JPH0663308B2 - 横葺き屋根構造 - Google Patents

横葺き屋根構造

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JPH0663308B2
JPH0663308B2 JP19604588A JP19604588A JPH0663308B2 JP H0663308 B2 JPH0663308 B2 JP H0663308B2 JP 19604588 A JP19604588 A JP 19604588A JP 19604588 A JP19604588 A JP 19604588A JP H0663308 B2 JPH0663308 B2 JP H0663308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物における金属薄鋼板材料などの横葺
き屋根板を用いた横葺き屋根構造に関し、更に詳しく
は、主に薄型のスレート瓦などの単体屋根瓦で葺き上げ
られている既設の屋根構造の全体を、葺き替えのため
に、新設の横葺き屋根板により全面被覆して構成する横
葺き屋根構造の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、建築物の屋根においては、その材料に薄型スレー
ト瓦などの石綿系の軽量屋根瓦を用いた構造がある。
しかし、この種の薄型スレート瓦による屋根構造は、一
般的に建築材料の不足を時代背景にして、比較的入手し
易く、かつ、安価であったスレート瓦を用いて築造され
たものであることが多く、従って、老朽化が甚しく、雨
漏れなどの防止処理上,又、外観的にも何等かの対築を
講ずる必要がある。
又、一般的に用いられてきた鉱物性の天然繊維である石
綿繊維であるアスベストについては、最近に至って、こ
れが耐候性に欠ける点が判明し、大気中に露出されてい
る外部表面の繊維部分が、経年変化などによる老朽化,
脆弱化に伴ない、自然な状態ですら次第に剥離,剥落さ
れて空気中に飛散,浮遊することが確認されている。こ
の浮遊繊維粉塵を常時呼吸すると、肺癌などの誘発する
危険性のあることが指摘され、公害問題として深刻化
し、早期に廃却することが望まれており、このためアス
ベストを主材に用い、これをモルタルセメントなどで固
めて成形させた薄型スレート瓦についても早期に葺き替
えを行うことを望まれている。
ところで、上記薄型スレート瓦によって葺き上げられて
いる既設の屋根構造を葺き替えて改修するには、その薄
型スレート瓦の全てを引き剥して除去すると共に、これ
に代えて、新たな屋根材料を用い、再度,新規に屋根構
造を葺き上げる手段が一般的であるが、この手段の場
合,既設瓦の引き剥しに相当の手間がかかり、対象建築
物を使用したままの屋根構造の葺き代えが困難であるた
め、他の方法として、既設の屋根構造には手を付けずに
そのままにしておき、この既設の屋根構造の上に、別の
新設屋根構造を形成する手段が講じられる。
第4図はその一例を示したもので、建築物の小屋(屋
根)組みとなる木質垂木(1)を基体にして、その全面に
屋根下地材(野地板)(2)を敷き込むと共に、この屋根
下地材(2)上に、個個のスレート瓦(3)をその端部相互が
重なり合うように、所期通りの配列により一連に葺き上
げることで構成された既設の屋根構造(A)において、こ
の既設の屋根構造(A)の上面部に対し、あらためて取り
付け基体となる金属垂木(4)を適宜に架け渡して屋根下
地材(5)を敷き込み、かつ、必要に応じ断熱材などを介
した状態で、これらの上に、新たに金属屋根板(6)を葺
き上げる構成のものである。
又、第5図は、前記金属垂木(4),屋根下地材(5)などを
設けることなく、葺き上げられている既存のスレート瓦
