JPS609290Y2 - 瓦の浮上り防止クリツプ - Google Patents
瓦の浮上り防止クリツプInfo
- Publication number
- JPS609290Y2 JPS609290Y2 JP6906780U JP6906780U JPS609290Y2 JP S609290 Y2 JPS609290 Y2 JP S609290Y2 JP 6906780 U JP6906780 U JP 6906780U JP 6906780 U JP6906780 U JP 6906780U JP S609290 Y2 JPS609290 Y2 JP S609290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- roof tile
- tile
- tiles
- vertical part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物の屋根瓦、特に石綿スレートなどの薄板
瓦の浮き上りを防止するためのクリップに関するもので
ある。
瓦の浮き上りを防止するためのクリップに関するもので
ある。
この種の瓦は第１図に示す屋根葺部において、瓦自身の
そり、施工時の釘打ち等のばらつきにより部分的に浮上
った状態となることがある。
そり、施工時の釘打ち等のばらつきにより部分的に浮上
った状態となることがある。
特に、棟部１と接する第１列の瓦２は釘打ちが困難であ
って、棟部１により押付けたままの状態で保持すると、
瓦自身のそりや、これに連接する第２列の瓦３のそり、
または釘打ちのばらつきにより第２列の瓦３との間に隙
間が生じ、台風などの場合に吹き飛んだりするおそれが
あった。
って、棟部１により押付けたままの状態で保持すると、
瓦自身のそりや、これに連接する第２列の瓦３のそり、
または釘打ちのばらつきにより第２列の瓦３との間に隙
間が生じ、台風などの場合に吹き飛んだりするおそれが
あった。
そこで、これの対策として接着剤等による処理が施され
るが、工数がかかること、技術のむずかしさおよび接着
剤の経時劣化等の問題点があった。
るが、工数がかかること、技術のむずかしさおよび接着
剤の経時劣化等の問題点があった。
また、接着剤に代る機械的な係止手段とじてストームボ
ルトと呼ばれるクリップがあり、例えば第１図のＡ部に
取付けて瓦を係止する。
ルトと呼ばれるクリップがあり、例えば第１図のＡ部に
取付けて瓦を係止する。
第６図に示すようにストームボルト５は、平板状の基部
５１と、これに立設した折曲げ可能な釘金５２とよりな
り、第７図に示すように相隣れる第２列の瓦３の間に隙
陣、を設け、第２列の瓦３を釘打ちする前に隙間ｔ１に
より釘金５２を挿入し、釘金５２を折曲げて、第１列の
瓦２を係止するものである。
５１と、これに立設した折曲げ可能な釘金５２とよりな
り、第７図に示すように相隣れる第２列の瓦３の間に隙
陣、を設け、第２列の瓦３を釘打ちする前に隙間ｔ１に
より釘金５２を挿入し、釘金５２を折曲げて、第１列の
瓦２を係止するものである。
しかしながらこのストームボルト５は釘金５２の径が一
般に１．５〜２ｒｒｒｍ程度であって、第２列の会見３
の間に釘金５２を挿通するに必要な隙間ｔ、１を設けな
ければならず、横並びの第２列の瓦全体に可成りの瓦ピ
ッチのずれが生じる。
般に１．５〜２ｒｒｒｍ程度であって、第２列の会見３
の間に釘金５２を挿通するに必要な隙間ｔ、１を設けな
ければならず、横並びの第２列の瓦全体に可成りの瓦ピ
ッチのずれが生じる。
また、釘金５２が太いために瓦を釘打ちした後に取付け
たり、また取代えたりしにくいという問題があった。
たり、また取代えたりしにくいという問題があった。
そこで本考案はこれ等の問題を解決し、瓦ピッチの誤差
を可及的に小さくし、かつ取付りの容易な薄肉金属板よ
りなる瓦浮上り防止クリップを提供するものである。
を可及的に小さくし、かつ取付りの容易な薄肉金属板よ
りなる瓦浮上り防止クリップを提供するものである。
以下、本考案を第２図ないし第５図に示す実施例に基い
て説明すれば、クリップ６は、薄肉の短冊状金属板をほ
ぼ直角に折曲げて基部６１および垂直部６２ａを形成し
、垂直部６２ａには折曲げ線６３より、第１列の瓦２と
第２列の瓦３とを重ね合せた厚さに対応する間隙をおい
た部位に垂直部６２ａとほぼ直角なねじり変形が与えて
あり、垂直部６２ａの先端側６２ｂを垂直部６２ａの幅
方向に折曲げ得るようにしである。
て説明すれば、クリップ６は、薄肉の短冊状金属板をほ
ぼ直角に折曲げて基部６１および垂直部６２ａを形成し
、垂直部６２ａには折曲げ線６３より、第１列の瓦２と
第２列の瓦３とを重ね合せた厚さに対応する間隙をおい
た部位に垂直部６２ａとほぼ直角なねじり変形が与えて
あり、垂直部６２ａの先端側６２ｂを垂直部６２ａの幅
方向に折曲げ得るようにしである。
そして折曲げを行なうと先端側６２ｂはその面が基部６
１と平行となり、かつ基部６１と直交する方向に倒れ、
先端側６２ｂは瓦２を押付ける押え部となる。
１と平行となり、かつ基部６１と直交する方向に倒れ、
先端側６２ｂは瓦２を押付ける押え部となる。
金属板としては例えば亜鉛鉄板やステンレススチール板
が用いられ、板厚は０．３ｍｍ前後でよい。
が用いられ、板厚は０．３ｍｍ前後でよい。
しかしてこのクリップ６を第２列の瓦３の隙間桜より挿
入し、垂直部６２ａをねじれ部分６４から垂直部６２ａ
の幅方向に折曲げれば、押付は部６２ｂは基部６１を挿
入した第２列の瓦３の直上の瓦２と対面して折曲って該
瓦２を押付は係止する。
入し、垂直部６２ａをねじれ部分６４から垂直部６２ａ
