JPH026056A - 金属製有底容器及びその溶接方法 - Google Patents

金属製有底容器及びその溶接方法

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Publication number
JPH026056A
JPH026056A JP33198388A JP33198388A JPH026056A JP H026056 A JPH026056 A JP H026056A JP 33198388 A JP33198388 A JP 33198388A JP 33198388 A JP33198388 A JP 33198388A JP H026056 A JPH026056 A JP H026056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
section
welding
container
welded
Prior art date
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Pending
Application number
JP33198388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyohei Oda
恭平 小田
Noboru Hirata
昇 平田
Hiroshi Tsujita
辻田 宏
Osamu Tomita
治 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP33198388A priority Critical patent/JPH026056A/ja
Publication of JPH026056A publication Critical patent/JPH026056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は魔法びん、電気ポット等に用いられる半容器又
は真空二重容器の金属製有底容器及びその溶接方法に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の有底容器は、胴の下端部に底板を溶接に
より取り付けて製造されている。この胴と底板の溶接部
に隙間があると、特に加熱、保温する容器では隙間腐食
を生じることがあるため、一般に重合わせ溶接よりも、
第5図に示すように、突合わせ溶接が行なわれている。
すなわち、胴IIの下端部端面と皿形に形成した底板1
2の外周壁13の下端部端面とを突き合わせて溶接する
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、突合わ仕溶接は、端面同士の位置合イつ
仕が困難で固定治具等を必要とするが、薄板の場合は十
分な固定が困難で、熱により変形して開先が開いたり、
トーチから逃げ出したりするという問題があった。また
、胴11又は底板12の肉厚が薄いときには、入熱量が
多いと溶接部がくびれで穴があき易く、入熱量が少ない
とアークの乱れにより溶接不良となるため、製品の不良
率が高くなる等の問題があった。さらに、薄板の溶接は
、アーク溶接の電流、溶接速度を十分に制御する必要が
あり、困難な溶接となっていた。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、隙間腐
食等の生じない金属製有底容器及びその溶接方法を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本第1発明に係る金属製有底
容器は、胴端部、又は底板若しくは肩部外周端部のいず
れか一方の端部内面全周に形成した段部に他方の端部を
嵌合し、当該嵌合部を溶着して底板若しくは肩部を取り
付けたものである。
また、第2発明に係る金属製有底容器の溶接方法は、胴
端部、又は底板若しくは肩部外周端部のいずれか一方の
端部内面全周に段部を形成し、該段部に他方の端部を嵌
合した後、母オ溶4することとしたものである。
(作用) 前記構成からなる第1発明に係る金属製有底容器では、
一方の端部の段部に他方の端部を溶着しであるため、当
該段部と他方の端部の隙間がなく隙間腐食が防止される
また、第2発明係る溶接方法によれば、一方の端部の段
部と他方の端部が嵌合するため、容易に位置決めされる
。また、溶接時には段部近傍の十分な余肉を有ずろ母材
が溶融して、当該段部と他方の端部側面との間の隙間が
充填される。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本第1発明に係ろ有底容器である内容器lを
外容器2内に収容して互いに口部で接合した真空二重容
器3を示す。内容器1は、胴4と底板5からなり、第2
図に示すように、底板5は、その外周端部を胴4の上端
部内面全周に形成した段部6に嵌合して溶着−4“るこ
とにより取り付けられている。
従って、胴4の段部6と底板5の端部の間の隙間がなく
、当該溶着部の内面は滑らかであり、内容器1に熱湯か
入れられて使用されても、隙間腐食等を生じない。
なお、第4図に示すように、底板5の外周端部内面に形
