JPS6261775A - 羽根車の羽根ろう付け方法 - Google Patents

羽根車の羽根ろう付け方法

Info

Publication number
JPS6261775A
JPS6261775A JP20052885A JP20052885A JPS6261775A JP S6261775 A JPS6261775 A JP S6261775A JP 20052885 A JP20052885 A JP 20052885A JP 20052885 A JP20052885 A JP 20052885A JP S6261775 A JPS6261775 A JP S6261775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
brazing
inner shell
shell
outer shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20052885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH028825B2 (ja
Inventor
Zenzo Isomine
五十嶺 善三
Tsutomu Aida
会田 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PRESS GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
PRESS GIKEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PRESS GIKEN KOGYO KK filed Critical PRESS GIKEN KOGYO KK
Priority to JP20052885A priority Critical patent/JPS6261775A/ja
Publication of JPS6261775A publication Critical patent/JPS6261775A/ja
Publication of JPH028825B2 publication Critical patent/JPH028825B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トルクコンバータ、流体接手などに用いられ
る羽根車の羽根を殻体にろう付けして固定する方法に関
する。
(従来の技術) 従来この種の羽根車で、羽根をろう付けする方法として
、特公昭52−8451号公報及び特公昭53−272
28号公報に開示された、羽根を締付け帯又は羽根バン
ドで内殻及び外殻に固定したのち羽根上端の内殻側及び
外殻側にろう線のリングを載置し、加熱炉内で全体をろ
う線の溶融点以上に加熱したのち冷却する方法が知られ
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の従来技術では、羽根と内外殻の組付けの際、締付
け帯又は羽根バンドを必要とするため、部品数が多く、
また、内殻とろう材の熱膨張係数の差異によって、加熱
旧ろう線リングが内殻から離れ、その位置で溶解して羽
根面を流下するので、羽根と内殻の接合面に溶ろうが流
入できないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、内殻外面の羽根ろう付け予定位置の直近上部
に羽根上部の斜面とほぼ平行する短いろう線を羽根と同
数個溶接し、羽根に設けた突起を内殻の穴に挿入したの
ち溶接して仮付けし、これを外殻内に入れて羽根の上端
縁の外殻に接する位置にろう線リングを載置してなる組
付け体を加熱炉内に入れ、全体をろう線及びろう線リン
グの溶融点以上に加熱したのち冷却することによって前
記の問題点を解決した。
(作 用) 組付け体を加熱することにより、短いろう線の溶ろうは
、すべて内殻の外面を伝わって羽根接合部に流入し、ろ
う線リングの溶ろうも、外殻内面を伝わって羽根接合部
に流入し、毛細管現象も生じて内殻羽根外殻の間隙に溶
ろうが充満し、冷却することによって完全にろう付けさ
れる。
(実施例) 以下、本発明を図面によって説明する。
図面は、本発明を実施した自動車用トルクコンバータの
羽根車を示し、内殻(1)、外殻(2)、多数の羽根(
3)、リテーナ(4)を備え、羽根(3)には、内殻側
接合部(5)の一部に突起(5a)が設けられ、更に内
端に突起(6)が設けられて、仮付けの際に内殻の穴(
7)及びリテーナ(4)の外周に設けたスリット(8)
にそれぞれ嵌合される。(9)は内殻側のろう線であっ
て、適宜の長さに切断されたろう線(9)の端部(9a
)が内殻(1)の外面にスポット溶接されており、溶接
の際端部(9a)は図示のように電極で圧迫されて扁平
となるが、この形状は特別の意味をもつものではない。
(10は、羽根(3)の外殻側接合部0及びリテーナ(
4)を外殻にろう付けするろう線であってリング状をな
し、かつ上下の波形に形成され、波の山部分が羽根(3