(3)上に、直接,新たな金属屋根板(6)を葺き上げて構成
するものを示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第4図に示す従来の葺き替え手段の場合
には、既設の屋根構造に加え、別個の屋根構造を新設す
るものであるために、完全に二重構造の屋根となって、
その厚さが格段に厚くなり、外観,形態としての均整が
とれずに不体裁になるほか、施工自体も比較的複雑か
つ、面倒であって手間がかかり、しかも、屋根構造全体
の重量も増すことになり、これを支える建築物での既存
の柱部材の強度などにもとかくの問題を生ずるおそれが
ある。
同様に第5図に示す従来の葺き替え手段では、第4図構
成におけるような不利は一応解消されはしても、既設の
屋根構造でのスレート瓦自体が、長期間に亙って風雨,
寒暖などの下に曝されて、かつ、不断に微震動,衝撃な
どを受けたりする結果、その葺き上げの態様にずれ、傾
きなどを生じているとか、或いは、瓦自体が反り返って
いたりして、この上に新たに直接,葺き上げられる金属
屋根板との馴染が悪くて親和性に欠け、新設の金属屋根
板が、そのスレート瓦面からしばしば遊離することがあ
り、屋根としての役割を果し得なくなるなどの不都合を
生ずるものであった。
更に、既存のスレート瓦(3)と新設の金属屋根板(6)の働
き幅(軒棟方向間隔)がそれぞれ相違するため、両者の
係合或は接合をぴったりと行えないという問題があっ
た。
この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、対象建築物の外観,形態を損なった
り、或いは、必要以上に重量が増したりすることなく容
易に施工し得て、しかも、既存のスレート瓦に対する効
果的な密着性と、適確な押止保持性とを果し得るように
した,この種の横葺き屋根構造を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明の係る横葺き屋
根構造は、建築物の屋根下地材上に、スレート瓦などの
個個の単体屋根瓦を、端部相互が所定の重なり幅でオー
バーラップされて段差端面を形成するように、所定の軒
棟方向ピッチ間隔で一連に葺き上げてなる既設の屋根構
造を有し、この既設の屋根構造上に、新たに横葺き屋根
板を葺き上げて新設する横葺き屋根構造であって、 前記横葺き屋根板には軒棟方向ピッチ間隔に対応した断
面幅で、面板部の一側部に軒側成形部,他側部に棟側成
形部をそれぞれ形成させて相互に隣接される棟側成形部
に軒側成形部を被嵌係合し得るようにさせ、 軒側成形部には、突き当て外面と、この突き当て外面の
棟側に前記単体屋根瓦の厚さに対応する段差間隔を隔て
る取付け部とを形成させ、 下段側単体屋根瓦の面上に配した下段側横葺き屋根板の
突き当て外面を、上段側単体屋根瓦の段差端面に突き当
てると共に、 各段単体屋根瓦のオーバーラップ部分上に配される取付
け部を、止着具により同オーバーラップ部分を通して前
記屋根下地材に止着させ、 この状態で下段側横葺き屋根板の棟側成形部に、上側側
横葺き屋根板の軒側成形部を被嵌係合して葺き上げ構成
したものである。
〔作用〕
この発明においては、既設の屋根構造の下段側単体屋根
瓦の面上に、下段側横葺き屋根板の面板部を載置させ、
かつ、その突き当て外面をして、上段側単体屋根瓦の段
差端面に段差端面に突き当てることで、この上段側単体
屋根瓦の軒棟方向の移動作用を規制できると共に、この
操作に伴ない、同上段側,下段側の各単体屋根瓦の重ね
合されたオーバーラップ部分上に位置される下段側横葺
き屋根板に取付け部を、同オーバーラップ部分を通して
止着具により既存の屋根下地材に止着させ、これによっ
てこれらの上段側,下段側の各単体屋根瓦の剥離作用を
規制することができる。
更に、この状態で、下段側横葺き屋根板の棟側成形部
