JPS5924731A - 発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物 - Google Patents

発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物

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JPS5924731A
JPS5924731A JP13427882A JP13427882A JPS5924731A JP S5924731 A JPS5924731 A JP S5924731A JP 13427882 A JP13427882 A JP 13427882A JP 13427882 A JP13427882 A JP 13427882A JP S5924731 A JPS5924731 A JP S5924731A
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acid
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Toshiki Ikeda
池田 敏喜
Yoshiji Beppu
別府 義嗣
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Plastics Co Ltd
Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 るものであり、詳しくは、発泡性熱可塑性樹脂粒子を型
窩内で発泡成形せしめて得た容器等に於いて、該容器内
に収納した即席麺等油性食品、また11アイスクリーム
等の脂肪含有食品等の油脂またはホットコーヒー等が容
器壁の発泡粒子間の融着面を通して外部に滲出するのを
防止する薄肉容器等を得るため、そして家庭用エアーコ
ンディショナー等に用いられるドレンパン(、受皿)等
に於ける水の滲出を防l一するため、或は携帯簡易用ア
イスボックスの氷水の滲出防止をするための発泡性熱可
塑性樹脂粒子組成物に関するものである。
発泡性熱可塑性樹脂粒子は、例えばポリスチレン樹脂粒
子に、これを僅かに膨潤せしめるにすぎない易揮発性の
脂肪族炭化水素、例えばn−ペンタン等を水性懸濁液中
で含浸せしめるか、又はポリスチレン樹脂粒子に対して
溶解性を有するトルエン、シクロヘキサン等の溶剤を少
量含有する水性懸濁液中で常時気状のブタン、プロパン
等の発泡剤と共に含浸せしめる、等の方法により製造さ
れる。このようにして得られた発泡性熱可塑性樹脂粒子
は発泡熱可塑性樹脂成形体を製造するための原料として
用いられる。発泡熱可塑性樹脂成形体を経済的及び工業
的に得るには発泡性熱可塑性樹脂粒子を予め予備発泡し
て予備発泡粒子となし、この予備発泡粒子を小孔等が穿
設された成形機の型窩内に充填し、前記小孔等に加圧さ
れた水蒸気を注入して前記予備発泡粒子の軟化点以上に
加熱して、各予備発泡粒子をそれぞれ融着一体化せしめ
ることにより型窩通りの成形体を得ることができる。
か\る目的で使用される発泡性熱可塑性樹脂粒子はn−
ペンタン等の親和性のよいものを含有していると耐熱性
が低下し、予備発泡の工程中に各粒子が合着し集塊化す
る傾向がある。集塊化した合着粒子は粒子移送パイプ、
あるいは成形用型窩充填孔を閉塞して成形工程において
障害となる。
従って、予備発泡したとき集塊化しない発泡性熱可塑性
樹脂粒子が要求される。そのために、予め発泡性熱可塑
性樹脂粒子に、例えば金属石鹸、タルク粉末、またはワ
ックス等で表面被覆させることは公知である。但し、こ
れらの目的で用いられる表面被覆処理剤は、反面、成形
時に於いて各樹脂粒子間の融着を阻害する傾向を有する
。集塊化を防正し、かつ成形時の融着を阻害しない物質
を添加する方法も既に知られている。しかし、得られた
発泡成形体は、これを破断したとき、各樹脂発泡粒子の
融着状態が良好であっても、即ち破断面における各粒子
の表面が全く現われず、融着度が100%であっても、
その融着面は完全な面接着でなく、微細な毛細管が外部
に開口している。
例えば界面活性剤を含む染料水溶液を入れると、水溶液
は成形体内部を通過して外部に滲出してくることによっ
