JPH0228372Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228372Y2 JPH0228372Y2 JP1982001595U JP159582U JPH0228372Y2 JP H0228372 Y2 JPH0228372 Y2 JP H0228372Y2 JP 1982001595 U JP1982001595 U JP 1982001595U JP 159582 U JP159582 U JP 159582U JP H0228372 Y2 JPH0228372 Y2 JP H0228372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat tube
- coupling ring
- union
- ring
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 27
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 27
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 27
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 10
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 3
- WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N alstonine Natural products C1=CC2=C3C=CC=CC3=NC2=C2N1C[C@H]1[C@H](C)OC=C(C(=O)OC)[C@H]1C2 WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N 0.000 claims 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 claims 1
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷却フインのロー付け加熱時に扁
平チユーブの両端に設置される導入側及び導出側
のユニオンの結合をも為し得る凝縮器に関する。
平チユーブの両端に設置される導入側及び導出側
のユニオンの結合をも為し得る凝縮器に関する。
周知のように、この種の自動車等に用いられる
凝縮器としては、例えば実開昭53−119074号公報
に開示されるもの等が知られている。
凝縮器としては、例えば実開昭53−119074号公報
に開示されるもの等が知られている。
第1図に基づいて従来の凝縮器aを説明する。
この従来の凝縮器aにあつては、蛇行状の扁平チ
ユーブbと、この扁平チユーブbの各間に設置す
る冷却フインcを別に用意し、これらを加熱して
ロー付けすることで一体化し、従来はこの後に前
記扁平チユーブbの両端に凝縮液の導管(図示せ
ず)を接続するための導入側と導出側のユニオン
d,eを第2図に示す如く溶接(通常はアルゴン
溶接)fにて連結固定している。
この従来の凝縮器aにあつては、蛇行状の扁平チ
ユーブbと、この扁平チユーブbの各間に設置す
る冷却フインcを別に用意し、これらを加熱して
ロー付けすることで一体化し、従来はこの後に前
記扁平チユーブbの両端に凝縮液の導管(図示せ
ず)を接続するための導入側と導出側のユニオン
d,eを第2図に示す如く溶接(通常はアルゴン
溶接)fにて連結固定している。
しかし、上記アルゴン溶接は、作業性が悪く、
作業コストが高くなるという不具合がある。
作業コストが高くなるという不具合がある。
そこで、ロー材で形成された座金(結合環)を
扁平チユーブとユニオンとの間に介在させ、ロー
付けによつて扁平チユーブとユニオンとを結合す
る技術が提案されている(特開昭50−59247号公
報参照)。
扁平チユーブとユニオンとの間に介在させ、ロー
付けによつて扁平チユーブとユニオンとを結合す
る技術が提案されている(特開昭50−59247号公
報参照)。
しかし、この技術では、作業性の悪いアルゴン
溶接を廃止することができる点に於て優れている
が、結合環の嵌合面がストレート形状を為してい
るため、嵌合時に偏心してセツトされ易く、嵌合
精度が悪いという不具合がある。そのため、結合
環が偏心してセツトされると、ユニオンとの嵌合
面が一致せず、ロー材溶融時に接着面に気泡が入
り易く、気密性に欠ける虞がある。
溶接を廃止することができる点に於て優れている
が、結合環の嵌合面がストレート形状を為してい
るため、嵌合時に偏心してセツトされ易く、嵌合
精度が悪いという不具合がある。そのため、結合
環が偏心してセツトされると、ユニオンとの嵌合
面が一致せず、ロー材溶融時に接着面に気泡が入
り易く、気密性に欠ける虞がある。
この考案は、斯かる従来の問題点を解決するた
めに為されたもので、その目的は、ロー材で形成
された結合環の嵌合精度を高め、ロー材溶融時の
気泡混入を防止できるようにし、以て結合部の気
密性を高めることを可能とした凝縮器を提供する
ことにある。
めに為されたもので、その目的は、ロー材で形成
された結合環の嵌合精度を高め、ロー材溶融時の
気泡混入を防止できるようにし、以て結合部の気
密性を高めることを可能とした凝縮器を提供する
