JP2000051090A - 加熱調理器具 - Google Patents

加熱調理器具

Info

Publication number
JP2000051090A
JP2000051090A JP10225569A JP22556998A JP2000051090A JP 2000051090 A JP2000051090 A JP 2000051090A JP 10225569 A JP10225569 A JP 10225569A JP 22556998 A JP22556998 A JP 22556998A JP 2000051090 A JP2000051090 A JP 2000051090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
fan
heater
cooking
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10225569A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Morimoto
省造 森本
Yoshinobu Matsuda
喜信 松田
Masahiko Goto
昌彦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP10225569A priority Critical patent/JP2000051090A/ja
Publication of JP2000051090A publication Critical patent/JP2000051090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本体2の上部開口部に多数の透孔13を
穿設したプレート12を設置し、当該プレート12の下
部にヒーター14を設け、本体2の下部中央部にはファ
ン5を設け、当該ファン5と前記ヒーター14との間に
水受け皿9を設置すると共に、前記プレート12下部か
ら水受け皿9を迂回してファン5の中央部に至る吸気経
路11及び、ファン5の外周から本体2の外周に至る排
気経路8を設けたことを特徴とする。 【効果】 簡単で且つコンパクトな構造で、家庭用の焼
肉器などの加熱調理器具において、油煙や臭気などを確
実に除去することができる。またプレート12の上面に
吸気口や排気口を形成することがないので、プレート1
2の全面を調理に使用することができ、またプレート1
2上に突出する部分がないので、どの方向からでも使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は焼肉器などの加熱調
理器具に関するものであって、特に簡単な構造で、調理
中に生じる油煙や臭気を有効に排除することのできる加
熱調理器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から焼肉料理などを調理するための
焼肉器が広く使用されている。一般に焼肉器は、被調理
物である肉を焼いたときに出る油を除去し、さっぱりと
したヘルシーな焼肉とするために、調理プレートに多数
の透孔が穿設されており、その透孔から油が下方の水受
け皿内に滴るようになっている。
【0003】また肉を焼いたときに油が焦げて油煙や臭
気が生じるため、プレート上の空気を吸引して、室外に
排気したりフィルターを通して除臭し、油煙や臭気が室
内にこもるのを防止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の焼肉器におい
ては、業務用の焼肉器では大掛かりな除臭設備を設けた
ものが種々提案されているが、家庭において食卓上で使
用する焼肉器としては、かかる大掛かりな設備を使用す
ることはできない。
【0005】また家庭用の焼肉器として、特開平9−1
73217号公報には、プレートの中央部に吸気口を設
け、プレート上の臭気をその吸気口から吸入してフィル
ターで除臭するものが示されているが、このような構造
ではプレートの中央部を調理に使用することができな
い。
【0006】また特開平9−264543号公報には、
プレート上の側縁部に相対抗して吸気口と空気の吹出口
とを設け、吹出口から吹き出した空気と共に臭気を吸気
口から吸入して除臭するものが示されているが、この構
造では上方に逃れる臭気を十分に除去することができな
い。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、簡単な構造で油煙や臭気を除去することのでき
る、家庭用の焼肉器などの加熱調理器具を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、本体の
上部開口部に多数の透孔を穿設したプレートを設置し、
当該プレートの下部にヒーターを設け、本体の下部中央
部にはファンを設け、当該ファンと前記ヒーターとの間
に水受け皿を設置すると共に、前記プレート下部から水
受け皿を迂回してファンの中央部に至る吸気経路及び、
ファンの外周から本体の外周に至る排気経路を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、前記水受け皿の外周及
び下部にかけて整流板を設け、当該整流板の下部中央部
にフィルターを取り付けて前記ファンの上部中央部に臨
ましめ、整流板と前記水受け皿との間に前記吸気経路を
形成すると共に、整流板と本体との間に前記排気経路を
形成したものとすることが好ましい。またこの構造にお
いては、前記整流板の内外を通気可能に連通せしめた構
造とすることが好ましい。
【0010】また本発明においては、前記プレートの上
面に、被調理物が透孔を閉塞するのを防止することので
きる凹凸を形成することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図面は、本発明の加熱調理器具の
実施の一形態としての焼肉器1を示すものである。2は
焼肉器1の本体であって、その内面に遮熱板3が取り付
けられており、その本体2の底部中央部には、モーター
