JPS6064901A - 起泡性有害生物防除剤組成物及び有害生物防除方法 - Google Patents

起泡性有害生物防除剤組成物及び有害生物防除方法

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JPS6064901A
JPS6064901A JP17283983A JP17283983A JPS6064901A JP S6064901 A JPS6064901 A JP S6064901A JP 17283983 A JP17283983 A JP 17283983A JP 17283983 A JP17283983 A JP 17283983A JP S6064901 A JPS6064901 A JP S6064901A
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内海 清
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Nikko Chemicals Co Ltd
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NIKKO KEMIKARUZU KK
Earth Chemical Co Ltd
Nikko Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新しい一面型起泡性有害生物防除剤組成物及び
これを利用して有害生物を防除する方法に関する。
従来より白アリ等の駆除に利用される代表的薬剤として
はクロルデン(2、8、4、5、6、7゜が知られてい
る。該クロルデンは水に難溶性のため、乳化剤を用いて
水中に乳化して乳剤としたり、油に溶解して油剤として
利用されている。その利用法としては代表的には土壌へ
の散布及び穿孔処理、木部への浸漬、塗布、吹付、穿孔
処理等が知られている。しかしながら例えば一般家屋や
各種構築物の床下部分に上記薬剤を施工する場合、最近
特に2等家屋等は床下が低く、また通風口が小さくなっ
ており、その施工が非常に困難であり、また狭い室間で
の散布施工の場合、薬剤のミストがガス化し、作業者の
衛生安全管理面での問題を伴い、更に油剤散布の場合に
は引火爆発等の保安上の危険も伴われる。
近年、特に施工時間か長くなり、作業環境上問題がある
場所への、薬剤の施工方法につき、薬剤を泡沫化して施
工する方法が提案されている。この方法はクロルデンを
適当な可溶化剤で可溶化後、用時に起泡剤を加え、泡消
火器様の゛機朽、即ちホース先端から薬液を適当な網に
流し、それに空気を送り込んで発泡させ、得られる泡沫
を処理を要求される箇所に施工するものである。しかし
ながら上記方法に用いられる可溶化薬液は水で希釈した
場合、希釈時又はその後の作業中に濁りを生じ、経時的
に不安定なものであり、これにより起泡剤添加後の起泡
性、泡沫安定性が非常に低く、作業性の悪いものである
。しかも上記泡消電器様機構による施工では、発泡を施
工面直前で行なう必要があるに加え、施工薬液の発泡が
不充分で予定した量の発泡容量が得られず、また未発泡
の薬液は回収されず施工面に流出浪費され、更に施工場
所に死角かでき所望効果を央し難い欠点がある。
本発明者らは、上記現状に鑑み、■床下の低い家屋でも
死角のない施工ができること、■薬液の飛散等がなく作
業者の安全性に優れていること、■施工時間か短かく、
省力化できること、■床下施工において土壌処理と木部
処理とが同時に行ない得ること、等に主眼をおき、上記
提案された泡沫タイ少の薬液施主方法の改良及びギれに
用いる薬液自体につき鋭意研究を重ねた。
本発明は上記研究の結果完成されたものであり、その要
旨とする所は、有効成分としての殺蟻剤及び防腐剤、該
有効成分の可溶化剤としてのHLB8〜12のノニオン
系界面活性剤及び起泡剤としての特殊アニオン系界面活
性剤を含有することを特徴とする一面型起泡性有害生物
防除剤組成物並びに該組成物を水で希釈後、約50〜1
50倍に発泡させ、得られる泡沫を有害生物の防除を要
求される箇所に移送供給することを特徴とする有害生物
防除方法にある。
本発明の一液型起泡性有害生物防除組成物は、有効成分
を高濃度に配合でき、その貯蔵安定性及び希釈安定性に
優れており、しかもこれを発泡させる際の発泡性(起泡
性)も非常に良好で、発泡後の泡沫安定性も顕著に優れ
ている。従ってこれは一面型として調製でき、従来の泡
沫タイプの薬液に見られるように起泡剤を用時混合調製
する手間を省くことができると共に、用時調製の斃の配
