JPS5926334B2 - 一酸化炭素含有空気処理用触媒 - Google Patents

一酸化炭素含有空気処理用触媒

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Publication number
JPS5926334B2
JPS5926334B2 JP52065394A JP6539477A JPS5926334B2 JP S5926334 B2 JPS5926334 B2 JP S5926334B2 JP 52065394 A JP52065394 A JP 52065394A JP 6539477 A JP6539477 A JP 6539477A JP S5926334 B2 JPS5926334 B2 JP S5926334B2
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JP
Japan
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catalyst
carbon monoxide
platinum
supported
honeycomb
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Expired
Application number
JP52065394A
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English (en)
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JPS53149888A (en
Inventor
敏男 石立
好美 下山
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ENGELHARD NIPPON KK
Original Assignee
ENGELHARD NIPPON KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一酸化炭素の酸化触媒に関する。
詳しくは、本発明は失活した時加熱により容易に再活性
化可能な一酸化炭素酸化触媒に関する。
なお本発明は一酸化炭素含有空気を常温において無害化
するのに使用し失活した時加熱により容易に再活性化可
能な一酸化炭素化触媒に関する。
自動車や航空機の排ガス中にはCOが含まれ、また工場
などの燃料の不完全燃焼、暖房機の不完全燃焼によりC
Oが発生し、またトンネル堀さく工事の火薬の使用によ
ってもCoが発生し大気を汚染して環境問題を惹きおこ
す他、密閉あるいは換気の悪い室内での燃料の不完全燃
焼、喫煙による室内や自動車車室内等の空気の汚染など
は健康上等閑視できない問題である。
このような一酸化炭素を含有した空気を酸化無害化させ
るために、従来から白金属金属を担持させたアルミナ質
の粒状触媒を加熱装置を用いて被処理空気を加熱して触
媒層を通過せしめることが必要であると考えられていた
が、このためには加熱用燃料又は電気を必要とし、また
室内空気の浄化のためには室温よりも高い温度に加熱さ
れた後に室内にそのまま放出循環することは出来ず、冷
却を必要とするなど実用的に用いられるのには不適当で
あった。
白金、パラジウム等の貴金属ばCO酸化に対してアルミ
ナ、シリカ、珪藻土等の大きな比表面積を持つ担体に担
持させたものは活性は高いが常温(20−30℃)では
coを吸着するだけで酸化することができず、coの酸
化は50〜70 ’Cに加熱した状態ではじめて達成さ
れるものと信じられていた。
また常温でCOを酸化し得る触媒として活性炭にパラジ
ウムを担持させたものが特公昭47〜15681号公報
に記載されているが、これは通常の空気量を清浄化させ
るのに膨大な量の触媒を必要とするために実用的でない
また特開昭50−81959号公報には活性炭に貴金属
を担持させた触媒を付着させた触媒フィルターを用い、
予め常温で貴金属触媒の酸化活性を低下せしめる物質を
除去した後肢触媒フィルターを通過せしめると常温でも
coの酸化除去が可能であることが述べられている。
しかしながらこの場合でも触媒の被毒物質を完全に除去
することは困難であるためやがては触媒の活性が低下す
る。
この活性の低下は被毒物質が触媒の表面に付着すること
が起因しているので被毒触媒担体を加熱してやれば、被
毒物質はほぼ完全に除去できるわけであるが、担体が活
性炭であれば加熱時に燃焼して再び使用することができ
な(なる欠点がある。
本発明の目的はこのような欠点のない常温で一酸化炭素
を酸化することができ、失活した時加熱により容易に再
活性化可能な一酸化炭素含有空気処理用触媒を提供する
ことである。
本願発明者等は鋭意研究の結果、ムライト、アルミナ、
コージェライト等の耐火性物質から成るハニカム型の構
造体に白金を担持させた活性アルミナ担体を被覆した触
媒、または活性アルミナを被覆したものに白金を担持さ
せた触媒は、co濃度がある限定以下で、流速について
所定の条件下であれば常温においてほぼ完全にCOを酸
化することができることを見出した。
またCOの濃度が高かったり、流速が早い場合にはCO
の酸化効率は低下するがある程度の酸化は行われている
ことが判明した。
而してこの構造体は耐火性であるので被毒物質が付着し
て活性が低下した時は35〇−800℃程度、好ましく
は450〜550℃に加熱して容易にこれを除去できる
ので、繰返し再生して使用可能な触媒を調整することが
できる。
さらに活性アルミナを成形した白金相持触媒も、通気抵
抗には差異があるが、COの酸化能力についてはその触
媒の表面積にほぼ比例して類似の効果のあること、また
被毒物質の付着によって失活した時は同様に加熱によっ
て容易に再活性化できることを見出した。
か(して、本発明の目的は耐火性のハニカム型構造体に
白金を担持させた活性アルミナを付着させるか、あるい
はこれらハニカム型構造体に活性アルミナを付着させた
ものに白金を担持させて成る本発明の触媒によって達成
される。
而して、ハニカム型構造体の場合は、その開口部の断面
が1辺5mm以下の三角形か、対角線の長さが6闘以下
の四角形、またはそれより角数の多い多角形などでそれ
ぞれの開口の断面積が実質上大きくないことが好ましく
、また、特別の支持体を用いないで活性アルミナを球状
、粒状、円柱状等に成形した担体に白金を担持させたも
のでもよい。
そして一酸化炭素含有空気を通過させてこれを酸化し、