ことにある。
この考案に係る凝縮器は、蛇行状の扁平チユー
ブと、この扁平チユーブの各間に設置される冷却
フインと、上記扁平チユーブの両端部分に嵌合さ
れる結合環と、この結合環を介して上記扁平チユ
ーブの両端部分に嵌合される導入側及び導出側の
ユニオンとを備え、上記結合環が、自らの溶融に
よつて扁平チユーブの外周面にロー付けさると同
時に外周面にユニオンをロー付けすることが可能
になつている凝縮器において、上記結合環の外周
面がテーパ状を為し、かつ、この結合環が嵌合す
る上記導入側及び導出側のユニオンの内周面が、
上記結合環のテーパ状に対応したテーパ状を為し
ているものである。
ブと、この扁平チユーブの各間に設置される冷却
フインと、上記扁平チユーブの両端部分に嵌合さ
れる結合環と、この結合環を介して上記扁平チユ
ーブの両端部分に嵌合される導入側及び導出側の
ユニオンとを備え、上記結合環が、自らの溶融に
よつて扁平チユーブの外周面にロー付けさると同
時に外周面にユニオンをロー付けすることが可能
になつている凝縮器において、上記結合環の外周
面がテーパ状を為し、かつ、この結合環が嵌合す
る上記導入側及び導出側のユニオンの内周面が、
上記結合環のテーパ状に対応したテーパ状を為し
ているものである。
この考案においては、結合環の外周面と導入側
及び導出側のユニオンの内周面とが共に、同様の
テーパ状を為しているので、扁平チユーブの外周
面に結合環を嵌合し、この結合環を介して扁平チ
ユーブを、導入側及び導出側のユニオンに嵌入す
ると、両テーパによつて、スムースに嵌入し、両
者は密嵌合することができる。従つて、この状態
で加熱され、ロー材が溶融すると、溶融したロー
材が両者の嵌合面に均一に行き渡り、気泡の混入
を防止し、扁平チユーブの両端部分にユニオンを
ロー付け固定できる。
及び導出側のユニオンの内周面とが共に、同様の
テーパ状を為しているので、扁平チユーブの外周
面に結合環を嵌合し、この結合環を介して扁平チ
ユーブを、導入側及び導出側のユニオンに嵌入す
ると、両テーパによつて、スムースに嵌入し、両
者は密嵌合することができる。従つて、この状態
で加熱され、ロー材が溶融すると、溶融したロー
材が両者の嵌合面に均一に行き渡り、気泡の混入
を防止し、扁平チユーブの両端部分にユニオンを
ロー付け固定できる。
以下、この考案の実施例を第3図に基づき説明
する。なお、ここで示す凝縮器1は考案の要部で
ある扁平チユーブ2の両端部分を除き従来構造と
同様であるのでそれらについての説明は省略し、
ここでは専ら考案部分である扁平チユーブ2の両
端部分についてのみ説明する。
する。なお、ここで示す凝縮器1は考案の要部で
ある扁平チユーブ2の両端部分を除き従来構造と
同様であるのでそれらについての説明は省略し、
ここでは専ら考案部分である扁平チユーブ2の両
端部分についてのみ説明する。
扁平チユーブ2の両端部分には、所定長の結合
環3,3′を介して導入側及び導出側のユニオン
4,4′が結合されている。結合環3,3′はロー
材によつて構成されており、かつ、内周面5はス
トレートとされ、外周面6はテーパ状とされてい
る。また、前記ユニオン4,4′の内周面は、図
示する如く、結合環3,3′のテーパ状外周面6
に対応するテーパ状を為している。そして結合環
3,3′は、扁平チユーブ2の外周面7に圧入状
態に嵌入されると共にユニオン4,4′を圧入状
態で嵌入している。
環3,3′を介して導入側及び導出側のユニオン
4,4′が結合されている。結合環3,3′はロー
材によつて構成されており、かつ、内周面5はス
トレートとされ、外周面6はテーパ状とされてい
る。また、前記ユニオン4,4′の内周面は、図
示する如く、結合環3,3′のテーパ状外周面6
に対応するテーパ状を為している。そして結合環
3,3′は、扁平チユーブ2の外周面7に圧入状
態に嵌入されると共にユニオン4,4′を圧入状
態で嵌入している。
このような結合環3,3′を介してユニオン4,
4′を設置する作業は図示しない冷却フインのロ
ー付け加熱前の工程にて行なわれる。そして、こ
の状態にて冷却フインのロー付け加熱を行なう
と、冷却フインのロー付けと共に結合環3,3′
の内・外周面の溶融によつて、この結合環3,
3′を介してユニオン4,4′は扁平チユーブ2の
両端外周面7部分にロー付け固定される。
4′を設置する作業は図示しない冷却フインのロ
ー付け加熱前の工程にて行なわれる。そして、こ
の状態にて冷却フインのロー付け加熱を行なう
と、冷却フインのロー付けと共に結合環3,3′
の内・外周面の溶融によつて、この結合環3,
3′を介してユニオン4,4′は扁平チユーブ2の
両端外周面7部分にロー付け固定される。
結合環3,3′は例示のようにロー材にて構成
せずに内・外周両面クラツド材にて構成しても同
様なる結合作業が果せる。
せずに内・外周両面クラツド材にて構成しても同
様なる結合作業が果せる。
以上要するに、この考案に係る凝縮器は、蛇行
状の扁平チユーブと、この扁平チユーブの各間に
設置される冷却フインと、上記扁平チユーブの両
端部分に嵌合される結合環と、この結合環を介し
て上記扁平チユーブの両端部分に嵌合される導入
側及び導出側のユニオンとを備え、上記結合環
が、自らの溶融によつて扁平チユーブの外周面に
ロー付けさると同時に外周面にユニオンをロー付
けすることが可能になつている凝縮器において、
上記結合環の外周面がテーパ状を為し、かつ、こ