て確認することができる。
例えば、一般の発泡性スチレン重合体粒子を用いて通常
の成形法で得られた成形品、例えばコツプは正常な成形
融着状態にあっても、アルキルベンゼンスルフオン酸ソ
ーダを0.01重量%含むコーヒー液を入れて放置すれ
ば、およそ15分でコーヒーが各発泡粒子の間隙を通過
してコツプ外側壁に滲透してくるのが顕著に見られた。
これらのコツプは通常のジュース、コーラ−等の飲用コ
ツプとしてく実用1例等支障はないが、70−80℃の
煎じ濾過されたコーヒーを1〜2時間入れて置くとカッ
プの外壁に滲透してくる。油脂性食品類、例えばサラダ
油、牛豚脂等を収納し、長期間保存すると、徐々に油脂
が器壁外部に滲出して、これらの食品の容器としては不
適当であった。また、かやく中にカレー粉を混入した即
席麺を収納して保存しておくと、カレー粉の黄色色素が
容器外壁に滲出して容器が汚染され、容器付即席麺とし
ての商品価値を著しく減少させる。更に家庭用小型エア
ーコンディショナーに用いられている発泡性熱可塑性樹
脂成型品のドレンパンはドレン水の滲透があるので通常
成型品表面にパラフィン被膜、あるいは樹脂被膜をつく
る塗装を行って用いられる。また小旅行等に携帯される
発泡性熱可塑PI樹脂成型品の簡易アイスボックスは氷
水が長時間には滲出し商品価値を低下させている。
前記発泡性スチレン重合体を用いて成形時に特別の金型
を使用するか、もしくは加熱条件を高温にして発泡成型
体の表面に溶融膜を形成させれば、油脂の滲出を防止す
ることはできるが、汎用の発泡性スチレン重合体粒子で
は、か\る方法に対して耐熱性が劣り発泡体が溶融収縮
し、工業的に、商品になり得る外観美麗な成形体が得ら
れ難い。
史に、か\る方法に対して耐熱性を向上させるために、
例えば発泡粒子を長期間温室等で放置して、残存するn
−ペンタン等の発泡剤を揮発減少させてから、か\る高
温成形に使用することも可能ではあるが、経済的でなく
、加えて高温成形に於いては著しく成形サイクル時間を
延長させる結果、生産性が劣り、か\る方法で得られた
コツプ等は通常の方法でつ(られたコツプに比し、たわ
み強度等が弱く、脆弱な物性をもっており、実用上、使
用し難い欠点を有する。
上記の洩れ現象が防止できれば、発泡性熱可塑性樹脂粒
子の油性および脂肪性食品等の包装容器及びコンテナー
等の製造のための新用途が拡大化される意味があり、本
発明者等は鋭意研究した結果、本発明を完成した。即ち
、本発明は熱可塑性樹脂粒子中に該樹脂粒子の軟化点よ
り低い沸点を有する炭化水素を発泡剤として前記樹脂粒
子に対して1〜10重量%を含有する発泡性熱可塑性樹
脂粒子の表面に、該樹脂粒子に対し001〜03重量%
のポリオキンアルキレングリコールの脂肪本発明l(お
ける発泡性熱可塑性樹脂粒子とは、スチレンまたはメチ
ルスチレンの単独重合体、スチレン−°アクリロニトリ
ル及ヒスチレンーメチルメタアクリレ−1・またはメチ
ルアクリレート等の如きスチレン吉アクリル酸エステル
またはメタアクリル酸エステルとの共重合体、エチレン
単独重合体、エチレン−酢酸ビニルの如きエチレン共重
合体、プロピレン重合体またはスチレン重合体とエチレ
ンまたはプロピレン重合体の混合樹脂等が挙げられる。
発泡剤としては、プロパン、n−ブタン、イソブタン、
n−ペンタン、ネオペンタン、ジクロロフルオロメタン
、トリクロロフルオロメタン等の前記樹脂粒子の軟化点
より低い沸点を有する易揮発性炭化水素が用いられる。
これらの発泡剤は、例えば前記樹脂粒子に、水性懸濁液
中でオートクレーブ中で加熱して含浸せしめることによ
って発泡性熱可塑性樹脂粒子を得ることができる。発泡
剤は、通常、樹脂粒子中に、樹脂粒子に対して1〜10
重量%含浸せしめられる。
本発明に用いるポリオキシアルキレングリコールとして
は、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキンプロピ
レングリコール、ポリ(オキシエチレンーオキンプロピ
レン)グリコール等が挙げられる。好ましくは、平均分
子量200〜6000のポリオキンエチレングリコール
または平均分子量400〜2000のポリオキンプロピ
レングリコールである。水酸基を3個以上有するポリオ
