JPS5924910B2 - 真空ろう付用継手金具 - Google Patents
真空ろう付用継手金具Info
- Publication number
- JPS5924910B2 JPS5924910B2 JP10123377A JP10123377A JPS5924910B2 JP S5924910 B2 JPS5924910 B2 JP S5924910B2 JP 10123377 A JP10123377 A JP 10123377A JP 10123377 A JP10123377 A JP 10123377A JP S5924910 B2 JPS5924910 B2 JP S5924910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- fitting
- joint
- metal
- brazing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、真空雰囲気中で各種前傾を接続するための真
空ろう付用継手金具に関する。
空ろう付用継手金具に関する。
従来より例えば実験用原子炉で照射するキヤプセル等を
製作する場合に、キヤプセル内にヘリウムガスを封じ込
めたり、真空制御をするために、キヤプセルを貫通し、
又はキヤプセルから外部に出る活性金属製の各種前傾を
真空雰囲気中で高周波誘導加熱によるろう付をする必要
があつた。
製作する場合に、キヤプセル内にヘリウムガスを封じ込
めたり、真空制御をするために、キヤプセルを貫通し、
又はキヤプセルから外部に出る活性金属製の各種前傾を
真空雰囲気中で高周波誘導加熱によるろう付をする必要
があつた。
この場合に従来より用いられている真空ろう付用継手金
具は、第1図に総体的に符号1で示す如く、継手金具本
体2の両端に上方向及び下方向の互いに異なる方向に夫
々傾斜して突出形成された上部ろう材受皿3及び下部ろ
う材受皿4とを有するものである。しかしながらこのよ
うな従来の構成においては、上部ろう材受皿3と下部ろ
う材受皿4とが異なる方向に形成されているので、第1
及び第2の被接続管P1及びP2を一度にろう付する事
が出来ない。即ち上部ろう材受皿3からろうを流し込ん
で第1の被接続管を継手金具本体にろう付した後全体を
逆さにして下部ろう材受皿4にろうを流し込んで第2の
被接続管を継手金具本体にろう付するという2度の手間
がかかり従つて作業が繁雑であり、作業中に真空状態を
破ることもあり、特にキヤプセルの製作時の複雑な工程
の作業能率を向上せしめる事が出来なかつた。本発明の
目的は上述せる従来の欠点を防止し、作業能率を著しく
向上させる事が出来る真空ろう付用継手金具を提供する
ことにある。
具は、第1図に総体的に符号1で示す如く、継手金具本
体2の両端に上方向及び下方向の互いに異なる方向に夫
々傾斜して突出形成された上部ろう材受皿3及び下部ろ
う材受皿4とを有するものである。しかしながらこのよ
うな従来の構成においては、上部ろう材受皿3と下部ろ
う材受皿4とが異なる方向に形成されているので、第1
及び第2の被接続管P1及びP2を一度にろう付する事
が出来ない。即ち上部ろう材受皿3からろうを流し込ん
で第1の被接続管を継手金具本体にろう付した後全体を
逆さにして下部ろう材受皿4にろうを流し込んで第2の
被接続管を継手金具本体にろう付するという2度の手間
がかかり従つて作業が繁雑であり、作業中に真空状態を
破ることもあり、特にキヤプセルの製作時の複雑な工程
の作業能率を向上せしめる事が出来なかつた。本発明の
目的は上述せる従来の欠点を防止し、作業能率を著しく
向上させる事が出来る真空ろう付用継手金具を提供する
ことにある。
本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
2図には本発明に係る真空ろう付用継手金具の第1の実
施例が示されており、真空ろう付用継手金具11はその
一端より第1の被接続管P1が、他端より第2の被接続
管P2が夫々その内部に挿入される梅干金具本体12を
有し、第1及び第2の被接続管P1及びP2の端部の当
接部15を挾んだ継手金具本体12の上下位置に略同一
方向に傾斜して突出形成された上部ろう材受皿13及び
下部ろう材受皿14が一体的に形成され、下部ろう材受
皿14の上面にろう材(図示せず)を充填した場合に、
継手金具本体12の内周面及び第2の被接続管P2との
間隙に上記ろう材が融通し得るように上記下部ろう材受
皿14の上面傾斜に沿つて継手金具本体12の内部に連
通せるろう材融流孔16が形成されている。
2図には本発明に係る真空ろう付用継手金具の第1の実
施例が示されており、真空ろう付用継手金具11はその
一端より第1の被接続管P1が、他端より第2の被接続
管P2が夫々その内部に挿入される梅干金具本体12を
有し、第1及び第2の被接続管P1及びP2の端部の当
接部15を挾んだ継手金具本体12の上下位置に略同一
方向に傾斜して突出形成された上部ろう材受皿13及び
下部ろう材受皿14が一体的に形成され、下部ろう材受
皿14の上面にろう材(図示せず)を充填した場合に、
継手金具本体12の内周面及び第2の被接続管P2との
間隙に上記ろう材が融通し得るように上記下部ろう材受
皿14の上面傾斜に沿つて継手金具本体12の内部に連