4で回転駆動されるファン5が設けられている。
【0012】本体2内には整流板6が設けられている。
当該整流板6は鍋状をなしており、その底部には前記フ
ァン5の上部に臨んでフィルター7が設けられている。
またこの整流板6と前記遮熱板3との間には間隔があい
ており、排気経路8を形成している。
【0013】さらに整流板6内には水受け皿9が配置さ
れており、その水受け皿9内には水10が収容されてい
る。そして当該水受け皿9と前記整流板6との間にはス
ペーサー18により間隔が形成されており、吸気経路1
1を形成している。
【0014】そして焼肉器1の上部には、多数の透孔1
3を穿設したプレート12が設置されている。当該プレ
ート12の下面にはヒーター14が設けられており、当
該ヒーター14の両側部にはリブ15が垂設され、前記
透孔13から滴った油がヒーター14に付着するのを防
止するようになっている。
【0015】またプレート12の上面には、前記透孔1
3の間の位置に多数の凸部16が形成されており、プレ
ート12に載置した被調理物が透孔13を閉塞するのを
防止するようになっている。
【0016】図2は凸部16の例を示すものであって、
この例においてはプレート12に穿設されたスリット状
の透孔13に平行に凸部16が形成されているが、透孔
13に垂直に形成することもでき、また凸部16の配置
もこの例に限定されるものではない。
【0017】またプレート12と前記整流板6の上端縁
との間には間隙17が形成されており、整流板6の内外
を連通せしめ、プレート12の透孔13が被調理物によ
って閉塞されたような場合にも、ファン5によって吸気
経路11から排気経路8に至る空気の流れを確保し、モ
ーター4がオーバーヒートするのを防止するようになっ
ている。
【0018】なおプレート12と整流板6の上端縁との
間に間隙17を形成する代りに、整流板6に適宜の透孔
を穿設することにより、整流板6の内外を連通せしめる
ことも可能である。
【0019】
【作用】次に図面の焼肉器1に基づいて本発明の作用を
説明する。水受け皿9に水10を収容した状態で、ヒー
ター14に通電してプレート12を加熱し、当該プレー
ト12上に被調理物である肉を載置して焼肉を調理す
る。このとき被調理物から滲み出た油は、プレート12
の透孔13から水受け皿9内の水10に滴り落ち、その
油が焦げることはない。
【0020】ここでファン5を駆動すると、焼肉の調理
により生じた油煙や臭気を含んだ空気は、鎖線の矢印で
示すようにプレート12上から透孔13を通じてプレー
ト12の下方に入り、水受け皿9の周囲を迂回して吸気
経路11を通り、この間に水受け皿9内の水によって冷
却される。
【0021】そして当該空気はフィルター7を通って、
ファン5によって整流板6の下方に吸い込まれ、さらに
ファン5の作用によって外方に放出され、遮熱板3と整
流板6との間の排気経路8を通過して、本体2とプレー
ト12との間から外方に排出される。
【0022】なお図1においては、空気は水受け皿9の
上部から外周を迂回して下部に流れる吸気経路11を通
過するように記載されているが、図3に示すように、水
受け皿9の底面に突設された凸部19の頂面に透孔20
を形成し、空気が当該透孔20を吸気経路11として通
過して、水受け皿9の上部から下部に至らしめることも
可能である。
【0023】また焼肉料理においては、プレート12上
に多量の被調理物を載置することにより、透孔13が閉
塞されて空気の流れが阻害される可能性があるが、プレ
ート12の上面に凸部16などの凹凸を形成することに
より、被調理物が透孔13を閉塞するのを防止すること
ができる。
【0024】また整流板6の内外を間隙17などにより
連通せしめることにより、被調理物によって透孔13が
閉塞されたような場合においても、排気経路8から連通
部を経由して吸気経路11に入る空気の流路を形成し、
プレート12と整流板6との間の空間が密閉され、ファ
ン5を駆動するモーター4に過度の負荷がかかってオー
バーヒートするのを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】従って本発明によれば、簡単で且つコン
パクトな構造で、家庭用の焼肉器などの加熱調理器具に
おいて、油煙や臭気などを確実に除去することができ
る。またプレート12の上面に吸気口や排気口を形成す
ることがないので、プレート12の全面を調理に使用す
ることができ、またプレート12上に突出する部分がな
いので、どの方向からでも使用することができる。
【0026】またプレート12上で油煙や臭気を含み、
且つ加熱された空気は、透孔13からプレート12の下
方に吸い込まれるので、被調理物を載置したり取り出し
たりする際に熱気が障害となることがない。
【0027】しかもその加熱された空気は、焼肉器1内
において水受け皿9を迂回し、その水受け皿9内には水
10が入っているので、空気は迂回する間に冷却され、
排気経路8から外部に排出されるときには十分に冷却さ
れており、排気の熱が障害となることがない。
【0028】さらに排気経路8内を通過する排気は冷却
されているので、本体2が過度に加熱されることがな
く、火傷などの傷害を生じる恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態としての焼き肉器の中
央縦断面図
【図2】 図1におけるプレートの一部の斜視図
【図3】 他の形態の水受け皿の中央縦断面図
【符号の説明】
1 焼肉器(加熱調理器具) 2 本体 5 ファン 6 整流板 7 フィルター 8 排気経路 9 水受け皿 10 水 11 吸気経路 12 プレート 13 透孔 14 ヒーター 16 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 昌彦 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 Fターム(参考) 4B040 AA03 AA08 AB04 AC02 AE13 CA05 CA13 CB20 CB23 EA03 EA05 NA02 NA13 NA15 NA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(2)の上部開口部に多数の透孔