合比率の厳密な管理をも全く必要とせず、取扱いが簡便
である。また本発明組成物は上記の通り泡沫安定性に優
れているため、従来め泡消火器様の方式によらずとも、
適当な容器(発泡器)で予め発泡させて、得られる泡沫
のみをホース等で施工面に移送して施工できる。この泡
移送方式によれば、未発泡薬液の流出ロスを完全に防止
でき、また薬液組成の調整により施工場所容積に応じた
泡沫を作成し供給することができ、施工場所に死角がで
きるおそれはない。このように本発明組成物は、その特
有の利点を応用して上記−泡移送方式により施工できる
ものであり、本発明はかかる方式により薬液を施工して
有害生物を防除する新しい方法をも提供するものである
本発明の上記有害生物防除方法は、その特有の泡移送方
式を利用することに基づいて、上記した種々の効果を奏
し得ると共に、従来の泡沫タイプの薬液施工方法に見ら
れる各種効果、殊に施工時間の短縮化、環境衛生及び作
業者の安全性等を一層顕著に発現でき、充分な有害生物
防除効果を奏し得るものである。
本発明組成物において有効成分とする殺蟻剤及び防腐剤
としては、従来より白蟻等の木材害虫の防除作用を有す
ることの知られている各種のもの及び木材等の防腐作用
を有する公知の防IH剤をいずれも使用することができ
る。特に殺蟻剤とじてはクロルデンが、また防腐剤とし
ては4−クロロフェニル−8−ヨードプロバルギルホル
マフル(IF−1000、長瀬産業株式会社製、以下r
lF−1000Jと呼ぶ)が好適である。上記有効成分
の配合蓋は適宜に決定され、特に制限はないが、通常本
発明組成物中に殺蟻剤を2〜15重量%、防腐剤を0.
8〜5重量%の範囲で配合するのが望゛′ましい。
本発明組成物は、上記有効成分の可溶化・剤としてHL
B8〜12のノニオン系界面活性剤を利用する。該ノニ
オン系界面活性剤としては、通常の酸fヒエチレン付加
タイプのもの、多価アルコール脂肪酸エステルタイプの
もの等を使用することができる。かかるノニオン系界面
活性剤の具体例としては、例えばポリオキシエチレン(
41ラウリルエーテル、モノオレイン酸ポリオキシエチ
レン(61ソルビタン、ポリオキシエチレン(5)グリ
セリン脂肪酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエ
チレン(80)ンルビット、ポリオキシエチレン(2o
)硬化に一?シ油、ポリオキシエチレン(5)ノニルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレン(71ノニルフエ
ニルエーテル等を例示することができる。殊に本発明組
成物においては、上記ノニオン系界面活性剤として、H
LBが8〜12のものを用いることが重要であって、こ
れにより有効成分を高濃度で可溶化でき、しかも得られ
る組成物の希釈安定性、起泡性等を顕著に優れたものと
することができる。
しかるにノニオン系界面活性剤といえども上記HLB範
囲を外れるものやノニオン系以外の界面活性剤では、有
効成分を高濃度で可溶化することができず、水希釈時に
濁りが生じたり、起泡性を低下させる欠点があり、可溶
化剤としての使用は不適当である。上記HLB8〜12
のノニオン系界面活性剤は、通常本発明組成物中に約6
〜15重量%の範囲、好ましくは約8〜12重fIt9
6の範囲で配合され、これにより本発明所期の優れた効
果を奏する有害生物防除用組成物を提供することができ
る。
また本発明組成物においては、起泡剤として特殊アニオ
ン系界面活性剤を用いる。該特殊アニオン系界面活性剤
には、アルキル硫酸塩タイプ及びポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩タイプのものが包含される。その
具体例としては、例えばラウリル硫酸ナトリウム、ラウ
リル硫酸カリウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン
、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸
ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ト
リエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレン、Iニルフ
ェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル硫酸トリエタノールアミン等を例
示することができる。上記特殊アニオン系界面活性剤は
