、乾燥後
、裏面を軽くバンフィングしてから常圧で液流染色機を
用いて染色して2通常の方法で仕上げ加工を行なった。
、裏面を軽くバンフィングしてから常圧で液流染色機を
用いて染色して2通常の方法で仕上げ加工を行なった。
得られた皮酸様シート状物は目イ」270g/m2゜密
度o、 40 g、/cm’でありエンボスによる鮮明
な皮革様シボ模様を有し、天然皮革に類似したきわめて
柔軟な風合を有するものであった。
度o、 40 g、/cm’でありエンボスによる鮮明
な皮革様シボ模様を有し、天然皮革に類似したきわめて
柔軟な風合を有するものであった。
なお比較のため前記不織布に前記ポリウレタン溶液を含
浸、凝固、脱D M F L、、次いでトリクロルエチ
レンによりAs樹脂の抽出除去を行なった後ニグラビア
コータによるポリウレタンの塗布を行ない乾燥後180
′cのエンボスロールによるシボ付けを行ない、しかる
後、前記と同様の手順で染色仕」二を行なって得たシー
ト状物は目付275 g/m2゜密度048g/ffn
3でありエンボスによる皮酸様のシボは有していたがエ
ンボス時にシート全体が押しつぶされた構造を有し、染
色しても風合はほとんど変化せず硬い、ペーパーライク
な風合であり。
浸、凝固、脱D M F L、、次いでトリクロルエチ
レンによりAs樹脂の抽出除去を行なった後ニグラビア
コータによるポリウレタンの塗布を行ない乾燥後180
′cのエンボスロールによるシボ付けを行ない、しかる
後、前記と同様の手順で染色仕」二を行なって得たシー
ト状物は目付275 g/m2゜密度048g/ffn
3でありエンボスによる皮酸様のシボは有していたがエ
ンボス時にシート全体が押しつぶされた構造を有し、染
色しても風合はほとんど変化せず硬い、ペーパーライク
な風合であり。
これをさらに揉み処理をしだがわずかに柔軟化した程度
であった。
であった。
実施例2
実施例1でつくった不織布に孔径0.13mmの孔が孔
の中心間距離0.6 minのピッチで一列に並んだノ
ズルから100 kg/m2の圧力をかけた水を高速で
噴射させて該不織布の一方の表面に接触させ、同じ条件
で金言15回の処理を行なった。乾燥後、実施例1でグ
ラビアコータで塗布したと同一のポリウレタンの10襲
DMF溶液を水流の噴射面に塗布し、乾燥後180”C
の加熱エンボスロールに通してプレスし皮革様シボ模様
を型押ししだ。
の中心間距離0.6 minのピッチで一列に並んだノ
ズルから100 kg/m2の圧力をかけた水を高速で
噴射させて該不織布の一方の表面に接触させ、同じ条件
で金言15回の処理を行なった。乾燥後、実施例1でグ
ラビアコータで塗布したと同一のポリウレタンの10襲
DMF溶液を水流の噴射面に塗布し、乾燥後180”C
の加熱エンボスロールに通してプレスし皮革様シボ模様
を型押ししだ。
以下実施例1と同様の手順でAs樹脂の抽出除去、染色
、仕上をして皮革様シート状物を得た。
、仕上をして皮革様シート状物を得た。
得られたシート状物は目+1200g/m2.密度05
6g/aT+3であり、実施例1で得たシート状物より
一層鮮明なシボ模様を有し2表面のタッチも天然皮革に
類似しており、風合はしなやかな反撥性の少ないもので
あった。さらに表面層は極細繊維が絡合しているため強
くもんでもシボ模様の変形も少なく表面の亀裂の発生は
見られない強靭なものであった。
6g/aT+3であり、実施例1で得たシート状物より
一層鮮明なシボ模様を有し2表面のタッチも天然皮革に
類似しており、風合はしなやかな反撥性の少ないもので
あった。さらに表面層は極細繊維が絡合しているため強
くもんでもシボ模様の変形も少なく表面の亀裂の発生は
見られない強靭なものであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (+1 溶剤に対する溶解性の異なる2種以上の高分
子物質からなる多成分系繊維を主として用いた繊維シー
トにシボ付けし七皮革様シート状物を製造する方法にお
いて、該繊維シー2て型押しによりシボ付けを行なった
後に該多成分系繊維の少なくとも1成分を溶剤により抽
出除去することを特徴とする風合の柔軟な皮革様シート
状物の製造方法。 (2)少なくとも一方の表面に高速流体流を噴き当てて
、多成分系繊維を割裂し、交絡させた繊維シートを月]
いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載
の皮酸様シート状物の製造方法。 (3)繊維シートに樹脂を刊与することを特徴とする特
許J請求の範囲第(+)項またトゴ第(2)項に言己載
の皮革様シート状物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57132147A JPS5926579A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 柔軟な皮革様シ−ト状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57132147A JPS5926579A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 柔軟な皮革様シ−ト状物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926579A true JPS5926579A (ja) | 1984-02-10 |
JPS6238470B2 JPS6238470B2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=15074451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57132147A Granted JPS5926579A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 柔軟な皮革様シ−ト状物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556861U (ja) * | 1992-01-08 | 1993-07-27 | 村田機械株式会社 | 不良巻取防止装置を備えた糸の巻取装置 |
US6534618B1 (en) | 2000-11-27 | 2003-03-18 | Corning Incorporated | Methods of drying optical fiber coatings |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54125793A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-29 | Akzo Nv | Fiber texture and production |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP57132147A patent/JPS5926579A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54125793A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-29 | Akzo Nv | Fiber texture and production |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6238470B2 (ja) | 1987-08-18 |
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