に、上段側単体屋根瓦に対応される上段側横葺き屋根板
の軒側成形部を被嵌係合させてゆき、この操作を順次に
繰り返すことによって、上下各段毎の単体屋根瓦の面上
に、直接,対応する各段毎に横葺き屋根板を所期通りに
葺き上げることができる。
〔実施例〕
以下、この発明に係る横葺き屋根構造の一実施例につ
き、第1図ないし第3図を参照して詳細に説明する。
第1図は横葺き屋根構造を既設の屋根構造に適用した状
態の概要を模式的に示す縦断面図、第2図は同上横葺き
屋根構造の要部の詳細を拡大して示す断面斜視図、第3
図は同上横葺き屋根構造に用いる横葺き屋根板部材を取
り出して示す斜視図である。
第1図ないし第3図に示す実施例構成において、既設の
屋根構造(A)は、例えば、建築物の小屋(屋根)組みと
なる木質垂木(1)を基体に用い、その全面に屋根下地材
(野地板)(2)を敷き込むと共に、この屋根下地材(2)上
に、個個の単体屋根瓦としてスレート瓦(3)を端部相互
が所定の重なり幅(l)でオーバーラップされて段差端
面(3a)を形成するように、所定の軒棟方向ピッチ間隔
(P)により、所期通りに配列させて一連に葺き上げられ
ている。
又、この既設の屋根構造(A)上に、直接装着して葺き上
げられる新設の屋根構造(B)は、前記重なり幅(l)を含む
軒棟方向ピッチ間隔(P)に対応した断面幅の横葺き屋根
板(11)を有している。
この横葺き屋根板(11)は、例えば、防錆用の焼付け塗装
などを施した所定幅,所定単位長さの長尺金属薄鋼板を
用い、この金属薄鋼板をロール成形などの手段によっ
て、長手方向に沿う中央部に面板部(12)を一側部に軒側
成形部(13),他側部に棟側成形部(14)をそれぞれ連続的
に形成させて構成したもにである。
前記横葺き屋根板(11)の軒側成形部(13)には、面板部(1
2)の一側部を所定長さで下方に折曲して前縁部(21)を垂
木させると共に、その下端縁部(22)を棟側に折曲延長さ
せて圧接挿入片部(23)を形成させ、かつ、その端部に下
向きの縁曲げ部(24)を形成させてある。
前記棟側成形部(14)には、面板部(12)の他側部を、少な
くとも前記圧接挿入片部(23)の長さよりも短く上方内側
に折り返し折曲させて、同圧接挿入片部(23)を挿入係合
させる挿入係合部(31)を形成させて、その折曲部分に突
き当て外面(31a)を形成させ、かつ、これを再度,上方
外側に折り返し折曲させると共に、上方に立ち上げて立
ち上がり支持部(32)を形成させる。
更に、前記面板部(12)の間に前記スレート瓦(3)の厚さ
に対応した間隔(t)分だけを残した上で、この立ち上が
り支持部(32)を、外側に折り返し延長させて取付け部(3
3)を形成させ、かつ、その端部に上向きの縁曲げ部(34)
を形成させてある。
これらの軒側成形部(13)と棟側成形部(14)との間隔寸
法、即ち、下段側と上段側とにおける軒側成形部(13)の
圧接挿入片部(23)と棟側成形部(14)の挿入係合部(31)と
を相互に係合させた状態で、同下段側と上段側との各挿
入係合部(31)の折り返した突き当て外面(31a)相互間の
間隔寸法は、前記スレート瓦(3)の軒棟方向ピッチ間隔
(P)から重なり幅(l)を減じた寸法(P-l)に等しくする
か、或いは、これよりも幾分か短くさせてある。同時
に、この状態で、棟側成形部(14)の取付け部(33)の少な
くとも一部が、各スレート瓦(3)の相互にオーバーラッ
プ部分に対応してほぼ一致するように形成される。
尚、この状態では、下段側棟側成形部(14)の立ち上がり
支持部(32)により、上段側軒側成形部(13)に近い面板部
(12)の部分を裏面側から支持し得るようにして、この面
板部(12)にかけられる負荷を軽減させるようにすること
が好ましい。