)の上端縁(′lz上に載置され、外側面が外殻内側面
に密接している。ろう線(9)、(IGとして通常銅線
が用いられる。
次に本発明のろう付け方法を説明する。
まず、内殻(1)の外面の羽根ろう付け予定位置の直近
上部に羽根上部の斜面とほぼ平行する短いろう線(9)
を羽根と同じ数だけスポット溶接し、次に、羽根(3)
、(3)・・・に設けた突起(5a)、(5a)・・・
を内殻(1)の穴(1)、(1)・・・に挿入し、各突
起(5a)を内殻(1)にアーク溶接することによって
羽根(3)を内殻(1)に仮付けし、これを外殻(2)
に入れて羽根(3)の外殻側接合部Gl)を外殻の内面
に載置する。
このとき、外殻(2)の底に環状のリテーナ(4)を置
き、その周囲に刻設したスリット(8)に羽根(3)の
内端に設けた突起(6)を係合させ、リテーナ(4)を
4個所で外殻(2)にスポット溶接(13L、て仮付け
することによって、羽根(3)の内端位置を規制する。
なお、突起(5a)のみで羽根(3)の位置が規制でき
れば、リテーナ(4)は省略することができる。次いで
、羽根(3)の上端縁(1ツの外殻(2)に接する位置
にろう線リングC11)を載置する。
以上で準備作業が終り、この組付け体を加熱炉に送りろ
う線の溶融点以上に加熱すると、各ろう線は溶け、ろう
線(9)は、内殻(1)の外壁に溶接されて密着してい
るため、その溶ろうは、内殻(1)の外面を伝わって流
下して該外面と羽根(3)の内殻側接合部(5)の間隙
に流入し、更に、該間隙の毛細管現象によって間隙内金
体に充満する。
突起(5a)と穴(8)の間に間隙が残っている場合は
、溶ろうはこの間隙にも毛細管現象によって侵入する。
したがって内殻側接合部(5)は第3図のa点からb点
に至る全区間で内殻(1)に完全にろう付けされること
になる。もし、この部分のろう線が従来技術におけるよ
うなリング状のものであると、加熱による熱膨張差によ
るものと推定される変形によって、リングと内殻(1)
の間に間隙ができて、溶ろうは羽根の外面を伝わって外
殻に落下するものか多く接合部(5)に流入する母が少
くなる。
一方、ろう線リング00の溶ろうは外殻内面を伝わって
流下して羽根(3)の外殻側接合部(11)に流入し、
毛細管現象も生じるため第3図の0点からd点に至る区
間は完全に溶ろうで充満する。
そして、外殻(2)とリテーナ(4)との隙間にも毛細
管現象で侵入し、d点からe点に至る区間及び羽根(3
)の突起(ωとリテーナ(4)のスリット(8)との間
にも毛細管現象によって侵入するから、羽根(3)、外
殻(り、リテーナ(4)゛は点Cからdを経てeに至る
全区間で完全にろう付けされることになる。
ろう線リング(10は、上下の波形に形成してあり外殻
内側面に密接しているため、波の半分は外殻(2)の内
面と羽根(3)の接合部(11)の接触線に近接してお
り、溶ろうは接合部aつとの間隙に容易に流入すること
ができる。なおこの間隙は、外殻(2)の底部に連絡し
ているので、該底部に溜った溶ろうを毛細管現象で吸い
上げて間隙をほぼ充満することができるため、従来技術
と同様に単純な円形をなすリングを用いても実用上差支
えない。
各ろう線(9)、00の溶ろうが内外殻(1)、(2)
と羽根(3)の接合部(5)、(11との間に充満した
のち加熱炉を冷却するか、組付け体を炉外に引出すかし
て自然冷却すると各接合部が完全にろう付けされた羽根
車が得られる。
(発明の効果) 内殻外面の羽根ろう付け部に接近した上方位置に羽根上
部と平行して短いろう線を溶接したため、加熱によって
溶けたろうは、すべて内殻の外面を伝わって流下して内
殻外面と羽根の内殻側接合部の間隙に流入する。溶ろう
が内殻外面を伝わらず羽根外面のみを流れると間隙に入
いることなく外殻内に落下してしまうが、本発明では溶
ろうがすべて内殻外面を伝わるので無駄に落下するもの
がなく完全なろう付けが行われる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施した羽根車を示し、第1図は一部破
断斜視図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく側面
図である。 (1)・・・内殻 (2)・・・外殻 (3)・・・羽根 (9)・・・ろう線 (10・・・ろう線リング 他2名 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内殻外面の羽根ろう付け予定位置の直近上部に羽根
    上部の斜面とほぼ平行する短いろう線を羽根と同数個溶
    接し、羽根に設けた突起を内殻の穴に挿入したのち溶接
    して仮付けし、これを外殻内に入れて羽根の上端縁の外
    殻に接する位置にろう線リングを載置してなる組付け体
    を加熱炉内に入れ、全体をろう線及びろう線リングの溶
    融点以上に加熱したのち冷却することを特徴とする羽根
    車の羽根ろう付け方法。 2、羽根を仮付けした内殻を外殻に入れるとき、外殻の
