JPS5924066Y2 - 車両用行先表示器における誤表示検知装置 - Google Patents

車両用行先表示器における誤表示検知装置

Info

Publication number
JPS5924066Y2
JPS5924066Y2 JP13300975U JP13300975U JPS5924066Y2 JP S5924066 Y2 JPS5924066 Y2 JP S5924066Y2 JP 13300975 U JP13300975 U JP 13300975U JP 13300975 U JP13300975 U JP 13300975U JP S5924066 Y2 JPS5924066 Y2 JP S5924066Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
holes
rows
stage
indicator light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13300975U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5246683U (ja
Inventor
正行 山口
Original Assignee
カブシキガイシヤ オ−ジ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ オ−ジ filed Critical カブシキガイシヤ オ−ジ
Priority to JP13300975U priority Critical patent/JPS5924066Y2/ja
Publication of JPS5246683U publication Critical patent/JPS5246683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5924066Y2 publication Critical patent/JPS5924066Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバス等の車輌における電動式の行先表示器に
おいて、表示幕の誤表示を検知するための検知装置に関
するものである。
従来この種の表示器において、表示幕を所定の位置に停
止させる検出装置(例えば投光式、近接式あるいは無接
点式等)の誤動作又は故障等によって表示幕の誤表示が
生じ易いが、現在使用されている表示器の多くは指示し
た行先表示が正しく表示窓に表示されているか否かが操
作するものには判らず、それを確認するため表示器の側
面又は裏面に小窓を設け、表示幕の一部を見えるように
したり、あるいはモニター装置を設けて誤表示を防止し
ているが、前者の方式は運転者等の操作者に不必要な負
担を与え、後者は設備に費用がかさむなどの欠点を有す
るものであった。
この考案は叙上のごとき欠点に鑑み、誤表示の主たる原
因となる表示幕を所定の位置に停止させるための検出装
置の動作を確認し、検出装置に異常が生じたときに運転
席等に設けた表示灯を点灯せしめ、もって表示幕が誤表
示または車輌を運行することがないよう防止するための
検知装置を提供せんとすることを目的とするものである
以下図面を参照してこの考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の行先表示器に用いる行先表示幕の一
例を示すものであり、この表示幕の各コマS1.S2・
・・・・・Snの左端又は右端(本例では左端)に表示
幕を各表示文字(例えば東京、名古屋、大阪等の行先)
毎に停止させるための各段停止用の”JLb列を穿孔し
、このb列の孔と並列して各コマ毎に異常検出用の孔C
列を穿ち、かつ表示幕の初段S1と終段Snに巻回防止
用の孔a列を設け、これら各列の孔に対応して検出スイ
ッチ(図示せず)を設ける。
この検出スイッチはアクチェータが表示幕に穿孔した孔
に落ちることによって作動するリミットスイッチからな
り、第2図におけるLS−1は巻回防止用のスイツ検出
スイッチを示し、表示幕の初段および終段のみ動作し、
LS−2は各段停止位置検出用の検出スイッチ、LS−
3は前記LS〜2の動作を確認し、かつ異常を検知する
