JPS5925301A - 発泡性乳剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明岐発泡性乳剤組成物に関するＯ ＳＳ佳作用物質泡状、として目的処理部位へ適用する散
布方法が特に白蟻防除の分野で注目されている。白蟻防
除にあっては、白蟻の生態ふり目すと床ＦＩ、ｉｌル埋
が必要となる０しかしながら１床ドという袂−空間内で
の防除作業は、効率が悪いはかりでなく、作業従事各の
健康せ哩上も好ましくない。このため、薬剤を泡状とし
て適用する！、ｌＩｉ工方法が開発されたのであるか−
これによれは細部まＣ１屋外から遠隔適用することがＣ
き、薬剤に直接触れる機会も減少させることができまた
油剤処理時に経験する溶剤臭による不快感も様相するこ
とができる等の利点が１υられる〇 ところで、農薬作用＊質を泡状として処理するためＵＬ
は、楽液に発泡性をもたせることが必要である。次ぎに
、発泡性をもたせるためには、所定／Ｉ漠度に希釈４Ｊ
４液した薬液に、所定財の起泡剤をｔ　ｔｔｕすゐか、
薬剤目体に起泡剤をあらかじめ添加しで組成したものを
使用に際して適宜に希釈して調液する方法の２　、Ｉｆ
ｉりの解決策がまず考えられる。しかしながら、従来の
発泡施工法ψ にあってｔま、起泡剤を水溶液の形しか入手することが
できなかったため、乳剤若しくは水和剤のノｔｑに組成
した薬剤と水溶液の形に組成した起泡剤との２製剤を現
場で希釈調液するという煩雑な方法が専ら採用されてい
た。ところで、かかる発泡織、Ｅ法にあっては、発泡処
即した泡の安定化（泡ももの向ト）のなめ補助剤を添加
する必要があり、この補助剤はｆｌｔ来起泡剤に配合さ
れていた。しかし、本発Ｉυ１番等の知見しこよればこ
の補助剤の最終薬液中のｉｊ’！　ｌｕが泡安ポ化効果
に及ぼす影響は極めて大で、従来のＲ１１きいわゆる２
液注（薬剤と起泡剤を別個に準備すり）では、充分に１
Ｑ度管理することが困難でちることが判明し、この解決
のためにも薬剤中に起泡剤、前助剤を配合した組成物の
開発が望まれていた。

本発明け、４剤中に起泡剤及び補助剤を予め配合組成し
てなる１液性の発泡性乳剤組成物全提供するもＱノであ
る。更に詳しくは、式几Ｏ〜（ＯＨ２０）（２）　ｎ　
Ｈ（式中、ｌ（＃−！低級アルキル基、ｎは１〜８を示
す）で表わされるエーテル類、扁級アルコール疏１・浚
エステル塩類、農薬作用物質及び泡安定剤からなる発泡
性農薬乳剤組成物に関する〇 水溶液σア形で起泡剤及び前助剤を使用してけ１双晶が
乳化してしまうため、乳剤の調製は不可能である。成る
種の工夫により、高級アルコール硫酸エステル塩力１を
水を含まない状ｔ’ｔＨで入手できることが判１υ１し
た。本発明において高級アルコール硫＋’ｌｌエステル
塩類は起泡成分として利用するもので、それには炭素原
子１８１２〜１６の高級飽和若しくは不１泡和アルコー
ル硫酸エステル車及びポリオキシエチレングリコ−テ刀
”　１流Ｅｐ工ステル＋ＪＭ（エチレンオ程度性ド２〜
５モル程度縮金物）が言まれ、かつ４剤化に際しては水
を含まないｊ１シで配合されりべきものである。とりわ
け、ラウリルｆＵｆｊ　Ｉ’ｌｌエステルアンモニウム
、ラウリル硫酸エステルソーダ、オレイルｌ１７ｉｆ　
ｍエステルソーダ、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルｆＡ酸エステルアンモニウム等が好例でちる。