    底に置いたリテーナの外周のスリットに羽根の内端を係
    合させ、このリテーナを外殻に仮付けすることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の羽根車の羽根ろう付
    け方法。 3、ろう線リングを上下の波形に形成して波の山部分を
    羽根の上端に載置したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の羽根車の羽根ろう付け方法。
JP20052885A 1985-09-12 1985-09-12 羽根車の羽根ろう付け方法 Granted JPS6261775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20052885A JPS6261775A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 羽根車の羽根ろう付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20052885A JPS6261775A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 羽根車の羽根ろう付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261775A true JPS6261775A (ja) 1987-03-18
JPH028825B2 JPH028825B2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=16425805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20052885A Granted JPS6261775A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 羽根車の羽根ろう付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6261775A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103298582A (zh) * 2011-02-22 2013-09-11 三菱重工业株式会社 叶轮的制造方法
CN105397223A (zh) * 2015-12-25 2016-03-16 中国航空工业集团公司沈阳发动机设计研究所 一种吸附式空心静子叶片的制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103298582A (zh) * 2011-02-22 2013-09-11 三菱重工业株式会社 叶轮的制造方法
CN105397223A (zh) * 2015-12-25 2016-03-16 中国航空工业集团公司沈阳发动机设计研究所 一种吸附式空心静子叶片的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH028825B2 (ja) 1990-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4744505A (en) Method of making a heat exchanger
US4858686A (en) Heat exchanger
JP3146012B2 (ja) ヒューズ
JP2839096B2 (ja) 管端部と相手部材との鑞付け方法
JPS6261775A (ja) 羽根車の羽根ろう付け方法
JP2904638B2 (ja) ロー付け方法及びロー付け接合体
KR960003724B1 (ko) 무용제 납땜 접합방법 및 그 방법으로 제작한 열교환기
EP0160002B1 (en) A method of affixing tubes to headers in a heat exchanger
JPS6219941B2 (ja)
JPS6219940B2 (ja)
JPH0110543Y2 (ja)
JPH0650475A (ja) 銅管継手のろう付け用アダプタ
JPS6036339B2 (ja) 多数のパイプのろう付け方法
JPH023680B2 (ja)
JPH06336902A (ja) タービン静翼の組み付け方法
JPH0221736Y2 (ja)
JP4711064B2 (ja) リングバリスタ及びその製造方法
JPS6345918B2 (ja)
JP3120705B2 (ja) フィンろう付け方法
JPH0228372Y2 (ja)
JPH02299795A (ja) 金属材のろう付方法
JPS586397A (ja) 炉中ろう付けによる熱交換器
JPS61269970A (ja) 冷媒管の接合方法
JPH11132687A (ja) 熱交換器用タンクの接合構造及びその接合方法
KR940003854Y1 (ko) 로타리 압축기의 축열기 구조