ための検出スイッチで、表示幕の移動に伴い各段毎に検
出スイツチLS−2,LS−3はそのアクチュエータが
表示幕に穿孔した各孔に落ち込んで同時に動作するもの
であり、検出スイッチLS−2が正常に動作している場
合には動作信号変換回路4から検出スイッチLS−3を
通して表示灯点灯記憶回路5には電流が流れず、検出ス
イッチLS−2に異常が生じた場合には動作信号変換回
路4から検出スイッチLS−3を通して表示灯点灯記憶
回路5に電流が流れ、表示灯LEDが点灯するもので、
誤動作を表示するための表示灯LEDは誤表示を修正し
たのち、運転席に設けた手動のリセットスイッチSWを
操作することによってのみ消灯するものである。
これを第3図に示す回路図でさらに詳細に説明すると、
1. 2. 3はそれぞれ車輛の前面、側面および後面
に取付けられ、かつ各表示幕の同期をとりながら巻取る
行先表示器を示し、各表示幕には初段と終段には奏功防
止用孔a列が設けられると共に、各表示コマ毎に各段停
止用孔す列及び異常検出用孔C列がそれぞれ並列して設
けられているもので、表示幕に穿孔した各列の孔a、
l)、 cに対応して設けた全ての検出スイッチL
S−1゜LS−2及び圭S−3は表示幕上にあって、各
表示幕は移動中であることを示す。
つぎに、前記検出スイッチLS−2のアクチェータが表
示幕の移動に伴って次段のb列の各段停止用孔に落ちる
と、接点がCからdに変り、表示器1のプラス端子から
検出スイッチLS−1→検出スイッチLS−2→抵抗R
1→トランジスタTriのベースに電流が流れトランジ
スタTriが導通する。
一方、検出スイッチLS−3も同時に表示幕の次段の0
列の孔にアクチェータが落ち、接点がeからfに切替る
が、トランジスタTr1がONのため、検出スイッチL
S−3の接点fは電圧がOである。
したがってトランジスタTr2. Tr3. Tr4は
いずれもOFFとなっており、発光ダイオードからなる
表示灯点灯記憶回路5の表示灯LEDには電流が流れず
、消灯したよ・である。
この場合表示幕の行先表示は正常に表示されていること
を示す。
つぎに再び表示幕を移動させたとき、次段の各段検出孔
にて検出スイッチLS−2のアクチェータが落ち込まず
検出スイッチLS−2が作動しなかったとすると、検出
スイッチLS−2のアクチェータが接点Cから接点dに
切替らず、トランジスタTrlにベース電流が流れずO
FFの状態にあるが、検出スイッチLS−3は異常がな
いのでそのまま作動し、その接点がeからfに切替って
いるよめトランジスタTr2のベースに電源V→リセッ
トスイッチSW→抵抗R4を通し電流が流れ、トランジ
スタTr2がONとなるので表示灯LEDが点灯する。
この表示灯LEDの点灯と同時にトランジスタTr4の
ベース電流がトランジスタTr2のコレクタに流れ、か
つトランジスタTr4のコレクタに出力が出て抵抗R8
を通り、トランジスタTr2のベースに電流が流れる。
すなわちトランジスタTr2が動作すると同時にトラン
ジスタTr4も動作し、相互に電流が流れリセットされ
るまでON状態(自己保持)を続ける。
この回路は各表示器1. 2. 3ごとに単独に動作し
、それぞれの表示器ごとに表示灯が点灯するものである
なお、トランジスタTr3は検出スイッチ個々の動作時
間バラツキによる誤表示防止のための動作遅延回路であ
る。
しかして表示灯LEDが点灯すれば表示幕は誤表示であ
るため、これを適宜手段で修正したのち、運転席に設け
たリセットスイッチSWを押すことによって消灯する。
なお、表示幕が誤表示のま・最終の駒Snまで移動した
ときは、リセットスイッチSWを操作しなくとも表示灯
LEDを消灯させることができるものである。
すなわち、巻筒防止用の検出スイッチLS−1のアクチ
ェータが表示幕のa列の孔(初段又は最終段に穿たれた
孔)に落ちていないときはその接点すには電圧がか・つ
ておらず、トランジスタTr5のベース電流はダイオー
ドD1を通って抵抗R1、アースに流れるためトランジ
スタTr5はONの状態にある。
このときコンテ゛ンサー04が一定時間のみ放電し、ト
ランジスタTr5にはベース電流が流れずOFFの状態
にあるため、リレーLCが動作せず、表示灯LEDの記
憶回路はリセットできないが、行先表示器1. 2.