本発明に於いては、薬剤自体を発泡性（その希釈液を適
当な発泡散布機具で散布すｔｌは発泡するという性質）
とす４．ため使用Ｕ（能な溶剤には制約がある。白蟻防
除用乳剤に汎用の溶剤である白灯油、キシレン等炭化水
素類＃ｉ発泡性を減退させる作用を有するため本発明で
は使用することはできず、またグリフール系溶剤のうち
テモエチレングリコール、プロピレンクリコール、ポリ
オキシエチレングリコールは、製品）乳化状態を悪くす
るため使用Ｃることができないことが判明した。本発明
によれば、式１ｔＯ−（Ｕ）（２（ｊＭ２０）ｎＨ（式
中、几は低級アルキル基、ｎは１〜８を示す）で表わさ
れるエーテル類が溶剤として最適であることがゼＪ明し
た。Ｆ記の式で表わされるエーテル類には、セロソルブ
類（ｎ　＝　ｌ　）、カルピトール類（ｎ＝２）及びエ
チレンオキサイドの稲合モル数が３〜８のポリオキシエ
チレングリフール低級アルキルエーテル類が含まれ、例
えばメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、メチルカルピトール、エチルカルピトール、ブ
チルカルピトール、ポリオキシエチレングリコールメチ
ルエーテル（ｎ　＝　４．２〜４．４．　）が好例であ
る。

本帰明乳剤にはブし止剤が配合される。その例としては
、ポリオキシアルキルフェノールエーテル、ポリオギシ
ヒマ油エーテル、ポリオキシスチレン化フェノールエー
テル、アルキルベンゼンスルホンｒ’ｌ！塩等を代表的
なものとして示すことができる。尚、市販の乳化剤中に
はその溶剤としてキシレン等の発泡性を減退させる性質
（ｌ−ロ゛するものが防用されていることもあるが、そ
れに含まれている桿ＩＶ！の７４の混入は、本発明で支
障とけならない０ 本発明組成切Ｑ（ｌは、泡の安定化のなめＱ）前助剤例
えばラウリルアルコールが配合され心。このほかポリビ
ニルアルコール、ＣＭＣも使用することができるが、ラ
ウリルアルコールが最適である。

本発明で使ハ１できる農薬作用物質としては、その作用
性、化合物のａｔ＋類に限定きれゐことなく一般の乳剤
化に使用できる有効成分化合物であればよく待１′ｉニ
ー市されないが、本＋ｂ明け、とりわけ白蟻防除作用物
質及びそれとしばしば併用される木材防腐剤と白蟻防除
網上の混合剤の発泡性乳剤化に都合よく適用できる。

本発明乳剤ｄ公知の方法に従って製剤することができろ
。起泡剤の添加鍛は農薬作用物質の１重量部に対して０
．５〜２屯量重量イ戚囲から選択することができる。泡
安定化のための補助剤の添加駄は、泡のもちと関係する
ので重要な要素であな。例えばこの補助剤としてラウリ
ルアルフールを使用１し、白蟻防除剤としてクロルデン
を使用する場合、最終希釈薬液中のラウリルアルコール
の濃度が０．１５〜０．２％（・４文喰、以ｔ°同じ）
、クロルデンの４Ｎ：が２〜３％になる妬く希釈倍率を
考慮して乳剤組成吻中へ配合するのが最も好ましい態様
である。つまり１０倍希釈し一〇使用される発泡性乳剤
組成物中にＱよ、クロルデンがｌ！ｉ＋　−３１１％含
まれ、ラウリルアルコールが１．５〜２％含まれる。加
倍希釈して使用される場合には、発泡性乳剤組成物中に
り四ルデンが４０％含まれ＼ラウリルアルコールが３〜
４ｘ＠すれる。

ラウリルアルコールの添刀ｌＩｈ１がこの範囲をはずれ
ると、消泡半減期に多大の影善を生じ、モデル床ド試験
（密封状態）によれば、ラウリルアルコールの最終希釈
液中の濃度が０．１５％及び０．２％では１２時１１１
１７以上、０．１′ＸでＶｉ３Ｉｔ分、０．５％でＩｄ
　１５分、０．３％では４０分の半減期であるこ　とが
判明しな。半減期が短くなると泡の到達距離が短くなり
、かつ薬剤を過剰に消費することとなる。２ウリルアル
コールの一１二記０度・鉋囲は、床裏、柱裏面等泡の到
達し鑓い部位への付Ｓ度合、半減期、施工所要時間路モ
デル試鹸から傅ｆ？：、結果を信金的に考察して定めた
最ＪＩＭ植關であるので、１０倍希釈用乳剤組成物では
ラウリルアルコールを製剤中１．５〜２％の１１１合で
、ま′ｆｃ２０倍希釈用乳剤組成物では製剤中３〜４％
の割合で配合することは本発明の実１ｍ　Ｍ様の代表例
の一つであ／）０ 本発明乳剤は、作物の保護、植物の成長調節、雑草駆除
、木造構築ｕ＠（例えば家屋）等配合したａ＃作用物質
の作用性、・１用性にｔｒｉ＞、、じた分野で使用する
ことがで色る０使用に際しては、所定の１４１度に希釈
して適当な、市販の発泡散布圏具（例えば本出願人の製
造販売に係る機具１トルトル」）を使用すればよい０ 次ぎに本発明の若干の実施例を示すが、配合成分、その
配合割合は適宜に変更できるものである。