    (13)を穿設したプレート(12)を設置し、当該プ
    レート(12)の下部にヒーター(14)を設け、本体
    (2)の下部中央部にはファン(5)を設け、当該ファ
    ン(5)と前記ヒーター(14)との間に水受け皿
    (9)を設置すると共に、前記プレート(12)下部か
    ら水受け皿(9)を迂回してファン(5)の中央部に至
    る吸気経路(11)及び、ファン(5)の外周から本体
    (2)の外周に至る排気経路(8)を設けたことを特徴
    とする、加熱調理器具
  2. 【請求項2】 前記水受け皿(9)の外周及び下部にか
    けて整流板(6)を設け、当該整流板(6)の下部中央
    部にフィルター(7)を取り付けて前記ファン(5)の
    上部中央部に臨ましめ、整流板(6)と前記水受け皿
    (9)との間に前記吸気経路(11)を形成すると共
    に、整流板と本体(2)との間に前記排気経路(8)を
    形成したことを特徴とする、請求項1に記載の加熱調理
    器具
  3. 【請求項3】 前記整流板(6)の内外を通気可能に連
    通せしめたことを特徴とする、請求項2に記載の加熱調
    理器具
  4. 【請求項4】 前記プレート(12)の上面に、被調理
    物が透孔(13)を閉塞するのを防止することのできる
    凹凸(16)を形成したことを特徴とする、請求項1,
    2又は3に記載の加熱調理器具
JP10225569A 1998-08-10 1998-08-10 加熱調理器具 Pending JP2000051090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225569A JP2000051090A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 加熱調理器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225569A JP2000051090A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 加熱調理器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000051090A true JP2000051090A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16831370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10225569A Pending JP2000051090A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 加熱調理器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000051090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004485A (ja) * 2013-10-11 2014-01-16 Iris Ohyama Inc 電気調理器
US10638879B2 (en) 2015-06-11 2020-05-05 Whirlpool Corporation Grilling appliance having air jacket for smoke removal and ventilation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014004485A (ja) * 2013-10-11 2014-01-16 Iris Ohyama Inc 電気調理器
US10638879B2 (en) 2015-06-11 2020-05-05 Whirlpool Corporation Grilling appliance having air jacket for smoke removal and ventilation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR19990085947A (ko) 다용도 피자구이팬
JP2002045240A (ja) 可搬式テーブル
JP2869455B2 (ja) 無煙加熱調理器
JP2000051090A (ja) 加熱調理器具
KR102453282B1 (ko) 연기커버가 구비된 에어순환식 로스터
JP2004349041A (ja) 誘導加熱調理器
JP2002228222A (ja) レンジフード
JP3683098B2 (ja) 加熱調理器
CN214856129U (zh) 一种空气炸锅的炸篮组件及空气炸锅
KR102208632B1 (ko) 공기 정화기능을 갖는 공기 순환식 로스터
CN211355052U (zh) 一种烤盘及具有该烤盘的空气炸锅
KR101708435B1 (ko) 유증기 여과장치 부착형 렌지 겸용 구이기
KR102515514B1 (ko) 흡입 유로를 구비한 전열식 조리기구
JPS6113541B2 (ja)
KR20050002675A (ko) 전기구이기의 가열체구조
JP3731285B2 (ja) ホットプレート
JP2000274699A (ja) 加熱調理装置
JPH01280429A (ja) 加熱調理器
JP2006029596A (ja) 誘導加熱調理器
KR20020075622A (ko) 고기 구이장치
EP4043794A1 (en) Cooking appliance
JP4110104B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2582368Y2 (ja) 無煙ロースター
KR200328725Y1 (ko) 전기구이기의 가열체구조
JPS6138508Y2 (ja)