活性が劣化した時は加熱して再活性化することができる
ものである。
処理空気中に塵埃、オイルミスト、高沸点有機化合物等
が含まれているとこれらが触媒表面に付着して触媒活性
が低下して失活するが、350〜800℃に加熱すると
付着物は気化または燃焼するので再活性化することがで
きる。
この触媒の加熱は触媒の設置場所付近に固定的に設けた
加熱装置を用いてもよ(、あるいは触媒を取外して加熱
してもよい。
本発明の触媒は・・ニカム型構造の場合は、通気抵抗が
少なく比較的速い流速で触媒層を通過させるのに適して
おり、CO含有空気の処理においては一定の条件下で9
9%以上の酸化効率が得られる。
・・ニカム型構造体の通気可能な孔の断面形状は三角形
、四角形またはそれ以上の多角形など何でもよいが、材
質はコージェライト、アルミナ、ムライト等の耐火物で
、これをハニカム形状に成形し、この表面にアルミナを
被覆したものを白金塩の水溶液中に浸漬して均一に付着
させるか、予め白金を担持させた活性アルミナをハニカ
ム構造体の表面に付着させる。
本発明の触媒は、ハニカム型に限らず活性アルミナを主
成分としたものを細円柱状、球状、多面体状、ペレット
、タブレット等に成形しこれに白金を付着させたもので
もよい。
しかしながら、これらは一酸化炭素含有空気の処理に使
用するには、ハニカム型に比し通気抵抗が可成り大きい
ので流速を犬にして使用するときは不適である。
また一般にはハニカム型に比して触媒単位容積が小さい
のでCOの酸化効率を99%以上に保つことの条件が厳
しくなる。
なお白金の担持量は通常的2?/l!である。
実施例 1 容積2001の容器内に温度23℃、湿度63%、CO
濃度4000 ppm のCO含有空気を密閉し、容
器内に扇風機を設置し、その前面に触媒11当り白金2
.01を担持させた開口部の断面が内寸1.2mmの四
角形で、大きさ150mm角、厚さ25mmのハニカム
型触媒をセットして、空間速度140000 l/l−
触媒0時間で容器内の空気を循環させて容器内の一隅に
おけるCO濃度を連続的に測定した。
44分後にCO濃度は1 ppm以下になった 実施例 2 触媒11当り白金2.21を担持させたハニカム型触媒
(50mm角、厚さ200mm)を用いて、温度23℃
、湿度60%、CO濃度1000 ppmのCO含有空
気を空間速度60000〜 2000M/l−触媒0時間で通過させて、触媒層過後
のCO濃度を測定した。
その結果を第1表に示す。
実施例 3 活性アルミナを直径約3mmの球状に成形した担体に白
金2.s?/li−触媒を担持させた厚さ50mmの触
媒層に温度23℃、湿度65%、CO濃度場* 100
0 ppm のCO含有空気を空間速度50000〜
800(V/l−触媒8時間で通過させ、触媒層通過後
のCO濃度を測定した。
結果を第2表に示す。
本実施例に用いた球状触媒はその表面積が・・二カム型
触媒より小さいので、COの酸化能力は劣るが、A9お
よび10のように空間速度が14000 lid!−触
媒8時間以下であれば連続して99%以上の酸化効率を
維持できる。
実施例 4 実施例2と同様の触媒を用い、温度20℃、湿度65%
、被毒物質としてタールミスト4.0m9/m3を含有
し、CO濃度100 ppm のCO含有空気を1時
間10mの割合で連続通過させた。
空間速度は2000M/l/?−触媒0時間で:出口の
CO濃度は最初は1 ppm 以下であったが、2日後
は酸化効率は98%以下、7日後には90%以下に低下
した。
そこで通気を停止して、この触媒を600℃に30分間
加熱した後、同様に使用した所、再び当初の酸化効率が
得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 白金を担持させた活性アルミナ担体をハニカム状耐
    火性支持体上に被覆するか、・・ニカム状耐火性支持体
    上に被覆した活性アルミナ担体に白金を担持させるか、
    あるいは活性アルミナを成形した担体に白金を担持させ
    て成る一酸化炭素を常温で酸化し、失活した時加熱によ
    り容易に再活性化可能な一酸化炭素含有空気処理用触媒
JP52065394A 1977-06-03 1977-06-03 一酸化炭素含有空気処理用触媒 Expired JPS5926334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52065394A JPS5926334B2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 一酸化炭素含有空気処理用触媒

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52065394A JPS5926334B2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 一酸化炭素含有空気処理用触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53149888A JPS53149888A (en) 1978-12-27
JPS5926334B2 true JPS5926334B2 (ja) 1984-06-26

Family

ID=13285736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52065394A Expired JPS5926334B2 (ja) 1977-06-03 1977-06-03 一酸化炭素含有空気処理用触媒

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026758A (ja) * 1973-07-12 1975-03-19
JPS50137867A (ja) * 1974-04-24 1975-11-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026758A (ja) * 1973-07-12 1975-03-19
JPS50137867A (ja) * 1974-04-24 1975-11-01

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JPS53149888A (en) 1978-12-27

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