JPS5924730Y2 - のし瓦固定金具 - Google Patents

のし瓦固定金具

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JPS5924730Y2
JPS5924730Y2 JP1979018413U JP1841379U JPS5924730Y2 JP S5924730 Y2 JPS5924730 Y2 JP S5924730Y2 JP 1979018413 U JP1979018413 U JP 1979018413U JP 1841379 U JP1841379 U JP 1841379U JP S5924730 Y2 JPS5924730 Y2 JP S5924730Y2
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tiles
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JP1979018413U
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JPS55121822U (ja
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国雄 工藤
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はのし瓦の固定金具に関するものであり、特に壁
際水切部に葺かれるのし瓦の固定に最適な固定金具に関
するものである。
のし瓦は棟積みや妻子、壁際等の水切部に使用されるが
、妻子、壁際等においては通常2段積みされる。
そして、従来はこの2段積みされたのし瓦を固定する手
段として第1図に示す如く銅線を用いて縛っていた。
即ち、図において21は壁、22は下段のし瓦、23は
上段のし瓦、24はさん瓦、25は面上を示し、予め所
定間隔で壁等に打ち込んだ釘等に銅線26の一端を巻き
付は固定し、下段及び上段ののし瓦22.23を積んだ
複画のし瓦を抱持するように縛っていた。
しかし、従来の手段では多大の手間がかかり、しかも一
枚ののし瓦に対して一個所を縛るだけであるため極めて
不安定であり、屋根葺き作業、壁塗り作業等の振動や長
年月経過に伴う風雨により銅線が弛緩したりずれたりし
てのし瓦が滑落する危険があった。
本来、のし瓦は単に面上上に載置しであるに過ぎないも
のであるためこれを適確に固定しない場合には危険極ま
りなく、一方、上記したようにこの縛り作業が面倒であ
るため手抜き工事となるおそれもあった。
棟積みに際してのし瓦を固定するためには従来から銅線
を千鳥掛は状(じぐざぐ状)に巻回しており、壁際等の
のし瓦においても千鳥掛けにする手段が採られることが
あったが、多大の手間を要し、多量の線材を必要とする
ため近時は殆んど採用されていないのが現状である。
更に、通常、壁面から上段のし瓦に沿って断面り字状の
水切板が取り付けられるが、この水切板の先端を上段の
し瓦の前端縁に係止させる場合、銅線が障害となる不都
合もあった。
本考案は上記した従来の欠点を解消し、施工作業が極め
て簡単でのし瓦を適確に固定でき、しかも安価なのし瓦
固定金具を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を第2図乃至第5図の図面に基づい
て説明するが、壁21.下段のし瓦22、上段のし瓦2
3、さん瓦24、面上25等については第1図と同一符
号を付した。
図において、Aは固定金具全体を指し、ブリキ板、銅板
等を打ち抜き加工により成形される。
固定金具Aは基本的には壁21等の取付体に固定するよ
うにした取付基部1と、該取付基部1から三叉状に分岐
されたアーム部2,2と、両アーム2,2の先端部に形
式されたコ字状の第1の係止部3,3と、この第1の係
止部3,3に連設された第2の係止部4,4とから或っ
ている。
取付基部1はアーム部2,2に対して略直角に折り曲げ
られており、釘孔5を有し、壁等に釘で打ち付けられる
第2図に示すものと第5図に示すものとでは第1の係止
部3.3及び第2の係止部4,4の構成が若干相違して
いる。
第2図のものにおいてはアーム部2,2の先端部を下方
に折り曲げて第1の前面片6が形式され、該前面片6を
更に後方に折り曲げることにより第1の底面片7が形成
され、これらによって第4図に示す如く、下段のし瓦2
2の前端面を抱持するための第1の係止部3が構成され
る。
アーム部2.2の先端部において切り起し部を設け、こ
れを上方に折り曲げることにより上段のし瓦23の前端
面に当接される第2の前面片8が形成され、該前面片8
を後方に折り曲げることにより上面片9が形式される。
この第2の前面片8と上面片9とにより第4図に示す如
く、上段のし瓦23の前端部を抱持するための第2の係
止部4が構成される。
10は上記第1の底面片7,7間を連結するための連結
片であり、該連結片10の後端縁を上方に折り曲げて第
1の係止片11が形成される。
通常、のし瓦の先端下面には第4図に示す如く水平部2
2a。
23 aが形成されており、水平部22 aと裏面の弧
面との角部に上記第1の係止片11を係止させるように
したものであり、のし瓦の自重により押圧されて適確に
係止される。
12は水切板係止用のフックであり、第4図に示す如く
、水切板19の先端に形成した係止縁19 aを係止さ
せるためのものである。
13はアーム部2,2間に形成した補強用連結片である
第2図に示すものは第3図及び第4図にその使用例を示
すように、下段のし瓦22 、22・・・・・・を葺い
た後に固定金具Aを取り付けてその上に上段のし瓦を積
むようにしたものであるが、第5図に示すものは上下段
ののし瓦を葺いた後に固定金具Aを取り付ける形式のも