の結合環が嵌合する上記導入側及び導出側のユニ
オンの内周面が、上記結合環のテーパ状に対応し
たテーパ状を為しているものであるから、ユニオ
ンの位置決めが簡単であると同時に、結合環に嵌
入されるユニオンの嵌合精度に高い精度が要求れ
ることがなくなる。そして、結合環に嵌入される
ユニオンの嵌合精度が高くなるため、ロー材溶融
時の気泡混入が防止できることとなり、結合部の
気密性を高めることが可能となる。
状の扁平チユーブと、この扁平チユーブの各間に
設置される冷却フインと、上記扁平チユーブの両
端部分に嵌合される結合環と、この結合環を介し
て上記扁平チユーブの両端部分に嵌合される導入
側及び導出側のユニオンとを備え、上記結合環
が、自らの溶融によつて扁平チユーブの外周面に
ロー付けさると同時に外周面にユニオンをロー付
けすることが可能になつている凝縮器において、
上記結合環の外周面がテーパ状を為し、かつ、こ
の結合環が嵌合する上記導入側及び導出側のユニ
オンの内周面が、上記結合環のテーパ状に対応し
たテーパ状を為しているものであるから、ユニオ
ンの位置決めが簡単であると同時に、結合環に嵌
入されるユニオンの嵌合精度に高い精度が要求れ
ることがなくなる。そして、結合環に嵌入される
ユニオンの嵌合精度が高くなるため、ロー材溶融
時の気泡混入が防止できることとなり、結合部の
気密性を高めることが可能となる。
第1図は従来構造の凝縮器を示す側面図、第2
図は同要部拡大縦断面図、第3図はこの考案の実
施例の要部縦断面図である。 1……凝縮器、2……扁平チユーブ、3,3′
……結合環、4,4′……ユニオン、6……結合
環の外周面、7……扁平チユーブの外周面。
図は同要部拡大縦断面図、第3図はこの考案の実
施例の要部縦断面図である。 1……凝縮器、2……扁平チユーブ、3,3′
……結合環、4,4′……ユニオン、6……結合
環の外周面、7……扁平チユーブの外周面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蛇行状の扁平チユーブと、この扁平チユーブ
の各間に設置される冷却フインと、上記扁平チ
ユーブの両端部分に嵌合される結合環と、この
結合環を介して上記扁平チユーブの両端部分に
嵌合される導入側及び導出側のユニオンとを備
え、上記結合環が、自らの溶融によつて扁平チ
ユーブの外周面にロー付けさると同時に外周面
にユニオンをロー付けすることが可能になつて
いる凝縮器において、上記結合環の外周面がテ
ーパ状を為し、かつ、この結合環が嵌合する上
記導入側及び導出側のユニオンの内周面が、上
記結合環のテーパ状に対応したテーパ状を為し
ていることを特徴とする凝縮器。 (2) 結合環は内・外周両面クラツド材にて構成さ
れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
凝縮器。 (3) 結合環はロー材にて構成されている実用新案
登録請求の範囲第1項記載の凝縮器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP159582U JPS58103683U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 凝縮器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP159582U JPS58103683U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 凝縮器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103683U JPS58103683U (ja) | 1983-07-14 |
JPH0228372Y2 true JPH0228372Y2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=30014597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP159582U Granted JPS58103683U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 凝縮器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103683U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5059247A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710391Y2 (ja) * | 1977-02-28 | 1982-02-27 |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP159582U patent/JPS58103683U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5059247A (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103683U (ja) | 1983-07-14 |
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