キシアルキレンポリオール、就中ソルビトールベースの
ポリオールの使用はコーヒーや牛脂の滲出を十分に抑制
することはできない。
本発明に用いる脂肪酸は、オクチル酸、ノニル酸、カプ
リン酸、ラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ベニン酸、オレイン酸、リノール酸または1.゛2−ヒ
ドロキンステアリン酸等が挙げられる。
本発明による被覆剤は、上記ポリオキンアルキレングリ
コ上ルと脂肪酸とのエステル化反応により生じる。好ま
しい被覆剤としては、ポリオキノエチレンジラウレート
(平均分子量約1000 )、ポリオキシエチレンジパ
ルミテート(平均分子量約2000)、ポリオキンエチ
レンジステアレート(平均分子量約6000)、ポリオ
キンエチレンジステアレート(平均分子量約2000 
)、ポリオキンプロピレンジオレート(平均分子量約1
200 )等またはこれらの混合物である。
本発明被覆剤は発泡性熱可塑性樹脂粒子に対して0.0
1〜0.3重量%被覆される。好ましくは0.03〜0
15重量%である。0.01重量%以下では油性または
脂肪性食品の油脂及び水の滲出を十分に防止する効果が
得られ難く、03重量%を越えると成形時の各発泡粒子
の融着を阻害する傾向を示し、好ましくない。
本発明においで、前記被覆剤にアルギン酸またはその誘
導体を添加するのが効果的である。このようなアルギン
酸系の添加剤を添加することにより、さらに初朗の効果
を向上せしめ、或いは被覆剤の使用量を減少せしめるこ
とが可能となる。かかる目的からアルギン酸系添加剤は
発泡性熱可塑性樹脂粒子に対し0.005〜0.1重量
%、好ましくは002〜0.05重量%が添加される。
本発明被覆剤に添加するアルギン酸系添加剤としては、
アルギン酸、アルギン酸塩またはアルギン酸エステルが
ある。アルギン酸塩は、アルギン酸アルカリ金属塩、ア
ルギン酸カルシウム、アルギン酸マグネシウム等が例示
され、アルギン酸エステルとしては、アルギン酸アセチ
ルエステル、 。
アルギン酸プロピルエステル、アルギン酸ブチルエステ
ルの他にアルギン酸オキシプロピレングリコールエステ
ルも例示される。好ましくはアルギン酸アルカリ金属塩
、最も好ましくは゛アルギン酸ナトリウムである。
本発明の被覆剤またはアルギン酸系添加剤の混合物を発
泡性熱可塑性樹脂粒子に被覆せしめる方法としては、種
々の方法がある。例えばドラムブレンダー等で発泡性熱
可塑性樹脂粒子と上記被覆剤を充分に混合することによ
り樹脂粒子の表面に前記被覆剤を付着せしめることがで
きる。上記被覆剤のうj)枯調な液体状の物質の場合に
は、発泡性熱可塑+1樹脂粒子をべとつかせ、予備発泡
工程に於ける予備発泡装置への輸送を困難にさせる等の
支障をもたらすので、上記物質のうちより微粉体の物質
と組合せて用いるか、あるいは前述の予備発泡時の集塊
化防止剤としてジンクステアレート、タルク、炭酸カル
シウム等を使用し、あるいは成形時各発泡粒子間の融着
を促進するステアリン酸アミド等の適量を併用すれば発
泡性熱可塑性樹脂粒子のべとつきは解消される。
更に発泡性熱可塑性樹脂粒子に必要な種々の好ましい品
質、例えば予備発泡時の集塊化防止、成形金型から離型
、成形品の滑り易さ等が改善される。また上記物質のう
ち粉体状物質を用いるときは、平均分子量400のポリ
オキシエチレングリコールを003重量%予め被覆させ
て展開剤の役目をもたせて、次いで粉末状物質を被覆さ
せればよい。また固体フレーク状物質を被覆する場合に
ば、予めそれを水に溶解して発泡性熱可塑性樹脂粒子に
被覆した後、水分の乾燥を行えばよい。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物から成形された
発泡成形体が油脂及び水を透過せしめない理由は、必ず
しも明らかでないが、ポリオキシエチレングリコールあ
るいはポリオキシプロピレングリコールの平均分子量が
比較的低い場合は油脂類の滲出を防止する効果があり、
比較的高い場合は水素の滲出を防止する効果が強くなる
。また、アルギン酸系添加剤はその分散力、成膜作用に
より、被覆剤の効果を増強しているものと思われる。
本発明の発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物から成形された