、通常本発明組成物中に約45〜80重量%、好ましく
は約55〜65重量%の範囲で配合され、これにより本
発明所期の効果を奏し得る。
本発明の有害生物防除剤組成物には、また特に必要では
ないが、有機溶剤を含有させることができる。該有機溶
剤は、その使用により上記殺蟻剤及び防腐剤の被処理木
材への浸透付着性を改善し、木材劣化防止効果を助長す
る場合があり、通常配合使用されるのが好ましい。該有
機溶剤は、上記有効成分との混合性、親和性を主として
、他に悪臭のないこと、母性の低いこと、良好な発泡特
性を阻止しないこと等を考慮して選択される。その代表
的具体例としては、例えば2−メトキシエタノール、2
−エトキシエタノール、2−(メトキシメトキシ)エタ
ノール、2−インプロポキシエタノール、2−ブトキシ
ェタノール、2−イソペンチルオキシエタノール、2−
フェノキシエタノール、フルフリルアルコール、テトラ
ヒドロフルフリルアルコーノペ 1−メトキシ−2−プ
ロパツール、1−エトキシ−2−プロパツールペ 2−
クロロエタノーノペ 2−メトキシエチルアセタート、
2−エトキシエチルアセタート、ジエチレングリコール
七ツメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジプロピ【/ングリコールモノメチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレン
グリコール・□モノメチルエーテノペポリプロピレング
リコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セタート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セタ−ト等を例示できる。之等は通常1種単独で又は2
種以上混合して用いられる。その使用量は、45重量%
までの範囲から適当に決定され、通常約5〜20重量%
の範囲とするのが好適である。
本発明組成物には、更に必要に応じて通常用いられてい
る効力増強剤、揮散率向上剤、消臭剤、査料等の各種添
加剤を任意に添加することかできる。
本発明の一敢!1シ起泡性有害生物防除剤組成物は、上
記各成分を単に混合することにより容易に調製され、水
で適当0度に希釈後、適当な発泡手段により発泡され実
用される。
本発明方法は、上記発泡手段により得られる泡沫を有害
生物の防除を要求される箇所に移送供給することにより
特徴付けられる。
本発明方法の好ましい一実に丞様によれば、上記発泡及
び泡沫の移送は、以下の装置により行なわれる。
該装置は、密(y」容器状の起泡槽、その起泡槽の下部
に設置された多孔壁、その多孔壁からの液面高さが略所
定高さとなるよう前記起泡槽内に有害生物防除用架1枝
を供給する薬液供給手段、前記多孔壁を通じて前記起泡
槽内の薬液中に気泡を吹込む気泡吹込み手段および前記
起泡槽内の液面の上部室間から外部空間へ延設された送
泡管路手段を具備している。
以下、上記装置の一興体例を示す図面に基づいて、本発
明方法を詳述する。
第1図は本発明方法の実施に利用する装置の一興体例を
示すものであり、第2図は該装置を利用して薬液を家屋
の床下室間に移送供給している図を示す。
第1図中(1)は装置本体を示す。起泡槽(2)は約4
0cm 立方の立方体状密閉器で、その底部に2本の空
気吹込管(3)が設置され、それら空気吹込情(3)は
各々風量1.5m37分程度0ブロワ−(4)に連結さ
れている。突気吹込管(3)は直径約30 mmのパイ
プで、g壁には5個〜10個の直径約6mmの小孔が穿
設されている。起泡槽(2)にI′A接して薬液槽(5
)が設置されており、この薬液槽(5)と前記起泡槽(
2)とは隔壁(6)の空気吹込管(3)より高くない位
置に穿設された通孔(7)により連通されている。
= 叡so +51の中段にはボールタップ(8)が設
置され、このボールタップ(8)を介して外部の送液装
置(9)力≦薬液槽(5)に連結されている。そこで薬
液槽(5)内の害虫叱除薬液(Δ1)の液面高さは略一
定に保たれるか、前述したように薬液槽(5)と起泡槽
(2)とは通孔(7)を介して連通しているので、起泡
4θ(2)内の害虫り除薬液のi夜面高さも略一定に保
たれること1こなる。つまり、堅気吹込W(3)からの
液面高さは略一定に保た゛れる。この高さは、たとえは
約14 cm〜約L6cmである。この意味で、薬液槽
(5]〜送液装置(9)の一連の要素が、全体として薬
液供給手段を構成している。
起泡JV!J +21の上部は、円錐状の屋根0(lに
なっており、その屋根ααの頂部には送部口α℃が設け