3の巻取防止用の検出スイッチLS−L険検出スイッチ
LS−4及び検出スイッチLS−7が表示幕の最終段で
すべて同時に接点aからbに切替るとダイオードDI。
D2及びD3のカソード側がプラスとなるためトランジ
スタTr5がOFFとなり、コンデンサーC4がその容
量分だけ抵抗R13を通して充電され、リレーLCが一
定時間動作し、そのリレー接点がgからhに切替るため
、電源Vから記憶回路への通電が断れるので表示灯LE
Dは消灯するものである。
同様に表示器2,3の表示灯も検出スイッチLS1、検
出スイッチLS−4および゛検出スイッチLS7が同時
に作動すると消灯するものである。
この考案の検知装置は以上述べたように、表示幕に表示
幕を各コマ毎に停止させるための各段停止用孔を穿つと
ともに、この孔と並列に異常検出用孔を設け、かつこれ
らの孔に対応して検出スイッチをそれぞれ設け、表示幕
の各段移動毎に表示幕に設けた番孔に対応させて雨検出
スイッチを同時に作動せしめ、各段停止用の検出スイッ
チが正常に動作しないとき、すなわち誤表示の場合に表
示灯を点灯させるように構成したので、表示幕が正しい
表示をしているか否かの確認が運転席にて判断でき、か
つその修正を容易にすることができるものである。
したがって運転者に無用の負担をかけることなく安全運
転に専念せしめ、誤表示による乗客とのトラブルも防止
できるなど実用上きわめて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の検知装置のブロックダイヤグラム、
第2図はこの考案の装置に使用する表示幕の正面図、第
3図はこの考案の実施例の回路図である。 1.2および3・・・・・・表示器、4・・・・・・動
作信号変換回路、5・・・・・・表示灯点灯記憶回路、
a・・・・・・巻取防止用孔、b・・・・・・各段停止
用孔、C・・・・・・異常検出用孔、LS−1、LS−
2及びLS−3・・・・・・検出スイッチ、LED・・
・・・・表示灯、SW・・・・・・リセットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示幕の初段と終段に奏功防止用孔a列を穿設するとと
    もに、各表示コマ毎に各段停止用孔す列と異常検出用孔
    C列をそれぞれ並列に設け、かつこれら各列a、 l
    )、 cの孔に対応してそれぞれリミットスイッチか
    らなる検出スイッチLS−1゜LS−2およびLS−3
    をそれぞれ設け、各段停止用孔す列及び異常検出用孔C
    列に対応する険出スイッチLS−2,LS−3の各アク
    チェータを前記表示幕の各段移動により前記各孔に落と
    すことにより同時に動作するよう構成し、検出スイッチ
    LS2のアクチェータが表示幕の各段移動で所定の停止
    孔と係合しないときのみ検出スイッチLS3と動作信号
    変換回路4を介して接続する表示灯点灯記憶回路5の表
    示灯LEDを点灯せしめ、この表示灯LEDの消灯をリ
    セット回路のリセットスイッチSWIの操作によっての
    み行うよう構成したことを特徴とする車輌用行先表示器
    における誤表示検知装置。
JP13300975U 1975-09-29 1975-09-29 車両用行先表示器における誤表示検知装置 Expired JPS5924066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13300975U JPS5924066Y2 (ja) 1975-09-29 1975-09-29 車両用行先表示器における誤表示検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13300975U JPS5924066Y2 (ja) 1975-09-29 1975-09-29 車両用行先表示器における誤表示検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5246683U JPS5246683U (ja) 1977-04-02
JPS5924066Y2 true JPS5924066Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=28613102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13300975U Expired JPS5924066Y2 (ja) 1975-09-29 1975-09-29 車両用行先表示器における誤表示検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5924066Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044901U (ja) * 1983-09-05 1985-03-29 昭和アルミニウム株式会社 補助組立建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5246683U (ja) 1977-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2930061B1 (en) Control method and system for automobile headlights
JPS5924066Y2 (ja) 車両用行先表示器における誤表示検知装置
JPS5813599Y2 (ja) ランプチエツク回路
CN217669433U (zh) 一种机械手自检系统
JPS6331193Y2 (ja)
JPH0130844Y2 (ja)
JPH0715805Y2 (ja) アウトリガの張出し状態表示装置
CN217124649U (zh) 一种车载曲臂升降照明灯的控制系统
JPS6244408Y2 (ja)
JP3037127U (ja) 特殊信号発光表示機
JPH028830Y2 (ja)
JP2846245B2 (ja) 警報表示装置
JPS6221479Y2 (ja)
JPH0238222Y2 (ja)
JPS6318928Y2 (ja)
JPH0241839Y2 (ja)
JPS6227440B2 (ja)
JPH0445112Y2 (ja)
JPS644142Y2 (ja)
CN112078477A (zh) 带自诊断功能的煤矿用车灯控制装置、车灯以及车辆
JPS6347992Y2 (ja)
JPS6136034A (ja) ハザ−ド点滅回路
JPS5918753Y2 (ja) 信号処理回路
JPS5929270Y2 (ja) 侵入者検知器
JPH06111950A (ja) 照明監視装置