成した段部6を胴4の下端部内側に嵌合して溶着するよ
うにしてもよい。
また、外容器2についても、第1図に示すように、その
胴2aと底板2bとの接合部B、又は胴2dと肩部2C
との接合部Cをそれぞれ前記同様の構造にすることによ
り、底板2d又は肩部2Cを取り付けてらよい。
次に、前記内容器!の底板5を本第2発明により溶接す
る方法について説明する。
まず、第3図に示すように、胴4の下端部を拡径して内
面全周に段部6を形成する。この拡径部7の内径は胴4
の外径とほぼ同一であり、また、拡径部7の長手方向の
長さは底板5のほぼ板厚程度であることが好ましい。
そして、胴4を倒立させて(図は正立状態で示す。)そ
の拡径部7に底板5を嵌合し、段部6に底板5の外周端
部側面5aを当接させる。このとき、底板5は単に胴4
の拡径部7に落とし込むようにするだけでよいため、従
来の突合わせ溶接のように溶接面を厳密に位置合わせす
る必要はなく、肉厚が薄いものであっても容器に位置決
めされる。
また、底板5は段部6により落ち込みが防止され、拡径
部7により半径方向への移動が拘束されるため、浮き上
がらないように軽い力で押さえるだけでよく、特別な固
定治具は必要ない。
次に、第3図に示すように、アーク溶接機のトーチを胴
4の拡径部7の端面に対向させて、胴・1の拡径部7内
面と底板5の外周端部端部との間、及び段部6と底板5
の外周端部側面5aとの間を全周溶着させる。このとき
、トーチは拡径部7の端部に対向さ仕て段部6に向かっ
て母材を溶かしてゆくため、熱容量が大きく、胴4又は
底板5の肉厚が薄くても溶接部に穴があいたり、溶は落
ちが生じろようなことはない。従って、従来のように、
入熱量を微妙に制御する必要はなく容易に溶接すること
ができる。また、段部6と底板5の外周端部側面5aの
間の隙間は、第2図に示すように、段部6近傍の十分な
余肉を何する部分が溶融して隙間なく充填される。
なお、第4図に示すように、底板5に段部6を形成し、
該段部6と胴4の下端部側面4aを当接させたものでら
、市i記同様に溶接すればよいため、説明を省略する。
また、前記実施例は、内容器lの胴4と底板5との接合
部Aについてのらのであるが、外容器2の胴2aと底板
2bとの接合部B、又は胴2aとの肩部2Cとの接合部
Cについてし同様に溶接ずろことができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本第1発明に係る金属
製宜底容器によれば、胴と底板又は肩部の溶着r’JI
に隙間がなく、隙間腐食等が生しない。
また、本第2発明に係る方法によれば、底板又は肩部の
位置合わせが容易で、特に固定治具等し不要であるうえ
、隙間なく、しかも肉厚が薄いしのであっても穴あきや
溶は落しかなく容易に溶接することができ、作業性か良
く、製品率の良い何底容器を製造することができるとい
う効果を白゛シている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明に係る内容器を備えた真空二重容器
の断面図、第2図は第1図のA部拡大断面図、第3図は
本第2発明に係る方法を適用する<T底容器の底板溶接
部の拡大断面図、第4図は第1発明の他の実施例を示す
断面図、第5図は従来のa底容器の底板溶接部の断面図
である。 1・・・内容器、2・・・外容器、2a、4・・・胴、
2b、5・・・底板、2C・・・肩部、6・・・段部。 特 許 出 願 人 象印マポービン株式会社代理 人
 弁理士 青 山 葆 はか1名第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)胴端部、又は底板若しくは肩部の外周端部のいず
    れか一方の端部内面全周に形成した段部に他方の端部を
    嵌合し、当該嵌合部を溶着して底板又は肩部を取り付け
    たことを特徴とする金属製有底容器。
  2. (2)胴端部、又は底板若しくは肩部の外周端部のいず
    れか一方の端部内面全周に段部を形成し、該段部に他方
    の端部を嵌合した後、母材溶着することを特徴とする金
    属製有底容器の溶接方法。
JP33198388A 1988-03-18 1988-12-28 金属製有底容器及びその溶接方法 Pending JPH026056A (ja)

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JP33198388A JPH026056A (ja) 1988-03-18 1988-12-28 金属製有底容器及びその溶接方法

Applications Claiming Priority (3)

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JP6631588 1988-03-18
JP63-66315 1988-03-18
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JPH026056A true JPH026056A (ja) 1990-01-10

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