そして、前記構成による横葺き屋根板(11)を用い、既設
の屋根構造(A)上に対して新設の屋根構造(B)を葺き上げ
るには、まず、下段側のスレート瓦(3)上に、同下段側
に対応する横葺き屋根板(11)の面板部(12)を直接載置さ
せると共に、その棟側成形部(14)の挿入係合部(31)の折
り返した突き当て外面(31a)を、上段側のスレート瓦(3)
のオーバーラップによって段差とされている棟側の端面
(3a)に対し、比較的強目に突き当てて位置決めさせる。
この突き当て操作に伴ない、たとえ、上段側のスレート
瓦(3)にずれや傾きなどを生じていたとしても、これが
正規の位置に正されて本来の所定位置に復元されると共
に、その位置からの徒らな移動作用を効果的に規制する
ことになる。
又、このときの操作で、下段側のスレート瓦(3)面に接
する棟側成形部(14)の面板部(12)に対し、段差間隔(t)
分だけ上方に隔てられている取付け部(33)が、これらの
下段側,上段側の各スレート瓦(3)の相互のオーバーラ
ップ部分(3b)上に位置されるために、この取付け部(33)
を下方に比較的強目に押し付けるようにして、適宜タッ
ピングネジなどの止着具(c)により屋根下地材(2)に止着
させることにより、この取付け部(33)の止着操作、更
に、面板部(12)を含む横葺き屋根板(11)の取付け固定に
伴なって、これらの下段側,上段側の各スレート瓦(3)
自体が反り返っていたとしても、これを上方から押圧し
て可及的に正規の位置に正すように保持させることがで
きる。併せて、これらの上段側,下段側の各単体屋根瓦
の剥離作用を効果的に規制することができる。
以上の操作を繰り返すことにより、既設の屋根構造(A)
の屋根面に構成している個個のスレート瓦(3)の面上
に、各列対応の新設の横葺き屋根板(11)をそれぞれに密
着させて、既存の屋根下地材(2)に押圧保持するように
葺き上げ、これによって所期通りに新設の屋根構造(B)
を構成し得るのである。
従って、前記のように既設の屋根構造(A)上に新設の屋
根構造(B)を葺き上げた状態では、既設の屋根構造(A)の
すべてのスレート瓦(3)が、その個個列に対応して隣接
係合された新設の横葺き屋根板(11)により、既存の屋根
下地材(2)上に押圧保持されると共に、個個列毎に止着
されることになり、結果的には、既設の屋根構造(A)に
強固に一体化された新設の屋根構造(B)を作業性よく極
めて容易に葺き上げることができるのである。
〔発明の効果〕
本発明は、前記のような構成であって、新設の横葺き屋
根板には軒棟方向ピッチ間隔に対応した断面幅で、面板
部の一側部に軒側成形部,他側部に棟側成形部をそれぞ
れ形成させて相互に隣接される棟側成形部に軒側成形部
を被嵌係合し得るようにさせ、棟側成形部には、突き当
て外面と、この突き当て外面の棟側に単体屋根瓦の厚さ
に対応する段差間隔を隔てる取付け部とを形成した横葺
き屋根板を設けたものであるから、既設の屋根構造の下
段側単体屋根瓦の面上に、下段側横葺き屋根板の面板部
を載置させ、かつ、その突き当て外面を上段側単体屋根
瓦の段差端面に突き当てることにより、この上段側単体
屋根瓦の軒棟方向の移動作用を十分規制することができ
る。
又、この操作に伴なって、同上段側,下段側の各単体屋
根瓦の重ね合されたオーバーラップ部分上に位置される
下段側横葺き屋根板の取付け部を、同オーバーラップ部
分を通して止着具により既存の屋根下地材に止着させる
ことにより、これらの上段側,下段側の各単体屋根瓦の
剥離作用を規制することができる。
更に、この状態において、下段側横葺き屋根板の棟側成
形部に、上段側単体屋根瓦に対応される上段側横葺き屋
根板の棟側成形部を被嵌係合させてゆき、この操作を順
次に繰り返すことによって、各段毎の単体屋根瓦の面上