実施例１ クロルデン　　　　　　　　　　　４０％木材防腐剤Ｉ
Ｆ−１０００６％ 水を含まないラウリル１流酸エステルアンモニウム（起
泡剤）２０％ ラウリルアルコール（泡安定剤）　　　３％をよく混合
して乳剤とする０ このものは例えは水で加倍に希釈して家屋床ドの白蟻防
除のために使用する。

趣弛例２ クロルデン　　　　　　　　　　　２０％木材防腐剤Ｉ
Ｆ−１０１）０３％ 乳化剤（μ１例１のものと同じ）　　　６％水全古まな
いラウリル硫酸エステルアンモニウム１０％ ブナルカルビトール（溶剤＞　　　　　５９．５％ラウ
リルアルコール　　　　　　　　　１．５％をよく混合
して乳剤とする。

このものは例えは水で１０倍に希釈して家屋床ドの白蟻
防除のために使用する。

実施例 クロルピリホス（一般名、殺虫剤）　加％乳化剤（東邦
化学、ツルポール３１０１５）　　５％ブチルセロソル
ブ（ｒｌｔＩ　）　　　　　　５３，５％ラウリルアル
コール　　　　　　　　　１．５％をよく混合して乳剤
とする。

このものは例えば水で１０倍に希釈して家屋床下の白ｖ
ｇ、防除のために使用する。

実施例 ＭＥＰ（一般名、殺虫ｆｉｌｌ　）　　　　　　　　ｔ
ｏ″Ｘ乳化剤（ツルポール３０（１５１５％ 水を含まないポリオキシエチレンラウリルエーテルｔｌ
ｔｉｍエステルアンモニウム（起？ｌｌ＞　　　　　　
　２０％エチルセロソルブ（溶剤）　　　　　　６３５
％う１ンリルγルコール　　　　　　　　　１．５％ケ
よく混合して乳剤とする。

この乳剤は例えは、水で１０倍に希釈して家屋床下の白
蟻防除のために使用する。

試験例 （ｌｌ乳化状態 実１ｔｆＭ　＋ＨＪ　２の処方においてブナルカルビト
ールに代えてエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレングリコール（升２１１（１１を
使用してそれぞれ調製した乳剤の乳化状態は劣悪で、と
くにポリオキシエチレングリコールを使用したものでは
ゲル化し、商品価値はないものと判定された。これに対
し実唯例２０本発明品の乳化状態は極めて良好であった
。尚、判定は肉眼観察によった０１２）起泡性 実噸例２の処方において溶剤としてキシレン、起泡剤と
してポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸
エステルアンモニウムを使用した乳剤につき、市販の起
泡剤（水出Ｍ１人の製造販売に係る「ドルフオーム」　
）とロス・マイルス法により比較試験した結果、「ドル
フオーム」の方が優れていた。

１；３）発泡倍率、滞留性 ト記（２）の乳剤と実１血例２の乳剤につき市販の発泡
散布機具（「トルトル」商品名）ｔ−使用して発泡倍率
、滞留性を１週査した結果、それぞれ１３１１倍、２２
０倍で本発明品の方が良好であった。消泡半減期はモデ
ル床ド試験（密封状態）ではそれぞれ１０分、１２１１
舎間以上であっな。白蟻防除には、柱表面での泡の滞留
時間が必要であることから、対照区では充分な薬液の内
部への浸透は得られないものと判定された。

特許出願人　日本農薬株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １１１　　式几０−（ＯＨｚＯＨ２０）ｎＨ（式中、ｌ
   （は低級アルキル基、ｎけ１〜８を示す）で表わされる
   エーテル類、高級アルノ硫酸エステル塩類塩類、：辛薬
   作用物質及び泡安定剤からなる発泡性農薬乳剤組成物。 （２）　　式１ｔＯ（ＯＨ７０Ｈ２Ｕ　）　ｎ　Ｈ（式
   中、ａＨ低級アルキルａｌｉ、ｎは１〜８ｆ示す）で表
   わされるエーテル類、高級アルコール硫酸エステル塩類
   、クロルデン及びラウリルアルコールからなる特許請求
   の範囲第１項記載の発泡性農薬乳剤組成物。 （３）　　ラウリルアルコールを製剤中１．５〜２％（
   市＠）の割合で配合してなる特許請求の範囲第２」口記
   載の１０倍希釈用発泡性農薬乳剤組代物。