られ、この送部口0に直径約75 mm s長さ約10
mの送部チュープロが連結されている。また、起泡槽(
21内の薬液面より上方の空間の中段には除液ネット[
相]が張設されている。
上記装置(1)を利用した本発明方法によれは、ます送
液装置(9)から、本発明に係る一液個起泡性有害生物
防除組成物の水希釈液(以下単に薬液と呼ぶ)を薬液槽
(5)に供給し、これにより起泡槽(21に所定妬さま
で薬液を導入する。次に送部チュープロの先端をたとえ
ば家屋の床下などに挿入し、そののちブロワ−(4)を
作動する。そうすると、起泡槽(2)内の薬液中に突気
吹込管(3)の多孔壁を通じて金気が吹込まれるから、
液面上に細かな気泡が多量に連続して発生する。これら
の気泡は引き続いてどんどん発生するから、先に発生し
た気泡を押し上げ、送部チューブ口中へ送り込む。こう
して送部チューブυの先端から気泡が噴出され、家屋の
床下などのを間は気泡で満たされる。(第2図)。
気泡が満たされた空間の壁面には気泡が付着するが、気
泡は薬液により形成されているから、すなわち、壁面に
該MUが付着す之こととなる。
除液ネットOJは、液面より発生した気7包より過Hの
薬液を回収する役目を果すもので、薬液の無駄な消費を
防ぐ。
上記装置を利用した本発明組成物こよれfよ薬液を床下
などの壁面あるいはマンホール内など1こ女子適に散布
でき、施工者が狭い空間に入って薬I伎を散iiする必
要かなくなり、省力化ができるのと同IQに施工者の健
康上好ましいものとなる。また、上記装置では、多孔壁
から薬液面までの高さ力’ E’t5 nj定高さに保
たれるから、気泡の品質が比較的均一になり、均一な薬
液の散布を行えるようGこなる。
なお、上記1こおいて送部管路が長い場合に(ま、その
@路の途中に送血用ブロワ−を付加するの力く好ましい
上記した本発明方法において、薬液は通當約5〜100
倍、好ましくは7.5〜20倍に水で希釈されるのか好
ましく、−その発泡倍率は約50〜150倍とされるの
が好ましい。また薬液の散布速度及び量は、特に制限は
ないが約101/分及び約1000 l/m”を目安と
するのが普通であり、2%希釈薬液の場合被処理面1 
m2当り約51前後の薬液量を散布するのが好ましい。
以下、本発明組成物の調製例を実施例として挙げ、次い
で、その施工による効果を明らかにする試験例を挙げる
実施例1 クロルデン 15重量96 1F−1000 2.25 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 6055硫酸ア
ンモニウム(80%) ポリオキシエチレン(4、2) 9.5ラウリルエーテ
ル ブチルカルピトール 12.7 上記各成分を混合して本発明の一液型起泡性有害生物防
除剤組成物を得た。
このものは更に水で7.5〜15倍に希釈した状態で、
それぞ・れ80分間放置しても、全く濁りは認められず
、また起泡性に優れたものであった。
これに対し、上記においてポリオキシエチレンラウリル
エーテルを用いることなく同様にして調製希釈した薬液
は、上記放置により濁りが認められ、また起泡性も低下
した。
〈セミフィールド試験〉 この試験は、上記実施例1で得た組成物を更に水で7.
5倍に希釈した薬液を、第1図に示す装置を利用して発
泡させ、添付第8図に示す床下モデル(縦1.5 m 
X横8mX床高0.5 m )の床下に泡沫を移送充満
させることにより実施した。
供試材、供試土壌及び試験方法は次の通りである。
l)供試材 10cmX 1(1cmX 1cm の米ツガで、木口
及び裏面にアクリル樹脂ペイントを施した供試材を、第
8図のA−Fの6ケ所の壁面に設置する。またG−Iの
8ケ所には高さによる影響を見るため、床面から5cm
、25cm及び45 cmの3ケ所に大々供試材を配置
した。
2)供試土壌 内容積1570cm(内径10cmX高さ20 cmの
底蓋付塩化ビニル製)の円筒に海砂を満たし、これを第
8図のJ−Lの8ケ所に、大々上記円筒上部が地面と同
じ高さになるよう埋設した。
3)試験方法 第3図に示す床下モデルの横手中央より、第1図に示す
装置の送油チューブ(2)の先端を床下に挿入し、図中
矢印で示す方向に従い、第1室より順次泡沫を床下に移
送充満させた。この施工条件は、施工容積2250J、
装置の発泡性能6f/分、発泡倍率50倍、発泡M60
(1’/分であり、従って施工時間は4分であった。尚
上記発泡倍率は、装置の液面調整により25〜100倍
に可変であり、該発泡倍率100倍の場合は、発泡性能
を121/分とし、発泡Mを同一の60017分とした