通せるろう材融流孔16が形成されている。
また継手金具本体12の他端内部には溶融ろう材の流れ
止め用のザグ1川7が形成されている。尚本実施例では
ろう材融流孔16が4個形成されているものが示されて
いるが、このろう材融流孔16の大きさ及び個数は使用
するろう材及び加熱状態に応じて適宜設定し得るもので
ある。以上が本発明の第1の実施例による構成であるが
、かかる構成によれば、継手金具本体12の一端より第
1の被接続管P1を、他端より第2の被接続管P2を夫
々内部に挿入し、第1及び第2の 5被接続管の端面に
より形成される当接部15の位置を上記上部ろう材受皿
13及び下部ろう材受皿14間の所定の位置に設定した
後、上記上部ろう材受皿13及び下部ろう材受皿14に
ろう材を充填し、真空雰囲気中で高周波誘導加熱により
ろう 二材を溶融せしめれば、上部ろう材受皿13に充
填されたろう材は継手金具本体12の内周面及び第1の
被接続管P1の外周面との間隙を毛細管現象により融流
し、下部ろう材受皿14に充填されたろう材継手金具本
体12に形成されたろう材融流 3孔16より継手金具
本体12の内周面及び第2の被接続管P2の外周面との
間隙を毛細管現象により融流し、継手金具本体12と第
1及び第2の被接続管とがろう付されるものである。
止め用のザグ1川7が形成されている。尚本実施例では
ろう材融流孔16が4個形成されているものが示されて
いるが、このろう材融流孔16の大きさ及び個数は使用
するろう材及び加熱状態に応じて適宜設定し得るもので
ある。以上が本発明の第1の実施例による構成であるが
、かかる構成によれば、継手金具本体12の一端より第
1の被接続管P1を、他端より第2の被接続管P2を夫
々内部に挿入し、第1及び第2の 5被接続管の端面に
より形成される当接部15の位置を上記上部ろう材受皿
13及び下部ろう材受皿14間の所定の位置に設定した
後、上記上部ろう材受皿13及び下部ろう材受皿14に
ろう材を充填し、真空雰囲気中で高周波誘導加熱により
ろう 二材を溶融せしめれば、上部ろう材受皿13に充
填されたろう材は継手金具本体12の内周面及び第1の
被接続管P1の外周面との間隙を毛細管現象により融流
し、下部ろう材受皿14に充填されたろう材継手金具本
体12に形成されたろう材融流 3孔16より継手金具
本体12の内周面及び第2の被接続管P2の外周面との
間隙を毛細管現象により融流し、継手金具本体12と第
1及び第2の被接続管とがろう付されるものである。
この場合に下部ろう材受皿14より溶融せるろう材が継
手金 3具本体12の他端まで融流しても、継手金具本
体12の他端内周面に形成せるザグI川7の存在により
、毛細管現象はサグリ17で止まりこれ以上のろう材の
流下を阻止することが出来るものである。またろう付さ
れた状態はヘリウムリーク試験 4の結果、そのリーク
量が1×10−8a1mcC/Sec以下と極めて良好
なものである。従つて上述せる本発明の第1の実施例の
構成によれば、上部ろう材受皿及び下部ろう材受皿が同
一方向に形成されているので、1回の作業で第1および
第2の被接続管を確実に真空ろう付接続出来、しかも真
空雰囲気を破ることがない。
手金 3具本体12の他端まで融流しても、継手金具本
体12の他端内周面に形成せるザグI川7の存在により
、毛細管現象はサグリ17で止まりこれ以上のろう材の
流下を阻止することが出来るものである。またろう付さ
れた状態はヘリウムリーク試験 4の結果、そのリーク
量が1×10−8a1mcC/Sec以下と極めて良好
なものである。従つて上述せる本発明の第1の実施例の
構成によれば、上部ろう材受皿及び下部ろう材受皿が同
一方向に形成されているので、1回の作業で第1および
第2の被接続管を確実に真空ろう付接続出来、しかも真
空雰囲気を破ることがない。
次に本発明の第2の実施例を第3図に基き説明するに、
第2図との対応部分には同一符号を附してある。
第2図との対応部分には同一符号を附してある。
この実施例では、第2図に於ける継手金具本体12が上
部継手金具本体12a及び下部継手金具本体12bによ
り形成され、上部継手金具本体12aの下端に矩形状の
ろう材融流孔16′が複数個形成され、また下部継手金
具本体12bの下部ろう材受皿14″の上面中央に上部
継手金具本体12aの下端が嵌合すべき凹溝14′aが
形成され、上記上部継手本体12aの下端が下部継手本
体12bの凹溝14′aに嵌合し得る様に構成されてい
る事を除き第1の実施例と同様の構成を有するものであ
る。以上が本発明の第2の実施例による構成であるが、
かかる構成によれば、第1及び第2の被接続管P1及び
P2の当接部15が下部継手金具本体12bの位置決め
の際に視覚を似つて確認し得るのでより正確、迅速なる
ろう付作業をなし得るものである。
部継手金具本体12a及び下部継手金具本体12bによ
り形成され、上部継手金具本体12aの下端に矩形状の
ろう材融流孔16′が複数個形成され、また下部継手金
具本体12bの下部ろう材受皿14″の上面中央に上部
継手金具本体12aの下端が嵌合すべき凹溝14′aが
形成され、上記上部継手本体12aの下端が下部継手本
体12bの凹溝14′aに嵌合し得る様に構成されてい
る事を除き第1の実施例と同様の構成を有するものであ
