JPS609291Y2 - 瓦の浮上り防止クリツプ - Google Patents

瓦の浮上り防止クリツプ

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JPS609291Y2
JPS609291Y2 JP6906880U JP6906880U JPS609291Y2 JP S609291 Y2 JPS609291 Y2 JP S609291Y2 JP 6906880 U JP6906880 U JP 6906880U JP 6906880 U JP6906880 U JP 6906880U JP S609291 Y2 JPS609291 Y2 JP S609291Y2
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JP
Japan
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tiles
clip
tile
vertical part
roof
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Expired
Application number
JP6906880U
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JPS56169021U (ja
Inventor
修 伊藤
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築物の屋根瓦、特に石綿スレートなどの薄板
瓦の浮上りを防止するためのクリップに関するものであ
る。
この種の瓦は第1図に示す屋根葺部において、瓦自身の
そり、施工時の釘打ち等のばらつきにより部分的に浮上
った状態となることがある。
特に、棟部1と接する第1列の瓦2は釘打ちが困難であ
って、棟部1により押付けたままの状態で保持すると、
瓦自身のそりや、これに連接する第2列の瓦3のそり、
または釘打ちのばらつきにより第2列の瓦3との間に隙
間が生じ、台風などの場合に吹き飛んだりするおそれが
あった。
そこで、これの対策として接着剤等による処理が施され
るが、工数がかかること、技術のむずかしさおよび接着
剤の経時劣化等の問題点があった。
また、接着剤に代る機械的な係止手段としてストームボ
ルトと呼ばれるクリップがあり、例えば第1図のA部に
取付けて瓦を係止する。
第4図に示すようにストームボルト5は、平板状の基部
51と、これに立設した折曲げ可能な釘金52とよりな
り、第5図に示すように相隣れる第2列の瓦3の間に隙
眺、を設け、第2列の瓦3を釘打ちする前に隙間t1に
より挿入し、釘金52を折曲げて、第1列の瓦2を係止
するものである。
しかしながらこのストームボルト5は釘金52の径が一
般に1.5〜2rrrm程度であって、第2列の会見3
の間に釘金52を挿通するに必要な隙間を設けなければ
ならず、横並びの瓦全体に可成りの瓦ピッチのずれが生
じる。
また、釘金52が太いために瓦を釘打ちした後に取付け
たり、また取代えたりしにくいという問題があった。
そこで本考案は、これ等の問題を解決し、瓦ピッチのず
れを可及的に小さくするとともに取付け、取代えが容易
な、薄肉金属板よりなる瓦浮上り防止クリップを提供す
るものである。
以下、本考案を第2図および第3図に示す実施例に基い
て説明すれば、第2図に示すようにクリップ6は垂直部
61と、垂直部61の下端からその幅方向に延出し、か
つ垂直部面とほぼ直角な面をなす基部63と、垂直部6
1の上端からその幅方向に延出し、かつ垂直部面と共通
面をなす押え部62とよりなる。
このクリップ6はコ字形に成形した薄肉の金属板を準備
し、その垂直部の下端をほぼ直角に折曲げることにより
容易に製造することができる。
金属板としては例えば亜鉛鉄板や、ステンレススチール
板が用いられ、板厚は0.3間前後でよい。
しかしてこのクリップ6は、第3図に示すように第2列
の横方向に相隣れる瓦3の隙間ちより挿入して基部63
を一方の瓦の下面に挿置するとともに垂直部61を隙間
t2に起立せしめる。
そして垂直部61を瓦2の高さに対応する中間位置で板
厚方向に折曲げることにより押え部62にて瓦3の直上
の瓦2を押付は係止する。
このように本考案のクリップ6は全体が薄肉金属板より
構成されているので、野地板4(第1図)と瓦3との間
および瓦3同志の間に僅かの隙間t2があれば、水平部
63および垂直部61を挿入することができる。
従って瓦3を釘打ちした後でも挿入できるので、取付け
が容易であり、かつ取代えも可能である。
またクリップ6を挿入するために瓦3同志の間に設ける
隙間t2も優生であって、瓦2同志の間の間隙とほとん
ど差異がなく、瓦ピッチのずれもほとんど生じない。
更に、クリップ6においては、薄板の垂直部61を板厚
方向に折曲げて瓦を係止するのであって、垂直部は適宜
の個所で折曲げることができ、従って板厚の異る種類の
瓦の係止にも広く適用することができる。
本考案のクリップは、棟部によって押付けられて下端が
浮上りやすい第1列の瓦を、その下段の第2列の瓦に設
置して係止するクリップとして特に有効でる。
【図面の簡単な説明】
第1図は薄板瓦の施工例を示す図、第2図および第3図
は本考案のクリップの実施例を示すもので、第2図はク
リップの斜視図、第3図は実施例クリップの取付状態を
示す図であり、第4図は従来のクリップの一例を示す斜
視図、第5図は従来のクリップの取付状態を示す図であ
る。 1・・・・・・棟部、2,3・・・・・・瓦、A・・・
・・・クリップ取付は部、5・・・・・・従来のクリッ
プ、6・曲・本考案のクリップ、61・・・・・・垂直
部、62・・・・・・押え部、63・・・・・・基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉金属板よりなり、横方向に相隣れる屋根瓦の間隙に
    起立せしめる垂直部と、垂直部の下端からその幅方向に
    延出しかつ垂直部面とほぼ直角な面をなして上記屋根瓦
    の一方の下面に挿入する基部と、垂直部の上端からその
    幅方向に延出しかつ垂直部面と共通面をなす押え部を有
    し、垂直部を中間位置で折曲げて押え部面により上記屋
    根瓦の直上の屋根瓦を押付けるようになした瓦の浮上り
    防止クリップ。
JP6906880U 1980-05-19 1980-05-19 瓦の浮上り防止クリツプ Expired JPS609291Y2 (ja)

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JPS56169021U JPS56169021U (ja) 1981-12-14
JPS609291Y2 true JPS609291Y2 (ja) 1985-04-03

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ID=29662984

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2591126Y2 (ja) * 1992-11-26 1999-02-24 株式会社クボタ 屋根瓦用耐風クリップ

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JPS56169021U (ja) 1981-12-14

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