のであり、第5図においては、アーム部2,2の先端部
を順次段状に折り曲げることにより第2の前面片14、
第1の前面片15が夫々形式される。
第1の底面片7、連結片10、第1の係止片11は第2
図に示すものと同様であるが、上記第2の前面片14の
側方に上段のし元側の第2の底面片16が形成され、両
底部片16.16間を連結片17で連結し、且つ、該連
結片17の後端縁を上方に折り曲げて第2の係止片18
が形式される。
第2図に示すものの使用例を説明すれば、下段のし瓦2
2を並列的に配置した後、固定金具Aの第1の係止部3
内に下段のし瓦の先端部を挿入し、取付基部1を壁等に
固定する。
次に上段のし元側の面上を施した後毛2の係止部4内に
その先端部を挿入するようにして上段のし瓦23を積め
ばよい。
この形式においては上記したように水切板19の先端が
フック12に係合されて適確に固定される。
第5図に示すものの使用例は、上下段ののし瓦22.2
3を所定位置に積み上げた状態において固定金具Aの取
付基部1を固定し、上下段ののし瓦22.23の先端部
を少許持ち上げて第1及び第2の係止部3,4内にそれ
ぞれ先端部を挿入する。
この形式においては水切板の先端縁は従来のようにL字
状に折り曲げられ、上段のし瓦の前面に係止される。
のし瓦22.23の自重は前方下方にかかるから瓦の先
端部下面で底面片7,16を押圧し、しかも第1、第2
の係止片11.18が上下段のし瓦の下面の平面部と弧
面との角部に係止し、上記自重と相俟って適確に固定さ
れる。
上記のように上下段ののし瓦は第1及び第2の係止部3
,4によりその前端部が抱持して係止されるから、固定
金具A自体が壁面からのし元売端縁までのスケールとも
なり、のし瓦の先端縁が不揃いになることもない。
また、アーム部が三叉状に分岐し、画先端部に係止部が
あるから紐のし瓦であっても施工の障害とはならない。
なお、一枚の帯状片により取付部1、アーム部2、第1
の係止部3及び第2の係止部4を形成することもできる
本考案ののし瓦固定金具によれば、取付基部を壁等の取
付体に固定し、第1の係止部で下段ののし瓦の前端部を
抱持させるようにして係止すると共に第2の係止部で上
段ののし瓦の前端部を係止するだけでよいから施工が極
めて簡単であり、また、のし瓦のスケールともなるから
のし瓦の先端縁が不揃いになったりすることもなく施工
できる。
しかも構成は簡単であり、板材の打ち抜き加工等により
製作は容易であり、極めて安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来ののし瓦固定手段を示す斜視図、第2図乃
至第5図は本考案に係るのし瓦固定金具の実施例を示し
、第2図は斜視図、第3図は使用例を示す斜視図、第4
図は使用例を示す側面図、第5図は他の構成例を示す斜
視図である。 A:固定金具、1:取付基部、2:アーム部、3:第1
の係止部、4:第2の係止部、19:水切板、21:壁
、22:下段のし瓦、23:上段のし瓦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁等の取付体に固定するための取付基部と、該取付基部
    から延びていると共に下段のし瓦とこの上に積まれつ上
    段のし瓦との間に敷き込まれる帯状のアーム部と、該ア
    ーム部の先端部に形成され、下段のし瓦の前端部を抱持
    するように折り曲げ形成された第1の係止部と、同じく
    アーム部の先端部に形成され、上段のし瓦の前端部を係
    止するように折り曲げ形成された第2の係止部とからな
    ることを特徴とするのし瓦固定具。
JP1979018413U 1979-02-17 1979-02-17 のし瓦固定金具 Expired JPS5924730Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979018413U JPS5924730Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 のし瓦固定金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979018413U JPS5924730Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 のし瓦固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121822U JPS55121822U (ja) 1980-08-29
JPS5924730Y2 true JPS5924730Y2 (ja) 1984-07-21

Family

ID=28845621

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979018413U Expired JPS5924730Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 のし瓦固定金具

Country Status (1)

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JP (1) JPS5924730Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849300Y2 (ja) * 1978-03-15 1983-11-10 日和産業株式会社 のし瓦葺台

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55121822U (ja) 1980-08-29

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