の幅方向に折曲げれば、押付は部６２ｂは基部６１を挿
入した第２列の瓦３の直上の瓦２と対面して折曲って該
瓦２を押付は係止する。
このように本考案のクリップ６は、全体が薄肉金属板に
より構成されているので、野地板４（第１図）と瓦３と
の間、および瓦３同志の間に僅かの隙間があれば基部６
１および垂直部６２を挿入することができる。
より構成されているので、野地板４（第１図）と瓦３と
の間、および瓦３同志の間に僅かの隙間があれば基部６
１および垂直部６２を挿入することができる。
従って瓦３を釘打ちした後でも挿入できるので取付けが
容易であり、また取代えも容易である。
容易であり、また取代えも容易である。
更に、クリップ６を挿入するために瓦３に設ける間隙も
優生であって、瓦２の間隙とほとんど差異がないため、
瓦ピッチのずれもほとんど生じない。
優生であって、瓦２の間隙とほとんど差異がないため、
瓦ピッチのずれもほとんど生じない。
本考案のクリップは、棟部によって押付けられて下端が
浮き上りやすい第１列の瓦を、その下段の第２列の瓦に
設置して係止するクリップとして特に有効である。
浮き上りやすい第１列の瓦を、その下段の第２列の瓦に
設置して係止するクリップとして特に有効である。
第１図は薄板瓦の施工例を示す図、第２図ないし第４図
は本考案のクリップの実施例を示すもので、第２図は斜
視図、第３図は正面図、第４図は側面図であり、第５図
はこのクリップの取付状態を示す図である。 第６図は従来のクリップの一例を示す斜視図、第７図は
この従来のクリップの取付状態を示す図である。 １・・・・・・棟部、２，３・・・・・・瓦、Ａ・・・
・・・クリップ取付は部、５・・・・・・従来のクリッ
プ、６・・・・・・本考案のクリップ、６１・・・・・
・基部、６２ａ・・・・・・垂直部、６２ｂ・・・・・
・押え部、６３・・・・・・折曲げ線、６４・・・・・
・ねじり変形部。
は本考案のクリップの実施例を示すもので、第２図は斜
視図、第３図は正面図、第４図は側面図であり、第５図
はこのクリップの取付状態を示す図である。 第６図は従来のクリップの一例を示す斜視図、第７図は
この従来のクリップの取付状態を示す図である。 １・・・・・・棟部、２，３・・・・・・瓦、Ａ・・・
・・・クリップ取付は部、５・・・・・・従来のクリッ
プ、６・・・・・・本考案のクリップ、６１・・・・・
・基部、６２ａ・・・・・・垂直部、６２ｂ・・・・・
・押え部、６３・・・・・・折曲げ線、６４・・・・・
・ねじり変形部。
Claims (1)
- 短冊状の金属薄板をほぼ直角に折曲げて、屋根瓦の下面
に挿入する基部と、該屋根瓦と同列の相隣れる屋根瓦と
の間隙に起立せしめる垂直部を形成し、折曲げ線より屋
根瓦の厚さ分離れた垂直部の部位にほぼ直角のねじりの
変形を与え、垂直部の先端側を垂直部の幅方向に折曲げ
るようになし、上記先端側にて下面に基部を挿入した屋
根瓦の直上の屋根瓦を押付ける押え部を形成したことを
特徴とする瓦の浮き上り防止クリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6906780U JPS609290Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 瓦の浮上り防止クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6906780U JPS609290Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 瓦の浮上り防止クリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56169020U JPS56169020U (ja) | 1981-12-14 |
| JPS609290Y2 true JPS609290Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29662983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6906780U Expired JPS609290Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | 瓦の浮上り防止クリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609290Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2491315A1 (en) | 2009-10-22 | 2012-08-29 | Dow Global Technologies LLC | A direct mounted photovoltaic device with improved clip |
| CN104145421B (zh) | 2011-07-29 | 2017-04-05 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 用于光伏覆层与标准覆层的交接系统和方法 |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP6906780U patent/JPS609290Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56169020U (ja) | 1981-12-14 |
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