飲食器、割ぽう具等の食品容器及び食品コンテナなどの
成形品は、これに牛脂、大豆油、ナタネ油等の植物油類
、ラード、チョコレート類、即席ラーメン類、即席飯類
、シチュー、マヨネーズ、ドレッシングソース、カレー
、カレールウ、ハヤシ、ノ・ヤシルウ、バター、マーガ
リン、ホワイトソース、レバーペースト、ヨーグルト類
、/ニークリーム、アイスクリーム類等の油性及び脂肪
食品を直接包装しても各発泡粒子間より外部への油脂ま
たは色素などの滲透を長時間に亘り抑制し、従来、使用
できなかった適用面を゛可能とした許りでなく、更にそ
の用途を開拓拡大することが期待される。
なお本発明に使用される物質のうち、食品容器に実用化
される場合には、使用さ、ねる添加物は食品衛生上安全
が保障された物質であり、またその使用量等制限の範囲
で応用されることはもちろんである。
以下実施例により本発明を史に詳細に説明する。
実施例1 発泡剤として55重量%のn−ペンタンを含有する直径
03〜0.6mmの発泡性ポリスチレン樹脂粒子−1−
000fに、平均分子量1000のポリオキ/エチレン
グリコールジオレート1.52を均一に表面被覆するよ
うに容器内で攪拌し、次に粉状アルギン酸ナトリウム3
.07とジンクステアレー1−]、Ofを添加して更に
攪拌し、前記ポリオキシエチレングリコールジアルキル
エステルで被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子組成
物を得た。
この発泡性ポリスチレン樹脂粒子組成物を用いて、四分
式予備発泡装置内で99℃の常圧水蒸気の気流中で回転
攪拌羽根による攪拌を行いなが呟全体が均一に加熱され
るようにカサが110 f//lになるよう(こ10分
で発泡し予備発泡粒子を得た。
予備発泡粒子を大気中で12時間熟成、乾燥した後、内
容量500 CC,肉厚2胴のコツプ状型窩内に充填し
、1.5 kg/ cr;l (ゲージ圧)の水蒸気を
用いて7秒間加熱し、冷却後、型窩より成形されたコツ
プ状のポリスチレン樹脂発泡成形体を得た。
得られたコツプ内に即席麺に添付する調味料かやくのカ
レー粉をおよそ8分目入れ、次にコツプ全体を塩化ビニ
リデン樹脂フィルムで密閉されるように包み、60℃の
オープン中に放置し、カレー粉の黄色色素がコツプ壁の
発泡粒子間を通過してコツプ壁外側面に滲み出すのを観
察したが、70時間経過後に極か滲み出したのみで即席
カレー餉の容器として実用上支障のないことを認めた。
実施例2 実施例1に用いた発泡性ポリスチレン樹脂粒子1ooo
yに平均分子量400のポリオキンエチレングリコール
052を均一に表面被覆するように容器内で攪拌し、次
に平均分子量6500の微粉状ポリオキ/エチレングリ
コールジステアレート107と微粉状アルギン酸ナトリ
ウム037、ジンクステアレート1.Ofを添加して四
に攪拌し、前記添加物で被覆された発泡性ポリスチレン
樹脂粒子組成物を得た。
実施例1と同じようにして得られたコツプにっいて、水
1tにアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ10v1エリ
オクロームブラツクT2O2を溶解、分散させた着色液
をコツプに入れ放置した時、コツプ壁の発泡粒子間を通
過して外側面に滲み出ずのを観察したが、24時間経過
しても着色液の滲み出しは認められなかった。
比較例1 実施例1,2に用いた発泡性ポリスチレン樹脂粒子10
0(lにジンクステアレート1.Ofを均一に表面被覆
し、実施例1と同じようにして得られたコツプについて
、同じようにカレー粉を入れてテストを行ったところ、
30分で既にコツプ壁外側面に黄色色素がはソ全面に滲
み出しており、実用上好ましくないことが判明した。ま
た実施例2と同じように着色液を入れてテストを行った
ところ、5分以内でコツプ外側面の滲み出しが著しかっ
た。
なお比較例1によって得られた成形品、コツプを破断し
たとき、その破断面は各発泡粒子が完全に裂けており、
その融着度は100%であり、各発泡粒間の融着は最良
の部類に属するものであった。
実施例3 発泡剤として5゜5重量%のブタン、発泡助剤として1
.5重量%のンクロヘキサンを含有する竹径10〜1.
