JPS5925307Y2 - ロ−スタ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、焼肉店等において使用されて有用なロースタ
−に係るものである。

一般に、ロースタ−を室内で使用する場合、肉や魚等を
焼く時に出る煙等を排出するために、ロースタ−とは別
個に、室の壁や天井等に排気装置等を設置することによ
りおこなっている。

しかし、排気が充分に行われないため、また、ロースタ
−と排喜装置等の位置が離れているために、室内に煙等
が充満する状態を余儀なくされた。

逆に、その排気効果を良くするためにロースタ−の近く
に排気装置等を取り付けると、調理作業上の障害となっ
た。

更に、細かい油滴等の飛散により、調理作業に支障をき
たしたり、衣服が汚れたりすることも不可避な事実であ
った。

本考案は、ロースタ−内部にあらかしめ排気用の流路を
構成し、それと結合した排気用ダクトに煙等を強制的に
排気するとともに、より能率的、効果的に煙等の排出を
行う構成に係り、前記した従来技術の欠点を全て解決し
、衣服等を汚すことなく、また店内、室内等の汚れも大
幅に防ぐことができ、しかも好適な焼き上げ作業を行う
ことができるから顧客自らが焼き上げ作業をする焼肉レ
スＩ・ラン等において使用すれば多大の効果が期待でき
るロースタ−を提供することを目的とする。

本考案の構成は、周囲のみを覆う枠状のカバー１１、上
面を加熱面としたヒーターボックス１２、フィン１５を
上部部分内周に一定間隔で複数枚突設し、前記ヒーター
ボックス１２をフィン１５を周側部に介在して中央部に
収納載置し、下方部分にて排気用ダクト１７に連接する
枠状本体１４とから成ることを特徴とするロースタ−に
関するものであり、これを図面に基すき説明する。

図中１は一七面開口形状から戊る枠体状のカバーであり
、周部には起立壁部１ａが形成されている。

２はカバー１下方に位置するヒーターボックスであり、
上面２ａを加熱面として電気入力端子３を接続してなる
。

４は枠状本体であり、該枠状本体４の下方には排気用ダ
クト５が一体的に連接されている。

６はフィンであり枠状本体の上方部分内周に一定間隔で
複数枚突設されている。

前述したヒーターボックス２は枠状本体４上方部内にこ
のフィン６を周側面部に介在して収納載置される。

上記構成に係る本考案によれば、電熱によるヒータボッ
クス２の加熱により、肉や魚等から発生する煙は排気用
ダクｌ−５の作用によりカバー１とヒーターボックス２
間は減圧され、煙はフィン６により排気流路を均等に分
割されて吸引されてゆく、この時フィン６は、吸引力の
強い所と弱い所が生じないように煙を分割し、円滑に吸
引する作用を有するものである。

しかして本考案によれば焼肉等に際して生ずる煙の円滑
な吸引効果を充分に発揮できる構成からして、煙にて店
内あるいは室内を汚すことなく、また衣服等も油飛沫が
耐着したり、においが浸みこむ等のおそれもなく、また
燃焼力も焼き上げに好適な熱温を確保することができる
ことから、おいしい焼き上り状態の肉あるいは魚等を食
することができまたその構成も簡単な組合せからなり分
解も自在であることから掃除も簡単にでき従来のこの種
ロースタ−の欠点を全て解消することができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のロースタ−の各構成部品の斜視図、第
２図は組立状態を示す断面図である。 １・・・カバー ２・・・ヒーターボックス、３・・・
電気入力端子、４・・・枠状本体、５・・・排気用ダク
ト、６・・・フィン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 周囲のみを覆う枠状のカバー１１．上面を加熱面とした
   ヒーターボックス１２、フィン１５を上部部分内周に一
   定間隔で複数枚突設し、前記ヒーターボックス１２をフ
   ィン１５を周側部に介在して中央部に収納載置し、下方
   部分にて排気用ダクＩ〜１７に連接する枠状本体１４と
   から成ることを特徴とするロースタ−０