上記薬液施工後、泡沫を自然消泡させ、その後各供試材
及び供試土壌を採り出して、木部への薬剤付着量及び土
壌への薬剤浸透度を測定した。薬剤付着量の測定は、木
部の施工前及び施工後の重量差によってめる事により行
なった。また土壌への薬剤浸透度は、供試土壌を1週間
放置後、J地点については、上部からI Cmずつ5c
m、それから5 cmずつの土壌を分取し、タロルデン
量を分析し、またに地点及びL地点については上部から
5 cmずつの土壌を分取し、同様に分析した。
クロルデン量の分析は、上記薬剤付着i1jとおけるそ
れと同一方法により行なった。
得られた結果を、側面A−Fの6ケ所への薬剤付着量に
つき第1表に、床裏面G−Iの8ケ所への薬剤付@髄に
ついては第2表に大々示す。
第 1 表 上記第1表より本発明方法によれば、各設置場所による
影惨及び高さによる影響をあまり受けることなく、薬剤
をほぼ均一に付着させ得ることが判る。また薬剤付着量
自体は最低でもC−床面45 cmにおける1m2当り
182.5cc(クロルデンfit 2.659 )で
あり、一般に確実な殺蟻効果が期待できるといわれてい
る基準量が29Im”であることに鏝み、充分に満足で
きるものであることが判る。
第2表 上記第2表より薬剤付着量は、第−蔓、第二室、第三室
と順次若干低下してはいるが、いずれもクロルデンの基
準量である297mMを上回る付着量が達成されている
ことが判る。
また供試土壌への薬剤浸透度の測定結果は、下記第8表
に示す通りである。
第3表 上記第8表より薬剤の土壌への浸透性においては、上部
から5 cm までの部分に最も多fi(5゜%以上)
の薬剤が検出され、薬剤はあまり深く浸透せず、土壌表
面の比較的浅い所に防蟻バンドができていることが判明
した。このことから、本発明方法は土壌処理に最も適し
た施工方法であると考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に適した薬液散布装置の一具
体σりの要部断面構成説明図、第2図は床下に発泡施工
を行なう場合を示す模式的説明図及び第8図は本発明方
法の効果を明らかにするために行なったセミフィールド
試験に利用した床下モデルを示す説明図である。 (11は有害生物防除薬散布装置、 (2)は起泡槽、 (3)は9気吹込管、(4)はブロ
ワ−1(5)は薬液槽、 (6)は隔壁、 f71は通孔、 (8)はポールタップ、(9Iは送液装置、02は送油
チューブ、 α3は除液ネット。 (以上) 第1図 3を 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 有効成分としての殺蟻剤及び防腐剤、該有効成分の
    可溶化剤としてのHLB8〜12のノニオン系界面活性
    剤及び起泡剤としての特殊アニオン糸界面活性剤を含有
    することを特徴とする一液型起泡性有害生物防除剤組成
    物。 ■ 殺蟻剤がクロールデン及び防腐剤が4−クロロフェ
    ニル−8−ヨードプロパルギルホルマールである特許請
    求の範囲第1項に記載の組成物。 ■ 殺蟻剤2〜15重量%、防IP4剤0.8〜5重量
    %、ノニオン糸界面活性剤6〜15重量%、特殊アニオ
    ン系界面活性剤45〜80重量タロ及び有機溶剤5〜4
    5重量%から成る特許請求の範囲第1項に記載の組成物
    。 ■ 有効成分としての殺蟻剤及び防腐剤、該有効成分の
    可溶化剤としてのHLB8〜120ノニオン糸界面活性
    剤及び起泡剤としての特殊アニオン糸界面活性剤を含有
    する一面型起泡性有害生物防除剤組成物を水で希釈後、
    約50〜150倍に発泡させ、得られる泡沫を有害生物
    の防除を要求される箇所に移送供給することを特徴とす
    る有害生物防除方法。 ■ 発泡及び泡沫の移送が、密閉容器状の起泡fu %
    その起泡棒の下部に設置された多孔壁、その多孔壁から
    の液面高さが略所定高さとなるよう前記起泡槽内に有害
    生物防除用薬液を供給する薬液供給手段、前記多孔壁を
    通じて前記起泡イW1内の薬液中に気泡を吹込む気泡吹
    込み手段およQ前記起泡41内の液面の上部金量から外
    部を間へ延設された送泡管路手段を具(tfi してな
    る有害生物防除薬散布装置により行なわれる特許請求の
    範囲第4項に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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