5順の発泡性ポリスチレン粒子1000ングリb−ルジ
オクチレート3.0,65:均一に表面被覆するように
容器内で攪拌し、次にアルギン酸ナトリウム3.O1i
’とジンクステアレート157を同様にして被覆して発
泡性ポリスチレン樹脂粒子組成物を得た。
得られた発泡性ポリスチレン樹脂粒子組成物を用いて、
実施例1と同じようにカサ倍数409/を予備発泡粒を
得た。予備発泡粒を大気中に12時間熟成、乾燥した后
、肉厚10I+II+1の箱状の金型に充填し、o、 
7 kg / crA (ゲージ)の水蒸気を用いて3
0秒加熱し、冷却後金型より成型されたボリスチレ/発
泡成型品を得た。その箱状成型品に実施例2に用いた着
色液を入れて外側に滲み出すのを観察したが24時間経
過しても着色液の滲み出しはなく、水の長期における滲
み出しが極めて少ないことが確認できた。
比較例2 実施例3に対比させて、実施例3に用いた発泡性ポリス
チレン樹脂粒子100(lに、ジンクステアレー)1.
5Fを均一に被覆させて、実施例3に同じように着色液
の洩れテストを行った結果、5分の経過後、箱状壁外面
の全面に亘り、着色液の滲み出しが認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1熱可塑性樹脂粒子中に該樹脂粒子の軟化点より低い沸
    点を有する炭化水素を発泡剤として前記樹脂粒子に対し
    て1〜10重量%を含有する発泡性熱可塑性樹脂粒子の
    表面に、該樹脂粒子に対し001〜0.3重量%のポリ
    オキシアルキレングリコールの脂肪酸エステルが被覆さ
    れてなることを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂粒子組成
    物。 2熱可塑性樹脂がポリスチレン系樹脂、ポリエチレン樹
    脂、ポリプロピレン樹脂またはこれらの混合樹脂である
    第1項記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物。 3ポリスチレン系樹脂がスチレン重合体、メチルスチレ
    ン重合体、スチレン−アクリロニトリル重合体、スチレ
    ンとアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルと
    の共重合体である第2項記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子
    組成物。 4ポリオキシアルキレングリコールが、分子量200〜
    6000のポリオキシエチレングリコール、分子量40
    0〜2000のポリオキシプロピレングリコールまたは
    これらの混合物である第1〜3項いずれかに記載の発泡
    性熱可塑性樹脂粒子組成物。 5脂Uj酸がオクチル酸、ノニル酸、カプリン酸、ラウ
    リル酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オ
    レイン酸、リノール酸または1,2−ヒドロキシステア
    リン酸の群から選ばれる第1〜4項いずれかに記載の発
    泡性熱可塑性樹脂粒子組成物。 6発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に、ポリオキシアルキ
    レングリコールの脂肪酸エステルに加えて、更にアルギ
    ン酸またはその誘導体が前記樹脂粒子に対して0005
    〜01重量%被覆されてなる第1〜5項いずれかに記載
    の発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物。 7、アルギン酸誘導体がアルギン酸アルカリ金属塩また
    はアルギン酸エステルである第6項記載の発泡性熱可塑
    性樹脂粒子組成物。 8第1項記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子組成物を予備発
    泡せしめて発泡粒子となし、これを一定の型窩内で加熱
    融着せしめた発泡性熱可塑性樹脂成形品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211740A (ja) * 1985-07-09 1987-01-20 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法
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JP2015108040A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 株式会社カネカ 発泡性熱可塑性樹脂粒子

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