る。以上が本発明の第2の実施例による構成であるが、
かかる構成によれば、第1及び第2の被接続管P1及び
P2の当接部15が下部継手金具本体12bの位置決め
の際に視覚を似つて確認し得るのでより正確、迅速なる
ろう付作業をなし得るものである。
第4図には本発明の第3の実施例が示されており、第2
図との対応部分には同一符号を附してある。
図との対応部分には同一符号を附してある。
この実施例では、継手金具本体12が上部継手金具本体
12a及び下部継手金具本体12bを有し、且つ上部継
手金具本体12a及び下部継手金具本体12bが原子炉
で用いられる照射キヤブセル20を介在せしめて形成さ
れ、第1及び第2の被接続管P1及びP2の端面が当接
してろう付されない事を除いては第1の実施例と同様の
構成を有するものである。この実施例では照射キヤプセ
ルの上端および下端に夫々上部継手金具本体および下部
継手金具本体か固定されており、第1および第2の被接
続管を照射キヤプセルに接続し、これら管を通してキヤ
プセル内に例えばヘリウムガスを封じ込めるように用い
られる。かかる構成によればキャプセルに各種管類を簡
単に且つ確実に接続できる利点がある。
12a及び下部継手金具本体12bを有し、且つ上部継
手金具本体12a及び下部継手金具本体12bが原子炉
で用いられる照射キヤブセル20を介在せしめて形成さ
れ、第1及び第2の被接続管P1及びP2の端面が当接
してろう付されない事を除いては第1の実施例と同様の
構成を有するものである。この実施例では照射キヤプセ
ルの上端および下端に夫々上部継手金具本体および下部
継手金具本体か固定されており、第1および第2の被接
続管を照射キヤプセルに接続し、これら管を通してキヤ
プセル内に例えばヘリウムガスを封じ込めるように用い
られる。かかる構成によればキャプセルに各種管類を簡
単に且つ確実に接続できる利点がある。
第1図は従来の真空ろう付用継手金具の断面図、第2図
乃至第4図は本発明に係る真空ろう付用継手金具の第1
乃至第3の実施例を示す断面1図である。 図中、11は真空ろう付用継手金具、12は継手金具本
体、13は上部ろう材受皿、14及び14′は下部ろう
材受皿、15は当接部、16及び16′はろう材融流孔
、P1及びP2は第1及び第2の被接続管を夫々示す。
乃至第4図は本発明に係る真空ろう付用継手金具の第1
乃至第3の実施例を示す断面1図である。 図中、11は真空ろう付用継手金具、12は継手金具本
体、13は上部ろう材受皿、14及び14′は下部ろう
材受皿、15は当接部、16及び16′はろう材融流孔
、P1及びP2は第1及び第2の被接続管を夫々示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上端より第1の被接続管が、下端より第2の被接続
管が夫々挿入される孔を有する継手金具本体と、上記第
1及び第2の被接続管の当接部又は対向せる端部が位置
する継手金具本体の上下位置に同一方向に突出形成され
た上部ろう材受皿及び下部ろう材受皿と、該下部ろう材
受皿の内部と継手金具本体の孔とを連通するよう設けら
れたろう材融流孔とを備えていることを特徴とする真空
ろう付用継手金具。 2 前記継手金具本体の下面の第2の被接続管が挿入さ
れる孔の開口部に溶融ろうの流出を止めるザグリが設け
られている特許請求の範囲第1項記載の金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123377A JPS5924910B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 真空ろう付用継手金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123377A JPS5924910B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 真空ろう付用継手金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5435152A JPS5435152A (en) | 1979-03-15 |
JPS5924910B2 true JPS5924910B2 (ja) | 1984-06-13 |
Family
ID=14295172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123377A Expired JPS5924910B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 真空ろう付用継手金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924910B2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP10123377A patent/JPS5924910B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5435152A (en) | 1979-03-15 |
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