に、直接,対応する各段毎の横葺き屋根板を、強固か
つ、一体的に結合させて所期通りに葺き上げることがで
きる。
このように既設の屋根構造上に葺き上げられる新設の屋
根構造は、実質的に既存の単体屋根瓦の表面部を新設の
横葺き屋根板により覆うだけの構成であるから、得られ
る屋根構造全体の厚さが、従来の二重構造に比較して薄
くてすむ。
又、個個列の各単体屋根瓦に対し、個個列の各横葺き屋
根板を対応させ、かつ、特に下段側と上段側との各単体
屋根瓦の重ね合せ部において、各横葺き屋根板の突き当
て外面による突き当て規制と取付け部での止着具による
取付け固定とを併用するようにしたので、外観体裁を損
なうおそれがないのは勿論のこと、金属垂木などの別部
材の介在を必要としないですむ。
しかも、その重量についても、十分に計量化を図ること
ができ、併せて、葺き上げ操作が容易で作業性を格段に
向上でき、全体構造が簡単で安価に実施し得るなどの多
くの優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による横葺き屋根構造を既
設の屋根構造に適用した状態の概要を模式的に示す縦断
面図、第2図は同上横葺き屋根構造の要部の詳細を拡大
して示す断面斜視図、第3図は同上横葺き屋根構造に用
いる横葺き屋根板部材を取り出して示す斜視図、第4図
及び第5図はそれぞれ従来の各別例による横葺き屋根構
造を既設の屋根構造に適用した状態の概要を模式的に示
した縦断面図である。 (A)…既設の屋根構造、 (1)…木質垂木、 (2)…下地材、 (3)…スレート瓦(単体屋根瓦)、 (3a)…瓦端部相互のオーバーラップされた段差端面、 (3b)…オーバーラップ部分。 (l)…重なり幅、 (P)…軒棟方向ピッチ間隔(P)。 (B)…新設の屋根構造、 (11)…横葺き屋根板、 (12)…面板部、 (13)…軒側成形部、 (14)…棟側成形部。 (21)…軒側成形部の前縁部、 (22)…下端縁部、 (23)…圧接挿入片部、 (24)…縁曲げ部。 (31)…棟側成形部の挿入係合部、 (31a)…突き当て外面、 (32)…立ち上がり支持部、 (33)…取付け部、 (34)…縁曲げ部。 (t)…面板部に対する棟側成形部の取付け部の段差間
隔。 (c)…タッピングネジなどの止着具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の屋根下地材上に、スレート瓦など
    の個個の単体屋根瓦を、端部相互が所定の重なり幅でオ
    ーバーラップされて段差端面を形成するように、所定の
    軒棟方向ピッチ間隔で一連に葺き上げてなる既設の屋根
    構造を有し、この既設の屋根構造上に、新たに横葺き屋
    根板を葺き上げて新設する横葺き屋根構造であって、 前記横葺き屋根板には軒棟方向ピッチ間隔に対応した断
    面幅で、面板部の一側部に軒側成形部,他側部に棟側成
    形部をそれぞれ形成されて、相互に隣接される棟側成形
    部に軒側成形部を被嵌係合し得るようにさせ、 棟側成形部には、突き当て外面と、この突き当て外面の
    棟側に前記単体屋根瓦の厚さに対応する段差間隔を隔て
    る取付け部とを形成させ、 下段側単体屋根瓦の面上に配した下段側横葺き屋根板の
    突き当て外面を、上段側単体屋根瓦の段差端面に突き当
    てると共に、 各段単体屋根瓦のオーバーラップ部分上に配される取付
    け部を、止着具により同オーバーラップ部分を通して前
    記屋根下地材に止着させ、 この状態で下段側横葺き屋根板の棟側成形部に、上側側
    横葺き屋根板の軒側成形部を被嵌係合して葺き上げた ことを特徴とする横葺き屋根構造。
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